2011年05月19日

YANASEならではのコンパクトカー。

今日、ヤナセからメールマガジンが届きました。

メールのタイトルは「ヤナセならではの多彩な輸入車コンパクトクラス」。

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ですので、AクラスとかBクラスあたりの特集なのかな、と思い、読み進めてみると・・・








そこに、挙げられていたモデルは、

「メルセデス・ベンツ Cクラス、BMW 3シリーズ、アウディ A4、キャデラック CTS、ボルボ S60など」とのこと(^^;


そうかぁ。ヤナセが定義するコンパクトカーとは、イコール、Cセグメントだったんですね・・(^^;




スマートとか147に乗ってる私にとっては、Cセグメントは、全然コンパクトカーじゃないんですけど(^^;


さすがヤナセですね☆
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2011年05月17日

RITZ。

クルマ関連ブログの世界では、このとおり素人感、丸出しの私ですが(^^;、勤務先の職場では、それなりに「クルマ通」で通っておりますので(笑)、クルマの話になると、たいてい振られるんですが、、、

そんな中、今日、職場の同僚(女性)から、

「Joyさん、リッツってクルマ、知ってます? 綴りは、RITZだったと思う」

と聞かれました。

私は間髪入れず、

 「そんなクルマは無いよ。それはRITZじゃなくて、VITZの間違いだね」

と、"上から目線"で偉そうに即答したところ(笑)、

 「私もVITZぐらいは知ってるけど、VITZとは全然違う、もっとクラシカルな形のクルマだったし、間違いなく、最初のアルファベットは「V」じゃなく「R」だったんですよ」

とのこと。。。




それを受け、半信半疑のまま、ネットで「RITZ」という車名で検索したところ・・・








すいません、ありました。RITZというクルマ・・・(^^;

こちらの会社さんが、日産 先代マーチをベースに、外装のみ変更し、仕上げているようです。

チンクっぽいデザインですね。








誠に失礼いたしました。

いやぁ、まだまだ私も勉強不足ですな。。。(^^;







追伸:
ちなみに、普段、RITZと聞いて、まっさきに浮かぶのは、こちらのRITZですな(^^;

リッツチーズサンド、大好きです(^^;
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2011年05月16日

BMW 新型X3

そういえば、もう1週間以上前になりますが、BMWディーラーに行き、新型X3を見てまいりました。
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最近のBMWはX1新型5シリーズを見てると分かるとおり、かなり、フツウっぽいデザインになってきましたね。

先代5シリーズや現行3シリーズが、それ以前のE39E36E46等に比べ、一気にアクの強いデザインになってしまったので、少し、個性を弱めているのでしょうね。


そして、今回の新型X3も、イマイチ印象の薄い、フツウっぽいデザインになりました。


私の場合、アルファロメオ好きでいながら、個性が強いデザインと弱いデザインとでは、実は、後者、つまりあまりアクの強くないデザインのほうが好きです。例えば、初代&2代目ゴルフや、初代パンダコラードといったような、直線的で、シンプルという、普遍的なかっこ良さを持ったデザインのクルマが(全部、昔のVW車ですね(^^; )。


そういう意味では、先代5シリーズや現行3シリーズはちょっと苦手なデザインだったので、フツウっぽいデザインになること自体は、個人的には悪くないんですが、なんかフツウ過ぎて、イマイチ、かっこ良さに欠ける感がありますね、この新型X3も。。

新型5シリーズについても、フツウっぽくなったとはいえ、やはり先々代のE39のような、「フツウなのに凄くカッコいい(あくまで個人的な好みですが)」みたいな印象ではなく、「フツウっぽい」で終わってしまっているようなデザインに見えてしまいます。



BMWは、E36、E46やE39といったような、一目見て、「かっこいい!」と思えるような、そんなクルマであってほしいと思うのは僕だけでしょうか。と、今回の新型X3を見て、そう思いました。

もちろん、デザインほど、好き嫌いが分かれるものはないと思うので、デザインって、本当に難しいと思いますが。




とりあえず今回は試乗車がなく、展示車だけだったので、あくまでもエクステリアデザインの感想だけ書いて、終えたいと思います。
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2011年05月04日

代車生活。

先日スマートKを車検に出したわけですが、PAZZOから貸していただいた代車は、BMW E36/5の318 tiコンパクトでした。
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実はコレ、一度でいいから乗ってみたかったクルマの一つでした☆



というのも、BMWを降りてもう4年近くなりますが、あらためて今、試乗も含め、今まで乗ったBMWの中で、「ベストBMW」はどれかということを冷静に考えると、E36 318i(セダン)と答えます。

E46 330i Mspoに乗っていた頃、代車としてお借りしたE36 318iは、今まで、「純粋なドライビング」という点で、BMWの中では、最も感銘を受けたクルマでした。

あの頃は、330に乗っていたこともあり「BMWはやっぱ直6だろ!」みたいな感じでしたから、なかなか「E36 318iが総合ナンバーワン!」とは言い辛いものがあったんですが(^^;、今になって考えると、自分がイメージする「これぞBMWの乗り味」という印象が最も強かったのが、E36 318iなのです。

一見、なんの変哲もないただの1.8リッターのセダンなんですが、4気筒なのに重厚なフィーリングのエンジンと、思わず唸ってしまうほど素晴らしいハンドリングを兼ね備えていました。

少なくとも、後から所有した120や現行320ツーリングの4気筒エンジンよりも遥かに良いサウンドでしたし、正直、ハンドリングについても「K.O.された度合い」は、120よりも勝っていたのが本音です。







そんな、自分にとっての「ベストBMW」であるE36 318iの兄弟車である、いわゆる「tiコンパクト」シリーズには、以前から一度は乗ってみたかったものの、そのチャンスに恵まれなかったのですが、今回、意外なカタチで乗ることができました。



代車としてお借りしてからこの4日間で、既に130kmほど運転しましたが、一言で言えば「やっぱり楽しい」と思える乗り味です。

エンジンはE36 318iの時に感じた印象と同じく、現在のBMWの4気筒では味わえない、とても重厚で気持ちの良いフィーリングです☆

ハンドリングについても、FFのアルファとは違った、「素直且つ知的」な印象の気持ちの良いハンドリングでした。

加えて、15インチのホイールのせいもあるでしょうが、乗り心地はとても良いです。




ただ、不思議と、前述のハンドリングについては、下手をすると、E36 318iの時よりもK.O.されるかな、と密かに期待していたんですが、そこまではいきませんでした。

所有していた120と比べても、120のほうがハンドリングは気持ち良かった気がします。もちろん、非常に高い次元での比較なので、この318tiコンパクトも十分、楽しいハンドリングであることには間違いないのですが。


ハンドリングについて、なぜ、E36 318iや120iほどK.O.されなかったのかは、自分でもよく分かりませんが、ただ、今回初めて知ったのですが、この「E36/5のtiコンパクト」シリーズというクルマは、実は、E36ではなく一世代前のE30のフロアパネルの上に、E36と同じデザインテイストの外板をかぶせたものであり、リアサスペンションもE30同様セミトレーリングアームである、ということです。(By wikipedia

もしかしたら、この辺りが関係しているのかもしれません。





とはいえ、やはり、非常に運転が楽しいクルマです。

BMWのハンドリングを味わうには、やっぱりノーズの軽い4気筒モデルが最高だな、とあらためて思いますし、加えて、エンジンフィーリングも、残念ながら、同じBMWでも最近のモデルの4気筒は、官能性という点でちょっと辛いものがありますが、この時代(E36)の4気筒なら、文句なく、楽しめます。


それと常々言っているように、個人的な好き嫌いですが、エクステリアデザインについても、現代のBMWの中では、このE36やE46の頃が一番カッコいいと思っているので、そういう意味でも、「tiコンパクト」シリーズは、程度さえ良い個体であれば、十分過ぎるほど魅力的なクルマであると実感しました。



あ、それと、この318tiコンパクト、後ろの席も、想像以上に広いです。

「コンパクト」という名前のとおり、セダンの後ろがスパっと切られたようなデザインですから、後席は、147GTAよりも狭いかな、と思っていたんですが、今日、後席に乗った、うちの若旦那に聞いてみたところ「うちのアルファ(147GTA)より広いよ」と言ってました(^^;




てなことで、スマートKが戻ってくるまで、もう少し、「318tiコンパクト・ライフ」を堪能したいと思います。





追伸:
今から15年以上前、まだUSアコードワゴンに乗っている頃、一度、友人のE36 318isクーペ(左ハンドル+MT)に試乗させてもらったことがあるのですが、その時は、生まれて初めての左ハンドル+MTであり、とにかく「運転する」ことだけで精一杯だったことと、それに加えて、現在のように「ドライビング」とか、それほど拘っていなかったので、あまり「良さ」が分かりませんでした(^^;
もし、今、318isクーペに乗れば、きっと、自分にとっての「ベストBMW」になる可能性大です。

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2011年04月20日

新型iPhone、9月デビュー?

本日のロイターの報道によると、次期iPhone(iPhone5?)の出荷が今年の9月から開始される見通し、とのことです。


3Gや3GSユーザーは、この新型iPhoneについて、首を長くして待っている人たちが多いでしょうね。

私もおそらく、新型iPhoneが出たら、そのうち乗り換えたいと考えています☆

ほんとは、iPhone4でいいから今すぐにでも、欲しかったりするんですけど・・(笑)








そういえば、、iPhoneといえば、昨日はこんな記事も出ていましたね。

 AppleがSamsungを提訴、GALAXYはiPhone/iPadの模倣と主張


まぁ、確かに、これを模倣と呼ばずになんと言う、というくらいそっくりですよね、ギャラクシー(^^;


現行iPhoneにはSamsungのA4チップが使われているから、皮肉なものですが、提訴結果がどうであれ、iPhoneユーザーにとっては、ここまでそっくりにされると、ちょっと困っちゃいますな(^^;
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2011年04月19日

次期型ビートル。

上海オートショーでついに次期ビートルが公開されましたね。


正面のお顔については、ゴルフやポロ等、最近のVW車に共通となる、あの「口裂け女」的なバンパーデザインがどうしても好きになれません(^^;
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が、サイドビューなんかは、従来型よりもスポーツカー的なデザインになっていて、かなりカッコいいですね☆
(ポルシェっぽいデザインですね(^^; )
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内装も従来型に比べ、グっと男性的なデザインになったような気がします。




ということで、従来型のビートルは、エクステリアもインテリアも、そのままでは、男が乗るにはちょっと恥ずかしいデザインでしたが、今度のビートルは、女性よりもむしろ男性に人気が出そうな感じがします。


ワタシ的にも、あのバンパーデザインさえ、もう少しカッコよくなれば、十分「アリ」なクルマです☆

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2011年04月13日

Q3

19日開幕の上海モーターショーで、アウディQ3がお披露目されるようです。

ここ数年のアウディの「お顔」のデザインについて、A5Q7あたりは、純粋にカッコいいと思うんですが、最近のA1A8の顔の、特に"お目目"って、正直、カッコいいとは言い難いですね(^^;


それと、シングルフレームについても、従来の単純な四角形のタイプはカッコいいと思うんですが、A1に採用された六角形のシングルフレームは、どうも好きになれません。


そして、今回のQ3のお顔についても、お目目については、A1やA8ほど遊んだデザインにはなっていませんが、シングルフレームがA1同様、六角形になってます。



BMWが、端正なお顔のE36E46E39から、E90E60で一気にちょっとおかしなお顔になってしまったように、最近のアウディも、前述のとおり、A5やQ7は良かったのに、A1や今回のQ3を見ていると、デザイン的にはちょっと「カッコよくない」方向に向かってそうな気がします。


とはいえ、アウディの販売成績は、相変わらず絶好調ですし、このQ3も、なんだかんだで、きっと売れることでしょう(^^;







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2011年04月09日

コンセプトAクラス

今月19日から開催される上海オートショーでデビューする、メルセデスのコンセプトAクラスの画像が公開されましたが、なんかこれ、従来のAクラスとは似ても似つかぬカッコよさです(^^;
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(carviewより)



コンセプトモデルではありますが、市販されれば、少なくともアウディA1より、カッコよくなりそうです。

というか、むしろ、カテゴリ的には、A1やPOLOより1ランク上の、アウディA3やBMW 1シリあたりにぶつけてきたデザインのような印象がしますね。


その場合、Bクラスとの棲み分けがどうなるのか、ということもありますが、いずれにせよ、市販化が楽しみなモデルです☆

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2011年04月01日

Neue BMW 1er

私がJoyを名乗るきっかけとなったBMW 1シリーズについて、次期型の公式画像と思われる写真が掲載された記事がResponseにありました。

掲載元のサイトは、Auto Bild


この画像を見る限り、かなり本物っぽい感じですね。

パッと見は、ヘッドライトとバンパーのデザインが少し変わった程度で、あとは全体的に、現行型とほとんど変わらない印象です。

それでも、どちらかと言えば、画像で見比べる限りでは、個人的には、現行型のデザインのほうが好みかな。

まぁ、実車を見れば、また印象も変わるのかもしれません。



果たしてこの画像、本物なのでしょうか☆







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2011年03月01日

本日の試乗 「RENAULT KANGOO(MT)」

ルノーのカングーに関し、特に先代モデルについては、自動車評論家の方々の評価が滅法高く、「自分が選ぶ、良いクルマ・ベスト10」的なランキングにおいて、1位になっていることも珍しくないクルマでした(ただし、皆さん褒めておられるのは、だいたい「MTモデル」だったと思います)。

残念ながら、この先代カングーについては、MTおよびATともに、まだ試乗できていません。



一方、現行型カングーは、ボディサイズが、一気に、二まわりくらいデカくなってしまったので、その点を嘆く人も多いようですが、それでも、かなりルノー好きで有名な方のインプレッションとはいえ、この現行型も「MT」であれば、相当、楽しい走りを見せてくれるようですから、是非、一度、現行型のMTモデルを試乗したいと思っておりました。







そんな、現行型カングー(MT)に、ようやく一昨日、試乗することができました。
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相当に過激なメガーヌRSの後に試乗したので、対照的すぎて、どうなることかと思いましたが、「癒し」だけでなく、「スポーティさ」も十分に感じることができる、評判どおりの、素晴らしいクルマでした☆



一昨日書いたとおり、メガーヌRSは、それはそれで素晴らしいクルマでしたが、正直、私の腕ではちょっと扱いきれないな、という感じの刺激があり、余程気合い入れて乗らないと持て余しそうな印象でしたが、カングーのほうは、まさに私でも、その性能をしっかりと引き出せてドライビングできそうな、「身の丈に合ったクルマ」という印象でした。



この現行型カングーは、間違っても「速い」クルマではありませんが、そうかといって、「遅いからつまらない」ということは全くありませんでした。

このカングーの「速くないのに楽しい」というエンジンの良さを、自分なりの言葉でどう表現しようかといろいろ考えましたが、上記のインプレッションを見てしまってからは、そのインプレッションで使われている表現以上の言葉が思い浮かびませんでした(^^;

その言葉を借りますと「エンジンの驚異的なネバっこさ」という言葉と「今の日本で乗れる最もディーゼルっぽいガソリン車」という、まさに、この2つの言葉に集約されていると思いました(さすが評論家さんだ、と言える、的を得た表現だと思いました)。

このネバっこさを、MTで操るのが、気持ちいいのなんの(笑)
(というか、カングーの場合、MTでないと、この面白さが半減してしまうと思います)



それと、ハンドリングについても、やはり、単に柔らかいだけでなく、ネバっこさを持った、ボディサイズ、あるいはボディ形状を感じさせない、気持ちのいいハンドリングを味わうことができました。






過去、プジョー406を2台、シトロエン・エグザンティアを1台所有していた私ですが、こういうカングーのような乗り味は、初めてです。

ルノーは、同じフランス車とはいえ、やはりPSAグループとは、またひと味違ったフランス車なんだな、とあらためて感じました。





先代カングーは、現行型カングーよりも260kgも軽いそうですから、それはそれは面白いことこの上ないんだろう、という想像ができます。


ただ、私としては、この現行型カングーの「しっとりとしたスポーティさ」も、かなり気に入りました。



しかも先代に比べ大きくなって、車内も一層広大になりましたから、実用性も相当高そうです。
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もし、今、「本当の意味でのファミリーカー」を買えと言われたら、現行型カングーは、候補の筆頭になりそうです。

これなら、家族も満足、そして運転好きな(MT好きな)お父さんも満足すること、間違いなさそうです☆




そういえば、今回、ルノー・ディーラーにお邪魔した際、かなりお洒落な子連れのファミリーが、このカングー目当てに訪れていました。

ああいうお洒落な家族も、カングーに興味を持つんだなと思うと、ある意味ダサい形ともいえるカングーがますます魅力的に見えてきますね(^^;






ということで、カングー、私の中で、急浮上です(^^;
(ただし、MTに限る(^^; )




(↓こちらは、ATの試乗車。色が素敵ですね)
2011030101.jpgNAUK
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2011年02月27日

本日の試乗 「RENAULT MEGANE RENAULT SPORT」

1年ちょっと前に試乗した、メガーヌRSの弟車にあたるルーテシアRSは、自動車評論家にはめっぽう評価が高く、私も、試乗車オブ・ザ・イヤーの2009年の年間2位に挙げましたが、正直、ワタシ的には、「もう少し刺激があってもいいんじゃない?」という印象のクルマでした。

それは、例えば、地味めのエクステリア・デザインや、同じく地味めのインテリア・デザイン、あるいは、足回りがキモチ柔らか過ぎに感じたり・・・といったところであり、個人的には、「ルノースポール」を名乗るならば、もう少し、刺激度をアップさせた作りにしても良かったんじゃないか、と思っていました。





そして、今回、そのルーテシアRSのお兄さん的モデルにあたる、メガーヌRSに試乗することができました。


まず結論から。





このクルマ、凄いです☆

弟分のルーテシアRSで感じた、上記の物足りなさを、完全に払拭してくれています!

