今日は、10年越しの希望が叶った日でした。
というのも、アルファ155に試乗することができたからです。
今からかれこれ10年ちょっと前の1997年後半、当時、U.S.アコードワゴンに乗っていた私は、次なるクルマ選びを開始した際、その候補の1つとして、このアルファ155 2.0ツインスパークを考えていました。
あの角ばった外観のデザインが非常に好みだったことに加え、フツウのセダンなのに基本的に全て「左ハンドル+MT」という硬派な組み合わせに、当時から既にとてもソソされていました。
そして、当時、アルファロメオを扱っているディーラーに赴き、新車の155の展示車を見て、案の定、一発K.O.されましたが、試乗車が無く、且つ、見積もりを取ったところ、今では考えられないほど諸費用が高いことに驚き、購入を諦めた経緯があります。(結局、U.S.アコードワゴンの次のクルマは、いろいろ乗り比べた結果、プジョー406Breakになりました)
そしてのその後も、155は、私にとってずっと気になる存在でしたが、試乗も含めて、一度も乗ることが無く現在に至ります。
以前ブログにも書いたんですが、実は、BMW 320ツーリングから現在のブレラに乗り換える際、何を隠そう最初に候補に挙げたのが155でした。
しかし、維持費等いろいろ考慮した結果、155の夢は諦め、現在のブレラに落ち着いた次第です。
そして今日、期せずして155 2.0TSに試乗できるチャンスに恵まれました☆
うっかり試乗車の年式の確認を忘れてしまいましたが、16バルブ仕様でしたので、1995年以降のモデルですね。





今まで数え切れないほどの種類のクルマを試乗してきましたが、これほど興奮したのは初めてかもしれません。
というのも、私にとって155は、とても欲しかったクルマの中で、頑張れば手に届く存在だったにも関わらず、結局一度も運転することができなかった「唯一」と言っていいクルマであり、それが10年越しでようやく今日実現したので、値段的にもスペック的にも非現実的な超高級車(BMW Mシリーズやアウディ RSシリーズ等)を試乗したときよりも、今日の155の方が緊張と興奮(ワクワク感)を覚えました。
ですので、今日は、冷静な試乗インプレッションは書けません(笑)。
今日試乗した感想を一言で言えば、予想通り、やっぱり155は良かった、ということに尽きます。
そこには、理屈では語れない「味」がありました。
もちろん、本当に好きな人に言わせれば、155ですら「現代のアルファ」であり、1950〜1970年代のアルファまで遡らないと、本当の「味」は無いよ、と言われるかもしれないですが、私にとってはこの155も、十分、「旧き良き味」を感じました。
う〜ん、一度は諦めた155ですが、真剣に欲しくなってしまいました。
どうしましょう(笑)。
私も、初めて行ったアルファディーラーで155(V6でしたが)にK.O.されたのですが、仕事柄信頼性は無視できず、BMWへの道を歩んできました。
それ以前のアルファは未体験ですが、今155が新車で手に入るならすぐに買ってしまうでしょう。
勇気を出して、一緒に先祖帰りしますか(笑)。
ぜひイッテください。
骨はひろいますので(笑)
そうなんですよね〜、仮に車両本体は買えても、私のような貧乏ヒラリーマンには、維持していくのが・・・(^^;
pandaさん、是非増車を!
ロマンさん、今度の私の誕生日プレゼント、155だったら嬉しいなぁ(爆)