ちょうど現在、今年のF1最終戦となるアブダビGPが開催されております。
F1に関し、日本人として今、最もホットな話題は、角田選手の処遇がどうなるか、ということですね。
最近のニュースを見聞きする限り、今回のアブダビGPを以って、レッドブルのペレス選手はレッドブルから”おさらば”となるのはほぼ確実な状況に見えます。
<motorsport.com: レッドブルF1、不振ペレスとの早期契約延長は「上手くいかなかった」と認める。やはり最終戦限りで解雇か>
<THE DIGEST: 「F1最後のレースになる可能性も」ペレスはアブダビGPを最後に“引退”と英メディアが予想。これまでの貢献に言及「尽くす姿勢を見せてきた」>
となると、その後釜に誰が座るのか、ということになりますが、これまた最近のニュースを読む限り、「角田もしくはローソン選手のどちらか、でほぼ決まり」、と言っていいようです。
<TopNews: 角田裕毅のレッドブル昇格はアブダビGP次第!ペレスに「2つの道」を提示?ローソンはなぜ高評価なのか?>
<motorsport.com: レッドブルF1、来季ドライバーに角田裕毅よりもローソン起用か。新人コラピントへの興味低下で道開けた?>
<東スポWEB: 【F1】角田裕毅の昇格で首脳陣が合意≠ニドイツ報道「ホーナーとマルコは角田に傾いている」>
<東スポWEB: 【F1】角田裕毅がレッドブル昇格”最終候補” ローソンと二者択一と首脳陣明言>
<東スポWEB: 【F1】角田裕毅 レッドブル昇格争い不利な情勢か「アブダビで好成績を残さない限り…」>
東スポに関しては、連日、本件に関する記事がたくさんアップされていますが、記事によって「角田が当確」「ローソンが当確」という感じで、真っ二つに分かれているのが笑えますw
角田のレッドブル昇格に関して、以前からずっと言われていることは、
・「速さ」という点では、常にチームメイトを凌駕してきた(デ・フリース、リカルド、ローソン)
・速いが、”一貫性”に欠ける
・無線でキレるのが悪い印象を与えている
・レッドブル代表のホーナーが角田のことを良く思っていない(らしい)
みたいな感じですが、個人的に、レッドブル昇格を最も難しくしている原因は、兎にも角にも、角田と「ホンダ」との強い結びつきに尽きるのではないかと思っています。
ホンダは来年末でレッドブルグループとの契約が切れますが、契約終了を発表してから短期間でアストンマーティンとタッグを組むことを発表したわけで、そりゃあレッドブルとしたら気分が良いわけないと思います。
そのホンダの強力なバックアップを受けている角田ですから、仮にレッドブルに昇格させたとしても、短期間でホンダから引き抜かれてしまってはたまったもんじゃない、とレッドブルが思っていたとしても、なんら不思議ではありません。
そんな難しい状況に置かれていると思われる角田ですが、ここ数年のレッドグループのドライバーの中で、フェルスタッペンとペレスを除けば、実力的には「No.1」と言っていいと思いますし、くわえて、海外を含めた”世論”も、ローソンに比べ「角田推し」に大きく傾いている印象です。
<東スポWEB: 【F1】角田裕毅が英国の緊急ファン投票で75%超の圧倒的支持「多くのチームメイトを倒した」>
<THE DIGEST: 「去年とは全く違うユーキだよ」角田裕毅のレッドブル昇格を元王者ジェンソン・バトンが支持「理想的なドライバーだ」。ローソンには「まだ改善が必要」>
いずれにせよ、前述の記事によれば、今回のアブダビGP明けの月曜、レッドブルにおいて会議が開催され、そこで「角田かローソン」のどちらかで決まるようですから、まさに運命の瞬間を迎えることになります。
とはいえ、まずは、今回のアブダビGPでしっかりと結果を出し、最終戦を締めくくることが重要ですので、角田には頑張ってもらいたいと思います☆
(まさかの「ペレス残留」という可能性も、ゼロではないと思いますが・・・(^^; )
2024年12月07日
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