ルーテシアと同様、正面から見たお顔のデザインは、「カッコいい」とは言えませんが、その他、サイドやリアのデザインについては、十分カッコいいと思いますし、特にリア周りのそれは、まさにガンダム的な「メカ!」という感じの迫力満点のデザインです。

センター一本だしのマフラーの迫力も、かなりキテます。
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また、インテリア・デザインについても、ルーテシアで感じた物足りなさは、ありません。

やる気満々のレカロのバケットシートですが、見た目の印象よりは座り心地は悪くなく、メーター周りも、「やり過ぎ」とまではいかない、派手さをギリギリに抑えた、絶妙な刺激度になっており、好感が持てます。
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それと、ガラス開口部が少なく、この圧迫感は、まさにコクピットという感じがします(その分、同乗者はちょっと辛いと思いますが)。
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しかし、何が凄いって、やはり、その「走り」です。

奇しくも、このメガーヌRSは、2リッターでありながら、当方の3.2リッターである147GTAと全く同じ250馬力を叩き出しているのですが、加速感は、明らかに、メガーヌRSのほうが上に感じました。

後で調べてみたところ、トルクに関しては、147GTAが30.6kgm/4800rpmであるのに対し、メガーヌRSは、34.7kgm/3000rpmと、より低回転でより大きなトルクを発生しており、車重に関しても、147GTAが1,390kgであるのに対しメガーヌRSが1,430kgと40kgしか違いませんから、やはり、メガーヌRSのほうが、加速感が上に感じて当然なのでしょう。

しかも、このメガーヌRSはターボラグもほとんど感じず、気持ちの良い吹け上がりをしてくれますし、エンジン+エグゾーストのサウンドも、かなり良い音してます。

個人的な感覚では、サウンドの良さは、同じ2リッターで比較すると、

VW&アウディのTFSI < メガーヌRS < アルファのツインスパーク

という印象です。





また、ハンドリングも素晴らしいです。

LSDも装着されており、ちょっとやそっとでは、ビクともしないような、強固なボディという印象がしますが、かといって、乗り味は、硬すぎる、ということもなく、ファミリーカーとしても耐えうるセッティングになっていると思います。




R.S.モニターのような仕掛けも、非常に「やる気」にさせてくれますし、コクピットの包まれ感についても、例えば、私の147GTAに比べ、遥かに、「圧迫感」があります。
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ということで、一言で言って、とにかく「This is レーシングマシン!」という印象のクルマでした。

以前試乗した、先代のメガーヌRSから価格6万円しかアップしていないものの、先代とは比べ物にならない、凄いクルマに仕上がっていると思います。


欠点らしい欠点といえば、上記のとおり、正面のデザインがイマイチであることと、全幅が1,850mmもあることくらいで、どちらも、欠点というよりは、単に、個人的な好き嫌いによるところが大きいです。

そして、なんといっても、「左ハンドル+MT」の組み合わせであることも、個人的には、たまりません☆


クルマ全体の「質感」も今までのルノー車に感じられたような「チープ感」は、ほとんど感じず、完全に「現代のクルマ」という印象がしました。







似たようなクルマとして、最初に思い浮かぶのは、同じく2リッターターボエンジンを積み、最大出力256馬力を叩き出す、アウディのS3です。


スペック的にかなり似通ったクルマかと思いますが、それぞれ試乗した印象では、メガーヌRSは、S3より価格が高くても、全然違和感がない、それほど凄いクルマでした。

しかし、価格は、S3が535万円であるのに対し、メガーヌRSは385万円。その差、ジャスト150万円!

申し訳ないですが、個人的には、この2台に、150万円もの差があるとは、とてもとても感じられませんでした。

メガーヌRSが安すぎるのか、S3が高すぎるのか(^^;





まぁ、メガーヌRSを褒め過ぎましたので(^^;、もう一つ難点的なことを言えば、メガーヌRSは、かなり疲れます(^^;

慣れればマシにはなるのでしょうが、それでも、普段147GTAに乗っている私が乗っても、かなり疲れました。

自分の腕では、ちょっと扱いきれないかな、という印象です。。

猛烈な加速感とコクピットの包まれ感、そして横幅のデカさ等が特に大きく影響しているかと思います。また、クラッチミートのタイミングが、一般的なMT車よりも難しいと思います(恥ずかしながら、試乗中、一度だけエンストさせてしまったのですが、その後、車庫入れの際、ルノーの営業さんもエンストさせてました(^^; )。


とにかく、レーシングマシンに乗っているという印象が強いので、後席は、身長170cmの私でもギリギリ普通に座れるものの、ファミリーカーとして使うには、ちょっとやり過ぎ感が強く、147GTA以上に、辛いと思います。

147GTAの場合は、スピードを出さなくとも、1速や2速で、ちょっとアクセルを踏み込んだだけで、極上サウンドが得られるので、そこが個人的には気に入っているのですが、メガーヌRSは、いやでも「スピードを出さなきゃ気が済まない」みたいな感覚になってしまうクルマでした(この感覚はホンダのS2000に近いかも)。

あくまでも、ドライバー専用マシンで、たまに人を乗せる程度、という使い方が適しているかな、と思います。

というより、レース経験の無い私でも、このメガーヌRSは、サーキットを走らせないと勿体ない!と感じました。


その点、S3は、あれだけ過激なスペックでも、ファミリーカーとして耐え得る感じはしました。





いずれにせよ、総合的なドライビングプレジャーという観点でいくと、これがS3よりも150万円も安く買えるなんて、凄いと思います。

メガーヌRS。まさに、ルノースポールの"真打ち"登場という印象です。


ルノーさん、良いクルマ作りますね☆


(↓ こちらは展示車)
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(↑ 展示車はノーマルの18インチ(試乗車はオプションの19インチでした))










追伸:
メガーヌRSが、とにかく「凄いクルマ」という印象だったので、自分の147GTAが、つまらなく感じてしまうのでは、と、ちょっと心配でしたが、自宅に戻り、147GTAを走らせてみたところ、、、さすがに、アルファV6の極上サウンドをあらためて少し聴いてみただけで、やっぱりこのサウンドは別次元だな、と少々安心した次第です(^^;









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2011年02月15日

ランチアが・・・

このクルマのデザインといい、あのクルマの成り立ちといい、かなり心配になってきました。。。




ランチア、大丈夫でしょうか・・・
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2011年02月11日

スイフト Sコンセプト。

3月1日開幕のジュネーブモーターショーに、スズキ・スイフトの「S-コンセプト」が出品されることになった、とのこと。

現在のところ詳細はまだ不明のようですが、従来のスイスポに相当するようなクルマになりそうな気配ですね。



現行型スイフトには、2ヶ月ほど前に試乗し、とても良いクルマだということは分かりましたが、見た目があまりにも「普通のクルマ」っぽ過ぎて、自分が乗るクルマとしては、ちょっと物足りない印象でした。



一方、先代のスイフトスポーツについては、内装に物足りなさがあるものの、ドライビング、そして見た目のカッコ良さ、ともに、個人的には、かなり満足度の高いクルマでした。



そんな訳で、現行型スイフトでの"スポーティ・バージョン"を是非見てみたいと思ってましたが、ようやく実現しそうですね。


ティーザーイメージを見る限り、かなり期待できそうです。
(うっすらと見えるリアウィングはちょっとやりすぎ感ありますが(^^; )
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是非、市販化してもらいたいものです☆

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2011年02月06日

本日の試座 「Peugeot iOn & Citroen C-ZERO、他」

一昨日は、銀座でsmart fortwo × Q-pot.を見て、次に、丸の内のBMW Group Studioにお邪魔した後、今後は、田町の三菱自動車本社まで足を伸ばし、アイ・ミーブまつりを見てまいりました。

なぜなら、i-MIEVのOEM車である、Peugeot iOnと、Citroen C-ZEROの実車が見れるからです。

正直言えば、元来、OEMのクルマって好きじゃないんですけど(笑)、元・プジョーおよびシトロエンのオーナーの私としては、一度は実車を見ておきたかったので。

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結果は、やはりOEMだけあって、少々期待外れでした。

というのも、i-MIEVに比べ、バンパーは大型化したりしているようですが、エクステリアもインテリアも、ほぼi-MIEVそのまま、という感じでした。

特にがっかりだったのは、インテリアであり、ステアリングのエンブレムが違うだけで、その他は、i-MIEVとほとんど何も変わっていないのでは、という印象だったことです。

もう少し、プジョーやシトロエンのオリジナリティを出してほしかったな、と思います。
(あるいは、OEMって、そもそも契約自体で、そういうオリジナリティって、出してはいけないことになってるんですかね。。)



(↓ Peugeot iOn)

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(↓ Citroen C-ZERO)

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その他、会場には、ミツオカの雷駆や、三菱i-MIEVのコンセプトモデルであるi-MIEV sportなど、貴重なクルマが展示してありました。


(↓ 光岡自動車 「雷駆」)

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(↓ コンセプトモデルの「i-MIEV sport」)

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2011年01月24日

Ferrari FF

4シーター&4WDでFerrari FF(フォー)



この動画、カッコよすぎ☆
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2011年01月22日

ゴルフGTI adidas。

総合スポーツ用品ブランドの中で、小学生の頃から現在も、一番好きなのはアディダスです。

学生時代はサッカー部だったので、プーマやアシックス等のスパイクも履きましたが、やっぱりアディダスが一番お気に入りでした(私がサッカーをやっている頃は、まだナイキのスパイクって、ほとんど見かけなかったです)

アディダスが好きな理由は、機能性とかよりも、単純にブランドイメージにカッコ良さを感じるからです。ミーハーなので(笑)


そんな私のお気に入りのアディダスが、コラボの相手として選んだクルマは・・・





現行ゴルフGTIだそうです。
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その名もゴルフGTI アディダス

う〜ん、どうなんでしょ。。。

アディダスもドイツのブランドだから、ドイツ車になるのは必然だとしても、なんか、コラボする相手(車種)が違うでしょ、って思うのは私だけでしょうか・・・(^^;

せめて、先代のゴルフGTIなら、もうちょっとスポーティなデザインだったのでよかったと思いますが、現行のゴルフは、あいにく、スポーティとは呼び難いデザインなので、これで「アディダスモデル」と言われても、ちょっとピンと来ませんね(^^;



2年ほど前に発売された、スバル・インプレッサのBEAMSエディションの時も「??」と思いましたが、それと同じような違和感を感じてしまいました。



決して、全てをけなすつもりはなく、同じゴルフGTIでも先代の「GTI Pirelli(ピレリ)」は、結構イケてたと思うんですがね(特に、イエロー)。


あるいは、フィアット パンダ・アレッシィなんて、さすがイタリア!と褒めたくなる、オシャレなコラボだと思います。
(イタリア人がそう思ってるかどうかは不明ですが(^^; )






とにもかくにも、コラボの場合、お互いのブランドイメージがきちんとシンクロしてないと、なかなか難しいですね。
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2011年01月16日

本日の試乗 「レクサス CT200h」

毎週のように、これだけ色々なディーラーさんにお邪魔する私ですが、幸いにも、ディーラーの対応で不愉快な思いをするというようなことは、そんなにありませんでした。

ブログに書いたとおり、昨日は、アルファロメオ・ディーラーとアウディ・ディーラーにお邪魔しましたが、実は、CT200hを見るために、レクサス・ディーラーにもお邪魔しました。

しかし、このレクサス・ディーラー(埼玉県南部)の対応は、久々に不快なものであり、10分も滞在せず、早々にディーラーを後にしました。

詳細は割愛しますが、普通のトヨタ店ならともかく、わざわざキャッチコピーに「おもてなし」という言葉を謳う、天下のレクサスのイメージには程遠いものでした。

昨日は、レクサスもアウディも、それぞれCT200hおよびA1のデビュー最初の土曜日ということで、両店とも大変な混雑でした。
しかし、アウディ・ディーラーはレクサス以上に混んでいた印象がしたにもかかわらず、営業さんが対応してくれるまで、しばらく待ち時間はあったものの、トータルとして気持ちのいい対応をしていただきました。

(自戒の意味も込め)「忙しい時にこそ、その人の人間性、もしくはそのお店のポリシーの本性が出る」ということを改めて学んだ次第です(^^;









とまぁ、前置きがかなり長くなりましたが、そうは言っても、CT200h自体には興味があるので、気を取り直し、本日、別のレクサス・ディーラーに行ってまいりました(^^;


展示車は「F SPORT」モデル、そして試乗車は「Version L」モデルでした。

F SPORTは、いわゆるBMWのMスポやアウディのSラインと同じイメージと思って間違いないでしょう。
(↓ 以下、F SPORT(バンパーは、さらにオプションとなるエアロバンパー装着))
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Version Lは、レザーシート等豪華仕様が施されたモデルです。
(↓ 以下、試乗車のVersion L)
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エクステリア・デザインについて、あらためてじっくり眺めてみましたが、リアデザインがいまいちセダンっぽいのが惜しいですが、フロントやサイドのデザインは、なかなかカッコいいと思いました。

特に見た目のゴージャス感は、世界中のハッチバックを見回しても、トップレベルだと思います。
とても、全幅が1765mmしかないクルマには見えません(^^;
一流ホテルに、恥じることなく乗りつけることができる数少ないハッチバックとなることでしょう。



そして、インテリア・デザインについても、他のレクサス車同様、とにかくゴージャスですね。
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ハッチバックでここまでゴージャスなインテリアのクルマは、やはり、世界中探してもなかなか無いでしょう。






というわけで、コクピットに乗り込み、プッシュボタンを押して、エンジン始動。

ハイブリッドだけあって、最初は無音です。

走行モードは「SPORT」「NORMAL」「ECO」「EVドライブ」の4種類があり、まずはノーマルモードで発進しました。

NORMALモード時は、スピードメーター左の半円メーターは「POWER、ECO、CHARGE」の表示がされます。
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このCT200hのエンジンは1.8リッター直4+モーターですが、さすがに、NORMALモードでは、パンチの効いた加速感とまではいかず、必要十分という感じの加速です。
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これではちょっと面白味に欠けるなぁ、ということで、早々に、SPORTモードに変えてみました。

すると、例の半円メーターの表示がタコメーターに変わりました。
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なかなか面白いギミックですね(^^;

このSPORTモードにすると、NORMALの駆動電圧が500Vであるのに対し、650Vまで昇圧されるとのことですが、いまいち、期待していたほどの加速力アップは感じられませんでした。


加えて、シフトを「Sレンジ」(いわゆる「マニュアルモード」)にし、パドルでシフトチェンジもしてみましたが、シフトアップしても、シフトが変わったという感触をほとんど感じることができず、少々興醒めでした。
やはりCVTは、エンジンフィーリングのかったるさというか、違和感が大き過ぎて、スポーツ走行を楽しむのは、辛いですね。


ただし、スポーツ走行という点で、このCT200hが唯一、面目躍如したのは、ハンドリングでした。

FFであるにも関わらず、まるでFRのような切れ味のハンドリングが味わえました。

足回りのセッティングも絶妙であり、乗り心地がいいのに、しっかりと硬さも感じます。

ですので、ハンドリングについては、以前所有していた、BMWの現行320ツーリングMスポーツの素晴らしさに、かなり近いものを感じました。

試乗車は、サスペンション自体はノーマルでしたが、Version Lということで、F SPORT同様、パフォーマンスダンパーが標準装備されているので、それが少なからず好影響しているのではないかと思います。

