ホットハッチ好きな私にとって、現在日本で新車で購入することができる世界のホットハッチの中で、C2は、まだ乗ったことのない残された最後の1台と言ってもいいクルマです。
C2は3グレードありますが、乗ってみたいのは、もちろんトップグレードで唯一マニュアルトランスミッションを搭載した「1.6 VTS」です。
幸いにもその1.6 VTSに試乗することができました。
ちょうど同日、同じく素晴らしいホットハッチのFiesta STにも試乗したので、それとの比較も楽しみです。
ということで、試乗車とご対面。



エクステリアデザインに関して、個人的には、この類のコンパクトカーにしてはかなり好感のもてるデザインです。
フランス車らしい上品さがありながら、男性が乗ってもおかしくないスポーティさも兼ね備えた、バランスの取れたデザインだと思います。
インテリアデザインに関しては、基本的に地味ですが、安っぽさがなく、VTSだけのクローム仕上げのシフトノブとアルミペダルが、控えめな中にもやる気を主張しています。
ということで、デザインに関しては、トータル的に「欲しい」と思えるものでした。
さて、エンジンを始動すると、このクラスのクルマとは思えない、いい感じの重低音がマフラーから聞こえてきました。
ギアを1速に入れ、いよいよ発進。
クラッチのミートは、かなり高めの位置で繋がるので、多少コツが要ります。
アクセルを強めに踏んで加速させると、予想とおり、官能的なエンジン+排気サウンドが聞こえてきました。
エンジンの吹き上がりも良いです。
加速感に関しては、飛び抜けて速い、という感はしないまでも、アクセルを踏めば踏んだ分、という素直で気持ちの良い加速感が楽しめました。
ハンドリングに関しては、「フツウに楽しい」という印象でした。
試乗コースの関係で、イマイチ試せなかったので、本当はもっと楽しいかもしれません。
ちょっと残念だったのは、シフトストロークにフニャフニャ感があったことと、クラッチペダルの感触もフニャフニャ感があったことの2点です。
せっかくのスポーツモデルなのに、この2点は、やる気を削がれます。
ということで、シトロエンC2 1.6 VTS、ちょっと期待が大き過ぎたかな・・・(^^;
これで、前述のシフトストロークやクラッチがもうちょっと硬派な印象があれば、当然、クルマ全体の印象ももっと良かったと思うのですが、正直、試乗する前は、「もしかしたらコペンから乗り換えたくなるくらい気に入るかも・・・」という予想を立てていたのですが、結果は、そこまでのレベルには行きませんでした(^^;
それと、同じ日にFiesta STに試乗した影響も大きいです。
エンジンが、C2 1.6 VTSは1.6リッター、Fiesta STは2リッターという違いはあれど、総合的には、Fiesta STの方が遥かに楽しい、という印象が残りました。
ただ、デザインは圧倒的にC2のほうが好みなので、このC2のエクステリア&インテリアデザインに、走りはFiesta STみたいな組み合わせなら、速攻で「買い!」なのですが・・・(^^;
やはり両方(「デザイン」と「走りのエモーション」)を高いレベルで兼ね備えたクルマって、なかなか無いですよね〜。
それと、今回C2 1.6 VTSに乗ってみて、シトロエンに関しては、スポーツモデルよりも、やはりC4 2.0 Exclusiveのような、「癒し系」の走りの方が、断然得意なのだという印象を改めて持ちました。
ということで、週末は、Fiesta ST、C4 2.0 Exclusive、C2 1.6 VTSの3台に試乗しましたが、とにかく、クルマはやっぱり乗ってみないと分からないものですね。。。
(↓以下、C2 1.6 VTSの基本スペック)
全長 mm 3,670
全幅 mm 1,660
全高 mm 1,460
車両重量 kg 1,100
エンジン 1.6リッター直4 DOHC
最高出力 kw(ps)/rpm 90(125)/6,500
最大トルク Nm(kgm)/rpm 143(14.6)/3,750
車両本体価格 \2,360,000(税込)
走りのフィーリングはやはり重要ですよね〜
毎日見るものですからデザインも気に入らないと飽きてしまいますし難しいですね〜
そんななか一番バランスがよかったのがアルファだったんですね('-^*)/
う〜んC2には106の再来を期待してたんですが(残念)
別れた彼女(106)を想いだします。
フランスだけに愛情と回数が足りなかったのかなぁ〜
そうですね〜、アルファは速くはないですが、速く走っている「つもり」になれるところと(^^;、やはり、あのエモーショナルなデザインの組み合わせが最高です☆
evening_skyさんもいかがですか、アルファ(笑)
おぉ、なんと、BM-romanさん始まって以来の「下ネタ」でしょうか!(笑)