夏休みも実質今日で終了となりました。
今日になってようやくまともに動ける ようになったため、早速今日は試乗に出かけました。
というのも、楽しみにしていたボルボのニューモデル「C30」の試乗ができるからです。
このサイズの2ボックスカーといえば、言うまでもなくVWのゴルフを筆頭に、BMW 1シリーズ、アウディ A3、アルファ147、プジョー307など魅力的な欧州車が出揃っていますが、そこにボルボが新たに参入してきました。
後発なだけに、当然、それらライバルに負けず劣らずのクルマのはずですし、ハッチバック好きのボクにとっては、試乗がとても楽しみでした。
さて、ブラック色の試乗車にご対面。
ちなみに、この試乗車は、2.4iSEという、3グレードのうちの真ん中のグレードです。
まずそのデザインを観察。
斜め前から見ると、若干、ずんぐりむっくりした形に見えてしまいますが、やはりこのクルマは、リアデザインが決め手ですネ☆
リアデザインは、ついつい見入ってしまうような斬新さがあって、グッドだと思います☆


ちなみに、このC30のトランクは、ガラスハッチしか開ける部分がありません。
正にデザイン重視の結果であり、実用性に欠ける部分はありますが、ボクは、これはこれでアリだと思います。
トランクに実用性を望む人には、このクルマは向いてないでしょう。

さて、鬼のように重くて頑丈そうなドアを開け、コクピットへ。
内装は、今までのボルボが、よりモダンになった感じで、イイですネ☆
とてもリラックスした気持ちになれます。
いやでも「上品な運転」を心がけたくなる、そんな癒し系のデザインです。

そして驚いたのが、後席のシート。
これはもはやハッチバック車の領域を超えています。
恐らく、世界のハッチバック車の中で、最もゆったりとして且つ質感の高いシートではないかと思います。
実際に座ってみましたが、本当に、超高級車に乗っているような感じでした。

さて、エンジンを始動し、いざ発進。
車重約1.4トンのハッチバックに、2.4リッターNAエンジンを積んでいるので、加速に関しては十分ですね。
ただ、ボクの320ツーリングに比べて、「劇的に速い」という感じはしませんでした。
恐らく、パンチの効いた加速を望む人は、上級グレードで2.5Lターボエンジンを積んだT-5を選んだほうが良さそうです。
乗り味に関しては、ボルボにしては多少硬めの足かもしれませんが、他のライバルメーカーのクルマと比べると、やはり、しなやかで気持ちのいい足回りだと思います。
ハンドリングは、フツウに運転してる限り、FF車っぽい頭の重さも感じさせず、良いほうだと思います。
不思議なのは、以前試乗した、V50の方が、キビキビとした走りに感じたことです。
(C30とV50、車重はほぼ同じです)
ハンドリングも、このC30は、FFにしてはかなりイイほうだと思うのですが、V50のほうが、さらにクイックなハンドリングだったような気がします。(この辺りについては、V50を試乗してから、しばらく経っているので定かではありませんが・・・)
途中からマニュアルモードで運転してみましたが、やはりこのクルマは、マニュアルモードで運転するよりも、通常のオートマモードで、ゆったりと運転する方が似合う気がします。
それと、マニュアルモードの「−(マイナス)」レバーがに、イマイチ入りにくい印象がありました。
さて、試乗を終えてディーラーに戻ってくると、幸運なことに、現在インターネットでしか申込を受け付けていない、Web特別限定車(70台限定)の実物が置いてあり、見せていただくことができました☆
いやぁ、やはり、実際にこの限定車を見てしまうと、こっちの方がイイですね〜(笑)
エアロの色については好みが分かれそうですが、でも、エアロがついているのとついていないのとでは、かなり印象が変わりますし、ホイールやマフラー等、やはり特別限定車には惹かれます。


ということで、このC30、他の独・伊・仏のライバル車とは違った、さすがボルボのハッチバックという、独特の上品でゆったりとした価値観をもった、なかなかの出来映えの2ボックスだと思います☆
特に女性受けがイイと思いますので、是非、ご家族で試乗されてみてはいいかと思います。
C30の基本スペックはこちら。

(↑ボルボの帰りによったアルファにて。カッコイイですね、スパイダー!)
確かにまったりとした乗り味を感じました。
VOLVOに乗るみんからお友達からC30を一押しされています。
C30職場の近くでよく見かけて気になってました^^
5ドアだともっと売れそうですが、デザイン的には、やはり3ドアの方がいいですね〜♪
スポーツドライビングとは対極に位置づけされるモデルだと思いますが、逆に、まったり系が好きな人にはベストチョイスではないでしょうか☆
そうですね、デザインに振った分、実用性に欠ける部分はありますが、そういうテイストが好きな人には、とても良い選択になりそうですネ☆