なお、F SPORTになると、サスも専用セッティングが施され、加えてインチアップもされていますから、ハンドリングについては、相当シャープで気持ちのイイものであると想像されます。




ということで、このCT200h。

上記のとおり、ハンドリングと乗り心地は素晴らしいものがありました。

ただ、エンジンフィーリングやシフトフィーリングについては、スポーティとは程遠いものを感じてしまったため、総合的なドライビングプレジャーという点では「ビミョ〜」という印象です。

個人的感覚ですが、走りの面白さは、やっぱりハンドリングやエンジン等々、全てが総合的に絡まり合って決まりますからね・・・


CT200hのライバル車は、もちろん、BMW 1シリやアウディ A3あたりを想定している、とのことですが、1シリやA3のドライビングフィールを気に入っているなら、CT200hで満足するのは、ちょっと辛いかもしれません(少なくとも私はそうでした)。

ハイブリッドにファン・トゥ・ドライブを期待するほうが間違いなのかもしれませんが、少なくとも、同じハイブリッドでも、CR-Zのほうが、遥かにスポーティで面白かったです。


ただし、ドライビングプレジャーについては、ハイブリッドということで割り切ってしまえば、逆に、1シリやA3を上回るクルマとしてのゴージャス感があり、「高いクルマに乗っている」という感覚は、十分感じることができるでしょうし、デザインの良さ、という点でも、輸入車と比べてもそれほど引けを取らないと思いますから、そういうモノを目指している人には、十分魅力的なクルマだと思います。
(一言で言えば、「大人のハッチバック」って感じですね)



今日お邪魔したレクサス・ディーラーにも、たくさんのお客さんが、CT200h目当てで来ていました。
営業さん曰く「これだけお客さんが来るのは久しぶりのことです」とのこと(^^;

私も含め、今までレクサス車は高過ぎて手が出なかったような客層にとって、「ようやく手の届きそうなレクサスが出た」ということで、注目度はかなり高そうです。


私にとっては、もう少し、ドライビングプレジャーが感じられないと、「欲しい〜」というところまではいきませんが、逆に、これで、もう少し走りが面白くなれば、私ももう四十路を過ぎましたし、一気に候補の一つになるかもしれません(^^;




最後に価格ですが、素のCT200hが355万円。
F SPORTだと、405万円。
そして、今日の試乗車のVersion Lは、430万円。

ある程度クルマにこだわりを持っている人なら、素グレードだけではちょっと辛いものがあり、やはりF SPORTとか、もしくは、その他オプションをつけざるを得ないと思います。
それに、上記価格に含まれていない、フロアマット1つとっても、8万円前後しますから、結局は、車両価格で400万円を大きく超えてくる可能性が十分あります。

レクサスの最廉価版とはいえ、やはり、私らのような一般庶民には、とても簡単には手が出る価格ではありませんね・・


以上、CT200hでした。

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2011年01月15日

本日の試乗 「Audi A1」

2011年最初の試乗車は、アウディから今月11日に発売された、新型車「A1」となりました。

このところ、輸入車勢で最も元気なメーカーと言っていいアウディですが、この新型車A1は、その勢いをさらに加速させそうな印象がありますね。

過去2回、A4アバントを所有した私としても、A1には、少なからず注目していました。




そして、今日、実車と初対面。

展示車はファントムブラック、試乗車はコントラストルーフカラーのオプション付のミサノレッドでした。

(以下、すべてiPhoneで撮影)
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2台を見比べると、ファントムブラック一色のほうが平凡に見えてしまい、やはりコントラストルーフカラーがついているほうが鮮やかで好印象でした。


ボディカラーに関わらず、エクステリアデザイン自体については、「スポーティ」とか「カッコいい」というよりは、「ドレッシー」という感じの印象であり、「お金持ちの奥様」や「お金持ちのぼんぼん(大学生くらいの男子)」が、都会の街中で乗るクルマ、というイメージがしました(^^;
山道等の自然の風景よりも、圧倒的に「都会」が似合うクルマでしょう。



そして、インテリアデザインについては、写真で見て想像していたよりは、意外と普通っぽい印象を受けましたが、少なくとも、兄貴分でありながらモデル末期であるA3のコクピットと見比べると、さすがに華やかさや洗練度合いは格段に上ですね。
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居住性に関しては、前席は、大人座っても十分な広さがありますが、後ろの席に関しては、身長170cmの私が座ってみたところ、二―スペースは比較的余裕があるものの、頭上スペースがほとんどなく、時々、頭のてっぺんが天井に触れてしまいそうでした(ただし、私、かなり座高が高いです(笑))

まぁ、後席は、子供用と割り切ったほうがいいかもしれません。

同じプラットフォームを使っているVWのポロのほうが、後席(特に頭上スペース)は広いと思います。




そして肝心の走りに関しては、1年ほど前に、現行ポロに初めて乗った時ほどの感銘は受けませんでしたが、質感の高い走りであることは、間違いありません。

この辺りに関しては、VWのクルマの乗り味の質感の高さが、あまりにも高いので、アウディに求める期待が、どうしても、大きくなってしまっていることが影響しているかもしれません。


それと、現行ポロGTIに既に試乗したことも、影響していると思います。

両車ともエンジンは1.4リッターですが、走りのスポーティさでは、やはりツインチャージャーで179馬力を叩き出す、現行ポロGTIのほうが、シングルチャージャーのA1よりも遥かに面白かったです。

よって、デザインさえ許容できるのなら、走りを楽しみたい人で、A1とポロGTIとで悩んでいるのならば、迷わず、ポロGTIを選んだほうがいいでしょう。(価格もほぼ拮抗しています。素のA1が289万円。ポロGTIが294万円。)





ということで、このA1。

上記のとおり、「ドライビングを楽しむ」というよりは、お金持ちで小奇麗な奥様が、都会を颯爽と運転する、といったようなイメージのクルマだと思いました。

私の場合、自分のメインカーとして使うには、ちょっと物足りなさを感じますが、セカンドカーとしてなら、素敵だと思いました。

ちなみに、このA1に標準装備されているナビは、基本システムがA8に積まれているナビと同じものらしく、例えば、現行A4等のナビよりも、遥かに高性能なものだそうです(^^;

その点は結構お買い得ですね。

ただし、オプションのコントラストルーフ(6万円)は、スポーツパッケージ(15万円)と併せて装着することが必須らしく、加えてバイキセノンは12万円しますから、それだけで、30万円以上の上乗せになります。

ある程度のクルマ好きな方なら、上記3つのオプションは、かなりの確率で、必須でしょうから、そうなると、定価ベースで計算すれば、乗りだしで350万円超えですね(^^;

となると、MINIクーパーSのオートマ(定価が330万円)と同じくらいの価格になりますから、A1と比べて、どちらが高く(もしくは安く)感じるか、興味深いところです。



いずれにせよ、このA1は、アウディ・ユーザーの裾野を広げることは間違いないでしょう。

今日お邪魔したアウディ・ディーラーにも、普段は見かけないような、国産車に乗ったお客様が続々と来てましたし、営業員さんに聞いたところ、やはり、「A1については、今までの客層と明らかに違う層(=国産車ユーザー)のお客様が増えた」とおっしゃっていました。


A1は、「クルマはダウンサイジングさせたいけど、ブランドイメージは極力高く保ちたい」、そんな人にはうってつけのクルマだと思いました。


私の場合、もし今、A1と現行ポロGTIのどちらかを買え、と言われれば、デザイン的にはA1を取りますが、デザインの差よりも、ドライビングプレジャー的な差が大きかったので、ポロGTIを取るかな。。

ただし、ポロGTIのエクステリアデザインは、個人的にちょっとイタいので、ポロGTIと同じスペックのA1が、価格差20万円以内で発売されたら、迷うことなくA1かな、という感じです。

ただ、アウディの営業さんに聞いたところ、現時点では、ポロGTIと同じスペックのA1が出てくる予定は無いそうです(^^;

なかなか悩ましいですね(^^;





【追伸】
A1試乗に先立ち、今日は、神戸から遠路はるばる、みんカラのお友達であるNew Orderさんが、来埼されましたので、当方がいつもお世話になっているアルファ・ディーラーへご案内しました。
長時間、心地よいおもてなしをしていただきましたアルファロメオ所沢さん、毎度のことながら、誠にありがとうございました(^^)
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2010年12月31日

2010年 試乗車オブ・ザ・イヤー☆

大晦日がやってまいりました。

昨日のブログに書いたとおり、今年は36台の試乗をさせていただきました。

厳選したクルマばかりでしたので、どのクルマも魅力にあふれたクルマばかりですが、今日はその中からベスト3を挙げたいと思います。






まず、第3位


BMW MINI Cooper S with John Cooper Works GP Kit
です。
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BMW MINIのJohn Cooper Worksについては、現行型にも試乗しましたが、先代のJohn Cooper Works GP Kitのほうが、デザインもエンジンサウンドも、そして世界限定2000台(そのうち、日本には160台)というプレミアム感も含め、ほぼすべての面で、現行型よりも面白いクルマでした。

ドライビングということに絞っても、特にエンジン(+排気)サウンドは、いろんなメカニカルな音が絡み合った、やる気を高揚させてくれるサウンドであり、それだけでも、特別なクルマに乗っているという感覚に浸れます。

もちろん、加速感もJohn Cooper Worksだけあって、相当刺激的です。

日本には160台限定ということで、中古車価格も高めで推移していますが、これでもう少し安ければ、真剣に欲しくなるところです(^^;










次に、第2位です。


ABARTH GRANDE PUNTO
です。
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兄弟車のMiToについては、今年、ついにTCTモデルが日本デビューしましたし、さらに速い、Quadrifoglio Verdeもやってきました。

この2台のMiToも、もちろん、とってもFunなクルマであることは間違いありません。

しかし、ドライビングという点で、これらMiToよりも、頭一つ面白く感じられたのが、アバルトのグランデプントでした。

とにかく、私らのような一般人に見合った適度なスペック、そしてFFでありながら、クルマとの一体感が非常に高いレベルで味わえる、面白いクルマでした。

デザインについても、ちょっと「可愛さ」(女性っぽさ)があるMiToよりも、アバルト・グランデプントや「男のクルマ」みたいな渋さがあって、好きです。








そして、いよいよ今年の第1位は・・・























FIAT 500Cです☆
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アバルト500Cではありません(笑)
あくまでもFIAT 500Cです(^^;

意外だと思われた方も多いでしょう。

2006年の第1位がBMW Z4 Mロードスター、2007年がFord Focus ST、2008年がマツダ RX-8 Type RS、そして昨年の2009年がAlfaRomeo MiTo(マルチエアではない初代のMTのノーマルモデル)と、すべてMT車でした。

重度なMT病の私なので、当然といえば当然であり、今年もMT車以外は考えられないと自分でも思っていましたが、2ペダルのFIAT 500Cが1位になってしまいました(^^;

選考理由は、至ってシンプル。
今年試乗したクルマの中で、運転した瞬間、一番「おぉ、楽しい!」と感じることができたクルマだからです。

もちろん、幌は開けた状態です。

わずか69馬力しかない2ペダルのクルマが、ここまで楽しませてくれるとは。

運転の楽しさとスペックは関係がないということの、象徴的な結果となりました。


500Cは、可愛過ぎるデザインのため、自分で乗るにはちょっと恥ずかしいですが、とにかく、今年一番、運転が楽しいクルマでした☆

この結果、まだ試乗していない、アバルト500Cに興味が出てきたのは否定できません・・・(^^;







さて、ベスト3以外に、今回は「裏ベスト1」も発表したいと思います。

正当な第1位とは言いたくないものがありますが、とはいえ、理屈抜きで面白いと言わざるを得ない、「正当」ではないクルマ。

それは・・・








三菱 i-MiEVです。
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EVなど正直馬鹿にしていたところがありましたが、完全に、その意識が覆されました。

空飛ぶ絨毯に乗っているかのような、あの気持ちよさは、まさに未来のクルマ、という感じがしましたし、あれだけ想像以上のパワフルで継ぎ目のない加速感を味わえると、自分としては、ハイブリッドにはいかず、内燃機関で頑張れるところもまで頑張って、乗り換えるなら、一気にEVという考え方になりつつあります。

そんなわけで、「裏ベスト1」は、i-MiEVにさせていただきました。








ということで、今年もあと5時間あまり。

今年もJoyのブログに来ていただいた皆さん、ありがとうございました(^^)

2011年が皆さんにとって良い年になることを願っております。

良いお年をお迎えください☆





では、私はこれから、ガキ使の大晦日SPを見ます(^^;
posted by Joy at 18:49| Comment(3) | TrackBack(0) | Car | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月30日

2010年 試乗の総括。

今年も残すところあと1日となりました。

今年は、全部で36台のクルマに試乗させていただきました。

ちなみに、過去については、

 2006年 58台 
 2007年 113台 
 2008年 45台 
 2009年 15台 

となっています。

昨年(2009年)はガクっと台数が減りましたね。

昨年は、ブレラA4アバントに替わり、さらに159TIに替わりましたし、もう一台のコペンMINIクーパークラブマンに替わり、さらにビートに替わり・・・、と、わずか1年の間に、あまりにもいろいろあり過ぎたので、その分、試乗のペースも減ったのかもしれません。



そして、今年は36台と、平均すれば、ちょうど1ヶ月に3台試乗したことになります。

試乗車に選んだ36台は、自分なりに厳選したつもりなので、以下のとおり、どれも魅力的なクルマばかりでした。

明日の大晦日は、この36台の中から、試乗車オブ・ザ・イヤーを選びたいと思います☆
(気持ちの中ではもう決まっています)



<2010年 試乗したクルマ>

1. AlfaRomeo MiTo IMOLA

2. Audi S3 Sportback

3. Audi A5 Sportback

4. Audi S4

5. AlfaRomeo Spider 2.2JTS Selespeed

6. VW 新型Polo

7. VW Lupo GTI

8. ホンダ CR-Z(AT)

9. ホンダ CR-Z(MT)

10. BMW MINI Cooper S with John Cooper Works GP Kit

11. CITROEN DS3

12. Audi R8 5.2FSI quattro(ただし助手席(^^; )

13. Porshe パナメーラS

14. VW Golf R

15. ABARTH GRANDE PUNTO

16. BMW X1

17. AlfaRomeo MiTo Quadrifoglio Verde

18. PEUGEOT RCZ

19. Mercedes C240ステーションワゴン(S202)

20. スバル WRX STI 4ドア

21. ホンダ フィット ハイブリッド

22. AlfaRomeo MiTo(TCT搭載モデル)

23. FIAT 500C

24. VW 新型Polo GTI

25. 日産 フーガ・ハイブリッド

30. 日産 ジューク(ターボモデル)

31. 三菱 i-MiEV

32. ホンダ 新型フィットRS

33. アバルト・グランデプント(並行物)

34. Ford Kuga

35. スズキ 新型スイフト

36. トヨタ FJクルーザー

以上
posted by Joy at 20:54| Comment(2) | TrackBack(0) | Car | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月26日

本日の試乗 「トヨタ FJクルーザー」

今日はクリスマス寒波の中、今年の「試乗納め」に行ってまいりました。

今年最後の試乗に選んだクルマは、トヨタのFJクルーザーです。

先日展示車を見て、なかなかの好印象を持ったので、本日の試乗と相成りました。






今日の試乗車は、前回の展示車(イエロー)と違い、地味めなグレーでした。
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FJクルーザーにどうせ乗るなら、個人的には、ビビッドなイエローかブルーがいいなぁ、と思っていますが、でも、この地味めなグレーであっても、FJクルーザー自体のエクステリア・デザインは、とても好みですね。

フロントグリルの旧「TOYOTA」ロゴも、妙にカッコよく見えます。このクルマには、現在のトヨタのエンブレムが来るよりも、ずっと似合ってますね(^^;


ちなみに、今日の試乗車は、3グレードあるうちの「オフロードパッケージ」仕様でした。
他の2グレードとの最も大きな違いは、ビルシュタインの専用ショックアブソーバーが装備されていること等です。(よって、ホイールは17インチのみ)



ということで、ヨイショと、普段慣れていない高い位置の運転席に座り、エンジン始動。

迫力のV6 4リッターNAエンジンが目覚めました。
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4リッターとはいえ、車重が1940kgと、約2トン近くありますから、さすがに出だしはかったるいかな、と思っていましたが、どうしてどうして、結構気持ちよく加速してくれました。

このサイズでこれだけスムーズに加速してくれたら、ストレスがたまることはないでしょう。



そして、好印象だったのが、足回りです。

ビルシュタインの専用ショックアブソーバーのおかげか、この類の大型SUVに見られるような、フワフワと柔らかめの足ではなく、適度に硬めで非常に気持ち良い乗り心地でした。

ハンドリングについても、これだけ大きなサイズのSUVを運転しているとは思えない気持ちよさがありました。これも、ビルシュタインが少なからず貢献しているのかもしれません。



正直、「走り」については、期待していなかったのですが、これなら十分、走りも楽しめると思います、このサイズのSUVとしては。



そして、SUVとしてのオフロード性能ですが、これについても、元々、一見ナンパなデザインにも見えるこのFJクルーザーですので、それほど期待していなかったのですが、プラド譲りの、非常に本格派オフロード性能を持っていることが、営業さんの説明で、よく分かりました。


前回のブログにも書いたとおり、私にとってのSUVは、オフロード性能は重視していなくて、ファッション感覚で乗るクルマという位置づけだったのですが、今日、FJクルーザーのことがいろいろと分かっていくうちに、これはオフロードに繰り出さなければ勿体ないクルマだなと実感しました。

今まで、並行輸入モノを何度か見かけた際、FJクルーザーは、正直、カッコだけのSUVだと思ってましたが、全然違いましたね(^^;





それと、FJクルーザーの代表的な楽しみ方として、自分仕様にカスタマイズすることをトヨタとしても推奨しているようです。

だから、敢えて、素グレードを買って、あとはお好みで自分色に染めていく、みたいな。

私はクルマは、基本的に「ノーマルで乗る」派ですが、このFJクルーザーは、確かに、そんな私でも、もし所有したら、ちょっとイジってみるかな?と思わせるような、そんな雰囲気を持っています(^^;





強いて挙げれば、これだけデカいサイズでも、後席については、大人が座るにはちょっと狭いので、長旅は辛いかもしれません。

まぁ、唯一の欠点といえば、その程度でしょうか。



価格も素グレードなら314万円。カラーパッケージや、今日試乗したオフロードパッケージでも、それほど値段は変わりません。
コストパフォーマンス、かなり高いのではないでしょうか。





う〜ん、FJクルーザー、かなり面白そうです。

もうちょっと若かったら、イっちゃってたかもしれません(^^;



ただ、人気が出て、乗ってる人が増え過ぎると、それはそれで、萎えてしまうので、しばらくは、これからの動向を伺いたいと思います(^^;


いずれにせよ、「欲しい」と思えるSUVでした。FJクルーザー。






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(ショールームに置いてあったFJクルーザー専門誌。表紙には、私の名前が・・(爆))
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2010年12月06日

本日の試乗 「スズキ 新型スイフト」

今年のRJCカーオブザイヤーに輝いた、新型スイフトについては、デビュー当時から注目はしていたものの、個人的には、スイフトなら、スイフト・スポーツしか興味が無いのが正直なところであり、今までのスイフトについてもノーマルモデルは試乗したことがないので、今回の新型についてもスイスポが出るまで試乗は待とう、と思っていました。

しかしながら、今のところ、全く、新型スイスポが出てくる気配がないため、まずはこのノーマルのスイフトの試乗をして、カーオブザイヤーの走りを体感させていただくこととしました。



ということで、昨日、新型スイフトの試乗に行ってまいりました。


上記のとおり、旧型のスイフトについては、ノーマルモデルには試乗したことがないので、単純比較はできませんが、まず、エクステリア・デザインについては、旧型からあまり冒険しないデザインになっているものの、どちらかというと、私は旧型のデザインのほうが好みです。
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ただ、いずれにしても、新型とはいえ、やっぱり、ノーマルは大人しすぎる印象がありますね。
旧型スイスポと比較してしまうと、やはり旧型スイスポはノーマルより格段にカッコいいと思うので、今回の新型についても、「スイスポ」になったらどんなエクステリアデザインになるのか、見てみたいですね。




次にインテリア・デザインです。

こちらについては、エクステリアの印象と異なり、随分と質感が上がった印象でした。
旧型のノーマルの内装は知らないのですが、旧型スイスポと比べても、明らかに、今回の新型スイフトは、ノーマルグレードであっても、特にセンターコンソール等の質感が、一目で良くなったと思えました。
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旧型スイスポは、エクステリア・デザインについては、日本車としては、かなりイケてたと思うのですが、内装に関しては、輸入車と比べると、どうしても見劣りしてしまう印象だったので、この新型については、是非スイスポが出てくれれば、内装についても期待できると思うのですが。






そして肝心の走りです。

新型スイフトは、エンジンスタートがプッシュボタン方式になりました。
なかなかやりますね(^^;

そのプッシュボタンを押して、エンジンをスタートさせ、発進です。

試乗車のグレードは、3種類グレードがあるうちの、「XG」という、ベースグレードでした。

3グレードとも、エンジンは同じ1.2リッターNAですが、上級グレードの「XS」になると、パドルがつくので、7速マニュアルモードがあるそうです。ただ、試乗車のXGだと、シフトについては、パドルが無く、且つ、マニュアルモード自体の設定が無いので、さすがに走り好きの人にはちょっと物足りないかもしれません。
ただ、5MTの設定があるそうですから、嬉しいですね☆

今回の試乗車は、さすがに5MTではなく、CVT車でした(^^;



ということで、アクセルを踏み、走り出したところ、加速自体の印象は必要十分という感じで、特に不満はありませんでした。

乗り心地は、かなり良いと思いました。ノーマルモデルにしては、思ったほど、足も柔らかすぎず、ドイツ車のような重厚感は無いものの、日本車としては、しっかりとした足回りになっていると思います。ただ、足の上下運動が若干激しいかなと思いました。



今回の新型スイフトで最も好印象だったのは、ハンドリングでした。

これは、素晴らしい領域に達していると思います。
ノーマルモデルとは思えないほど、スパっと切れて、気持ちいいです。



ということで、この新型スイフト、確かに「良いクルマ」であるという実感はありました。

ただ、さすがに、今回の試乗車は、MTではなく、加えて、マニュアルモードすらないCVT車だったので、面白さという点では、ちょっと辛かったです。

自分で乗るなら、やっぱりMTは必須ですね。





この新型スイフトですが、同じくRJCのインポートカーオブザイヤーを受賞した、VWのポロあたりと比べると、さすがにポロはノーマルであっても、試乗した印象は、評判どおり、「クラスを超えた圧倒的な質感と重厚感、そして完成度の高さ」がありましたので、まだまだ差はあるかなという気はしますが、ポロから「重厚さ」を取り除くと、このスイフトのような乗り味になるのかもしれません。


いずれにせよ、今回、この新型スイフトに乗ってみて、ますます「是非、スイスポを出してほしい」という思いが強くなりました。

旧型スイスポは、2回試乗しましたが、やはり、とても運転が楽しかったですし、カタチもカッコ良かったですから。



しかし、今回試乗した際にスズキの営業さんにその辺りを聞いてみたところ「確かに、『スイスポは出ないんですか?』という問い合わせはとても多いです。ただ、出しても売れないんですよ・・・。旧型のスイスポについても、スイフト全体シェアの1割にも満たなかったですから・・・」という回答でした(T_T)

うちの自宅から徒歩5分圏内には、チャンピオンイエローの旧型スイスポが駐車してあるお宅が、少なくとも2軒はありますし、1割以上は売れているだろう、という印象があったんですが、、、私らのような、「やっぱスイフトは、スイスポじゃなきゃね!」みたいな客は、いかにマイノリティか、ということが分かりますね・・・


とはいえ、、スズキさん、是非、新型でもスイスポの発売を、お願いします☆
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2010年12月05日

本日の試座 「トヨタ FJクルーザー」

今日は、昨日、日本での発売が開始されたばかりの、FJクルーザーの実車を見てまいりました。

トヨタが2006年から北米向けに販売しているクルマですが、今までは日本国内には正規輸入されておらず、私も逆輸入車を、これまで数回見かけた程度でした。

日本車っぽくない独特のデザインであり、日産のFX45とともに、逆輸入車のクロカンとしては、私も結構お気に入りのエクステリア・デザインのクルマでした。


シャシーはプラドと共通みたいですね。

エンジンもプラドと共通の4リッターNAですが、燃費は10・15モード8.4km/Lと、4リッターにしては悪くない数字です。

ドアが観音開きなのも、面白いですね。
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ただ、後部ドアはおまけ程度の大きさであり、実際に後席に座ってみたところ、車体のデカさの割には狭かったです。
だから観音開きにしているのでしょうね。
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逆に、ラゲッジルームは広大ですから、荷物はいろいろ積めると思います。
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いずれにせよ、自分の場合、スポーツカーと違って、この手のクルマ(SUV系)を選ぶ場合、4WD等の性能よりも、デザインがほぼ全てを占めているという、ナンパな男なので(^^;、そういう意味では、このFJクルーザー、なかなかイイと思います☆
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価格も314万円〜と、同じクラスの輸入車を買うことを思えば、比較にならないほど安く買えますから、こういうクルマもメインカーとして1台持てればいいなぁ、と思うのですが、でも、そうなるとセカンドカーの車種をどうするか、相当悩みますね(^^;



一度試乗できる機会があればいいなと思います。FJクルーザー。




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2010年11月28日

本日の試乗 「Ford Kuga」

過去に試乗したクルマの中で、忘れられないほど良かった(ファン・トゥ・ドライブ)クルマを5台挙げるとすれば、その中に、ヨーロッパ・フォードのクルマが2台入ってます。

フォーカスSTフィエスタSTです。

2台が、共に新車で売られている頃、実は、2台とも、それぞれ購入直前まで行ってました(^^;

2台とも、一度試乗しただけで一発K.O.された、とにかくファン・トゥ・ドライブに満ちたクルマでした。

もし、その2台が、アルファロメオのバッジをつけてたら、100%、買ってました(^^;

インテリアデザインがもう一つだったのと、最後はやはり「Ford」というブランドのクルマに乗ることに、どうしても最後の一歩が踏み出せず、躊躇している間に2台とも完売してしまったのですが(T_T)、その2台に試乗したことで、ヨーロッパ・フォードの実力の凄さをまざまざと実感させられました。


しかし、残念ながら、フィエスタSTが完売した頃を以って、ヨーロッパ・フォードのクルマは、日本に入って来なくなってしまいました(T_T)





そして今回、久方ぶりに、ヨーロッパ・フォードのクルマが再び日本にやってきました。

SUVで来るとは意外でしたが、その心臓部には、フォーカスSTと同じ、2.5リッター・デュラテック・ターボエンジンが積まれているというから期待できそうです☆






ということで、試乗車のクーガとご対面。
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今日試乗できたモデルは、2グレードあるうちのベースグレードである「トレンド」でした。

サイズは、全長4,445mm、全幅1,850cm、全高1,715cm、車重が1,640kgとのことですから、ちょうどBMW X3やアウディ Q5あたりの中型SUVと同じクラスですね。


エクステリア・デザインは、特別カッコいいという訳ではありませんが、SUVとしてはそこそこスポーティだと思います。

インテリア・デザインについては、フォーカスSTよりも少しだけ上質になった感がありますが、他のドイツ車あたりと比べると、まだちょっと平凡な感じがします。
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この辺りが、私が以前、フォーカスSTやフィエスタSTに行けなかった一つの要因ですね。

もう少しインテリア・デザインがワクワクするようなデザインだといいんですが。



居住性に関して、全席は十分余裕がありますが、後席は、それほど広く感じませんでした。

ただ、座面を高くして、見晴らしを良くしているので、そこそこ開放感はあると思います。







てなことで、そろそろエンジンを始動しようと思いきや、スタートスイッチがどこか分かりません(^^;

ここでした(^^; ↓
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このプッシュボタン、一応丸型になっていますが、正直、周りの四角形があって、これが返ってチープに見せてしまっている気がしますし、且つ、ボタンがどこか、見つけにくくしていると思います。

プッシュボタンは、単純な丸型だけのデザインのほうが、やる気が出ると思うのは、私だけでしょうか(^^;




そして、そのプッシュボタンを押したところ、気持ちよくエンジンがかかりました。

アイドリング時、まずは少し空吹かししてみましたところ、さすがに、フォーカスSTよりは、エンジンサウンドの聞こえ方は静かですが、多少、回転数を上げてみると、確かに、フォーカスSTの時に聞いた、官能的な5気筒サウンドが聞こえてきました♪
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次に、シフトをドライブに入れ、いよいよ発進です。

最初のストレートで、いきなり、その気持ち良い加速を実感できました。

フォーカスSTより200kg以上重いですから、さすがにあそこまでのパンチは無いですが、しかし、このサイズを考えれば、十分過ぎるほど速いです。

このクーガのAWDシステムは、発進時には最大10%のトルク後輪に伝達してくれる、とのことであり、確かに、強めにアクセルを踏んで発進すると、背中を押されて、まるでFRのような感覚を味わうことができました。

しかも、このエンジンは、ターボラグが少なく、NAのように回ってくれるので、余計に気持ち良いです☆



そして、乗り心地も素晴らしい☆

柔らかいのに硬い、もしくは、硬いのに柔らかい、という絶妙なセッティングになっており、大きなSUVに乗っているという感覚を極力感じさせない足回りになっていると思いました。

試乗では、路面が悪い道も走りましたが、見事にいなしてくれました。かと言って柔らか過ぎないのが素晴らしいです。



最後に感動したのが、ハンドリングです。

これまたSUVとしては、最高レベルに楽しいハンドリングだと思います☆

SUVであることを忘れさせてくれるような、カッチリ且つクイックな印象でした。




先日試乗した、日産ジューク・ターボもかなりドライビングが楽しいSUV的なクルマでしたが、あくまでも「SUV的」なクルマという印象でしたし、足回りなどはちょっと硬過ぎの感もありました。

しかし、今日のクーガは本格的なSUVっぽい印象がありながら、ジューク・ターボの乗り味を上質にしたような素晴らしいドライビングも楽しめるクルマでした。



私は重度のMT病ですが、さすがにSUVにまでMTであることは求めません(^^;

でも、今日のクーガは、あのフォーカスSTと同じエンジンを積んでおり、且つ、SUVとは思えない素晴らしいドライビングが味わえたので、正直、これでMTモデルがあれば最高なのに、と思いました。

クーガのオートマシフトは、5速であり、且つ、シフトチェンジ時のタイムラグもかなりあるので、最近のダブルクラッチ・トランスミッションに慣れた人には、アルファのセレスピード並みに、ダルく感じられると思います(^^;

でも、スポーツモード時の「+」「−」の位置は、ちゃんと、「+」が手前に引く位置に来ているので、その点は好感が持てます。









ということで、クーガに乗ってみて、やっぱりヨーロッパ・フォードはいいなぁ、と改めて思いました。

とにかく運転が楽しいです。

SUVとしては間違いなくトップクラスの楽しさです☆


価格も、中型SUVでありながら、ベースグレードのトレンドだと、335万円。

X3やQ5とさほど遜色無い性能でありながら、100万円以上安いのですから、バーゲンプライスですね。


これでもうちょっと「華」みたいなものがあれば、文句なく、かなり欲しくなると思います。





最後になりましたが、これがクーガのカタログなんですが、中で使われている写真が、とても美しくて、気に入りました☆
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アクトオンTV「クーガ」
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2010年11月27日

初回生産限定版に負けた。

プレステ3、発売された当時から欲しかったですけど、慢性的金欠のため一向に買えません。

これからも当分無理でしょう・・・orz



が、しかし、本体が無いにも関わらず、今回、これは予約してまで買ってしまいました・・・



























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一昨日発売となった、GRAN TURISMO5です。

これの初回生産限定版に付いてくる、308ページもの特製ブックレット「Apex」が、どうしても欲しかったので・・・(^^;





もちろん、肝心のゲームそのものも、すぐにでもやりたいんですが、果たして、いつになったらプレステ3、買えることやら・・・( ̄。 ̄;)


どなたか私に、プレステ3本体、2週間くらい、貸していただける心優しき方はいらっしゃらないでしょうか(笑)







とりあえず、これでも見て、気休めにしときます(^^;
posted by Joy at 21:47| Comment(4) | TrackBack(0) | Car | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月15日

本日の試乗 「ホンダ 新型フィットRS」

今回のマイチェン後のフィットについては、先日、フィット・ハイブリッドに試乗したところですが、単純に、フィットの中で一番興味があるモデルは、といえば、迷うことなく「RS」ということになります。

フィットRSについては、マイチェン以前から存在していましたが、先代のRSは「ロードセイリング」の略と聞いており、実際に私も試乗しましたが、一般的なクルマ好きが連想する「RS(レーシングスポーツ)」とは異なる、確かに「レーシングスポーツ」という感じではない、マイルドな味付けのクルマでした。

しかし、やはり、世の中が一般的に思う「RS」のイメージと違うと改めて認識したのか、このホームページの動画からも分かるとおり、今回のマイチェンで、フィットRSは、世の中のイメージに見合った本来の「RS」路線に振ってきたようです。
個人的には、それで正解だと思います。やっぱりRSと名乗る以上は、刺激的な乗り味じゃないと☆








ということで、試乗車とご対面。
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エクステリアデザインは、一言で言って、先代のRSよりも、確実にカッコよくなった感じがします。
先代は、いくらRSといえども、どこか中性的なカタチをしていましたが、今回のRSは、エアロパーツ等、迫力があって、「男のクルマ」という感じでイイですね☆


内装についても、全体的に、やはり「RS!」という感じがして、カッコいいです。
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オレンジのシートは、フォーカスSTやコペン・アルティメットエディション等を思い出させてくれ、個人的には嫌いじゃないです。
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そして、エンジン始動。

惜しくも試乗車は、CVTモデルでしたから、シフトをDレンジに入れ、いざ発進。

先日試乗したフィット・ハイブリッドとは全く異なる、迫力の排気音が後方から聞こえてきます。

加えて、アクセルペダルを強く踏むと、かなり刺激的な加速感も得られました。

やはりホンダのエンジンは、気持ちイイですね。
今までもそう思ってましたが、ホンダのエンジンは、日本車の中で、最もアルファロメオに近いと改めて思いました。



Dレンジでしばらく走った後、今度は、Sレンジにしてみましたが、一層、刺激的な走りが味わえました。

ただ、唯一残念だったのは、SレンジでもDレンジでも、私のアクセルの踏み方がおかしい?のかよく分かりませんが、エンジンの吹け上がりが、どっかんターボエンジンのようなぎくしゃく感というか、違和感があり、せっかくNAなのに、その良さが、満喫できなかったことです。

やっぱり、CVTじゃ、せっかくのこのNAエンジンの良さを十分に味わえないと思います。
乗るなら、MTモデルですね。



ハンドリングについては、なかなか試す場面がなかったのですが、シャシーにシッカリ感があるので、間違いなく、楽しいほうだと思います。




ということで、フィットRS。

1.5リッタークラスのクルマとしては、かなりドライビングを楽しめるクルマに仕上がっていると思います。

先代のスイスポ辺りと乗り比べると面白いかもしれません。

ハンドリング等、純粋なスポーツドライビングは、スイスポが、一歩上かもしれませんが、エンジンサウンドと、内装デザインについては、フィットRSが勝っていますね。

ただ、スイフトも今回、フルモデルチェンジしたので、そのうち、Newスイスポが出るでしょうから、楽しみです。





今回のフィットRSの試乗車は、CVTでしたが、次回は是非MTモデルを乗ってみたいです。

間違いなく、MTのほうが、何倍も楽しいはずです☆


フィットRSの価格は、MTモデル、CVTモデルともに、1,698,000円也。

フィット・ハイブリッドよりも約10万円高い設定です。

んでもって、燃費はMTモデルの10・15モードが17.4km/L。CVTモデルにいたっては、19.2km/Lと、このクラスの走りを重視したクルマとしては優秀です。


この価格で、走りも楽しめ、実用的で、エコ度も高く、コストパフォーマンスという点では、素晴らしいクルマですね☆
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2010年11月14日

本日の試乗 「三菱 i-MiEV」

最近、エコに目覚めたJoyです(笑)。

今年に入ってから、CR-Zフィット・ハイブリッドフーガ・ハイブリッドと、ハイブリッド車に立て続けに試乗しておりますが、今日はいよいよ、日本初の量産EV、i-MiEVに試乗することになりました。





早速、試乗車とご対面。

我が家のスマートとそっくりさんのお顔を持った、三菱の軽自動車i(アイ)と、カラーリングを除けば、見た目は、全く一緒と言っていいですね。
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全高だけわずかに1cm、i(アイ)よりもi-MiEVのほうが高いそうです。

エクステリアについては、厳密に言えば、i(アイ)のほうは、当然、ガソリン給油口が1箇所あるだけですが、このi-MiEVについては、普通充電口と急速充電口がそれぞれ車両の右サイドと左サイドについています。
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(左が普通充電口、右が急速充電口)

普通充電については、家庭用のAC200Vもしくは100Vが使え、フル充電までの時間はそれぞれ7時間もしくは14時間となっています。

急速充電だと、約30分で80%の充電が可能だそうです。

そして、フル充電時の10・15モードの燃費は160kmとなっています(^^;





さて、内装についても、室内の広さも含め、基本的にi(アイ)と全く同じと言っていいそうです(実は、i(アイ)にはまだ乗ったことがないので、内装を見るのは今日が初めてでした)。

ただ、メーター類と、シフト周りは異なります。
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メーターは、「放電」と「充電」の状態を表示するようになっています。
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また、シフトについては、Dポジション(トルク強)、Ecoポジション(いわゆる「エコモード」)、そしてBポジション(回生ブレーキ機能最大)の3ポジションから成ります。
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エアコンはマニュアル式であり、エアコンのON/OFFによって、瞬時に、メーターの航続可能距離の値が変化するのが確認できました。









ということで、いよいよ、人生初の量産型電気自動車の試乗開始です。

まず、通常のイグニッションスイッチと変わらない、スイッチをひねり、エンジン始動。

わずかに起動したことが分かる程度で、ほとんど無音です。


シフトは、Ecoモードではなく、敢えて、最初からトルクフルなDモードに入れて、アクセルを踏みました。

すると・・・


















ほぼK.O.されました(^^;

なんですか、この力強いトルクとスムーズさは!!

スペック上、馬力こそ、ターボモデルのi(アイ)と同じ64psであるものの、トルクに関しては、約2倍。NAモデルのi(アイ)に比べると、実に約3倍強の仕様となっていますが、確かに、これは、軽自動車のトルクとは思えない、刺激的な加速です。

そして、何より、異次元の楽しさだったのが、ウィーンというような、まさに電車が走るような音色とともに、変速ショックを全く感じない、アクセルの踏み加減と、加速感が、完全にシンクロしたような、従来のクルマでは味わったことのない、未来的な感覚でした。

モータの高トルク化と高回転化によりトランスミッションは非搭載とのことですが、宙に浮いたように、継ぎ目なく、どこまでもスーーーッと加速していくこの感覚は、ちょっとクセになるかもしれません(^^;

きっと私のように、ターボではなく「NA派」の人には、この感覚がより分かっていただけるのではないかと思います。

駆動方式がMRという点も、気持ちイイ走りに貢献しているのでしょうね。






今日は、正直、私の中で「ハイブリッド」という選択が消えた日かもしれません。

それほど、i-MiEVの乗り味は、印象的でした。

今まで、「電気自動車でドライビングプレジャーなど味わえるはずもない」、と高をくくっていましたが、考えを改めさせられました(^^;

これだけ滑らか且つトルクフルな走りができると、まさに、SF映画に出てくる乗り物を、そのまま自分で操っている感覚があります。

これなら、下手に、ガソリンとモーターを組み合わせたハイブリッドよりも、きっぱりと100%電気で走る、i-MiEVのようなEVを選んだほうが、割り切った楽しさが味わえると思いました。

これで、ギミックでいいから、もう少し、未来的な「走行音」でも聞こえるようにしてくれたら、本当に、内燃機関に代わり得る、ドライビングプレジャーが味わえるかもしれない、と思ってしまった自分がいます(^^;


先日フーガ・ハイブリッドに試乗したときの日産の営業員さんが言ってましたが、来月発売されるリーフも、かなり刺激的な加速を見せてくれるとのことでした。
楽しみですね。




今後は、「車両価格」「走行可能距離」「充電インフラの充実化」の3つの問題がいかに解消するかで、EVが世の中に浸透するスピードが変わってくると思います。

i-MiEVの車両本体価格が398万円。

補助金等を使っても、実質300万円ほどします。

これでは、我々のような一般庶民には、手軽に購入、という訳にはいかないですね。


それと、走行可能距離についても、i-MiEVの10・15モードは160kmですけど、実質は100km程度といったところでしょうか。

仮にスペックどおり、まるまる160km走ったとしても、遠出はできませんね。
ということは、当面は、近場の通勤や買い物等に使う、足クルマ的な使い方になってしまいます。


そして、充電インフラについても、まだまだこれからといった感があります。

急速充電ができるスポットがたくさんできてくれないことには、やはり、遠出は怖いですね。




あと、エクステリアデザインについても、テスラみたいなぱっつんぱっつんなデザインまでいかないにしても、もっとスポーティな形のEVがどんどん出てくれたらいいと思います。

ちなみに、i-MiEVのOEMである、プジョーのiOn、シトロエンのC-ZEROについて、i-MiEVとの価格差が20〜30万円程度以内に納まるなら、iOnやC-ZEROを選んじゃう可能性が高そうです(^^;







ということで、一般庶民が手を出すには、もう少し時間がかかりそうな電気自動車ですが、でも、確実に、遅かれ早かれ、将来、誰でもEVに乗れる(というか、EVばっかりになる?)日がいずれ来るのだろうな、と今日i-MiEVに乗って確信した次第です。




追伸:
「電気自動車体感中!」とデカデカと書かれた試乗車で試乗するのは、かなり恥ずかしかったですが・・(^^;
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2010年11月11日

MINI CROSSOVER。

来春、日本にやってくるMINI CROSSOVERのフォト・リーフレットが届きました。
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生粋のMINIファンがこのクルマをどう思っているのかは分かりませんが、まぁ、間違いなく売れるでしょうね・・(^^;

BMW MINIの、一般受けしそうな商品を作りだす力と、広告マーケティングのうまさは、お見事としか言いようがありませんね。


今後は、クラブマンにするか、このクロスオーバーにするか、選択に悩む人たちが増えるかもしれませんね(^^;
posted by Joy at 00:56| Comment(0) | TrackBack(0) | Car | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月09日

本日の試乗 「日産 ジューク(ターボモデル)」

一昨日は、フーガ・ハイブリッドとともに、これまたフーガ・ハイブリッドと同じ11月2日から発売されたばかりの、ジュークのターボモデルに試乗してまいりました。

元々、ジュークについては、その奇抜なお顔に若干ヒキつつも(^^;、全体的には、コンパクトでなかなかスポーティそうなSUVに見えたため、デビュー当時から、どんなドライビングフィールなのか、一度試乗してみたいと思っておりました。


そうこうしているうちに、今度は、ターボモデルが出た、とのこと。

なんとなく、ジュークの"真打"は、このターボモデルかな、という気がしましたので、初試乗には、ターボモデルを選びました。





まず、試乗車と対面し、ジュークのその、超個性的なお顔を、初めて近くでまじまじと拝見。

営業さんの説明を受けるまで、ヘッドライトの位置を完全に勘違いしてました(^^;
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現行Zやスカイライン系等、ここ数年の日産のクルマって、正面から見たお顔はイマイチでも、横や後ろからだと、カッコよく見えるクルマが多いような気がします。
ジュークも、そんな感じで、お顔はかなりクセがありますが、横や後ろから見たデザインは、なかなかカッコいいと思います。

一見、2ドア風に見える、アルファロメオ的なデザインのリアドアも、悪くないですね。



一方、インテリアに関しては、インテリジェントコントロールディスプレイや、フロントセンターコンソールのデザイン等、未来的ではあるものの、ちょっと若者向け過ぎかな、という印象です。
ターゲットは20〜30代前半という感じですかね。私のような40過ぎのオヤジが乗るには、ちょっと辛いかな・・
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そして、肝心のドライビングフィールです。

ちなみに、試乗車のグレードは「16GT」という、1.6リッター・ターボエンジンを積んだ、FFのモデルです。

ドライブモードは、ノーマル、スポーツ、そしてエコの3種類を選べますので、まずは、ノーマルモードで発進しました。

ターボラグはあるものの、このノーマルモードでも、十分速いです。
1.6リッターとは思えません。

足回りはスポーティで、ハンドリングもかなり良く、SUVに乗っている感じがほとんどしませんでした。


そして今度は、「スポーツ」モードにしてみました。
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ノーマルでも十分速く感じましたが、さらに加速感が増し、加えて、16GTの場合、スポーツモードでは、パワステの手応えも強めになるよう設定されているため、ハンドリングも、もはやスポーツカーの領域に達している、と言っても過言ではないフィーリングでした。

目隠しして運転すれば、これがSUVだとは思えないんじゃないでしょうか。

車重を確認したところ、16GTでも、1290kgしかありません。
そこに190PSの1.6ターボを積んでいるのですから、そりゃ、速いわけです。




ということで、このジュークのターボ。一言で言って、ドライビングは、相当楽しいクルマです。

ハンドリングも、相当楽しめます。

SUV的なカタチのクルマとしては、国内外問わず、個人的には、今までで一番スポーティなドライビングフィールだと感じました。

私の場合、スポーツカーはNAエンジンでないと嫌なんですが、このジュークの場合は、カタチはあくまでもSUVですから、その点は、我慢できます。

NAモデルにはまだ乗っていませんが、きっと、このターボモデルがジュークの「本命」だと、確信しました。




よって、変わったカタチのクルマに乗りたくて、且つ、ドライビングも楽しみたい、という若者にはもってこいのモデルではないでしょうか。

正直、SUVなカタチで、これだけスポーティで楽しいクルマを作れるのだから、日産には、このジュークを参考にして、カタチも含め、本当のコンパクト・スポーツカーを是非作ってもらいたいですね。

そうすれば、個人的に、現行の国産車で最もドライビングが楽しいと思っている、マツダのロードスターRX-8に匹敵するクルマができるのではないか、と思います。





ちなみに、今回の試乗途中でドライバーを交代し、私は後席に乗ってみましたが、スポーティな分、さすがに、乗り心地はかなり硬いです。
運転者は楽しいと思いますが、同乗者(特に後席)は、ちょっと辛いかもしれません。

SUVのカタチをしてますが、あくまでも、運転者のドライビングプレジャーを優先したスポーティなクルマ、という感覚で購入したほうがよさそうですね。



最後に価格ですが、この16GTで、車両価格、約219万円です。

これだけ面白いクルマが220万円で買えるのですから、やはり、国産車は凄いですね。

自分がもうちょっと若ければ、かなり欲しくなっていたかもしれません(^^;
(正直、エクステリアとインテリアが共に、もう少し、大人びたデザインだったら、かなり欲しいです)



以上、ジュークのターボモデルでした。




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2010年11月08日

本日の試乗 「日産 フーガ・ハイブリッド」

昨日は、11月2日に発売されたばかりの、フーガ・ハイブリッドを試乗してまいりました。

「インテリジェント デュアル クラッチ コントロール」という、駆動と発電を1つのモーターで行い、エンジンとモーターをトルクコンバーターを介さずにトランスミッションに直接接続する、軽量で高効率なハイブリッドシステムを搭載しています。

トヨタのハイブリッドシステムに比べ、より高速までエンジンを停止することができ、また、トルコンが無いため、よりシフトチェンジ時にダイレクトフィールが味わえるであろう、というのが日産のコメントです。






ということで、試乗車とご対面。
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トヨタやホンダのハイブリッド車と違い、グリルやエンブレム・デザインでの違いはつけておらないようで、さりげなく「ハイブリッド」のロゴがついている程度のようです
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インテリアについても、メーターパネル等、ハイブリッド然としたところがほとんど無く、ナビの画面を「エネルギーモニター」等の画面にしない限り、ハイブリッド車に乗っているという感覚が、ほとんどありません。
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この辺りは、フーガという、「大人のクルマ」を意識して、敢えて、むやみにハイブリッドであることを主張していないのかな、と思いました。






そして、エンジンを始動し、いよいよ発進。

車重1860kgもありますが、3.5リッターV6エンジン+モーターの力で、なかなか頼もしい加速を見せてくれました。

エンジン作動時は、回せば、結構迫力あるサウンドを聞かせてくれます。

このクラスのクルマでも、ここまで迫力のあるサウンドが楽しめるのは、さすが日産といったところです。


その他、本来であれば、いろいろ感想を書きたいところですが、なぜか普段の試乗よりも緊張してしまい、あまりインプレッションを覚えておりません(^^;

まぁ、ただ、今まで試乗したことのある、プリウスやインサイト、あるいはフィット・ハイブリッドとは、全く別次元のクルマであることは確かです、当たり前ですが(^^;




このフーガ・ハイブリッドの気になる燃費は、10・15モードで、19.0km/L。

ノーマル(非ハイブリッド)のフーガと比較すると、3.7リッターエンジンを搭載する370GTが、同じく10.0km/L。および、2.5リッターエンジンを搭載する250GTでも、12.2km/Lですから、さすがにフーガ・ハイブリッドの燃費の良さが目立ちますね。



車両価格では、フーガ・ハイブリッドが約577万円。一方、370GTが約457万円ですから、フーガ・ハイブリッドとの差は、約120万円ですね。

私は、フーガに関しては、先代の3.5リッターと2.5リッターモデルには試乗したことがあるものの、現行の370GTには試乗したことがないので、この「120万円」という価格差をどう捉えるのがいいのか分かりませんが、まぁ、このクラスのクルマで、ハイブリッド車とノーマル車との差が100万円強というのは、妥当な線なのではないでしょうか。



走りもそこそこ楽しめ、且つ、大人なクルマに乗りたい方には、ちょうどいい選択肢かもしれません、フーガ・ハイブリッド。

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2010年11月07日

本日の試乗 「新型Polo GTI」

昨日、スマートの修理に行った帰りに、新型ポロGTIに試乗してまいりました。

この新型ポロGTI、価格は297万円です。
先代のポロGTIの、デビュー当時(2005年)の価格を調べてみたら、なんと228万円
実に、70万円も高くなってしまったのですね(^^;


エンジンに関しては、単純に排気量だけで比較すれば、先代は1.8リッター・シングルターボで、今回の新型は、1.4リッター・ツインチャージャーです。

また、トランスミッションは、先代がMTオンリーだったのに対し、新型は、日本においてはDSGのみ(本国では、新型についてもMTの設定があるようですが・・)。
ついに、日本ではMTが選べなくなってしまいました(T_T)



先代のポロGTIには、今から4年近く前に試乗しました。
ハンドリングが非常に刺激的だったことと、足周りが少し頼りなかったかな、という印象が残っていますが、トータルとしての刺激度は、その時書いたブログを見ると、「スイフトスポーツより上」と記していますから、かなり楽しいクルマだったことは確かです。


果たして、先代との70万円の価格差を感じられるだけのクルマに仕上がっているのでしょうか。。。







と前置きが長くなりましたが、、ボディカラーはブラックの試乗車とご対面。
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既に、陽が落ち始めていたため、なにはともあれ、早速試乗開始。





約15分程度の試乗でしたが、さすがですね。文句らしい文句は、ほとんど何もありません。

とにかく、凄まじいまでの、質感です。

「クルマの作り」としての質感。そして、「ドライビング・フィール」としての質感。ともに、これ以上何を望むのか、というレベルに達していると思います。

強いて挙げれば、停止状態からドンとアクセルを強めに踏んだ時に、どうしても一瞬のターボラグ的な「間」があるので、NA派の私にとっては、違和感を感じます。

それと、シフトレバーの+−について、+が手前に引くのではなく、押し出す方向になっているのが興醒めする程度で、まぁ、文句といえば、それくらいです。


恐らく「刺激度」という点では、MTの楽しさと、より軽快なハンドリングを味わえた先代に歩があると思いますが、それでも、トータルとしてのクルマの出来の凄さは、やはり、今回の新型が圧倒していると思います。

こんなクルマを、オートマ限定免許の人でも操れるのですから、売れないはずがありません。
今、オーダーしても、約半年待ちだそうです(^^;






ちなみに、このポロGTI。価格帯といい、クルマのクラスといい、まさに、先日試乗した、MiTo(TCT)とガチンコで競合するモデルですね。(ポロGTI:297万円、MiToコンペティツィオーネ:292万円)

個人的印象を、敢えて、比較してみると・・・

ドライビングフィールの楽しさや刺激度は、エンジンフィールや内外装のデザインにより、さすがにMiToのほうが上でしょう。

ただ、クルマとしての完成度の高さや、一貫性みたいなものは、完全にポロGTIが勝っている印象です。

一貫性ということについては、確かに、アルファTCTは、VWのDSGに勝るとも劣らないスムーズな動きをするので、素晴らしいとは思いますが、どうも、アルファのエンジンをはじめとする、全体的なドライビングフィールとTCTが、いまいち、マッチしていないというか。。。
やはりアルファは「刺激」のあるクルマですから、トランスミッションについても、多少ギクシャク感があっても、よりダイレクト感を楽しめるセレスピードのほうが、マッチしていると個人的に思っています。

その点、ポロGTIについては、とにかくクルマの動きの全てがスムーズですから、DSGが、しっかりとマッチしていると思います。そういう意味で、「一貫性」を感じます。



やはり、クルマとしての完成度の凄さは、ポロは凄いと思います。

あとは、アルファ乗りとして救われるのは、「デザイン」でしょう。

MiToについては、本音を言えば、個人的には、「心からカッコいい」、と諸手を挙げて言えるところまではいっていないデザインなのですが、それでも、オシャレ度という点では、同クラスの他メーカーの現行モデル達と比べると、さすがに一枚も二枚も上を行っている、さすがアルファ、というデザインにはなっていると思います。

一方、現行型のVW車については、シロッコはなんとか許容できるかな、という感じはしますが、ゴルフやポロについては、「なんでこんなデザインになっちまったの・・・」というのが偽らざる印象です。

ゴルフTやUは、あんなにカッコよかったのに・・・

ですので、これだけポロGTIの、製品としての完成度が凄いレベルでも、このデザインなら、まぁ、嫉妬せずに済むかな、という印象です(^^;



ただし、先般の報道にあったとおり、ゴルフTをデザインしたジウジアーロのイタルデザインが、VW傘下に入ってしまいました。

これだけ完成度の高い車に、今度は、ジウジアーロのデザインが反映されると想像すると・・・ちょっとヤバイですね(^^;
次期ゴルフや次期ポロが、一気に、兄貴分のアウディを凌ぐようなデザインになってしまったら、どうしよう(笑)

あるいは、ポロのデザインに納得がいかない人は、来年日本にやって来るという噂の、ポロの兄弟車と言える、アウディ A1が来るまで待つ、という手もありそうです。





ということで、今回の新型ポロGTI。
デザインを除けば、300万円という価格でもほとんど違和感のない、凄まじい完成度のクルマでした。
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2010年10月30日

Tango。

さきほど、WBSを見ていたところ、期せずして、電気自動車特集が組まれ、いくつかのEVが紹介されましたが、最も大きく扱われていたのが、アメリカのComuter Cars社による「Tango」でした。
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WBSより)


全てハンドメイドであり、前後2人乗りのタンデム型で、その価格、約900万円(^^;

顧客には、かのジョージ・クルーニーおじさまの名も連ねており、なかなかの注目度ですね。
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それにしても、横幅が39インチ(99cm)と、驚異的に狭くて、我が家のスマート以上に、なんだか簡単に横転してしまうのではないかと心配になりますね(^^;


いずれにせよ、一度乗ってみたいものです(^^;
その時は、是非、クルーニーおじさまの助手席、じゃなかった、後部座席に(笑)
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2010年10月22日

ルノー ルーテシア・ゴルディーニR.S.

30台限定で発売されましたね、ルーテシア・ゴルディーニR.S.
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carviewより)


と、思ったら、1時間で完売してしまったそうです(^^;




基本的に、通常のルーテシアR.S.の装飾系を変えただけのクルマであり、伝説の「ゴルディーニ」という冠をつけるのなら、もう少し、性能面でのチューンもしてほしかったな、というのが個人的感想ですが、まぁ、そもそもノーマルのR.S.自体が、ベースグレードのルーテシアに比べ十分過ぎるほどチューンされており、玄人筋の評価もとても高いクルマに仕上がっていますから、敢えて、性能面は触らなかったのでしょうね。。

ちなみに、通常のR.S.には、昨年の12月に私も試乗しており、昨年の試乗車総括で、第2位に挙げました。




わずか30台ですから、一都道府県当たり、一台にも満たない計算になるので、よほど近所にでもオーナーさんでもいない限り、街中で見かける可能性は、限りなく低いですね(^^;

もし実車を見せてくれる寛大なオーナーさんがいらっしゃるようでしたら、私、Joyまでご連絡くださいませ(笑)
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2010年10月16日

本日の試乗 「ホンダ フィット ハイブリッド」

今日は、今月8日から発売となった、フィット・ハイブリッドに試乗してまいりました。
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(↑グリルとヘッドライトの青いラインがハイブリッドの証)



まず興味をひかれるのが、159万円というその価格です。

いよいよハイブリッドも150万円台に突入したか、という感じであり、これならそろそろハイブリッドに行ってもいいかな、という現実味が湧いてきますね。

ホンダのハイブリッドは、トヨタのそれと違い、あくまでも主役はガソリンエンジンのため、燃費では劣るものの、その分、走りは楽しめる、というのがインサイトの時から、ホンダの「売り」であり、今回のフィット・ハイブリッドでもそれは同じのようです。





ということで、早速エンジンを始動し、試乗に出かけました。

まずは「ECON」モードで走りましたが、十分過ぎるほどの加速感とスムーズな走りを感じることができました。
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加えて、走行中の室内は非常に静かです。



その後、営業さんが気を利かせてくれ、多少飛ばせるちょっとしたワインディングも味わえるコースへと案内してくださったので、ECONモードを解除。

すると、加速感はさらに高まり、十分スポーティな走りを楽しめました。
1.3リッターエンジンとモーターの組み合わせでも十分ですね☆


試乗を終え、総じて感じたのは、とにかく、スムーズで軽快な走りであり、ハイブリッド車を運転している、という感じがせず、気持ちのいいドライビングができるクルマである、という印象です。


それと、アイドリングストップについては、今まで乗ったクルマの中で、一番、ストップ時の振動が少なく感じ、その分違和感も少なかったです。



居住性に関しても、ノーマルのフィットと基本的に同じだそうで、確かに、後席に座ってみても、身長170cmの私なら、全く問題なく座れました。

面白かったのは、後席の座面がせり上がるので、高さのある荷物も入れやすいことです。
しかも、せり上げは、ワンタッチでできるのが優秀です。
いくら便利な機能でも、操作が面倒だと、結局使いませんからね・・
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ということで、フィット・ハイブリッド、良かったです☆

自分のメインカーにするのはちょっと辛いですが、でも、普段の足として使うセカンドカーや、かみさん用のクルマとしては、最高だと思いました。

新型ヴィッツのハイブリッドは、燃費が40kmを超えるらしいですから、燃費だけで比べると辛い(フィット・ハイブリッドは30km)ですが、まぁ、現在の世の中では、30kmもあれば十分ですし、その分フィット・ハイブリッドは、走りも楽しめますので、十分「買い」だとは思います。


個人的には、同じフィットなら、このハイブリッドにするか、RSにするか、悩ましいところですね(妄想です(^^; )

特に、このムービー見ちゃうと・・(^^;
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2010年10月03日

Top Gear、近況。

今年4月から、CS等専門チャンネル以外での日本初上陸となったTop Gearが放映されてから、ちょうど半年が経過しました。

以前から私も注目しており、放映開始直前に、このブログでもネタにしたところですが、最近では、私の周りでも、Top Gearをブログのネタにする人が増えてきたようです。

そんな中、今月から、放映時間が変更となり、再放送が無くなってしまいました。
それほど視聴率が伸びていないのでしょうか・・(^^;

確かに、現時点の放送分は、2008年当時のものなので、かなりタイムラグがあることもあり、そういう点で、若干、興ざめしている人もいるのかもしれません。

ただ、私の場合は、タイムラグがあれど、毎週楽しみに観ています♪

体のデカさだけでなく、卓越したMCセンスを備えた、圧倒的存在感のジェレミー・クラークソン

ジェレミーとは対照的に、まじめ過ぎるのか、ギャグを言っても、台本を読まされてる感がありありで痛々しい(^^;、ジェームズ・メイ

かわいい顔して勇敢な、リチャード・ハモンド。(ちなみに、私、同い年です(^^; )

この3人の組み合わせが絶妙ですね。

そして、日本人では作れそうにないセンスの、美しい映像。

カッコ良さと、ハチャメチャなブラックジョークが同居した、いかにも海外チックな番組ですね☆




昨夜放送分は、アルファロメオ特集でした。

とはいえ、正直、アルファ・ファンとしては、あまり気持ちのいい内容ではありませんでしたが・・(^^;
まぁ、ブラックジョークで固められている番組ですから、仕方ないですね(^^;
(ただ、いつも全般的に、司会者陣は、アルファロメオ好きと伺える発言をしているのが嬉しい限りです)




ちなみに、当方、テーマ曲(オープニング・シーン)フェチであり、ご多分に漏れず、このTop Gearのオープニング・シーンもかなり好きです♪

テーマ曲は、オールマン・ブラザーズ・バンドのジェシカという曲がオリジナルですが、現在使われているカバーに比べると、かなり、カントリー調のおおらかな曲です(^^;


自分の場合、一般的に、カバーした歌や曲って、あまり好きではなく、完全に「オリジナル派」ですが、こと、このTop Gearに関しては、現在のカバーされた曲のほうが、断然、カッコいいというか、番組に合ってますね(^^;
(まぁ、原曲は、今から40年近く前の曲だから、仕方ないっちゃ仕方ないですね(^^; )


ということで、Top Gearのオープニングの変遷を以下のとおり集めてみました。
皆さんは、どれがお好みですか(^^;

●1977年


●1986〜1989年


●1999〜2000年


●2000〜2002年


●2005年


●2008年






(↓ お世話になっているPAZZOさんの本棚にさりげなく置いてあった、貴重なTop Gearマガジンです☆)
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(このホイヤーの携帯、めちゃカッコいいですね☆ ↑)



●おまけ(147GTA放映時(^^; )
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2010年09月27日

本日のクルマCM 「ホンダ シティ・ターボU」

先週から、勝手に昔のクルマCMネタを続けております(^^;

前回は初代シティのCMを取り上げました。


そして、今日は、こちらです。










ホンダ シティ・ターボU

今見ても、かなりカッコいいデザインですね☆

スペックも、735kgという軽自動車並みの車重に、1.2リッター・ターボエンジンを積み、110psを叩き出す、想像しただけでもその痛快さが分かる、まさにこれぞホットハッチというクルマに仕上がっています。


このクルマ、実は、うちのかみさんが、19歳で免許を取ってすぐに、初めてのクルマとして新車で購入したクルマです。

本当は、フィアットの初代パンダが一番欲しかったようですが、親から「外車はダメ」と言われ(^^;、それならば、ということで、シティ・ターボUにしたとのことです。

今の時代で言えば、最初のクルマに、スイフト・スポーツコルト ラリーアート Version-Rあたりを選ぶようなイメージでしょうか(^^;


それにしても、女性で免許取って最初のクルマにシティ・ターボU(もちろんMT)を選ぶなんて、我ながら、うちのかみさん、かなりカッコいいと思います(笑)

私なんて、免許取って最初のクルマが、20万円以下で買った中古(しかも修復歴有(^^; )のカローラUでしたから、比べ物になりません(^^;





さすがにもう、ビート以上に、まともな個体を探すのは不可能に近いかと思いますが、一度でいいから、是非試乗してみたいですね、このブルドッグ


あと、ホンダには、エクステリア・デザインをほとんどそのままに、是非、このシティ・ターボUを、MINIやFIAT500のように、復活させてほしいですね。

そしたら絶対買いますから(^^;



(↓別バージョンCM)

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2010年09月26日

本日の試乗 「スバル WRX STI 4ドア」

今日の熊谷地方は、昼間はしっかり、外気温計が40度を指したものの、朝晩は半袖では寒いくらいの涼しさです。
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そんな今日は、久々に試乗に出かけて参りました。

「スバル インプレッサ WRX STI」改め、「スバル WRX STI」の4ドア・バージョンです。
今年7月のマイチェン時に「インプレッサ」の名前が取れたんですね。


5ドアのSTIには、2007年10月のデビュー直後に試乗しています。

その時の印象は、「旧型のSTIに比べ、劇的に乗り心地が良くなったが、クルマとの一体感を感じにくく、『運転の楽しさ』という点で、少し不満が残る」というものでした。




さて、今回の「4ドアセダン」バージョンはどうでしょうか。

まずそのエクステリア・デザインですが、これは5ドア(ハッチバック)にも共通することですが、今年の7月のマイチェンを受けて、フロント(お顔)のデザインが少しマシになりましたね。
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全体的なデザインは、先代レガシーのB4を彷彿とさせるような、なかなかまとまりのあるデザインで、日本車としては、イイ線行ってると思います。
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今までレガシー・ファンだったにもかかわらず、現行型レガシーのデザインにとまどっている人には、むしろ、こちらのほうがいいかもしれないですね。


6速MTモデルのほうには、このとおり、どデカい、リアウィングがついており、40過ぎのオヤジが公道で乗るには、ちょっと恥ずかしいですね(^^;
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(↑室内からも巨大なリアウィングがしっかりと・・(^^; )

オートマ専用のA-LINEには、ウィングはついていませんが、6速MTモデルのほうは、ウィング無しは選べないそうです(^^;



内装については、特に面白味は感じられない、淡白な印象ですが、所々についているSTIのロゴが、それなりヤル気にさせてくれます。
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さて、スタートボタンを押し、エンジン始動。2リッターBOXERツインスクロールターボエンジンが、目覚めますが、サウンドに、それほど迫力はありません。
この辺りは、アルファV6に慣れてしまったせいでしょう(^^;


SI-DRIVEのまずはノーマルであるSモードで発進します。
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おとなしく走らせている限りは、エンジンサウンドは静かで、足周りも特に硬過ぎず、「凄いクルマ」という印象はほとんどなく、ファミリーカーとしても十分通じるクルマだと思います。


お次は、S#モードに切り替え、空いている道で、ちょっと飛ばしてみました(^^;

3000回転を超えたあたりで、急に加速が、鋭くなります。
これは5ドアに試乗したときと同じですね。
NA好きの私としては、このターボラグがちょっと気になりますが、その3000回転を超えてからの加速は、まさに「凄まじい」の一言ですね。

0-100kmのメーカー公表値が5秒を切るらしいですから、確かに強烈ですね。



そして今回、もっとも注目していたのが、ハンドリングです。

というのも、前回5ドア・バージョンに試乗したときは、ハンドリングの気持ちよさがイマイチ感じられず、むしろ、同時期に試乗したランエボXのほうが、クルマとの一体感を感じられたので。


今日の試乗では、じっくりとそのハンドリングを試すことはできませんでしたが、少なくとも、なかなかの好印象を抱きました。

4輪がしっかりと路面に吸いついて、スゥーっと曲がる、そんな感じでした。

剛性感も凄くあるので、安心して曲がれます。




それと、トータルとして、乗り心地が良かったことは好印象でした。

おとなしく運転している時でなく、そこそこスピードを出しても、路面の凹凸をうまくいなしていて、これならファミリーカーとして十分通用すると思いました。
(たぶん、私の147GTAより、足周りは硬くないと思います(^^; )



ということで、今回のWRX STI 4ドアに関しては、3年前に試乗した、5ドア・バージョンの時よりも、「運転の面白さ」を感じることができました。

デビューから3年経って、それなりに熟成されてきたでしょうから、おそらく、改めて今、5ドアのほうに乗っても、きっと、「以前より面白い」と感じるかもしれませんね。


ちなみに、このWRX STI 4ドアの価格は、約374万円(税込)。
スバルの営業の方に聞いたところ、この価格に、なんやかんやで、諸費用が一般的に50万円近くかかるとのことですから、値引き無しだと、乗り出し420万円超えですね(^^;

一方、同じWRX STI 4ドアでも、オートマのA-Lineは、315万円(税込)。
約60万円もお安くなります(^^;

まぁ、やはり、それだけ、STIの主人公は、あくまでも6速MTモデルなんだ、ということが分かりますね。

リアウィングはちょっと恥ずかしいですが、それでも、自分の場合も、どうせWRX STIに乗るなら、迷うことなく6速MTモデルですね。

ただ、420万円超え、ということを聞いてしまうと、ちょっと引くかも(^^;



いずれにせよ、ファミリーカーとしても使えそうなSTIは、十分魅力的だと思いました☆







こちらは、ショールームに飾ってあったレガシーツーリングワゴン 2.5GT tS
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(↑獅子舞のような迫力のフロントマスク(^^; )

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車両本体価格、約420万円。諸費用入れれば、450万円超え確実。
ナビもつければ、500万が見えてきます(^^;

下手な輸入車よりも、遥かに高いですね(^^;
もちろん、それなりのクルマなのだと思いますが☆







2010ニュルブルクリンクへの挑戦


"7分55秒00"の全貌
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2010年09月25日

アーマオール。

それにしても一気に涼しくなりましたね。
熊谷地方は、朝晩は寒いくらいです。。


今日のお休みは、休日の定番、珈琲館に、本日も懲りずに行って、いつもの珈琲館ブレンドをいただきました。
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いろんな所でコーヒーを飲んでも、やっぱりこのコーヒーが一番好みですね☆

ちなみに、昔の自分のブログを見てみたら、少なくとも4年以上前のブログにもネタとして載せていました(^^;








さて、今日は、ダッシュボード等の艶出し剤が切れたので、購入して参りました。

艶出し剤と言えば、コレ。
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アーマーオール
です。

ちょうど社会人1年生になった年(1993年)に、うちの会社の偉いさんの専属運転士をされていた方から、このアーマオールを勧めてもらい、かれこれもう20年近く使っています。

プロのベテラン運転士さんが勧めてくれる洗車グッズとかって、妙に説得力がありますよね。

ワックスだったら、シュアラスターとか。



ちなみに、このアーマオールも本国では、かなりいろんな種類の商品があるようです。
(プロテクタントだけでも4種類

日本にも、もっとたくさんの種類を導入してほしいですね☆









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2010年09月24日

本日のクルマCM 「ホンダ 初代シティ」

私の場合、初めて本格的にクルマに興味を抱いたのは、ちょうど小学校に入学した1975年頃です。
1975年といえば、まさに空前のスーパーカーブームの真っただ中であり、自分も、当時、ランボルギーニやフェラーリの下敷きを小学校に持って行って使っていたのを今でも覚えています。



一方、昨日のブログのネタにした、「クルマのCM」というものに関して、初めて強い興味を抱いたCMということであれば、おそらくこのCMだったと思います。




ホンダ・初代シティのデビューが1981年でしたから、自分は小学6年になっていましたが、これ以前のCMで、ここまで鮮烈な印象を抱いたCMは、記憶にありません。(幼少過ぎたのか、有名なケンメリのCMは、全くと言っていいほど、記憶にありません・・・)


初代シティに関しては、上記のとおり、当時小6だった私でも、随分角ばった変わった形の、かわいらしいクルマだなぁ、という印象がありましたが、やはりクルマ以上に、CMのインパクトが強烈でした。

つい口ずさんでしまうんですよね、ホンダホンダホンダホンダと(^^;
(マッドネスのあの歌、作曲は井上大輔さんだったとは知りませんでした・・)





後日、またネタにしようと思っていますが、1980年〜1990年代のホンダのクルマのCMって、ライバルメーカーに比べ、作りがうまかったと思いますし、今でも好きなCMが多いですね。

CMだけじゃなく、その頃のホンダのクルマは、全般的に、ライバルメーカーに比べ、ダントツでクルマ自体も面白くて且つカッコよかったと思いますし。


今じゃ、ウルトラマンがCMに出てきたりしてますし、ちょっと寒いですね(^^;

今回取り上げた、初代シティのCMも、ある意味寒いですが、ウルトラマンの「寒さ」に比べれば、かなりマシだと思うのですが(^^;



ということで、初代シティのCMの巻、でした。
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2010年09月22日

本日のクルマCM 「レビン(AE101)」

ここ数年、日本車のCMで、「いいなぁ」と思えるCMがなかなか無いですね。
クルマ自体がつまらなくなってきたのと比例するように、CMも面白くなくなってきた感があります。

それに、せっかくBGMとして名曲を使っていても、クルマそのものと全然マッチしていなかったり。
あるいは、カッコよく見せたいのは分かりますが、「それ、ちょっと無理してるんじゃない」、みたいな作りだったり。。

強いて挙げれば、最近だと、日産のエクストレイル(The Chemical Brothers「Setting Sun」)や、新型エルグランド(Van Halen「Ain't Talkin' 'Bout Love」)などは、日本車のCMとしては、なかなか頑張ってるかな、という感じはしますが。






CMといえば、たまたま今日、会社で、B'zネタが出たので、思い出したんですが、今でも忘れられないCMの一つが、このレビンのCMです。



CMの作りそのものは、「センスいい」とか「洗練」とかそういう類のカッコよさは無いですが、とても情熱を感じるカッコいいCMに仕上がっていると思います。

レビンという荒削りな部分も感じる若者向けのクルマ。やはりどちらかというと荒削りで情熱的なドライビングをする片山右京。そして、情熱的なB'zのサウンドが見事にマッチしていたと思います。

しかも、1993年当時の片山右京といえば、F1デビュー2年目で、日本中から表彰台の期待を背負っていた頃であり、そんな右京が、レビンをマジ顔でドライブしているのだから、たまりません。

そんな右京が哀愁を漂わせつつも小気味良くシフトチェンジしながら果敢にドライブする姿と、やはり哀愁を感じさせつつも情熱的な「裸足の女神」のサビの部分が絶妙にシンクロして、つい、見ているこちらまで、サーキットでレースでもしたくなるような、高揚した気分になります。

「クルマのことはレビンで学ぶ」というコピーも、今聞くとちょっと恥ずかしいですが(^^;、でも、若者向けらしくていいですネ。


恐らくこれで、片山右京が出演せず、レビンだけが映っていて、B'zの曲が流れていたとしたら、かなり平凡なCMになっていたと思いますし、仮に、片山右京が出演しても、サーキットではなく、普段着を着て、普通の道をドライブしているような映像ならば、同じように「裸足の女神」が流れていたとしても、当たり障りないCMで終わっていたと思います。

とまぁ、たかがCM一つで、長々と書いてしまいましたが、要は、自分としては、

  ・当時のF1が大好きであり、片山右京のファンでもあった。
  ・B'zのこの曲(裸足の女神)が好きだった。
  ・CM放映時の1993年は、社会人一年生だったため、いろんな意味で思い出深い年だった。

という、好きになる要素がたまたまいくつも重なったCMだったんですよね(^^;

思い入れが強くなるのも当然って感じです。


ちなみに、肝心のこの6代目レビンというクルマそのものについては、まぁ、好きか嫌いか、といえば、好きな部類のクルマでしたが、当時はパジェロに代表されるSUVやステーションワゴンブーム真っ只中だったこともあり、自分も完全に、後者派(SUVやステーションワゴン)でした(^^;




それにしても、久方ぶりにこのレビンのCMを見てたら、なんだか、他の古いCMもいろいろ見たくなってしまいました。

明日はお休みですし、今夜はこれから深夜までYouTubeタイムになりそうです(笑)
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2010年09月15日

近所が事故多発ワースト交差点だったとは・・・

社団法人日本損害保険協会のホームページ上で公開されている「全国交通事故多発交差点マップ」のデータが更新された、とのことであり、初めて、そのマップを見てみました。

掲載されている交差点は、埼玉県については、全体で、わずか5箇所でしたので、「うちの近所など無いだろう」と思っていましたが、よく見ると、その5箇所のうちの1箇所は、なんと、うちから10分もかからないほどの近所であり、しかも、私も今まで、幾度となく通った交差点でした!・・( ̄Д ̄;;

しかも、ありがたくないことに、その埼玉県の5箇所のうちの、昨年度の事故件数ワースト1位にまで選出されていました。
埼玉県内で一番危ない交差点だったんですね・・・





具体的には、東松山市の美土里町というところの交差点です。

大きな地図で見る

言われてみれば、確かにそのとおりで、信号機が無く見通しも悪い交差点のため、非常に危ないと思っていました。

ただ、昨年11月に信号が設置されたため、以降は、事故が激減したとのことです。

ですので、きっと来年のマップからは、この交差点は消えていることでしょう。




いずれにしても、このような「事故多発交差点マップ」があると、少なからず、「注意しよう!」という自身の意識の向上に繋がると思うので、いいですね。

もう少し、掲載箇所を増やしていただけるとさらにありがたいと思います☆

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2010年08月09日

スバル版 FT-86

AUTOCARの英国サイトを除いたところ、見つけました。

FT-86のスバル・ヴァージョン。
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記事を読む限り、重量増と価格上昇の関係で、四駆は作らず、FRのままで開発している模様。


価格次第ですが、本家トヨタFT-86より売れそうな予感(^^;



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2010年08月02日

本日の試乗 「メルセデス C240ステーションワゴン(S202)」

昨日旅立った159TIですが、早速、次なるクルマの納車までの代車君がやってきました。

メルセデスの初代Cクラス・ステーションワゴン(S202)です。
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グレードはC240です。

我が家のガレージに、スリーポインテッド・スターが停まるのは、たぶん、これが初めてのこと(^^;

新車価格では、今回購入したクルマよりも遥かに高いクルマが代車となりました(^^;

まぁでも、こういうきちんとした代車が用意されると、ありがたいですネ。



昨日、159TIとお別れした後、このC240に乗って帰宅しましたが、普段、アルファロメオやビートばかり乗っている自分としては、「同じクルマなのにこうも違うか」、という、まさに「ベンツ」の乗り味を堪能させていただきました。

その乗り味を一言で言えば、「滑らかに走る、鉄の塊」という感じでしょうか(^^;

鬼のように頑丈なのに、速度を上げれば上げるほど滑らかに走る、そんな印象です。

シトロエンの乗り味を頑丈にしたようなイメージですね。


それと、現行Cクラスよりも、非常に「味のある走り」というか、走りに「重厚さ」を感じました。

昔のクルマのほうが、味のある走りを見せてくれるのは、メルセデスも一緒なのだな、と思いました。



ちなみに、昨日は、同乗した家族も、C240の乗り心地の良さに感動しておりました(^^;

「やっぱりベンツが欲しい」、とか言い出したら、どうしよう(^^;
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2010年07月29日

Alfa Romeo Centenary Picnic at 潮風公園(その2)

先日、参加してきた「Alfa Romeo Centenary Picnic at 潮風公園」ですが、同じ敷地内では世界の名車がお台場に集結する「東京コンクール・デレガンス2010」も開催されていました。

当日、最も見れて嬉しかったのは、もちろん、新型ジュリエッタですが(^^;、その次に嬉しかったのが、特別展示コーナーに展示されていた、バットモービルでした。
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ご存知、バットマンのクルマです。

当日展示されていたバットモービルは、レプリカではなく、映画のバットマンの撮影用に制作された5台のうちの1台だったそうです!



その他にも、新旧双方の、よだれモノの貴重なクルマが多数展示されていました☆

とりあえず、特に印象に残ったクルマを、以下のとおり、画像だけアップいたします。

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2010年07月25日

本日の試乗 「PEUGEOT RCZ」

本日は猛暑の中、念願のプジョーRCZを試乗して参りました。
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RCZについては、先月、六本木の東京ミッドタウンで、実車を初めて見てきましたが、試乗するのは今日が初めてです。

このRCZ、日本に導入されるのは、右ハンドル+ATで156馬力のモデルと、左ハンドル+6MTで200馬力のモデルの2種類です。

自分としては、迷うことなく、左ハンドル+6MTのモデルに興味がありますが、今日の試乗車は、さすがにATモデルのほうでした(^^;

ちなみに、どちらのモデルも、エンジンについては、BMW MINIクーパーSに積まれているものと同じ、BMWと共同開発の1.6リッターツインスクロールターボです。
(なお、MIINクーパーSに積まれている同じエンジンは、184馬力です)


ということで、今日のRCZの試乗車は、MINIクーパーSよりも30馬力ほど劣りますし、加えて、車重に関しても、MINIクーパーSより120kgも重い(RCZ=1350kg、クーパーS(AT)=1230kg)ため、正直、それほど期待しないで試乗しました。


しかしながら、試乗した感想は・・・


かなりイイ! です。

乗り心地の良さと、キビキビ感のマッチングが、絶妙であり、加えて、ハンドリングもFF車としては、トップクラスの気持ちの良さがあり、運転していてとにかく面白かったです。

このRCZのライバルとして、真っ先に浮かぶのが、アウディのTTクーペ2.0Tですが、自分にとって、運転の面白さに関しては、今日試乗したRCZのほうが、完全に上でした。

最大の要因は、上記の、乗り心地とキビキビ感のバランスに加え、クルマとの一体感のようなものが、このRCZのほうが、TTよりもかなり感じられたためだと思います。




一方、エンジンサウンド+排気音は、RCZはかなり控えめでした。
エンジンを始動しても、いわゆる「目を覚ました!」的な感動はなく、走りだしても、結構控えめなサウンドです。

ただ、今日のATモデルと異なり、左ハンドル+MTモデルのほうは、エンジン音を室内に響かせるための「サウンドシステム」(マツダ・ロードスターと同じような仕組み?)が搭載されている、とのことですから、左ハンドル+MTモデルなら、サウンドに関しても、結構期待できそうです。


それと、ATシフトについては、残念ながら、「+(プラス)」方向が手前に引くタイプではなく、前方に押し出すタイプでした。
スポーツカーとしては、この設定は、ちょっと萎えますね。



ということで、あまり過度な期待はせず試乗したRCZ(ATモデル)ですが、どうしてどうして、運転の面白さについては、かなり好印象でした。

快適さとスポーツ性を見事に同居させた、現在のプジョーが目指すスポーツドライビングの一つの完成形と言っていいのではないでしょうか。

ATモデルで、これだけ面白かったですから、左ハンドル+6速MTモデルは、間違いなく、もっと面白いことでしょう。


これで、昔のプジョーのように、デザインまで好印象であれば、相当欲しくなるところでした。

ただ、やはり、最近のプジョー共通の、あのガバっと大きく口を開けたグリルをはじめとして、真正面から見た時の顔が、どうしても好きになれません。
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このフロントマスクは、カッコいい、とはちょっと呼べず、「個性的」なデザインだと思います。

それと、ちょっとヒップ(お尻)も、デカ過ぎかな(^^;
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運転していて、サイドミラーから見えるリアフェンダーの異様なまでの張り出しは、ちょっと気になります。
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尻フェチの私でも、もうちょっとこじんまりとしたお尻のほうが、いいかな(^^;


内装の質感は、悪くないです。
外観がかなり個性的ですから、内装ももう少し個性的にしても良かったと思いますが、いずれにせよ、質感は高いです。
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最後に価格ですが、今日試乗した、ATモデルは399万円。
MTモデルは423万円。

いくらイイクルマとはいえ、1.6リッターエンジン(且つ、フロントエンジン)のクルマが、一番安いモデルですら定価が、400万円してしまうのは、さすがに高い印象があります。

加えて、このRCZは、他のプジョーのクルマと違い、ディーラー側も強気であり、基本的に、値引き無しのようです。

RCZの日本での価格は「頑張った」らしいですが、それでも、やっぱり、かなり高い感じはしますね。


このRCZを買う人は、どういうクルマから乗り換える人たちなのか、ちょっと気になったりします。

それと、以前の106205あたりに乗っていた人が、このRCZの乗り味を、どう評価するかも、興味深いです。

以上、RCZ試乗の巻、でした。

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(車速感応ウィング)


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(↑ 白もなかなかいいですね)
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2010年07月16日

さらば、レジェンド。

今日は、ホンダのニュースが大々的に載っていましたね。

ホンダ最上級モデルの「レジェンド」がついに廃止となってしまうようです。

日本の高級セダン御三家といえば、昔から「クラウンセドリック、レジェンド」という印象がありました。

個人的には、その中で、最も好きだったのが、レジェンドです。

特に2代目レジェンドのクーペがお気に入りだったので、一時期、中古での購入を真剣に考えていたことがあります。

まぁでも、当時から、クラウン、セドリックに比べると、かなりマイナーな印象がありましたよね、レジェンドは・・・

廃止ということですから、今後は、皮肉にも、そのネーミングの通り、まさに「伝説」となってしまうのですね。。。

ただ、今回レジェンドを廃止にするのは、アキュラがいよいよ日本に導入される布石、という噂もあり、そうだとすれば、それはそれで、興味深い話でもありますが。




それと、今回、レジェンドだけでなく、エリシオンも廃止が発表されました。

上記、クラウン、セドリックとレジェンドの関係と同様、エリシオンについても、アルファードエルグランドとともに「高級ミニバン御三家」の一角を担ってきたという印象がありますが、正直、アルファードとエルグランドに比べ、販売面では、大きく水をあけられていた印象があります。

個人的には、アルファードやエルグランドに比べ、どうしても車体が小さく見えてしまうことと、それから、「エリシオン」というネーミングが、イマイチ、ハートに突き刺さらない印象があり、これらが人気の出なかった要因である気がします。




そして、シビックに至っては、今後、日本国内については、HV専用モデルになる、とのことです。

個人的には、特に、三代目(ワンダーシビック)から六代目までが、自分にとっての「シビック」であり、日本を代表するスポーティなハッチバックとして、当時は、とても好感を持っていました。
(ちなみに、うちの母親が、以前、初代シビックに乗っていました(^^; )

六代目あたりですと、今でも時々走っているのを見かけますが、今見ても、十分、カッコイイです。

それが、七代目を境に、一気にスポーティさ(=カッコよさ)がなくなってしまいました。

そして、八代目では、ついに、ハッチバックのシビックは消え、セダンのみになってしまい、私の中で「シビックは終わってしまった」という印象になっていました。

シビックについては、世界のゴルフに通用する、日本代表のハッチバックだと思っていたのに、本当に残念です。

ただ、HV専用車になるだけで、シビック自体はなくならないのですから、是非、ゴルフに対抗できるような、ハッチバックとして、再生してほしいです。(というか、今後のシビックに、ハッチバックが出るのかどうかも分かりませんが)




今日のホンダのニュースの中で、もう一つ挙げたいのが、うちの隣町である寄居町にある、ホンダ寄居工場について、2013の稼働開始予定が発表されたことです。

うちから比較的近いので、何度も目の前を通ったことがありますが、既に、巨大な建物ができているのに、稼動計画が凍結したままになっていました。

稼動すれば1700人ほどの雇用が生まれるらしいですから、地元経済にとっては、相当な活性化が見込まれるこでしょう。




以前も書いたことがありますが、自分の場合、日本車メーカーの中で一番好きなのは、以前からずっとホンダです。

その理由は、「カタチがカッコよく、走らせてもメチャ楽しい。そしてモノづくりにこだわりを感じる」、ということにほぼ集約されます。

NSXビート、そしてS2000も無くなってしまった今では、そのイメージ(カタチがカッコよく、走らせてもメチャ楽しい)は、かなり薄れてしまいましたが、きっと昔ながらのホンダ・ファンは、同じような思いの人が多いと、勝手に思っていますので、これからもそういう昔ながらのホンダ・ファンの人達を喜ばせるクルマを、できる限り作っていってほしいと思っております。

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2010年07月13日

Peugeot 508

現行プジョー407の後継車となる新型「508」の概要が明らかになりました。

エクステリア・デザインの写真を見た第一印象は、「ビミョ〜」という感じですね。。
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個人的に、407以降の、このガバァっと魚の口が開いたように見えるフロントグリルは、未だにどうしてもなじめません。


以前自分が乗っていた406の頃は、406以上に、306106は、今見ても、十分「上品でカッコいい」と思えるデザインだけに、最近のプジョーのエクステリア・デザインには、元プジョー・オーナーとしては、残念でなりません。

私が乗っていた頃のプジョーは、デザインに、ピニンファリーナが大きく関わっていたようですから、「上品でカッコいい」のは、当然といえば当然かもしれませんが。



もちろん、私が乗っていた頃に比べれば、天と地ほど、クルマ自体のクオリティは上がっているはずですが、自分にとって、クルマの「見た目」は、かなり重要な要素なので、「見た目」でK.O.されないクルマは、辛いですね。。



いつかまた、306や106あるいは205405の頃のような「上品でカッコいい」と思えるプジョー車が出てきてくれることを願っております。
(単純に、デザインを、またピニンに任せればいいと思うのですが(^^; )

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2010年07月09日

2010年上半期 試乗の総括

7月ということで、今年もなんやかんやで既に後半に突入してしまいましたね。


今年の上半期(1月〜6月)は、トータル15台の試乗をいたしました。

以前に比べると、試乗のペースがかなり減少しましたが、クルマ離れが激しいこのご時世、やはり、乗りたいクルマが激減してしまいました。
恐らく今後も、これ以上ペースが急激に上がることはないかと思いますが、これからも、本当に興味があるクルマのみ、厳選して試乗していきたいと思ってます。



ということで、今年上半期で、最も好印象だったクルマは・・・














アバルト・グランデプントでした。
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正直、上半期の中では、ダントツの面白さでした☆

FFでこれだけ人馬一体感を味わえるクルマは、久々のことです。

スペックも自分にはちょうど限界ギリギリといった感じですし、何より左ハンドル+MTの設定のみ、というところも素敵でした。

ファミリーカーとしてはちょっと小さいし、かといって、自分の「趣味クルマ」にするには、これまたちょっと贅沢過ぎるので、現在の自分にはチョイスしづらいクルマですが、それでも、子供がまだ小さい家庭ならば、ファミリーカーとして十分通用するでしょう。



あらためて、こんなクルマが、全国で僅かの限られたアバルト専門ディーラーでしか正規輸入できないのは、残念極まりないですね。

今からでも遅くないですから、フィアット・グループ・オートモービルズ・ジャパンの英断(アバルトモデルの取扱店拡大)に期待をしています。

と言っても、もう、このアバルト・グランデプントは、間もなく、アバルト・プントエヴォに取って代わられますが・・・(^^;








そして、今年上半期の中で、アバルト・グランデプントの次に印象に残っているのが、MINI Cooper S with John Cooper Works GP Kitです。
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自分には完全にオーバースペックでしたが、それでも、あの過激な乗り味は、忘れられません。

クラブマンの所有も含め、BMW MINIには、今までたくさん試乗してきましたが、さすがに、運転時のインパクトはNo.1でした。

現行型JCWよりも、遥かに面白かったです。





以上、今年上半期の、最も印象に残った2台を挙げさせていただきました。

なお、先日試乗した、MiTo Quadrifoglio Verdeは、下半期である7月に入ってからの試乗でしたから、今回の上半期の振り返りの対象外です。

アバルト・グランデプントとの悩ましい順位付けは、年末まで、やらずに済みました(笑)





以下、今年上半期試乗したクルマの全てです。

1.アルファロメオ MiTo IMOLA

2.Audi S3 Sportback

3.Audi A5 Sportback

4.Audi S4

5.Alfa Spider 2.2JTS Selespeed

6.VW  新型Polo

7.VW Lupo GTI

8.ホンダ CR-Z(CVT)

9.ホンダ CR-Z(MT)

10.MINI Cooper S with John Cooper Works GP Kit

11.CITROEN DS3

12.PORSCHE Panamera S

13.VW Golf R

14.ABARTH GRANDE PUNTO

15.BMW X1

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2010年06月18日

本日の試座 「Peugeot RCZ」

今日は仕事帰りに、東京ミッドタウンに寄って、プジョーの創業200周年イベントであるTHE PEUGEOT UNIVERSEを見てまいりました。
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お目当てはもちろんこのくるま。
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プジョーのRCZとの初対面です。



全幅1854mmというサイズから、ある程度予想はしていましたが、やはり、かなりデカく感じますね(^^;


そして、期待していた、エクステリア・デザインの第一印象は、、、
う〜ん、ちょっとビミョ〜かなぁ・・・(^^;

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「見なきゃよかった」と思うほどカッコ良かったらどうしよう、と少し心配もしていたのですが、あいにく、そこまでの印象はありませんでした。

正直、今まで写真で見てたほうが、カッコ良く見えた気がします。

特に真正面からのデザインは、ストロングマシンを彷彿とさせる(^^;、ちょっと自己主張強過ぎ、という感じであり、これを運転するのは、かなり勇気が要りそう、という印象でした(^^;



内装も悪くはありませんが、特にオーディオ周りは、もう少し未来的なデザインにしてもいいと思いました。
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後席は、やはりオマケという感じですので、2シーターとして割り切ったほうがよさそうです。
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ということで、このRCZ。
今日、実車を見た限りでは、残念ながら「欲しい〜!」というところまではいきませんでしたが、何といっても今回のプジョーの英断は、このRCZに関しては、左ハンドル+MTを導入してくれたことでしょう。

MTモデルに関しては、敢えて、右ではなく左ハンドルにしたところがステキです☆

(イギリス車を除く)欧州車をMTで乗るなら、やっぱり左ハンドルのほうが絶対カッコいいと思います☆

たとえば、RCZとよく比較される、アウディTTなんかでも、ノーマルモデルに左ハンドル+MTの設定があれば、かなりグっとくるんですがね。

輸入車でスポーツカー的なクルマは、左ハンドル+MT、これが基本だと思いますから、台数限定でもいいから、せめて選べるようにしてもらいたいものです。


てなことで、、さすがにRCZの試乗は不可能に近いでしょうが、6速MTモデルは、是非一度は試乗してみたいです。







ところで、今日の会場には、コンセプトカーBB1もありました。
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RCZより、むしろお世辞抜きで、こっちのほうが、欲しいと思ってしまいました(^^;
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2010年06月15日

本日の試乗 「BMW X1」

一昨日、BMWのX1を試乗してまいりました。

今回の試乗車は、2グレードのうちの、2リッター直4エンジン+FRの組み合わせの「sDrive18i」です。


X1 sDrive18iに積まれた、この2リッターエンジンは、N46B20B型ですから、現行の120や320のN43B20Aより1世代古いエンジンです。

しかしながら、X1は3シリーズのシャシーが使われていますから、ある意味、320ツーリングと比べても、価格が高くでもおかしくないクルマですが、320ツーリングが465万円なのに対し、このX1 sDrive18iは、なんと100万円以上安い、363万円。

あちこちで「戦略的価格」と呼ばれるのがよく分かりますね。





と、前置きが長くなりましたが、そのX1 sDrive18iを試乗してまいりました。
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感想を一言で言うと・・・

嘘は書けないので、本音で書きますが、「つまらない」という一言しか見当たらないんです(>_<)


BMWには何の恨みもありませんし、恨みどころか、今まで、アルファロメオ、アウディ、プジョーについては、それぞれ2台ずつ所有したものの、3台も所有したのはBMWだけ(BMW MINIを入れれば4台ですね(^^; )ですから、むしろ今でも、BMWには十分愛着はあります。

そんなBMWですから、このX1 sDrive18iについても、少しでも良い部分があれば書きたいのですが、頑張っても、ほとんど見当たらないのです。



なんというか、全てが中途半端というか。。。

エンジンは、特に官能性がある、というところまではイってませんし、足回りについては、巡航している限りは、フワフワと柔らかく感じますが、それでいて、道路の継ぎ目などは、かなりガタンと衝撃がきます。

ハンドリングについても、SUVとしては珍しいFRであり、SUVとして考えれば、確かに面白味はありましたが、ただ、SUVというクルマは、そもそもハンドリングを追及するようなクルマではないでしょうから、それほどプラス要素にはなりませんでした。

内装についても、1シリーズとほとんど同じであり、このようなSUVとしては、面白味やワクワク感はほとんど感じません。

エクステリア・デザインについても、カッコ悪いとは思いませんが、かといって、個人的に、特別カッコいい!とも思いません。


ということで、試乗したものの、残念ながら、ほとんど印象自体が薄いクルマでした。


やはり、このクルマの目玉は、その価格なのでしょう。

それを裏付けるかのように、営業さん曰く、相当売れているようで、今注文しても、納車まで結構待たされるようです。



今回このX1 sDrive18iを試乗してみて、BMWというクルマが、なんかよく分からなくなってきました。

BMWといえば、やはりその胸のすくような「ハンドリング」と「エンジン」の2つに集約されると思うのですが、今回のX1 sDrive18iには、そのどちらも感じることができなかったので、「フツ〜の地味なクルマ」という印象でした。

せめて、ハンドリング、もしくはエンジンのどちらかが突出していないと、BMWとは言い難いなぁ、とつくづく思いました。



個人的には、SUVというクルマは、その名前のとおり、多目的に使うわけですし、何か「ワクワク感」のようなものを、1つ2つ感じられるクルマじゃないと、ちょっと辛いと思います。
(でも、BMWは、SUVとは呼ばず「SAV」と呼ぶそうですが(^^; )

その点、上位グレードのX1 xDrive25iならば、直6サウンドが聞けるから、エンジンに関してのワクワク感はあるのだろうな、と想像します。



そういう意味では、まだ試乗はしていないものの、カタチは不格好かもしれませんが、先日見てきた、プジョーの3008のほうが、遥かに、何か生活を楽しくしてくれそうなワクワク感を持ちました。



ということで、ちょっと残念な結果に終わった、X1の試乗でした。

ただ、いずれにしてもこのX1、前述のとおり、かなり売れてるみたいですから、欲しい人は、急いだほうがいいかもしれません(^^;

posted by Joy at 23:24| Comment(6) | TrackBack(0) | Car | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする