2010年06月13日

本日の試乗 「VW Golf R」

昨日は、VWのゴルフRを試乗することができました。

先代までは3.2リッター直6を積んだ「R32」でしたが、現行のゴルフYから、エンジンが2リッター直4になったこともあり、単純に「R」になりました。

ネーミングの響きとしては「R32(アール・サーティトゥー)」のほうが、カッコいいですね(^^;

まぁ、さすがに「R20」だと、R32からレベルが落ちたという印象が強いでしょうから、つけられなかったのでしょうね(^^;


このゴルフR、基本的にアウディS3の兄弟車と言っていいでしょう。
エンジンもS3と同じで、馬力もトルクも全く同じです。
そして、車重については、S3が1540kgなのに対し、ゴルフRが1530kgと、わずかに10kg、ゴルフRが軽いです。
S3には以前、試乗したので、フィーリングがどの程度違うのか興味深いところです。




まず、そのエクステリア・デザインですが、個人的に、現行型ゴルフのデザインに関しては、カッコいいとは言い難いものがありますが、さすがに、エアロやホイール、そしてセンター出しツインマフラーのおかげで、ノーマルのゴルフに比べると、さすがに迫力は増していますね。
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エクステリア・デザインではS3のほうに軍配が上がるかな、という感じです。



次に、インテリア・デザインについては、甲乙つけがたいほど、なかなかカッコいいですが、S3よりもゴルフRのほうが、カッコよく見えました。
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恐らく、メーターの青い針やステアリングのデザイン等が、効いているのだと思います。

いずれにせよ、ゴルフR、S3ともに、なかなか、やる気にさせてくれるインテリア・デザインだと思いました。



そして、肝心の「走り」ですが、このゴルフRに関しては、もはや、「なんの不満も無い」という質感の高い走りという印象でした。

加速感、乗り心地、振動、ノイズ、安定性・・・どれを取っても、非の打ち所がない、そんな感じです。

さすがに「官能性」という点では、以前のブログに書いたとおり、R32のV6サウンドのほうが、遥かに良かった印象がありますが、今回のゴルフRについては、2リッター直4ですから、比べhttps://blog.seesaa.jp/pages/my/blog/article/regist/inputるのは酷でしょう。

ただ、当初想像したよりは、今回のゴルフRも、踏み込めば、そこそこのサウンドは聞かせてくれます。


走りについてのS3との比較ですが、なんとなくですが、S3のほうが、よりキビキビ走る印象があったような気がします。

馬力もトルクも全く同じで、且つ、ゴルフRのほうが車重が10kg軽いですから、普通に考えれば、ゴルフRのほうがキビキビ走るということになります。

まぁ、この辺りは、S3とゴルフRをその場で乗り比べてみなければ、分からないレベルのような気がしました。


いずれにしても、このゴルフRの走りは、とにかく恐ろしいまでに質感の高いものでした。




では、最後に、現行型ゴルフGTIと比較してどうか、ということです。

ゴルフGTIを試乗してから、しばらく経っていますので、これまた、直接乗り比べてみたいところですが、今回のゴルフRは、先代のR32に比べ、前述のとおり、エンジンの官能性がかなり薄れたため、そういう点では、ゴルフGTIとの差も薄まってしまったような気がします。

一方で、価格については、ゴルフRが505万円、ゴルフGTIが366万円ですから、その差額は約140万円です。

エンジンが、スペックは違えど「2リッター直4ターボ」という点では、両者が同じになってしまった現在、140万円の差があるか、と聞かれると、「微妙」という感じがします。

やはり「3リッター直6」の「R32」だったからこそ、先代は、GTIに比べて特別感を感じましたが、その辺の「特別感」みたいなものが、薄れてしまった印象は否めない気がします。

その点については、現在のS3とA3 2.0との関係も同じですね。
ただ、不思議と、A3に対するS3のほうが、特別感を感じるのは、単にネーミングだけのせいですかね(^^;
(ちなみに、S3は、ゴルフRより30万円高い535万円です)



ということで、S3やゴルフGTIとの比較をしながら、ゴルフRの印象を書いてみましたが、とにもかくにも、このゴルフRは、最近のVWのご多分に漏れず、「完成度」という点では、凄いレベルにあるクルマだということは分かりました。

VW帝国、恐るべし、ですね(^^;

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2010年06月08日

本日の試乗 「ポルシェ パナメーラS」

拝啓
ポルシェ最廉価のボクスターですら新車ではとても買えない私が、パナメーラのようなクルマに試乗することを、まずはこの場を借りて深くお詫び申し上げます(笑)。



ということで、、
一昨日は、アルファロメオ・ディーラープジョー・ディーラーに加え、久しぶりにポルシェ・ディーラーにお邪魔し、無謀にもパナメーラに試乗して参りました。

パナメーラに関しては、逆立ちしても買えるような価格ではないですが、それでも、ポルシェ初となるセダンが、どのような乗り味なのか、大変興味深いところでしたので、勇気を出して、試乗した次第です(^^;


試乗車のグレードは、パナメーラS(7速PDK)です。
車両本体価格13,740,000円也(^^;
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エンジンは、4.8リッターV8で400ps(^^;
車重は1,880kgもあります。


私のような人間が、パナメーラの試乗インプレを詳しく書くのはパナメーラに対し畏れ多いので、簡単にさせていただきますが、試乗した印象は、思った以上に、「フツウのクルマ」という印象でした。

街中を10分ほど走っただけですが、思ったほどV8サウンドはうるさくなく、乗り心地もかなり良いため、目隠しして乗れば、ポルシェに乗っているとは気付かないかもしれません。

途中の長いストレートで、少し強めにアクセルを踏み込んでみましたが、やはり、思ったよりは、V8サウンドはうるさくありませんでした。


恐らく、それなりに飛ばして走れば、「スポーツカー」的な性格が現れるのでしょうけど、少なくとも、以前、同じコースをボクスターやケイマンで試乗した時に比べると、極めて、大人しいクルマ、という印象でした。

この辺りは、「セダン」ということで、マイルドな味付けにしているのでしょう。



それと、後席については、2シーターですが、足元はびっくりするほど広いです。
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まさにポルシェブランドがついてくる、お金持ちのためのセダン、という感じでした。




やはり、単純に運転するだけなら、パナメーラの半額ほどで買えるボクスターやケイマンのほうが、遥かに楽しいと思います。

カイエンに試乗したときも感じましたが、やはりポルシェでフロント・エンジンというのは、運転するには、ちょっと物足りない印象がありますね。



まぁ、でも、パナメーラのようなクルマをファミリーカーとして所有できるのは、贅沢の極みであることには変わりないでしょう。




ということで、束の間の夢を見させていただいた、という感じの、パナメーラの試乗でございました。

敬具
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2010年06月06日

本日の試座 「Peugeot3008」

本日は、6月1日から発売となった、プジョーの3008を見て参りました。

最初に写真で見たときは、「なんじゃこりゃ」と、まるで昔、二代目ムルティプラ(前期顔)を初めて見た時に近い印象を受けました(^^;
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しかし、以前プジョー車を2台所有した私としては、プジョー初のSUV的なクルマということで、どんなクルマに仕上がっているのだろう、と興味は抱いていたため、本日、見に行った次第です。





あいにく、試乗車はありませんでしたので、シートに試し座りしかできませんでしたが、実車を見て、自分としては「こういうのもアリだろう」という結論になりました。

確かに、お世辞にも「カッコいい」と言えるようなデザインではないですが、何かこう、「生活が楽しくなる」というような、特に家族持ちにとっては、ライフスタイルを変えてくれそうな力を持ったクルマだという印象でした。


格好はよくなくても、なぜか「憎めない奴」的な、不思議と、「面白くてこれはこれでいいんじゃない?」と思えるデザインに感じました。


内装のデザインもかなりイイです。
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個人的には、安全上、ハザードボタンは大きさを変えるなりして、もっと目立たせるべきだと思いますが、とはいえ、整然とレイアウトされたトグルスイッチをはじめ、主張し過ぎず、上品にまとめられたデザインです。

この辺りは、私が以前乗っていた406とは、比べようもないほど、変わりましたね(^^;


それと、上下2分割式テールゲート等、ユニーク且つ便利な機能も備えており、こういうところも面白いと思います。
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そして、エンジンは、MINIでおなじみの、例のBMWとの共同開発の1.6リッター・ツインスクロールターボエンジンです。

とはいえ、車重が1500kgを超えていますから、「力不足なのでは?」という気もしますが、ジャーナリストの試乗記を読む限り、「力不足を意識させられるシチュエーションは皆無」とのことですから、頼もしいですね。


四駆に見えて、実は、駆動方式は、FFのみですが、このクルマにとっては、その点は、特に問題にはならないでしょう。
どうもみても、「悪路を走破したい!」というようなクルマには見えません(^^;

でも不思議と、「このクルマに乗っていろいろな所に行ってみたい」と思わせる、何かを感じました。


さすがに、1台しかクルマを持てない状況で、この3008にするのは、自分としては、ちょっと難しいものがありますが、2台体制にできるのならば、ファミリーカーを、この3008にするのは、意外と面白い選択肢になるかもしれません。




ところで、今年はアルファロメオの創立100周年であることは、アルファ乗りとして当然知っている話でしたが、同じく今年は、プジョーにとっても、創業200周年となる記念の年だったのですね。


RCZもいよいよ最初のデリバリーが間近となってきましたし、今年は、アルファロメオもプジョーも、面白い年になりそうですね☆

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2010年05月31日

2台の跳ね馬。

今日は昨日に続き、雨の1日になると思いきや、なんとかもちそうな気配だったため、家族サービス(といっても、家の中にこもってWii三昧でしたが(笑))は夕方で切り上げ、その後一人で、ふらっとクルマ屋さんに行って参りました。

昨日は1日中、セレスピードの159TIを運転したので、今日はビートで出動。

MTを存分に楽しむために、クルマ屋さんまでの道中も、なるべく田舎道を選んで行きました。





さて、今日お邪魔したクルマ屋さんは、いわゆるイタフラ車を得意としているお店でしたが、店内には、しっかりと2台のフェラーリが鎮座してました。

1台は、比較的新しいモデルである360モデナ
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そしてもう1台は、1970〜80年代の308GTB
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(ピンボケばかりですいません。跳ね馬の写真撮るのは手も震えます(^^; )



どちらもヨダレもののカッコよさですが、個人的には、断然308のスタイルが好みです。(やっぱり、リトラクタブルはカッコいいですね)

総じて、現代のクルマよりも、旧いクルマのほうが遥かにカッコよく見えてしまう私は、考え方も旧い人間なのでしょうね(^^;


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2010年05月16日

本日の試乗 「Audi R8 5.2FSI quattro」(ただし助手席(^^; )

今日は期せずして、アウディ R8のしかも、5.2リッターV10を積んだ「5.2FSI quattro」を助手席にて試乗させていただくことができました。
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時間にして、わずか5分くらいではありましたが、その間に「0-100 km/h加速3.9秒」も味わわせていただきました。

助手席とはいえ、一般のクルマで、0-100 km/h加速4秒を切る世界を経験するのは、たぶんこれが初めてです(^^;

加速中、恐怖のあまり、思わず、眼をつぶってしまいました(^^;

まさに「超絶加速」という感じでした。



しかし、もっと驚いたのは、アクセルを踏み込みさえしなければ、いたって静かで乗り心地も悪くなく、普通のクルマを走らせているのとほとんど変わらない印象を受けたことです。


そのあたりが、まさに「アウディが作ったスーパーカー」という感じですね。



車両本体価格は1994万円ですが、今日試乗させていただいた実車は、オプションも多々奢られていましたから、軽く2000万円を超えていたようです(^^;





それにしても、凄まじい加速でした。
クルマを降りた後も、しばらくフラフラでした(^^;


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2010年05月10日

二玄社によるCAR GRAPHICが終了・・

二玄社が自動車雑誌から撤退という寂しいニュースが入ってきました。

4月のNAVI休刊に続き、CAR GRAPHICからも手を引くこととなったそうです。

CAR GRAPHIC自体は、二玄社ではない組織により、かろうじて存続するようですが、私としては、クルマ雑誌といえば、まずは二玄社、という印象がありましたので、あらためて、クルマというものの趣味性が薄れてきてしまったのだなぁ、とひしひしと感じます。



この余波が続かないことを願います。。。

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2010年05月09日

フェラーリのジェットコースター。

フェラーリが今年の後半、中東アブダビに「フェラーリワールド・アブダビ」というテーマパークをオープンんですね☆

20以上あるアトラクションのうち、「GTレーシングコースター」および「フォーミュラ・ロサ」という2つのジェットコースターがあるそうですが、「フォーミュラ・ロサ」に関しては、0-100km/h加速が、なんと2秒だそうです(^^;
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是非、ブガッティ・ヴェイロンを擁するフォルクスワーゲングループも、それに対抗したジェットコースターを作ってほしいですね(^^;

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自動車革命。

さきほどNHKスペシャル「自動車革命 〜次世代カー 電池をめぐる闘い〜」を興味深く視聴しました。
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まさに次世代のクルマ開発=次世代の電池開発、と言っても過言ではないような状態ですね。

各国が自国の威信をかけて次世代電池の開発を行っているようですが、次世代電池に関する米中同盟は、日本にとっても脅威ですね。


各社の利害関係があるのは仕方ありませんが、国レベルの競争の様を呈していますから、こと次世代電池開発に関しては、利害関係とか、そんなことを言っている状況では、日本は勝てないのでしょうね。






ということで、電気自動車の開発は、今も凄いスピードで行われているのでしょうけど、自分としては、やはり内燃機関がないクルマは、まったくと言っていいほど魅力に欠ける気持ちは、未だ変わりありません。

電気自動車をMTで操っても、全然面白くなさそう(^^;

というか、電気自動車にはそもそもMTの設定などないかもしれませんね(^^;


私のような古い考えの人間は、「内燃機関」とともに、絶滅していくのでしょうか・・(^^;





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2010年05月08日

本日の試乗 「CITROEN DS3」

今日は、一昨日に発表されたばかりの、シトロエンDS3に、早くも試乗することができました。

このDS3、本来の日本デビューは6月のため、現時点で、まだ日本に実車は15台ほどしかないとのことですので、そのうちの1台に乗れたわけで、非常にラッキーでした☆


グレードは『Chic』と『Sport Chic』の2グレードであり、『Chic』は1.6NAの4AT、『Sport Chic』は、1.6ターボの6MTとなっていますが、『Sport Chic』のほうは受注生産のようです。

エンジンは、どちらも、例のプジョー&BMW共同開発のものですので、
1.6NAの『Chic』がMINIクーパー、1.6ターボの『Sport Chic』がMINIクーパーSに対応しているイメージですね。
前評判どおり、まさにライバルはMINIなのでしょう。




本日試乗できたモデルは、1.6NA+4ATの『Chic』でした。
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昨年、ほぼ同じエンジンを積んだMINIクーパー・クラブマンを所有していた私にとっては、まさに、比較しやすいクルマです。



まず、そのエクステリアデザインですが、物凄く頑張っているのは分かりますが、「カッコよさ」という点では、MINIに勝る、というレベルまでは行っていないかな、という感じです。
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単純なカッコよさでは、C2のほうが上かも?と思ってしまいました(^^;

ただ、リアサイドガラスの形状等、こだわっている箇所がいろいろとあるのが素人の私でもよく分かります。
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それと、フロントのサイドに設置されたLEDライトは、イグニッションを回すと点灯し、スモールライトをつけると同時に消灯します。
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つまり、昼間は点灯し、夜間は消灯した状態です。
これは、今後間違いなく、夜間も消えないよう、スモールライトと連動しないように改造する人が出てくると思われます・・(^^;

また、このDS3のエクステリアの大きな特徴として、ルーフ、ドアミラー、アルミホイールが3点セットで、カラーコーディネートできることです。

この辺りは、MINIを大いに意識していると思われる部分です。

ちなみに今日の試乗車は、ボディーカラーが白(ブランオパール)で、ルーフ等が水色(ブルーボッティチェリ)の組み合わせでした。



次に、インテリアデザイン。

インテリアの質感も、非常に高いです。
今から9年前、エグザンティアを所有していた私としては、同じシトロエン車とは思えません(笑)。
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メーターまわりやステアリング等、高い質感に加えなかなかカッコいいデザインに仕上がっていると思います。
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それと、実は、上記、エクステリアのカラーコーディネートは、インテリアのダッシュボードも連動されています。

よって、今日の試乗車のダッシュボードは、水色でした。

また、パルファムエアフレッシュナーやUSBボックス等、最先端の装備も標準でついています。

シートは相変わらず、素晴らしい出来栄えです。
シトロエン車に限らず、フランス車のシートの良さは、健在ですね。




そして、エンジンを始動し、いよいよ試乗です。

アクセルを踏み、ほんの数メートル進んだだけで、「やっぱりシトロエンだな」という独特の気持ちよさを感じることができました。

絨毯の上を転がっているような、特有の気持ちよさがあります。

スピードを上げると、その気持ちよさは、ますます洗練されていきました。

以前、C4に乗ったとき、ハイドロではないにも関わらず、そのあまりの気持ちいい乗り心地に感動しましたが、このDS3も、C4には及ばないものの、このクラスの小型車では味わえない、素晴らしい乗り心地でした。


それと、以前のプジョー/シトロエンに共通した悩みどころだった、ATのシフトスケジュール(3速のままなかなかシフトアップしてくれない等)も、かなり改善されており、違和感なくドライビングすることができました。




ということで、このDS3、是非上位グレードの『Sport Chic』に試乗してみたいと思いました。

MINIのライバル、とはいえ、MINIとは全く違うテイストのクルマだと思いました。

MINIは、そのキュートな外観と異なり、乗り味は、意外とワイルドですが、このDS3は、他のシトロエン同様、「癒し系」の走りをしてくれます。


『Sport Chic』は、今日の『Chic』の乗り心地を受け継ぎながら、ターボ搭載でよりキビキビ走るエンジンを、さらに6MTで操れるのですから、相当、気持ちいいはずです☆

ただ、『Sport Chic』は受注生産ですから、おそらく試乗できるチャンスは無いでしょうから、自分で買うしかないかな・・・(^^;

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追伸:ホームページも、MINIを相当意識しているみたい・・(^^;
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2010年05月02日

本日の試座 「BMW X1」

昨日は、デビューしたてのBMW X1を見に行って参りました。


ショールームに入り、最初にX1の実車を見た印象は「デカっ」(^^;

かつて1シリーズを所有していた当方にとっては、同じ「1」を名乗るモデルとはいえ、X1はかなり大きく感じました。

それはおそらく、5シリGTを彷彿させる、迫力のあるフロントデザインが大きく影響していると思われます。
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しかしながら、ショールームにあった、新型5シリーズ等と比べているうちに、「X1って『1』を名乗るだけあって、やはりコンパクトだな」と、ようやく思えるようになりました。
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2リッター直4と、3リッター直6の2モデルがありますが、2リッターのほうは、BMWのSUV初となるFRであることが興味深いですね。


そして、何といっても目立つのが、各方面で話題になっている、その「戦略的」な価格です。

2リッター直4が363万円、3リッター直6が480万円。

120が360万円ですから、X1との差は、わずか3万円。
これはもう、120と同じ価格、と言っていいでしょう。

詳細な装備内容の差は調べていませんが、普通に考えれば、120とX1が同じ価格、というのはあり得ないですね(^^;


とりあえず、早く2リッター直4のFRモデルのほうを試乗してみたいです。




ということで、このX1、BMWブランドのSUVがこの価格で手に入る、ということですから、結構売れるかもしれませんね☆

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2010年04月20日

X1登場。

本日、BMWから、X1が発表されました。
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5月末から順次納車だそうです。

元1シリ乗りとしては、興味がまったくないわけではありませんが、それにしても、とうとう1シリまでSUV(BMWが言うところの「SAV」)ができてしまったか、という感じですね。。

アウディもQ3が出るようですし、SUVもまさに百花繚乱という印象です。


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2010年04月04日

PEUGEOT RCZがiPhoneアプリに登場。

406を2回も購入したほど、以前のプジョーが好きだった私ですが、206の登場を期に、それまでの上品なプジョーとは、ガラっとエクステリア・デザインが変わってしまい、その後のプジョーには正直興ざめしていました。

しかし、RCZに関しては、206以降の個性的なデザインを踏襲してはいますが、ドライビングはなかなか楽しめそうな感じで、プジョーとしては久方ぶりに、少し楽しなクルマです。

本国では、直噴2.0リットル直4ターボディーゼルエンジン(200ps)を搭載するモデルは6MT&左ハンドルが存在するにも関わらず、残念ながら、日本導入モデルは1.6リットルガソリンで、且つ、右ハンドルのオートマのみという寂しい設定ですが、一度は試乗してみたいです。



そんなRCZのiPhone専用アプリが登場したので、早速インストールしてみました。
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360°エクステリアビューや、好みのボディカラーやホイールを組合せたオリジナルRCZの作成などが楽しめます。






是非、アルファロメオもiPhoneアプリ、作っていただきたいです(^^;



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2010年04月02日

花金。

いよいよ今日から、Top Gearが放映されます。

しかも、よく考えたら、カーグラフィックTVも、今日なんですよね。

しかも、まるで図ったように、カーグラTVの30分後に、Top Gearが始まるんですよね(^^;



日本を代表するクルマ番組であるカーグラフィックTVと、イギリスを代表するクルマ番組のTop Gearが続けて観れるなんて、輸入車ファンにとっては、金曜日はたまらないですね☆

花の金曜日」という言葉が使われなくなって久しいですが、私にとっては、まさに「花金」が復活したような心境です(笑)

ということで、そろそろ、ビール片手に、この「花金タイム」のスタンバイを始めたいと思います(まさに、オヤジですね(^^; )



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2010年03月31日

JAF D-Dock

D-Dockという名前を聞くと、つい、パナソニックのD-dockを連想してしまいますけど(^^;、それとはまったく関係ありませんが、本日から、JAFにより、運転中の視覚能力をチェックできるサイトである「JAF D-Dock」が公開されました。
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そこで、早速トライしてみました。

3つのパートに分かれており、ゲーム形式で、自分の運転中の視覚能力を診断できるのですが、私の結果は、「B」でした(^^;
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3つの評価軸のうち、「眼と手のバランス」が、極端に得点が低いです。
これって、運転が下手ってことですか(笑)



なかなか面白いでのでお試しください☆

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東京モーターショー会場が東京ビッグサイトに変更!

次回2011年開催の東京モーターショーの会場が、従来の幕張メッセ(千葉市)から東京ビッグサイト(東京都江東区)に変更される、というニュースが飛び込んできました。

埼玉県北西部に住む私にとっては、これはかなりありがたい話です。(幕張のほうが近い方、ごめんなさい(^^; )

それに、一般的に考えても、浦安の東京ディズニーランドはまだ許せますが、幕張で開催しているのに「東京モーターショー」と名乗るのは、今までも、「なんだかなぁ・・・」と思われていた方が多いのではないでしょうか。
これでようやく名実ともに、「東京モーターショー」になるという感じですね。

前回は、過去最低水準の客数に落ち込んだモーターショーですが、これでなんとか元気を取り戻してほしいものです。(要は、出展メーカーがどこまで増えるか、ですが・・・)

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2010年03月30日

EV & Smartphone

昨日から今日にかけては、自動車業界、そしてスマートフォン業界ともに、なかなか賑やかでした。
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自動車業界では、まずは、日産のEV「リーフ」が発表され、ユーザー負担の実質価格が299万円ということになり、先行する三菱の「アイ・ミーブ」よりも安い!と発表された矢先、今度は、その三菱がアイ・ミーブの値下げを発表し、実質価格が284万円となり、リーフを一気に抜き返してしまいました(^^;

いずれにせよ、いよいよEVが、我々一般庶民にも手の届く価格になってきた感がありますね。




一方、スマートフォン業界も賑やかです。

まずは、iPhoneでおなじみのソフトバンクが、Android端末「HTC Desire」を4月1日から予約受付開始する、と発表しました。

4月1日といえば、エイプリルフール、じゃなかった(笑)、打倒iPhoneとして鳴り物入りで登場する、同じAndroid端末であるドコモのエクスぺリアの発売日です。



そうかと思えば、auが、スマートフォン「IS series」を2機種発売することも発表されました。

シャープ製のAndroid端末「IS01」と、東芝製のWindows phone「IS02」がそれぞれ6月上旬以降に発売される、とのことです。


iPhoneとAndroid端末の戦いだけでなく、Android端末同士の戦いも繰り広げられるわけですね(^^;

日本のスマートフォン分野も、まさに百花繚乱の様相を呈してきたという感じですね。


それと、例のセカイカメラが、スマートフォンではない普通の携帯電話でも見られるようになることも、発表されました。

とりあえずau限定のようですが。




世の中のスピードが速すぎて、ほとんどついていけてません・・(^^;
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2010年03月29日

Top Gear上陸!

イギリスのTV番組「Top Gear」が、ついに本格的に日本に上陸することになりましたね☆

私も今まで、PCモニタが擦り切れるほど(笑)、何度も、YouTubeで同番組を見てきましたが、英語がほとんど聞き取れなくても、十分、その面白さが伝わってきました。

ウィキにも書かれているとおり、「歯に衣着せぬ率直な(時には苛烈ともいえる)レビューが特徴で、低価格車であろうが高級車であろうが、良い点・悪い点両面についてハッキリとコメントする」というところは、一部の硬派な方を除く日本のモータージャーナリストさん達に聞かせたいですな(^^;

それと、恒例のハチャメチャな「実験コーナー」も、馬鹿げてますが、外国のジョークという感じで、あれはあれで楽しめます(^^;



BSフジにて、4月2日からスタートです。
今から超楽しみです☆



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2010年03月09日

ガイアの夜明け 「CR-Z」

今夜のガイアの夜明けは「CR-Z」特集でした。
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ここ数年、ニュース以外のテレビ番組は、皆無に近いほど何も見ていないのですが、ガイアの夜明けは、ソロモン流とともに、早く帰宅できた日はできる限り見るようにしている、数少ない番組の1つです。


ということで、今日の「CR-Z」特集は、楽しみにしていました。

期待どおり、かなり面白かったです。

販売化するにあたっての最終関門である、社長のテストドライブのシーンは、こちらも見ていてハラハラしました(^^;




今週末のホンダ・ディーラーは、CR-Z目当てのお客さんでごった返しそうですね(^^;


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2010年03月07日

本日の試乗 「ホンダ CR-Z」(MT編)

"ハイブリッドスポーツ"のCR-Zについて、先週は、CVTモデルでの試乗でしたが、昨日、念願叶って、6MTモデルの試乗をすることができました。
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やはり、MTのほうが、CVTモデルの何倍も楽しいですね☆

また、SPORTモードにすれば、アルファロメオMiToのDNAシステムほどではないですが、それでも、明らかにトルク感のアップを実感しました。面白いです。

乗り味としては、もう販売終了になりましたが、アルファロメオ147 1.6TSが近いと思います。
147 1.6TSが、少しおとなしくなったような、そんな乗り味に感じました。

個人的には、もう少しインパクトの強い走りにしてもよかったんじゃないかなと思いますが、特にこの6MTモデルは、十分「ハイブリッドスポーツ」の名に恥じないクルマに仕上がっていると思います。


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2010年03月02日

新型マイクラ

ニュービートルのように、去るクルマもあれば、このマイクラのように新型にモデルチェンジされるクルマもあります。

ということで、新型マイクラがワールドプレミアされました。
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日産の最もグローバルなモデルでしょうから、きっと中身はさらに素晴らしいクルマに仕上がっているのでしょうね。

ただ、デザインは・・・
う〜ん、ノーコメント!(笑)

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ニュービートル終了。

VWのニュービートルが、1998年の世界デビューから12を経て、ついに生産中止になるとのことです。
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私の中で、ニュービートルBMW MINIは、似たような位置づけの2台でした。

ともに、初代モデル(フォルクスワーゲン・タイプ1ミニ)が、歴史的名車でありデザインも抜群でしたが、それら初代モデルの基本デザインを踏襲しながらも、現代的デザインで描きなおし、これまた抜群のデザインにて復活した、という点で、非常に似通ったイメージがあります。


初代ビートルに比べ、ニュービートルは、非常に女性的なイメージのデザインになっているので、私の場合、購入対象になったことはありませんが、でも、ニュービートルのデザインは自分も嫌いじゃないです。

それに、ニュービートルの一般的なイメージは「女性」だと思いますが、ボディカラーやモディの仕方によっては、かなり男性的にもなり、現に、稀に、男性が乗っためちゃくちゃカッコいいニュービートルを見かけるときがあります。


そんなニュービートルもこれで終わりかと思うと、寂しいですね。
中身は、二世代前のゴルフWとのことですから、いたしかたない部分もありますが、後継車の予定は無いんでしょうか?


今後、販売終了にかけて、ニュービートルの人気が上昇しそうですね。
今後、中古相場も高くなったりして(^^;


ところで、この記事を読んだところ、ニュービートルに関し、アメリカでも同様に「ファイナルエディション」というモデルが販売されるようですが、北米仕様のニュービートルは、直5の2.5リッターで、しかも、このファイナルエディションは日本円換算で約178万円とのこと!

日本のニュービートルは、ベースグレードが249万円で、しかもエンジンは直4の1.6リッター(上級モデルだと2リッターですが、価格も298万円になってしまいます)。

あくまでもエンジンだけの比較なので、よく分かっていない部分も多々あろうかと思いますが、米国では、2.5リッターエンジンで約180万円で、かたや日本では1.6リッターで約250万円って、この70万円(エンジンだけで比べれば、相対的な差は70万円より遥かに広がる)の差は、いったい何なんでしょう? 円高の影響は大きいと思いますが、それにしても、って感じです。

今回はニュービートルだけで比較しましたが、他のいろんなクルマについても、現在のレートで換算すれば、米国と日本では、これくらいの差があるんでしょうかね??





と、少し話題がそれましたが、、、一方、ニュービートルの3年遅れでデビューした、BMW MINIですが、こちらのほうは、現在の勢いから見て、当面、販売終了の予定は無さそうですね(^^;




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2010年02月27日

本日の試乗 「ホンダ CR-Z」

一昨日は、シートに座ることしかできなかったCR-Zですが、あらためて今日、初めて試乗することができました。

試乗車のボディカラーは、一昨日見た、白でもダークグレーでもなく、オレンジメタリックでした。
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あいにく、試乗車のトランスミッションはCVTでした。
CR-Zの最大の「ウリ」の一つが、間違いなく「ハイブリッド初の6速MT」のはずなのに、販売する側としては、やはり試乗車はCVTにしちゃうんですね・・・(T_T)

ちなみに、その試乗車は本日おろしたてであり、光栄にも、私がそのディーラーで試乗する、トップバッターだったそうです(^^;
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エンジンスタートは、ボタンではなく、つまみをひねるタイプです。
この辺りは、スポーツマインドの雰囲気を出すために、敢えて、プッシュボタンではなく、ひねるタイプにしたのかもしれませんね。
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(↑イグニッションON直後)

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アイドリング自体は静かですが、アクセルを空吹かししてみたところ、元気なエンジン+排気サウンドが聞こえてきました。

以前、インサイトにも一度試乗はしましたが、さすがにかなり前のことなので、どんなエンジン+排気サウンドだったかは忘れてしまいましたが、今日お付き合いいただいた営業さんに聞いたところ、「インサイトとは比べ物にならないほどイイ音してますよ!」とおっしゃってましたので、さすがにインサイトとは全然違うのでしょうね。



街中を普通に走っている限りは、期待していたほどのスポーティさは感じず「フツウのクルマ」という印象でした。

しかし、広い道路に出たところで、ちょっとスピードを上げて、且つクイックなハンドリング等を試しみてみたところ、「これは楽しい!」と思えました。

その乗り味を、言葉にするのが難しいですが、以前所有していた、MINIクーパークラブマンの乗り味に、ちょっと似ていると思いました。

CR-Zが1.5リッター+モーターで、車重が1,160kg(AT)
MINIクーパークラブマンは1.6リッターで車重1,230kg(AT)ですから、確かにスペック的には近いですね(CR-Zのほうが70kgも軽いんですね)


ノーマルモードとスポーツモード、それぞれ使ってみましたが、はっきりと比べることはできませんでした。

カタログによると、スポーツモードの場合、ステアリング特性も変わるそうです。

ちなみに、上記の「楽しい!」と感じた時は、やはりスポーツモードで走っていた時です。



それと、今回の試乗車は、あいにくCVTでしたが、パドルシフトがあるため、何度か使ってみました。

パドルシフトを使うと、低いギアチェンジの際、変速ショックが大きい時がありました。

それと、一度でもパドルを使うと、その後はパドルモードが固定となり、通常のオートモードに戻す際は、ブレーキを踏んだだけでは戻らず、一度ニュートラルにしなければいけません。

まぁ、自分の場合は、このCR-Zに関しては、100%、MTモデルにしか興味が無いので、CVTに関するこだわりは、何もありません(^^;



純正オプションについては、無限も含め、すでに豊富に用意されています。
この辺りは、輸入車ユーザーからすると、羨ましいところですね。

しかも、特に無限パーツはカッコいいです。
リアウィングは、個人的にはちょっと「やり過ぎ」に見えますが、でも、総じて、インサイトの無限に比べ、段違いにカッコいいですね。

ただ、いろいろつけると、なんだかんだですぐ100万円くらい、イってしまいそうですが(^^;




ということで、このCR-Z。
今日はあいにくCVTモデルの試乗でしたが、きっと、MTモデルだったら、かなり楽しめると思いました。

MTモデルなら、「欲しい」と思えました。

唯一中途半端な印象があるのは、リアシート部分です。
CR-Zって、外から見てると、意外と大きく見えるので、「もしかして4人乗れるのかな?」って期待してしまうんですよね(^^;
しかも、リアも、一応シートの形状はしているので、ついつい座れるかな?と期待してしまうのですが、大人が普通に座るのは、スペース的に不可能に近いです。というか、子供でもきついでしょう。
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どうせなら、あと少しスペースを広げて、短時間なら大人が乗れる程度の空間を確保したほうが良かった、そうでなければ、思い切って完全2シーターにしてしまったほうが良かったんじゃないかと思ってしまいます。

ただ、空間をこれ以上広げると、おそらくエクステリアデザインが崩れてしまうのでしょうし、かといって完全2シーターにするのも、かつての初代インサイトがあまり売れなかったということもあり、踏み切れなかったのかな、と想像してしまいます。

このCR-Zを楽しみにしていた人たちの中には、私のように、かつてのCR-Xに憧れた世代が少なからずいると思うのですが、であれば、そのほとんどの人が、現在40代〜50代になっていて、家族を持って子供もいるでしょうから、今回のCR-Zくらいのボディサイズのクルマであれば、どうしても4人乗りを期待してしまう人が多い気がします。

でも残念ながら、よほど子供が小さくない限り、CR-Zをファミリーカーにすることはできないですから、CR-Zが欲しい人は、別にファミリーカーも必要になります。



あるいは、逆に2人しか乗れないのなら、誰が見ても2人乗りと分かるくらい、もう少しボディサイズを小さくしたほうがいいのにな、と思いました。

その辺りが、個人的には、ちょっと中途半端な感じを受けてしまい、購入までは踏み切れないかな、という印象です。



グレードは、ベースグレードの「β」と、装備が充実した「α」の2種類で、その差が23万円ですが、装備内容の差から見て、自分なら迷わず「α」かな、と思いました。

納期については、今から注文すれば、「α」のほうだと5月の予定だそうですが、「β」ならαよりも1ヶ月以上早く納車できるそうです。
やはりαのほうが人気あるようです。



ということで、実質2人乗りということに支障が無く、ハイブリッドに乗りたくて、且つ、ドライビングもそこそこ楽しみたい、という人であれば、間違いなくオススメできるクルマだと思いました☆


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2010年02月25日

本日の試座 「ホンダ CR-Z」

何を隠そう、国産メーカーの中では、私は断然「ホンダ派」であり、今でもUSアコードワゴンを買えたときの歓びは、よく覚えています。

また、特に、かつてのプレリュード(特に3代目、4代め)、2代目レジェンド初代アコード・インスパイア3代目ビガー2代目CR-Xシビック(初代〜6代目)、USアコードワゴン、そしてビート等、1990年代頃のホンダ車は、どれもこれも、本当にカッコよかったと思いますが、ここ10年くらいのホンダ車のデザインには正直失望しておりました。

ここ10年くらいで、デザイン的に欲しいと思えたのは、残念ながらせいぜい、S2000くらいです。



そんなホンダから、3番目となるハイブリッドカー「CR-Z」が今日発表されましたが、CR-Z開発におけるホンダ上層部のメッセージは「かっこ悪くなったら、やめるからね」だったそうです(^^;

う〜ん、そもそも、1990年代のホンダが好きだった自分としては、すべての車種において、その言葉(「かっこ悪くなったら、やめるからね」)を貫いてほしかった、と思うし、CR-Zに限って、これだけ「かっこよさ」をアピールするってことは、うがった見方をすれば、現在のホンダの「CR-Z以外」のクルマはみなかっこ悪いってこと?とも受け取れそうな内容です(^^;
あるいは、その「かっこ悪くなったら、やめるからね」と言っているご本人が、果たしてどれくらい「かっこよさ」のセンスを持った人なのかは分かりませんし、もっと言えば「かっこ悪くなったら、やめるからね」というコピーを大々的に宣伝に使うこと自体、果たしてかっこいいことなのか?という思いもありますが・・・と、ネガな前置きはこれくらいにして(^^;、、、

そんな私もCR-Zには、コンセプトモデルが発表された当時から興味を抱いていました。



何よりも、そのCR-Zというネーミングは、私がとても好きだった「CR-X」から派生していることは、カタチを見ても間違いないからです。

また、ハイブリッド初となる、マニュアルトランスミッションにも興味があります。

「そもそも、ハイブリッドにスポーツなんて求めてないから」みたいな声も聞きますが、やはり、乗り味だけは、実際に乗ってみないことには分からないですからね。

ということで、デビューとなった本日、早速実車を見て参りました。




さすがに試乗はまだできませんでしたが、初めて間近で見た実車の第一印象は、なかなかかっこいいと思いました。

正面や斜め前から見ると、アウディの現行型TTクーペに似てる気がしますが(^^;、横や後ろからの眺めは全く別モノですし、確かに、昔のCR-Xを彷彿とさせるデザインだと思います。

それに初期のコンセプトモデルと比べても、ボンネットからコクピットスペースにかけての角度が多少立った程度で、極めて、コンセプトモデルに近いまま発売されたことは、よく頑張った、という感じです。(ちなみに、我らがブレラのときも、コンセプトモデルと市販モデルの関係は、似たような感じでしたね)

ボディカラーに関しては、今日は、白とダークグレーを見ましたが、さすがにイメージカラーの白のほうが、かっこよく見えました。
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内装も、さすがに欧州車のセンスの域には達していませんが、それでも「ハイブリッドスポーツ」と謳うに相応しい、未来的でなかなか好感の持てるデザインでした。
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フロントシートについても、ゆったりとしていて且つスポーティな造りになっていて、イイ感じでした。
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一方、このCR-Z、今まで、「リアシート」に関する情報がほとんど入ってこなかったのですが、今日、実車を見て、その理由が分かりました。

リアシートは、正直、おまけ程度です。大人が座るにはかなりスペース的に厳しいですし、ヘッドレストすらついておらないため、CR-Zは2シーターとして割り切って使うほうが賢明でしょう。
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(↑分かりにくいですが、リアシートです)




ということで、このCR-Z(ズィー)、ひとまず実車を見た限りでは、「是非、試乗もしてみたい」と思えるクルマでした。

おそらく試乗車は今後増えてくるでしょうが、各々のディーラーが、このクルマの目玉の1つである6MTモデルをしっかりと用意してくれるのか、それとも、販売台数を重視してCVTモデルを用意するのかは、判断が分かれそうですね(^^;

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2010年02月18日

新型Polo GTI

つい先日、新型Poloを試乗し、いずれGTIも出ることでしょう、とブログに書いたところでしたが、今日のニュースで、その新型Polo GTIデビューが報じられました。

3月2日開幕のジュネーブショーで正式発表だそうです。

1.4ツインチャージャーを積み、最大出力180ps/6200rpm、最大トルク25.4kgm/2000rpm、0-100km/h加速6.9秒、最高速228km/hを叩き出すそうです(^^;

先代のスペックを上回ってますし、相当スパイシーな走りを見せてくれそうですね☆


惜しむらくは、またしてもそのデザイン・・・
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どうしても「乗りたい!」と心から思えるようなエクステリア・デザインには見えないところが残念です、あくまでも個人的感想ですが。

これだけのスペックなんですから、もうちょとスポーティなデザインにならないものか、と思いますが、まぁでも、デザインまでカッコよくなると、非の打ちどころがなくなってしまうので、これくらいのほうが、いいかもしれません(^^;


いずれにせよ、運転して楽しいクルマであることは間違いなさそうです、新型Polo GTI。

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2010年02月17日

エリーゼの顔が・・・

エリーゼの顔が変わりました
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ここ数年のBMWやプジョーをはじめ、最近ではVWと、フロントマスクのデザインがどんどん「魚系」というか「妖怪系」というか、なんというか、ファーストインプレッションで、素直にカッコいいと思えないというか、どうしても「???」マークがついてしまうデザインになってきている傾向にあると感じているのは、私だけでしょうか(^^;


今回のこのエリーゼの新顔についても、実物を見てないので、あくまでも写真だけの印象ですが、なにかこう、「怒った魚」みたいに見えてしまいます。

あるいは、「怒ったマツダ・ロードスター」みたいな(^^;



以前、エリーゼに関しては、真剣に購入を考えた時期もあったくらい、欲しかったのですが、今回の新顔には、ちょっと残念な思いがしました。
3回ほど試乗したので、中身が素晴らしいクルマであることは、十分分かっているつもりなのですが。


デザインって、つくづく難しいですね。。。
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2010年02月16日

本日の試乗 「VW Lupo GTI」

一昨日、念願の、ルポGTIに初試乗することができました。

比較的最近のクルマにも関わらず、試乗したくても、できず終いのまま、販売終了となってしまったクルマがいくつかあります。

その筆頭に挙げられるクルマの1つが、このルポGTIでした。

現行VW車の中での最小ボディである、ポロよりもさらにコンパクトなそのボディに1.6リッターエンジンを積み、6速のMTで駆ることができる、大変魅力的なクルマでしたが、2006年に販売終了となりました。


昨日のブログにも書きましたが、ルポの兄貴分である歴代のポロは、比較的、女性っぽいデザインですが、このルポは、サイズこそかわいいですが、ポロよりはボクシーな分、男性的に感じられるデザインであることも、気に入っていた理由の1つでした。


ですので、一度試乗したいと、ずっと思っていつつも、なかなか機会に恵まれませんでしたが、ようやくチャンスが訪れました。






試乗した感想は、ほぼ頭に描いていた想像通りの走りでした。

間違いなく楽しいです☆
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キビキビと動くにも関わらず、堅実さ(安定感)も感じるその走りは、まさに、ドイツが作ったコンパクト・ホットハッチ(ホット・コンパクトハッチ?) そのもの、という印象でした。

最近のアウディも含めたフォルクスワーゲン・グループのクルマは、あまりにも快適かつ速過ぎて、ファン・トゥ・ドライブという点では、どうしても、すぐに飽きてしまうのが、個人的な印象でしたが、このルポGTIなら、飽きっぽい私でも、しばらく飽きないでいられるだろうと思いました。

例えばアルファの147やMiToに比べると、特にエンジンサウンド等の面で刺激度はかなりマイルドですが、それでも走りそのものが非常に刺激的で、それを6速MTで駆れるのですから、所有している人が、なかなか手放さない理由がわかる気がします(タマ数自体も少ないでしょうけど・・)。


後席にも座ってみましたが、身長170cmの私でも、なんとか座れる感じであり、30分くらいならどうってことないと思います。



唯一、ファン・トゥ・ドライブにおけるマイナス点といえば、シフトノブが、ドライビングポジションに対して、やたらと低い位置にあるので、かなり手を伸ばさないと届かないため、なんだか、昔の大型バスでも運転しているような気分になってしまったことです(^^;

せっかく6速MTを積んでいるのに、スポーツドライビングの気分を味わう上で、ちょっと興ざめしてしまうかもしれません。



とはいえ、総合的に面白いクルマであることには間違いありません。

欲しいか欲しくないかと言われたら、十分「欲しい」の部類に入るクルマですが、タマ数も少なく、中古でも高値安定しているようですので、もう少し安ければ、、、という感じですね。


以上、念願のルポGTIの巻でした。

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2010年02月15日

本日の試乗 「VW 新型Polo」

一昨日、昨年10月に日本発売となった新型ポロに初試乗して参りました。

ここ1、2年の、アウディを含めたフォルクスワーゲン・グループのクルマに対する印象について、必ずと言っていいほど使われるワードが「完成度」だと思います。

私自身、昨年、短期間ながら現行型A4を所有し、完成度の高さをしみじみ実感しました。

この新型ポロも、欧州「カー・オブ・ザ・イヤー2010」を受賞しており、ご多分に漏れず、一足早くデビューした現行ゴルフY以上に完成度の高さは評判のようです。




ということで、この新型ポロ。

まず、そのエクステリア・デザインですが、先代ポロに比べ、かなり男性的なデザインに変わりましたね。
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先代ポロに関しては、自分も、GTIの走りはかなり気に入っており、コペンミニ・クラブマン購入時の候補車として検討もしましたが、先代のテレビCMからもよく分かるように、その女性的なデザインが、購入を躊躇させていたことは事実です。

それに比べ、今回の新型は、男性でも、さほど違和感なく乗れるデザインに仕上がっているのではないでしょうか(さすがに、若い人のほうが似合いそうですが(^^; )

しかも、これまた最近のアウディにも言えることですが、標準仕様にも、フロントが、リップスポイラーがついたようなデザインになっており、なかなかカッコいいです。


インテリア・デザインに目を向けても、例えば、国産車同クラスのフィットやスイフトあたりに比べ、質感が1クラス高い印象ですね。さすがに、価格が高いだけのことはあります。
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そして、エンジンをかけ、実際に運転してみましたが、現行ゴルフY動揺、その質感の高い走りは、完全にクラスを越えていると思いました。
乗り心地とスポーティさや振動・騒音の少なさ等の全てのバランスが、高次元に保たれていると思います。

強いて言えば、これまた、最近のアウディも含めたフォルクスワーゲン・グループのクルマに共通した、パンチのきいた速さみたいなもねが感じられず、ちょっとモッサリとした印象でしたが、もうすぐ、日本にも、1.2リッターTSIモデルが入ってくるようですから、おそらく、現在導入されている1.4NAに比べるとパンチのきいた走りを見せてくれることでしょう。
それに、いずれ、GTIも導入されるでしょうし。

最後に価格ですが、今回試乗した、1.4リッターNAモデルが203万円。
現在のラインナップは、この1グレードのみです。

何と比べるか、にもよりますが、これだけ完成度の高いクルマがジャスト200万円というのは、安い気がします。


欧州車の同クラスのライバルとなると、MINI、MiTo、207トゥインゴといったあたりでしょうか。

この中ですと、トゥインゴのベースグレードが198万円。MINI ONEが222万円。

207は一番安くても234万円。MiToにいたっては、285万円(^^;


スペックの違いもあり単純に比べられませんが、やはりポロは割安感がありますね。


とはいえ、、自分でお金出して買うなら、この中だったら、やはり迷わずMiToですね(^^;

現行型ポロのGTIが出たら、MiToや、MINIクーパーSあたりと乗り比べるのが楽しみです☆
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2010年02月01日

本日の試座 「BMW 535i Gran Turismo」

昨日は、昨年11月末にデビューした、BMWの5シリーズ・グランツーリスモを見に行ってまいりました。

コンセプトは異なるのでしょうが、自分の中では、先日試乗した、アウディA5スポバと、なんとなくイメージ的にかぶっています。




さて、5シリーズ・グランツーリスモの実車を見てのファースト・インプレッションは、「でか!!」

その大きさに圧倒されました。
流麗なA5スポバに比べると、まるで戦艦のようです(^^;

この5シリーズ・グランツーリスモに関しては、ほとんど予備知識の無いまま、ショールームへ行ったのですが、営業さんに聞いたところ、7シリーズのシャシーを使っている、とのことでした。
どうりでデカいはずです(^^;

サイズは、全長5000mm、全幅1900mm、全高1565mmでした・・・
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内装に関しては、特に可もなく不可もなく、といった感じで、最近のBMWそのものでした。
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お値段は878万円。値段もやはり戦艦級です(^^;


実際には、どういう人達が買うのでしょうね。。

それと、A5スポバと同じように、このグランツーリスモというネーミング(響き)も、いまいち、クルマのデザインに対して違和感を感じるのは私だけでしょうか・・・
(同じグランツーリスモと名のつくクルマでも、マセラティ・グランツーリスモなどは、まさに、グランツーリスモって感じがしますが(^^; )


ということで、いまいちユーザー層が見えてこないクルマですが、そこはBMWのことですから、きっと売れるのでしょうね。

街中で実際に走っているところを見れば、また印象も変わるのかもしれません。

以上、5シリーズ・グランツーリスモでした。



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2010年01月06日

『NAVI』休刊。

二玄社の、CGと並ぶ、輸入車系自動車雑誌、『NAVI』の休刊が決まったようです。

皮肉にも、NAVIに関しては、つい先日、久方ぶりに2月号を購入して、昨日、読み終えたばかりでした。
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この2月号冒頭の編集長のコラムでは、編集長自身が出世してさらにお偉くなるという自慢話と(^^;、次号(3月号)から新編集長を迎え誌面もリニューアルされることが、高らかに述べられているので、まさに、読者とすれば、寝耳に水といった感がありますが、水面下で、いろいろと事情があったのですね。。



これで、CG、Motor Magazine、LE VOLANT、ENGINEといった輸入車系雑誌のメジャーどころの1冊が消えてしまうわけで、寂しいですね。

昨日は、ちょうど、昨年の国内新車販売が31年ぶりに500万台割れしたニュースが報道されたばかりですし、何か暗いニュースばかりです。



NAVI以外の雑誌が、後に続かないことを願うばかりであります。

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2009年12月26日

ケルヒャー納品。

10年以上前から欲しい欲しいと思いつつも、なかなか思い切りがつかなかったケルヒャーを、このたびとうとう購入しました。

それほど高い買い物ではないにしても、期待外れだったらどうしよう、と、いままずっと購入に踏み切れませんでした。

それと、モデルの種類も割とたくさんあって、どれを買ったらいいものか、という迷いもありました。

ここ数カ月、いろいろとリサーチをしまして、なんとか期待しても良さそうな感じがしてきたので、今回、購入した次第です。

用途が洗車だけだと、ケルヒャーは、ちょっともったいない気もしたのですが、我が家の場合、外壁が吹き付けであり、建ててからすでに5年以上が経過していてかなり、苔等の汚れが目立ってきたため、外壁掃除用としても、このケルヒャーに一役買ってもらおうと考えていました。


どのモデルを買おうか悩みましたが、結局、エントリークラスの安いタイプにしました。

その代わり、後から困らないよう、長めのホースや、アタッチメントが最初からたくさん付属しているものにしました。




今朝、品物が到着しましたので、洗車よりも、まずは「外壁」で使ってみることにしました。
ケルヒャーの威力やいかに・・・
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     (上の写真のホイールはまだ洗っていない状態です↑)


最初に、ホースやアタッチメントの取り付けをするのですが、もっとも心配していたのは、水道の蛇口にきちんと接続できるか、ということでしたが、もともと、屋外の蛇口につけていたホースの接続部をそのままケルヒャーに使用することができ、その点に関する心配は、杞憂に終わりました。


サイクロンジェットノズルを装着し、いざ噴射。。。

K.O.されました

いやぁ、クルマの試乗以外でK.O.されたのは、初めてかも(笑)
使用開始して、わずか10秒で、「元を取った」と思いました(^^;

これは凄いです。

今まで、擦っても、強めの水流で洗っても、ほとんど取れなかった、外壁にこびりついた苔や土埃等の汚れが、瞬時に取れていきます!
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(↑上半分がケルヒャー使用後です☆)

この快感は、クセになりそう(^^;


ポーチのコンクリートも、黒ずんでいたのが、きれいになりました。


きれい好きには程遠いズボラな私が、いつまででもこのケルヒャーで掃除していたいと思うほど、凄い威力でした。


外壁等の掃除をしていたら夕方になりうす暗くなりましたので、クルマに関しては、試しに、TIのホイール1本にだけ、ケルヒャーを使ってみましたが、洗剤も何も使わず、単にサイクロンジェットノズルで水を吹き付けただけなのに、ホイールの汚れがきれいに落ちました☆


これは洗車もかなり期待できそうです☆



こんなに素晴らしいシロモノだったとは、もっと早く買っておけばよかったと思いました。

まさに高圧洗浄機、恐るべし、でした☆




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2009年12月10日

本日の試乗 「ルノー ルーテシア・ルノー・スポール」

今日は、最近、最も試乗してみたいクルマの中の1つだった、ルノー ルーテシア・ルノー・スポールに試乗することができました。



試乗車のボディ・カラーは、7色あるうちの、ルージュ・トロ(赤)でした。
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エクステリア・デザインに関しては、フロント・マスクの特にバンパー周りのデザインにちょっと癖があって、違和感を覚えますが、その他、全体的なボディ形状やデザインについては、程よくまとまっていると思います。


フランス御三家のプジョー、シトロエンに比べると、ルノーのデザインは、地味ですね。

とはいえ、前輪にチラりと見える、ブレンボのキャリパーや、フロントフェンダーのエアアウトレット、リアのディフューザーあたりに、このクルマが普通のクルマではないことが窺い知れます。
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そして、所々に付けられた「RENAUT SPORT」のロゴには、やっぱりソソられます☆
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一方、インテリア・デザインについては、これまた地味です(^^;
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シート、メーター、ペダルあたりにスポーツ性を感じますが、全体としては、すっきりと上品且つ地味なインテリアになっています。

一般的な他社のスポーツモデルと比べても、際立って、地味な部類だと思います。



ということで、エンジン始動し、大きめのシフトレバーを1速に入れ、いよいよ発進です。

アイドリング時、そして、低回転で走っている限りは、このクルマが「ルノ・ースポール」であることに、ほとんど気付かないほど、静かで乗り心地も良く、いかにもフランス車、といった感じです。


しかし、そこは「ルノー・スポール」。
アクセル・ペダルを深く踏み込めば、NAの2リッターなのに202馬力(リッター100馬力超えてます)を誇るエンジンの官能的なサウンドが聞こえてきます☆
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やはり、スポーツモデルはNAに限るなぁ、とNAのクルマに乗る度に、その気持ちよさを実感します。


速さも、私には十分過ぎるほど速いです。
都会では、この速さを堪能できる道がほとんど無いかもしれません。



今日の試乗では、ハンドリングについては、ほとんど試せませんでしたが、悪くなさそうです。

このクルマ、きっと峠はかなり楽しいと思います。



気になった点といえば、最近の小型スポーツモデルにありがちな、着座位置が高め、ということくらいでしょうか。

今日の試乗では、着座位置を一番低くしましたが、それでも、ちょっと高く感じます。

トゥインゴみたいな形のクルマなら、着座位置が高くても仕方ないかなぁ、と思いますが、このルーテシアの形なら、もう少し低いほうが、似合う気がしました。


しかしながら、シートそのものの造りは、さすがフランス車と感心させられる、分厚くて且つ座り心地の良い、素晴らしいものでした。



居住性に関しては、前席はまったく問題無しで、後席については、身長170cmの私だと、ちょっと狭く感じました。
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2ドアなので、当然のことながら、後席への乗降は、少々大変です。
(後席へ入り込むスペースもちょっと狭い)



ということで、このルーテシア・ルノースポール。

踏まなければ、本当に、静かで乗り心地の良い、良い意味での「普通」のフランス車なのですが、いざ踏み込めば、スポーツ性が露わになる、二相性を持った、楽しいクルマだと思いました。


ちなみに、乗り味は、アルファロメオの147に通ずるものがありました。

147 1.6TSを、ボディ剛性を強化し、乗り心地をさらに上質にし、エンジン官能性は少し大人しくしつつも、スピードを速くした、そんな感じでした。

シフトフィールも、147 1.6TSに似ていたように思います。



価格については、このルーテシア・ルノー・スポールは、ちょうど約300万円です。

リッター100馬力を超えた2リッターNAエンジンと、ブレンボがついていることを考えると、例えば、前述のアルファ147あたりと比べると、かなりお安い設定だと感じました。

唯一惜しいのが、キセノンがついておらず、オプション設定もないので、欲しければ社外品をつけるしかない、ということです。




今日は都会地での試乗でしたので、次回は是非、田舎道を走ってみたいと思いました。

うちの近所はド田舎なので、このルーテシア・ルノー・スポール、きっと水を得た魚のように、その良さを発揮できると思います☆



追伸:
ちなみに、過去の「ルノー・スポール」モデルの中で、もっとも所有してみたかったモデルは、このルノー・スポールです(^^;





(↓新型カングー。旧型にくらべ2まわりくらい大きくなりました(^^;)
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(↓旧型カングーもATモデルのみ新車在庫がありました☆)
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(↓コレオス、これ推す(笑))
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2009年11月29日

本日の試乗 「BMW Z4 sDrive23i」

今日は久しぶりに、試乗をしてまいりました。
10月11日のゴルフGTI以来です。


最近は、乗ってみたいと思えるクルマの数もめっきり減って、且つ、自分のクルマも、ブレラ購入以降は、やはりアルファロメオのすっかり虜になってしまったこともあり、今年は試乗の回数も激減しました(^^;

というか、正確には、運転してみたいクルマの数自体は、まだまだたくさんありますが、そのほとんどが、既に新車での販売を終了した車種だったりします。。

ですので、現在新車で販売されているクルマの中で「試乗したい!」と思えるクルマは、今のところ、3〜4台程度しかない、そんな状況です。



今日は、そのうちの1台である、BMWの新型Z4に試乗してまいりました。

新型と言っても、日本での販売が開始されてから、既に半年が経過していますが、ようやく試乗してきました。


見慣れていないせいもあるのでしょうが、先代の初代Z4と見比べると、単純なデザインとしては、今のところ、初代のほうが個人的にはカッコよく感じます。
ただ、さすがに、見た目の質感は、先代よりもかなり向上したと思います。

特に、デザインセンスの良し悪しは抜きにしても、ボディのプレスラインなどは、かなり凝っているのが分かります。
相当、コストがかかってるのではないでしょうか。。


そして、今回の新型Z4から、リトラクタブル・ハードトップが採用されています。

これまた、個人的には、コペンとビートを所有してみて感じるのは、オープンカーは、やはり「布製の幌でこそオープンカー」、という気がしており、エクステリア・デザイン上、オープンカーは、幌タイプのほうが、マッチすると思っているのですが、これまたやはり時代の流れで、どんどんリトラクタブル・ハードトップへ移行していくのでしょうね。。


そのリトラクタブル・ハードトップの動きを早速確認してみましたが、当然のことながら、コペンのそれとは、音もギミックの動きも、別次元のものでした(^^;
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さすが高級車という感じで、コペンよりも遥かに複雑な動きをするにも関わらず、静かにそして滑らかに作動します。

ただし、保証期間が切れた後に、この屋根が壊れた場合、修理代は相当高くつきそうな気がします・・(^^;



さて、現在、国内で販売されている新型Z4は、直6・3L・パラレルツインダーボの「sDrive35i」と直6・2.5L・NAの「sDrive23i」の、2種類のエンジンがありますが、本日試乗できたのは、2.5L・NAの「sDrive23i」でした。
元々試乗したかったモデルも、この2.5L・NAのほうでした。
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スタートボタンを押しエンジンを始動させると、懐かしい、直6のサウンドが静かに唸りを上げました。
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かなり高速で走れる道路も含め、約15分ほどの試乗でしたが、やはりBMWの直6・NAのサウンドは、素晴らしいですね☆

335や135に積まれているパラレルツインターボの直6(Z4のsDrive35iにも積まれていますが未体験)は、NAの直6に比べると、残念ながらちょっと雑味のあるサウンドになっている印象でしたが、本日試乗した、2.5L・NAは、まさにシルキーとはこのことだ、と言わんばかりの、滑らかできめ細かい、且つ迫力のある絶妙なサウンドでした。

今後BMWも、「小排気量・ターボ化」が進むかもしれませんが、NAの直6のサウンドは、なくしてほしくないですね。。

ただ、1点、少し期待外れだったのは、このsDrive23iに関しては、排気音量がかなり小さめですので、シフトダウン時のサウンドがほとんど聞こえてきませんでした。

営業の方に聞いたところ、やはり、sDrive23iは、排気音を小さめにしてエンジンサウンドを聞かせており、逆に、ターボのsDrive35iのほうは、排気サウンドを聞かせるチューニングにしてある、とのことでした。
エンジンそのものの音質の良さでsDrive23iを選ぶか、多少雑味のある音質でも迫力のあるsDrive35iを選ぶか、というところでしょうか。



そして、エンジンとともにやはり素晴らしかったのが、ハンドリングです。
今日の試乗コースは、直線メインでハンドリングを試すチャンスが少なかったですが、それでも、普通に交差点を曲がるだけで、FFのアルファともMRのビートとも違う、BMWのFR独特の気持ちよさを感じました。

同じBMWでも、軽い2L直4モデルのほうが、さらに気持ちいいはずですが、やはりBMWハンドリングの気持ちよさは、世界トップレベルだと思います。



この新型Z4のトランスミッションについては、「sDrive35i」がダブルクラッチの「7速DCT」なのに対し、本日試乗した「sDrive23i」は、普通のトルコンATですが、ダルな印象はなく、別に無理してDCTである必要は無いと思いました。

もちろん、MTの設定が無いのは残念ですね。
このクルマをMTで駆れたら、面白さは、何倍もアップすると思いますので。




ということで、この新型Z4、デザインが若干微妙ですが、BMWらしい気持のいいドライビングを実感できる、良いクルマだと思いました。

しかしながら、ナビ付標準グレードの車両本体価格が、5,230,000円。
しかも、レザーではなくファブリックシートでこのお値段(^^;
この値段では、私には手が出ませんね・・(^^;

マツダ・ロードスターの同じくリトラクタブル・ハードトップの標準グレードが、2,680,000円ですから、ちょうど、2倍ですね。
ロードスターも相当良いクルマですから、価格差を考えると、輸入車であるとしても、ちょっとZ4は高すぎるかな、という気はしました。

逆に、Z4の半額で買えるロードスターは、偉大なクルマだと、あらためて実感しました。
現行ロードスターもZ4に負けず劣らず素晴らしいオープンモデルですから。



ちなみに、今回のZ4の「sDrive」という名称は、特に、何か機能の名称等ではなく、単純に、クルマの名前の一部としてつけられた言葉とのことでした。
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いずれにせよ、久々にBMWに乗ってみて、やはりアルファともアウディとも違うクルマだな、ということをしみじみ実感しました。




追伸:
営業さん曰く、自分が今日までに新型Z4の契約をもらった客は2人だが、2人とも女性、とのことです(^^;


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2009年11月10日

Civic Type R EUROのカタログ

11月5日に遂に発売となった、シビックType R EUROカタログが送られてきました。
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先日、ホンダ・ディーラーで実車を見た際、営業さんが「カタログが出る頃には、既に完売となってる可能性がある」と言ってましたが、限定2010台は、売り切れてしまっているのでしょうか?



モータージャーナリストさん達の試乗インプレ記事を読むと、だいたい書いている内容は一致してますね。

最初の印象は「意外と穏やか」。でもワインディングを走らせると、無茶苦茶楽しい!、みたいな。



是非一度、試乗してみたいです。無理でしょうけど(^^;

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2009年10月24日

TMS開幕

2年毎に開催される東京モーターショーが昨日から一般向けに開幕となりました。


自身、TMSには、2005年に行ったのが最後です。

その時は、後に自身最愛のクルマとなる、ブレラとの初対面や、アウディ・シューティング・ブレイクへの試座等、かなり楽しむことができました。
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(↑2005年TMSでブレラと初対面した時に撮った写真です。一目惚れした瞬間です。あ、ブレラだけでなく、コンパニオンさんにも一目惚れしそうになりました(笑))




そして、一昨年の2007年開催時は、行こうか行くまいか迷いつつも、結局行けず終いでした。



しかし、今回は、残念ながら、行こうか行くまいか迷うことすらしませんでした。。

多くの輸入車メーカーが参加を見送り、しかも、出展されるのはエコを謳ったクルマばかりという、この内容では、どうしても、行きたいという気になれません・・・

ドライビング好きにとって、今年のTMSの目玉は、LFAFT-86コンセプトCR-Zあたりですかね。

強いて言えば、このうち、CR-Zには多少興味ありますが、そのためだけに、とても片道2時間以上かけて、幕張に行く気にもなれないし・・(^^;



まぁ、どうあがいても、時代はエコに進んでいきますから、私のような人間は、どんどん天然記念物化していくのでしょうけど(^^;

そのうち、アルファもハイブリッドとか出すんでしょうか・・・(^^;


現在アルファとかビートに乗ってる人が、喜んで行きたくなるようなモーターショーは、もう開催されないかもしれないですね。。T_T




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2009年10月11日

本日の試乗 「VW 新型ゴルフGTI」

先月納車した159TIですが、購入の際、もっとも悩んだ他のクルマは、同じアルファロメオのGT スポルティーバUでした。

では、アルファ以外で候補に挙げた車種はというと、唯一、新型ゴルフGTIでした。

アルファとは全く毛色の違うクルマですが、当時乗っていたのがアウディA4でしたから、同じVWグループのゴルフであれば、フィーリングがアウディと酷似しているので、かみさんでも違和感なく乗れるかな、と考えました。(当時乗っていたA4は、あくまでも、かみさん用のクルマでしたから^^; )

しかも、A4からの買い替え検討時、新型ゴルフGTIは、まだ発売前だったこともあり、当時もしGTIを契約していれば、商談をしていたVWディーラーでのGTIの納車、一番乗りになる予定でしたので(笑)、ちょっと魅力的でした^^;


個人的には、もちろん、自分で乗るならアルファがイイに決まっているのですが、あくまでも、かみさんメインのクルマですので、やはり、乗りやすさや信頼性みたいな部分でアウディ同様、VWグループのクルマは魅力的です。


結果的に、新型ゴルフGTIの写真と、159TIやGTの写真を、かみさんに見せたら、迷うことなく「アルファがいい」ということになったので、GTIは却下となりましたが^^;、現行型ゴルフYに関しては、この春に1.4TSIを試乗し、その恐ろしいまでの完成度の高さを実感してますので、新型GTIに関しても、試乗するまでもなく、きっと良いクルマなんだろうな、ということがたやすく想像できます。




そんな新型ゴルフGTIですが、そうは言っても一度は乗っておきたいので、早速試乗して参りました^^;。
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試乗した感想は・・・

正直、特に詳しく書くことはありません(笑)。

と言っても、別に、手抜きして書くことが無い、と言っているわけではなく、すべての面のレベルが高く、不満が無さ過ぎて、特に書くべきことが見当たらないのです。。

速い、乗り心地が良い、静か、シフトフィールがスムーズ、ハンドリングもそこそこ楽しい、内装の質感も高い・・・と、誰が乗っても、不満らしい不満はほとんど見当たらないのではないでしょうか。


ただ、当方のように、アルファの刺激に慣れてしまうと「優等生過ぎるが故のつまらなさ・・」という印象が正直ありました。

運転をし始めてすぐは、速くて気持ちいいのですが、すぐに飽きてしまうというか、運転が楽(らく)過ぎて、「いつまでも運転していたい」という気にはなれませんでした。

たぶん、一般の人は、楽なクルマだからこそ、いつまでも運転していたいと思うのでしょうから、私が変人なだけですけど(笑)。




ということで、想像どおり、特に文句のつける所の無い、すべてにおいて、次元の高いクルマでした、新型ゴルフGTI☆


最後に、そのエクステリアデザインですが、この新型GTIに限らず、現行型ゴルフYには、(オーナーさんには申し訳ないのですが)正直「カッコいい」という言葉が出てこないです。。。^^;

個人的には、ワッペングリルの先代GTIのほうがまだカッコいいと思います。


VWグループとしては、「カッコ良さ」は、兄貴分のアウディに任せて、ゴルフのほうは「普通っぽさ」を全面に出す作戦なのかもしれませんが、今回の6代目に関しては、せっかくGTIのような「中身」は素晴らしくスポーティなクルマであっても、もう少しあの外観、なんとかならないかと思ってしまいます。。。
同じハッチバックでも、アルファ147やBMW1シリーズと見比べると、カッコ良さ、という点ではかなりの差があるような気が。。
そう思うのは、私だけですかね・・?

もしくは、外観もカッコ良さに拘る人は、シロッコに行け、ということですかね^^;



以上、ほとんど、運転した印象以外の話になってしまいましたが、新型GTI試乗の巻でした。

もし、A4から買い替え時、159TIではなく、このゴルフGTIにしていたら、どんなインプレッションを書いていたのかな、と、ふと思ってしまいました^^;



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2009年10月10日

本日の試座 「ホンダ シビックType R EURO」

今日は、待望のシビックType R EUROの実車を初めて見て参りました。
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現在日本で販売されているシビックType Rは、良いクルマであることには間違いないと思いますが、いかんせん、エクステリアデザインがどうしても受け入れられません・・・

というのも、私にとって、シビックは「ハッチバックだからこそシビック」、という思いが強いからです。

ですので、数年前、初めてType R EUROの写真を見たときは、「何でこのクルマ、日本で売らないの??」と頭の中がクエスチョンマークだらけになりました。

あくまでも個人的趣味ですが、断然「こっち(Type R EURO)のほうがカッコいい!!」と思いました。

でも、少なからず、同じ思いの人は多かったのではないでしょうか。





そんなType R EUROが遂に国内発売決定となり、本日、その実車を見ることができましたが、実車を見てもやはり、想像どおり、個人的には、日本版Type Rよりも、こちら(Type R EURO)のほうが、遥かにソソられるデザインでした。


価格は大方の予想を裏切り、300万円をわずかに切る298万円だそうです。

現行型日本版Type Rが2,835,000円ですので、約15万円ほどの差で済みましたね。

内容的には、日本版Type Rはブレーキがブレンボだったりするので、お買い得感はさすがに、日本版Type Rのほうが優れていると思いますが、Type R EUROは、シビック本来のハッチバックデザインや、何よりも台数限定というプレミアム感がソソりますね☆


その限定台数は、2000台で、発売開始時期は、11月からとのことですが、既に、予約がかなり埋まってきているようです。

今日お話ししたホンダ・ディーラーの営業さん曰く「Type R EUROのカタログは、販売開始となる11月にならないと配付できませんが、カタログを配付できる頃には、既に、完売している可能性が高いです」と苦笑されていました^^;


購入を考えておられる方は、急いだほうがいいかもしれません☆


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2009年05月31日

本日の試乗 「VW 新型シロッコ」

本日は雨の中、今年、個人的に最も注目していたクルマの1つである新型シロッコに試乗して参りました。


お邪魔したディーラーには、展示車としてキャンディホワイトのTSI(1.4Lツインチャージャー&7速DSG)が、そして、試乗車としてディープブラックパールエフェクトの2.0TSI(2Lシングルチャージャー&6速DSG)が用意してありました。



まずそのエクステリア・デザインですが、特にフロントマスクに関しては、好き嫌いがはっきり分かれそうな、極めて個性的なデザインですね。
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私も初めて写真で見たときは「なんじゃこりゃ?」というのが第一印象で、正直、「素敵!」とか「カッコイイ!」という類の顔ではないと思いますが(^^;、今日、実車を初めて見たところ、やはり「変わった顔だなぁ」と改めて思いましたが、同時に、不思議と「現代的な顔だな」という印象も持ちました。
なんというか、ナマズが最新鋭のロボットになったような印象です(^^;

(ちなみに、デザインにうるさい、うちのかみさんは、写真でしか見てませんが、このシロッコの顔には、拒絶反応を示していました(^^; )



一方、真後ろから見たヒップのデザインに関しては、ブレラにも通じる官能的なデザインで、なかなかカッコイイと思いました。
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そして、真横から見たアングルが、一番辛いかなと思いました。
好き嫌いは別として、正面や真後ろ、あるいは、斜め前や斜め後ろから見たデザインは、結構スポーツカーっぽいと思うのですが、真横から見ると、スポーツカーには程遠く、やっぱりゴルフだな、という印象です。
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VWもそれを分かっているのか、40ページ以上あるシロッコのカタログを確認したところ、真横から写したアングルの写真は、1枚も掲載されていませんでした(^^;


ということで、もうちょっとスポーツカーっぽいのかな、と予想していたのですが、さすがにゴルフとほぼ同じ全長(ゴルフが4210mm、シロッコが4255mm)であり、後述のとおり、後席も広くとっている分、サイドラインは、ゴルフっぽい普通のクルマという印象のデザインでした。





次に、インテリア・デザインですが、これもゴルフに似てますけど、シート形状や、ドアハンドル付近のデザイン等、スポーツカーっぽいテイストが感じられ、個人的には、なかなか好印象でした。
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ちなみに、2.0TSIはレザーシートですが、1.4のTSIのファブリックとアルカンターラのコンビシートも十分カッコよかったです。
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(↑1.4リッターTSIのシート)








そしていよいよ試乗です。
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個人的には1.4LのTSIのほうに、より興味があったのですが、本日の試乗車は、2.0TSIでした。

もちろん、乗れるだけでも光栄ですが。

この2.0TSIのエンジンは、先代ゴルフGTIと同じ200馬力のエンジンのようです。




ということで、レザーシートに座り、エンジンを始動し、いよいよ発進です。

勢いよう加速させると、「ん?この排気音、どこかで聞き覚えが・・・」。

思い出しました。

アウディTTクーペの2.0Tとかなりそっくりな排気音です。

そういえば、TTの2リッター・エンジンも、シロッコと同じエンジンですもんね。



そして、乗り味に関しても、「どこかで覚えのある乗り味だなぁ」と思っていたところ、思い出しました。以前何度か試乗したことのある先代ゴルフGTIです。

考えてみれば、先代ゴルフGTIも、このシロッコの2リッターと同じエンジンですし、シロッコ自体がゴルフベースですから、要は、ゴルフGTIがクーペになったようなもんですもんね。

シロッコは、ゴルフGTIが少しスポーティになった、そんな感じの乗り味だと思いました。


ゴルフGTIと大きく異なるのは、シロッコ2.0TSIには、アウディ・マグネティックライドに似た、3種類のサスペンション・モードが選べる「DCC」がついていることです。

アウディ・マグネティックライドとの違いは、マグネティックライドの場合トルクも変化するのに対し、シロッコのDCCは、トルクは変わらないそうです。
(なお、このDCCは、1.4リッターのTSIにはついていません)






ということで、このシロッコ2.0TSI。
ゴルフGTIとアウディTT 2.0Tを足して2で割ったような、乗り味だと思いました。

TTよりは若干刺激が少ないですが、ゴルフGTIよりは逆に若干刺激的だと思います。


そして、何より、後ろの席も、大人2名であれば、比較的ゆったりと座れるので、TTが欲しいけど後席が狭過ぎて断念した人にとっては、アウディブランドへの執着が無く、且つ、アウディとはかなり異なるこのデザインを受け入れられるのでれば、そういう人に、このシロッコはオススメだと思います。


私としては、冒頭に書いたとおり、フロントマスクに抵抗があることと、真横から見たデザインが、かなり普通のクルマっぽいことがマイナス要因ですが、トータルとしてこのシロッコ、欲しいか欲しくないかと言えば、「欲しい」と思えました。

ただ、やはりデザイン的なものに心から満足ができないと、飽きるのも早いかな、とは思いますが。



最後に、価格ですが、今日試乗した2.0TSIが447万円。1.4リッターのTSIが392万円。

例えば、同じ1.4リッターエンジンを積んだ、ゴルフTSI Highlineが312万円ですから、シロッコはちょうど80万円高いことになりますので、「ちょっと高いな・・・」という感覚は否めませんが、シロッコの場合、2.0リッターモデルも1.4リッターモデルも、ほとんどオプションをつける必要が無いほど、装備が充実しているようなので、そういう意味では、意外と妥当な価格なのかもしれません。
(それでも、普通に考えれば、1.4リッターのクルマの車両本体価格が約400万円って凄いですよね(^^; )



今日は、2.0TSIを試乗させていただいたので、一度1.4リッターのTSIも運転してみたいですネ。





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2009年05月24日

新型レガシィ・ツーリングワゴン

2週間ぶりのアップです(^^;



今日は、去る5月20日から6年ぶりのフルモデルチェンジとして新発売となった、スバルの新型レガシィを見に行って参りました。


今まで、USアコードワゴン、プジョー406ブレーク、シトロエン・エグザンティア・ブレーク、プジョー406ブレーク(2台目)、アウディA4アバント、そしてBMW320iツーリングと、計6台のステーションワゴンに乗ってきた私にとって、レガシィは、日本を代表するステーションワゴンとして、デビュー当時から気になるクルマの1つでありました。



先代のレガシィは、日本車としてはカッコいい部類に入ると思っておりましたが、今回の新型レガシィの写真を初めて写真で見たときは、正直、言葉を失いました(^^;

今までのレガシィに比べ、スポーティ感みたいなものが、全くと言っていいほど無くなってしまったというか、とにかく、「どうしてこんなデザインに・・・?」という印象でした。





そして今日、実車を見て、その思いはあらためて強くなりました(^^;


デザインほど、個々人の好き嫌いが分かれるものも無いと思いますので、これ以上のコメントは控えますが、個人的には、今までレガシィに対して抱いていたイメージが、かなり変わってしまいました。
「若者は寄ってくるな」と言っているような、そんなデザインに見えてしまうのは、私だけでしょうか(^^;

例えるなら、スカイラインがR34からV35に変わったときに、多少なりとも通ずるものがあります・・・
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デザインの好き嫌いは別として、今回の新型レガシィ、とにかく「デカい!」という印象です。

ステーションワゴンというよりは、ミニバン的な印象がありますね。

しかも後席の広さなど、完全にVIPカーって感じですね。


この新型レガシィツーリングワゴンの全長は4775mm。

これは、例えば、私が以前乗っていたBMW 320iツーリングの全長が4535mmですから、なんと24cmもレガシィのほうが長いことになります。

あるいは、先代に比べかなりデカくなった現行アウディA4アバントですら4705mmですから、やはりレガシィのほうが7cmも長く、このことからも、いかにレガシィがデカいか、ということが分かるかと思います。



そして、本日展示してあったこの2.5GT Sパッケージの価格は、マッキントッシュのオプションつきとはいえ、380万円超え、ということですから、値段もビッグですね。。。




また、現在65歳と言われるロバートデニーロをCMに採用しているのも、新型レガシィは大人のクルマなんだ、ということをアピールしているように見えます。





これらのことから、レガシィというクルマは、今回の新型から、完全に年輩者をターゲットとしたクルマになり、若者は、インプレッサに乗れ、ということを示しているような感じがしますね。


インプレッサと棲み分けしようとするコンセプト自体は悪くない気がします。。。


あとは、実際、先代レガシィに乗っている若年層(20代〜30代)のオーナーさん達が、次に乗り換える際も、この新型レガシィに乗り換えたいと思っているのかどうか、興味深いところです。。



なお、今日は、試乗車として新型アウトバックが用意されていましたが、今ひとつ気が乗らず、結局試乗せずに帰ってきました(^^;



いずれにせよ、レガシィは、間違いなく、日本を代表するクルマの1つでしょうから、この新型にも一度は試乗して、クルマ自体の良さを味わってみたいと思っています。




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2009年04月29日

本日の試乗 「新型Audi A4 2.0TFSIクワトロ」

去る4月26日、先月末に発売開始となった新型アウディA4 2.0TFSIクワトロに試乗して参りました。


現行型A4のラインナップは、これまで、FFの1.8TFSIと、クワトロの3.2FSIの2種類でしたが、クワトロが欲しければ、3.2リッターを選ばざるを得なく、そうなると価格が645万円に跳ね上がってしまい、私のような庶民には、とても手が出ない状態です。。

かといって、1.8のFFじゃ、ちょっとなぁ…と、購入を躊躇していた人も多かったのではないでしょうか。





そして今回、「本命」と言える、2.0TFSIクワトロが登場しました。

先代B7の2.0TFSIエンジンは、世界トップクラスの優秀なエンジンと非常に評価が高かったですが、その2.0TFSIエンジンがさらにパワーアップし、逆に燃費は向上し、加えて、先代2.0TFSIには搭載されていなかったSトロニック(DSG)が遂に搭載されての登場です。







ということで、今回の2.0TFSIクワトロですが、まずエクステリアおよびインテリアのデザインについては、昨年試乗した1.8TFSIクワトロと大差ありません。
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とにかく、質感の高さは、他のライバル達の追随を許さないという感じの素晴らしさですね。

ただし、インテリアは、先代(B7)に比べ、センターコンソールのスイッチ等がごちゃごちゃと増え、クールな印象が薄れましたね。しかも、はめ込み式のナビも、クールさという点では、マイナスだと思います。ですので、個人的には、先代のインテリアのほうが、洗練されていて好きです。
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そして、エンジンを始動し、アクセルを踏み発進させると、まず、7速Sトロニックの小刻みなシフトアップを実感しました。

そして、パワーアップした2リッターエンジンは、やはり先代の 2.0TFSIクワトロよりも、さらに速くなった感じがします。

ちなみに先代の2.0TFSIクワトロだって、相当速かったのですが・・(^^;



今度はシフトを、Sモードに入れてアクセルを踏み込んだところ、エグゾーストサウンドが明らかに迫力を増し、加速感もさらにアップしました。

これはもう暴力的な速さです(^^;




そして、先代の2.0TFSIクワトロに比べ、最も進化したと感じたのは、ハンドリングです。

先代の2.0TFSIクワトロは、お世辞にも、ハンドリングを楽しむクルマとは呼べなかったと認識していますが、この新型2.0TFSIクワトロは、かなり向上しており、四駆にしてはなかなか楽しいハンドリング、と言えると思います。
やはり、RS4のときも実感しましたが、駆動力配分<前輪:後輪=40:60>の新世代クワトロシステムが、確実に利いているのでしょう。



7速Sトロニックは、スムーズ且つクイックに決まり、従来のティプトロよりもダイレクトなドライビングを楽しめます。



足回りは、特に助手席に座っていると、若干硬めに感じました。
余裕のある方は、アウディドライブセレクトをつけたほうがいいかもしれません。




ということで、この新型A4 2.0TFSIクワトロ。

一言で言えば、特に文句のつけようがない、素晴らしい完成度に仕上がっているという印象です。

先日試乗した、新型ゴルフもそうでしたが、ここ最近のフォルクスワーゲン・グループのクルマのクオリティは、恐ろしく高いレベルに来ていると思います。

およそ、一般的な人にとっての、クルマに求められる四大条件といえば、「速い、快適、質感が高い、デザインが良い」が挙げられると思いますが(つまり「運転が楽しい」は入っていません)、一般的なクルマのメーカーの中で、その条件を、最も高いレベルで実現しているのが、間違いなく、フォルクスワーゲン・グループだと思います。

だから、一般の人々にとっては、フォルクスワーゲン・グループのクルマを選んでおけば、心配ない、とオススメできると思います。



これだけ褒めましたが、じゃあ、ワタシ的に欲しいか、と言われると、残念ながら、先代のA4 2.0TFSIクワトロのほうが、まだ魅力を感じます。。。

今回の新型は、完璧なまでの仕上がりという印象のクルマですが、完璧過ぎて、面白くない、というか(^^;

運転の楽しさについては、例の40:60のクワトロシステムによるハンドリングの向上や、Sトロニック搭載によるスムーズでよりクイックなシフトチェンジが可能になりましたから、先代B7よりも確実に、進化しているはずなのですが、なぜか、先代B7のほうが魅力を感じてしまうのは
どうしてなのでしょう。。。


それと、今回の新型A4は、30代程度の年齢では、ちょっとしっくりこないというか、もっと高齢の人に似合うクルマになってしまったような気がします。

先代のB7やB6は、30代でも十分、しっくりくるクルマだったと思うのですが。




ということで、この新型A4 2.0TFSIクワトロ。
クルマとしては、とにかく完成度の高い、優秀なクルマだと思いました☆




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(↑ショールームに鎮座していたRS6。1800万円也(^^; )
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2009年04月11日

本日の試乗 「新型ゴルフY」

今日は、来る4月14日から日本国内販売開始となる、新型ゴルフYに試乗して参りました。

今回ラインナップされるモデルは、1.4リッター・ターボの「TSI Comfortline」と、1.4リッター・ターボ+スーパーチャージャー(いわゆるツイン・チャージャー)の「TSI Highline」の2グレードです。

のっけからなんですが、これは、素人には非常に分かりにくいラインナップですね、「いったい何が違うの?」みたいな。

いずれデビューするであろう、GTIが来るまで、1グレードだけじゃあ寂しいから、みたいな戦略なのかもしれませんが、素人にとっては、TSI ComfortlineとTSI Highlineのどちらを選べばいいのか考える際、混乱させてしまうでしょうね。



と、ネガティブな意見から入りましたが、やはりクルマ自体がどのような出来なのか、気になります。

というのも、今回の6代目新型ゴルフは、VWの社員すら「あれはフルモデルチェンジではなく、ビッグマイナーでしょ」と言っていたからです(^^;




ということで、本日、VWディーラーに行ってきました。

14時頃、出掛けようとして、クルマの外気温計を見たところ、32℃・・・。
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(↑ちょうど撮ろうとした瞬間に1℃下がって31℃に)


一昨日まで、朝晩はコートが手放せなかったのに、もはや夏と言ってもおかしくない暑さですね。
さすが、熊谷です(^^;




さて、ディーラーに到着し、6代目ゴルフとご対面。
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エクステリアデザインについては、個人的には、カッコイイとは言い難いです。。。
さすがにカッコワルイとも言えませんが、まぁ、フツウという感じでしょうか。

ゴルフの目指すところは、やはりこの「偉大なるフツウさ」なのかもしれません。


一方、インテリアについては、アウディと共通だけあって、さすがにスッキリとしていて、且つ、質感が高いですね。
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ちなみに、今日、試乗車として用意されていたのは、1.4ターボ(シングル・チャージャー)のTSI Comfortlineのほうでした。
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ということで、まずはエンジンを始動。

まず感じたのは、アイドリングが、驚くほど静かだということ。。。

今回のゴルフから初めて、フロントウィンドーに遮音フィルムが埋め込まれたとのことですが、その効果だけでは無いのでしょうが、とにかく、これはトヨタの高級車?と思うほど、静かです(^^;



そして、アクセルを踏み込み加速させたところ、なかなかイイ音するじゃないですか!

基本的に、VWやアウディに官能性は求めていませんが、このTSI Comfortlineでも、十分、イイ音してます。
従来のVWやアウディに見られた「雑味感」のような音が、ほとんどしなくなっており、心地良い音だけを残した、そんな印象です。

1.4リッターでこれだけイイ音してくれたら、個人的には十分合格です。

ちなみに、一度エンジンをかけた状態で、クルマから降りて音を確認したところ、クルマの外でエンジンを聞く限りは、「カラカラ」とお世辞にもカッコイイとは言えないディーゼルエンジン的な音がしていました。
それなのに、クルマの中にいると、そういう音が、全くと言っていいほど、聞こえてこないんですよね(^^;




加速そのものも、この1.4リッタ−・シングル・チャージャーで十分過ぎるほど速いです。
ツイン・チャージャーとその場で乗り比べれば、違いが分かるのでしょけど、今日、乗った限りでは、ツイン・チャージャーは必要無いと思えるほどの気持ち良い加速感でした。


そして、7速DSGのスムーズさたるや、これまた、絶品の域に達したと言っていいでしょう。


ハンドリングは特別スゴイとか、特別気持ちイイ、とまではいきませんが、十分、楽しいレベルにあると思います。



乗り心地も、どちらかというと硬めだとは思いますが、上質で素晴らしいです。



運転している途中も、信号待ちで停まると、とにかくその静粛性につい「エンジンかかってる?」と疑いたくなるほどです。


しかしながら、ひとたびアクセルを強めに踏み込めば、心地良いサウンドとともに、素晴らしい乗り心地ながらも、気持ち良い加速と、DSGのスムーズさが味わえる・・・





ということで、どうでしょう、この新型ゴルフY。
運転している限り、非の打ち所の無い、優等生的なクルマに仕上がっていると思いました。


MTしか興味の無い私ですし、それに、エクステリアデザインも極めてフツウの印象なので、自分のクルマとして買うか?と聞かれれば、「No」です。

が、しかし、ここまで上質なクルマに仕上がっていると、その凄さは、素直に認めざるを得ません。
「一般的な人達」にとっては、デザイン以外は、満点近い点数がつくクルマでは無いでしょうか。

FMCではなく、ビッグマイナーでは?という声も多いですが、とにかくこの乗り味の上質感は、「フツウのクルマ」というレベルを遥かに超えてますね。

個人的に、ゴルフのデザインとしては、初代と2代目が未だに一番カッコイイと思ってますが、しかし、この6代目ゴルフは、デザイン云々よりも、とにかくクルマとしての洗練度が驚異的に向上していますね。

VW、恐るべし、です(^^;


ちなみに、今日試乗した「TSI Comfortline」は、車両本体価格2,750,000円(税込)ということで、我が家のクラブマンより1万円高く、ほぼ同価格と言えます(ATだと、クラブマンのほうが高くなってしまいますが)。

クラブマンの方が、いろんな意味で、断然楽しいクルマだとは思いますが、乗り味の上質性やクルマの質感については、ゴルフのほうが、一歩も二歩も上を行っていると思いました。



いずれ登場するであろうGTIやオープンモデル、そしてR32?あたりも楽しみですね。

そういえば、シロッコもそろそろですし。

ここ最近、輸入車販売状況では、兄貴分のアウディが元気でしたが、弟分のVWも負けじと攻勢をかけてきていますね(^^;




追伸:
なお、このゴルフYですが、まだキセノンの設定の準備ができていないそうです。
標準設定が無いだけでなく、純正オプションとしてキセノンをつけたくても、設定自体が無いようですので、念のため。




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2009年02月08日

本日の試乗 「ホンダ 新型インサイト」

今日は、一昨日の2月6日に販売開始となったばかりの、ホンダの新型インサイトに試乗して参りました。

以前、アウディA4を所有していた頃、一度、現行型プリウスには試乗したことがありますが、今までハイブリッド車に試乗したのは、その一度きりです。

ですので、初代インサイトには試乗できず終いでした。



さて、インサイトの実車を見ての最初の感想は、大きさ的にはストリームと同じくらいかな、という印象で、調べてみると、実際、ストーリームに比べ、全幅と全高はほとんど同じであり、全長はストリームよりも40cmほど短くなっています。

デザイン的には、やはりストリームやオデッセイに似てますね。
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室内の居住性について、外観から想像する割に、後席がちょっと狭めかな、という印象がしました。
バッテリー(IPU)の位置がもう少し後方にズレれば、後席スペースにも余裕ができると思うのですが、このあたりのレイアウトは、なかなか難しいのでしょうね。
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ということで、いよいよ試乗に入りますが、個人的にちょっと残念だったのは、エンジンスターターが、従来のキーをひねるタイプだったことです。
この類のクルマは、未来的なイメージがするので、スタートボタン式のほうが、しっくり来ると思うのですが、敢えてキーをひねるタイプにした理由があるのでしょうかね?



エンジンを始動すると、最初はエンジンが普通にアイドリングしていました。

ちなみに、このインサイトのエンジンは、1.3リッターi-VTECです。

そして、アクセルを踏み込み発進させると、1.3リッター以上の加速感がありました。


その後、赤信号のため、停止させると、アイドリングが自動的に停止され、室内は「無音」となりました。
これは、プリウスの時もそうでしたが、慣れないと、異様に感じますね(^^;



乗り心地は非常に良いです。
走り出した瞬間に「フラット」な乗り味、という印象を持ちました。



メーターパネルに関しては、タコメーター内側にある、マルチインフォメーション・ディスプレイは、ハイブリッド車特有の情報等が確認でき、なかなか楽しいです。
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また、デジタルのスピードメーターも、エコドライブの状況によって、背景色が変化する、という仕掛けになっています。
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加えて、ECONスイッチをONにすると、総合的な省エネ運転が自動でできる仕組みになっています。
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私が今日試乗したのは、3グレードあるうちのベースグレードのGタイプでしたが、キセノンがついていないくらいで、その他に関しては、ほとんど標準装備で欲しい機能はついており、189万円という値段を考えると、この値段で、これだけの内容のハイブリッド車が買えるのであれば、割とお得感があるのではないか、という印象です。



特に、好印象だったのは「主役はあくまでもエンジン」というホンダらしい考え方なので、街中で普通に運転している限りは、ほとんどのシチュエーションで、エンジンサウンドが鳴ってくれるので、普通のクルマと同じような感覚で走れます。

ほとんどの運転好きな人にとっては、やっぱりエンジン音は不可欠ですよね。。。




ということで、新型インサイト、結構売れるのではないかと思います。

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2009年02月02日

本日の試乗 「Audi TTS Coupe」(2回目)

アウディのTTSクーペには、昨年の9月に一度試乗しています。

その時の印象は、

「速いけど、とにかく快適」。官能性という言葉は似合わず、運転していて楽しい、というよりは、「速いのに、乗り心地がいいクルマ」

という感じでした。


そのTTSになぜもう一度試乗してみようと思ったかというと、S3を見たからです。

一昨日、初めて実車を見たS3ですが、試乗車はありませんでした。

しかし、僅かにS3の方がデチューンされているものの、基本的にTTSと同じエンジンを積んでいるので、このS3の乗り味は、TTSにかなり近いのではないか、と想像するからです。
(さすがに、TTSの方が、軽いし、200万円近くも高いから、S3よりTTSの方が、運転は面白いと思いますが・・・(^^; )








そんなわけで、今回TTSクーペに約4ヶ月ぶりに試乗してみました。
30分近く、たっぷりと試乗しましたが、その感想は・・・

やはり、前回試乗した時と、変わりませんでした。

つまり、正直、ドライビングプレジャーを求めるクルマ、という感じではなく、とにかく「速くて」「快適で」「お洒落」なクルマ、という印象です。

いわば、究極のデートカーという感じでしょうか。。。

エンジンは官能的と呼ぶには少々足りないですし、ステアリングも軽過ぎて、ハンドリングを楽しむ、という気にもあまりなりませんでした。




ということで、正直、S3についても、現時点では、ドライビングプレジャーを求めるというよりは、「速くて」「快適」なクルマなのではないか、と想像しております。
(つまり、私の求める路線とは、ちょっと違うのかな、と・・・)



いずれにせよ、デザインはかなりカッコイイですし、品質も凄まじいものがあるアウディですから、S3にも、一度は試乗してみたいです。



以上、2度目のTTSクーペ試乗記でした☆
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2009年02月01日

Audi S3

ちょうど1年ほど前、このブログで、「日本に導入してほしいクルマ」の筆頭に挙げていた、アウディのS3が、ついに日本にやってきました。

早速、昨日、実車を見て参りました。
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残念ながら、やはりマニュアル車の導入は無く、Sトロニック車のみの設定です。

内装は、通常のA3と、それほど違いはないですが、シートやステアリング形状が、やる気をそそるデザインですね。


エンジンは、TTSのエンジンを、少しだけデチューンしたものですが、車両本体価格は、TTSが約690万円で、このS3が515万円とのことですから、約180万円の価格差があることを考えると、このS3はかなりお買い得という感じですね。
(もちろん、TTの場合、アルミボディの採用や、マグネティックライドが標準だったりするので、それなりの価格差はあって然るべきなのでしょうが、感覚的には、180万円もの価格差があるような感じはしないですね)
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それにしても、ハッチバックで500万超え、というのは、単純に考えると、スゴイですね(^^;

速さは文句なく速いでしょうから、あとは、ドライビングプレジャーをどの程度感じることができるクルマなのか、興味深いですね。

今回は試乗はできませんでしたが、一度試乗してみたいです。

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2009年01月28日

S2000生産終了。

一昨年くらいから、いつ終了してもおかしくない、とずっと囁かれていたS2000の生産終了が、ようやく決定しましたね。

現に、一昨年の7月にS2000を試乗した際、ホンダの営業さんが「おそらくかなり近いうちに生産終了しますので、是非買ってください」とかなり強く購入を勧められました。
あの時買っていたら、その営業さんに抗議していたことでしょう(^^;



そんな笑い話はありましたが、クルマとしては、S2000、素晴らしいと思います☆

今までS2000には3回ほど試乗しましたが、S2000は数少ない、世界に誇れる国産車の1つだと思います。



昔のビートに続き、こういうクルマが無くなってしまうのは寂しいですが、ホンダには是非、S2000よりももっと安価で運転が楽しいクルマを造ってもらいたいです。

個人的な理想は、やっぱりビートの再来ですね。

私の知人で、フェラーリとポルシェとビートを所有している人がいますが、一番運転が面白いのは「ビート」と断言してましたし☆



いずれにせよ、S2000があと5ヶ月ほどでその歴史に終止符を打ちます。

これから最後の駆け込み需要がありそうですネ☆
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2009年01月24日

本日の試乗 「VW Golf GTI Pirelli」

遅ればせながら、今日が、今年最初の「本日の試乗」となります(^^;

今年最初の試乗に選んだクルマは、全国限定1000台で昨年10月31日から発売開始となった、ゴルフGTIピレリです。

カービューの今年1月6日時点の記事で「もう既に完売してるかもしれない」なんて書かれていますが、ディーラーさんに尋ねたところ、今日1月24日の時点でも、まだそれなりに在庫はあるようです(^^;


このゴルフGTIピレリ、通常のGTIとの動力性能について最も大きな違いは、馬力が30馬力、トルクは2.0kgmアップしていることです。

その他、ピレリというネーミングのとおり、要所要所に、ピレリの装飾が施されています。
特に、P-Zeroタイヤのパターンを模したシートや、イエローステッチのレザー装飾されたシフトブーツ等、なかなかカッコいいです。
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本当は、ノーマルのGTIとの比較で書けると良いのですが、以前ノーマルGTIに試乗したのは、今からもう2年以上前のことですので、ちょっと記憶が薄れています。




ということで、今回のGTIピレリの専用シートに座りエンジンを始動しました。

アイドリングは、予想していたよりも静かです。
クルマのイメージからして、もうちょっと勇ましい音がしてもいいかな、と思いました。


そして、アクセルを踏み込み、加速したところ、さすがに速いですね。
あっという間にヤバイ速度に達します(^^;

ただ、ノーマルのGTIも、相当速いクルマですので、実際にどれくらい違うのかは、その場で乗り比べてみないとあまり分からないかもしれません。
自分の場合、2年ちょっと前に試乗したGTIのときの印象と比べ、そんなに劇的な差はないのではないか、という印象です。(ただ、2年前ということで、相当記憶が薄れてます・・・)


加速時のサウンド(エンジン+排気)も、それほど勇ましくなく、おそらくGTIより、気持ちうるさい程度ではないかと思います。

ただ、エンジンの回り方は、いたってスムーズです。
この2リッターTFSIエンジンは、アウディのA4等にも使われているエンジンですが、それにしても、このエンジンがデビューしたての頃とは、まるで別モノのエンジンのように、スムーズに回るようになりましたね。

というのも、以前、私がA4(B6)を所有しているちょうどその頃、B7のA4がデビュ−し、そのB7で、この2リッターTFSIエンジンが初お目見えした訳ですが、デビュー当初のこのエンジンは、加速性能は素晴らしいものの、エンジンの回り方が、ガサツであり、それがネックとなり、私はB7に乗り換えなかった経緯があるからです。


今回試乗したGTIピレリのエンジンは、本当にきめ細かくキレイに回り、ガサツな印象は全くと言っていいほどありませんでした。


そして、ノーマルのGTIが17インチホイールであるのに対し、このGTIピレリは18インチですが、とにかく、乗り心地はイイです。

脚は、適度に硬く、しかし不快さは全くなく、この辺りは、私のブレラあたりに比べ、遥かに乗り心地のイイ印象でした。


DSGに関しては、さすがに、いくら「素早くてスムーズなシフトチェンジ」と言っても、MTを駆る歓びに比べると、比べ物にはなりませんが、まぁ、一般の人には、非常にありがたいトランスミッションなのだと思います。
(ただ、不思議と、今日試乗したGTIピレリのDSGは、なぜか、今まで試乗したクルマのDSGの印象に比べ、モッサリした感がありました(^^; )


ハンドリングに関しては、以前ノーマルのGTIに試乗したときと同様、多少フロントが重く感じますが、FF車としては、キビキビしているほうだと思います。




ということで、このゴルフGTIピレリ、とにかく、乗り心地が良くて、速い、洗練された乗り味のクルマ、という印象です。
言い換えれば、優等生の中の優等生、という印象でしょうか(^^;

アルファの荒削りな走りとは、非常に対照的です。


自分としては、これだけ速くて乗り心地のいいゴルフGTIピレリでも、「走り全体の楽しさ」という点では、今一歩という印象ではありましたが、それは、私がクルマに求める「走りの楽しさ」が、一般の人とはかけ離れているからだと思います(^^;

よって、「一般的な人」には、このゴルフGTIピレリは、何もかも兼ね備えた非常に良いクルマだと思いました。







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2009年01月12日

オートサロン・レポート(続編)

一昨日行ってきた東京オートサロン2009については、同じく一昨日のブログに書いたとおり、あくまでも目的は、2台のアバルトの実車を見ることでしたが、せっかくですので、輸入車が並ぶインポートオートサロン会場については、他のブースも、一通り、見てみました。


その中で、個人的に印象に残ったクルマの筆頭は、ちょうど、アバルト・ブースの隣にあった、ファービオです。
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ポルシェキラー?のタイトルで、先日、ネットの記事を見たばかりでしたが、なかなか目立つデザインですね。

いかにも最近のイギリス車という感じです☆

最上級モデルは、0-100km/h約3.7秒だそうです(^^;



そして、このファービオと同じブースには、ケーターハムスーパー7の最新モデルも展示されていました。
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車重600kg台とのことです☆
一度運転してみたいです。






その他、印象的だったクルマの写真は以下のとおりです。
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2009年01月03日

試乗車・オブ・ザ・イヤー2008 振り返り

埼玉北部の正月三が日は、体感温度こそ低かったものの、三日とも晴天に恵まれました☆

一昨日のブレラの「運転初め」に続き、昨日はコペンの運転初めをしました。

MINIやFIAT500をはじめ、魅力的な小型車は他にもいくつかありますが、やはりコペンの良さは、他には代え難いものがあります。。。

昨日コペンを運転していたら、空の様子がイイ感じになってきたので、携帯カメラで写真を撮りました。
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さて、大晦日の日に、「試乗車・オブ・ザ・イヤー 2008」のブログをアップをしましたが、手抜きをしてほとんど文章を書かなかったため(^^;、改めて、ちょっと振り返ってみたいと思います。


ブログで述べたように、今回の「試乗車・オブ・ザ・イヤー 2008」に関しては、試乗車数が45車種と、例年に比べて母体が少なく、且つ、試乗してみて「心から欲しい」と思えるクルマも少なかったので、例年のようにベスト10にはせず、敢えて、第1位であるRX-8 Type RSのみの記載としました。


他にも悩んだクルマが数台ありましたが、RX-8 Type RSは、運転が素晴らしく楽しいこと(主に、エンジンの官能性とハンドリング)に加え、大人がしっかり4人乗れること、19インチを履いているにも関わらず乗り心地がイイこと、弄る必要が無いほど装備内容が充実していること、デザインがスポーツカしていること、価格がリーズナブルであること、等々、個人的に、あらゆる面で満足度が極めて高いレベルに仕上がっていることから、ベストカーに選出しました。

難点といえば、街中でたくさん見かけてしまうことや(^^;、デザイン的ももうちょっと洗練(大人っぽく)されてほしい、と思うことくらいで、もう少しレア度の高いクルマだったら、すぐにでも、RX-8をメインカーにしてもいいかな、と思えるくらい、このType RSは好印象でした☆




では、RX-8 Type RS以外に迷ったクルマは何かと言いますと、

 ・マツダ 新型ロードスターRS RHT(6MT)
 ・Alfa 156 2.0JTS(5MT)

の2台です。



マツダの新型ロードスターについては、つい数日前に試乗したばかりですが、6MTモデルには、例のインダクションサウンドエンハンサーが標準装備されたこともあり、ほぼ完成し尽くされたオープンカーに仕上がったと思います。
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単純に「運転する楽しさ」だけを考えれば、オープンにして運転する新型ロードスターは、RX-8 Type RSを超えていると思います☆

あとは、個人的には、エクステリア・デザインがもう少しカッコよければなぁ、という程度です。(ロードスターに関しては、未だに、初代であるNAが一番カッコいいと思うので)




そして、ロードスターとともに、迷ったもう1台のクルマは、Alfa 156 2.0JTS(5MT)でした。
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現在の愛車である同じアルファロメオのブレラには、ドライビングプレジャーそしてデザインともに、本当に満足していますが、ブレラに慣れた状態で、156 2.0JTS(5MT)を運転したところ、その、ブレラとは次元の違う「軽さ」と、そしてエンジンの官能性に、心奪われました。。。

ブレラに関しては(あくまでも2.2リッターモデルについてですが)、車重の割には、かなりナチュラルで軽快な運転ができるという印象を持っていますが、しかし、156の2リッターモデルの軽さは、やはりブレラとは次元が違っていました。
とにかく水を得た魚の感覚でドライビングができます。

そして、エンジンに関しても、ブレラと、表記は同じ「JTS」ですが、中身は全く違うエンジンであり、かなりツインスパークに近いサウンドを聴かせてくれます。

これらの「軽快さ」と「エンジンの官能性」に、個人的に最重要である「MT」であることが組み合わさることによって、156 2.0JTS(5MT)は、「とにかく運転がメチャクチャ楽しいセダン」に仕上がっていると思います。

改めて、このマニュアル仕様の156 2.0JTSにファミリーカーとして乗っている、世の中の「パパ」達は、カッコいいなぁ、と思いました。




ということで、RX-8 Type RSに加え、新型ロードスター(6MT)、Alfa 156 2.0JTS(5MT)の3台が、自分の中で、2008年に試乗したクルマの中のベスト3ということになります。

3台のうち、2台がマツダって、凄いですね(^^;


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2008年12月31日

☆ 試乗車・オブ・ザ・イヤー 2008 ☆

本年も残すところ、あとわずかとなりました。

今年試乗したクルマは、以下のとおり、45車種です。
昨年(2007年)は、110車種以上試乗したことを考えると、半分以下になってしまいました。

理由は2つあります。

1つめは、2007年度末までに、乗りたいクルマにはほぼ乗り尽くした感があり、今年(2008年)は、ほとんど、フルチェンやマイチェンしたクルマしか乗りたいと思うクルマが無かったこと。

2つめは、自身のブレラにとても満足しており、以前と違い、いわゆる「試乗欲」が落ちてしまったこと(^^;

以上2点です。



ということで、今年試乗した45車種を改めて下記のとおり挙げてみたいと思います。


1.FIAT Panda 100HP

2.スバル フォレスター

3.BMW MINI One

4.Alfa Spider Q-Tronic

5.AlfaRomeo 166 3.0 V6 24V SPORTRONIC

6.レクサス IS-F

7.マツダ アテンザ

8.Alfa 147 1.6 TWIN SPARK

9.VOLVO V70 T-6 TE AWD

10.スズキ SX4

11.BMW MINI COOPER S CLUBMAN

12.FIAT 500

13.レクサス GS450h

14.Audi A5

15.BMW 135iクーペ

16.スバル レガシィB4

17.Audi A4

18.BMW M3クーペ

19.Alfa 155 2.0 T.SPARK

20.Alfa 156 2.0JTS

21.マツダ RX-8 Type RS

22.Alfa 147 2.0TSセレスピード

23.アウディ 初代TT 1.8T

24.Peugeot 308SW

25.ホンダ S2000 TYPE S

26.ホンダ フリード

27.Passat Variant R36

28.Audi TTS Coupe

29.日産 エクストレイル20GT(クリーンディーゼル)

30.VW ティグアン

31.シトロエン C5

32.日産 マーチ12SR

33.ルノー 新型トゥインゴ

34.ホンダ 新型オデッセイ

35.アウディ TTクーペ 2.0TFSIクワトロ

36.レクサス IS350

37.レクサス LS600h

38.メルセデス S550

39.BMW 335i

40.BMW MINI John Cooper Works

41.トヨタ IQ

42.日産 フェアレディZ

43.BMW MINI Cooper S(先代)

44.ポルシェ 911カレラ(997)

45.マツダ ロードスター


以上です。


例年ですと、ベスト10を選出するのですが、

 ・今年は、試乗車数の母体が少なめであること
 ・正直言って、「心から欲しい!」と思えるクルマが少なかったこと
 ・本日これから、ダウンタウンのガキ使を見たいこと(笑)

以上3点の理由から、今年は、ベスト1のみの選出としたいと思います。




ということで、今年試乗した45車種のうち、ナンバー1に挙げたいクルマは・・・
































マツダ RX-8 Type RSです☆☆☆
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とにかく、運転の楽しさ(特に、エンジンの官能性とハンドリング)乗り心地の良さ実用性デザインをここまで高い次元で兼ね備えたクルマは、そうそう無いと思います。

本当に素晴らしいクルマだと思いました、RX-8 Type RS☆





ということで、今年もお世話になりました。

皆様にとって来年が良い年になりますことを祈念しております。

来年も試乗車数は、それほど伸びないことが予想されますが(^^;、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

(やはり、当面は、MiToが一番楽しみです☆)

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2008年12月30日

本日の試乗 「マツダ 新型ロードスター」

今年最後の試乗は、先頃マイナーチェンジしたばかりの、新型ロードスターとなりました。

試乗車のグレードは、RS RHT 6MTです。
その名のとおり、リトラクタブル・ハードトップを備えており、トランスミッションは6速マニュアルです☆


今回のマイチェンで、エクステリアは意外と変わりましたね。
個人的には、可も無く不可も無く、という印象です。
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個人的に今回のマイチェンで最も期待が大きいのが、6速MT車に標準装備されることになった「インダクションサウンドエンハンサー」という機構です。

このシステムは、エンジンに空気が流入する際に生じる吸気脈動を増幅させて、車内にエンジン音を響かせるというもの、と説明されています。
要はエンジンそのもののサウンドが車内によりたくさん入ってくるという機構です。


幸い今回の試乗車は6速MTですので、このインダクションサウンドエンハンサーを体験できます。
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(↑エンジン右側に見えるのがインダクションサウンドエンハンサー)



ということで、コクピットに乗り込み、エンジン始動。

試乗コースの前半は、屋根を閉じた状態で出発しました。

運転を始めて間もなく、例の「インダクションサウンドエンハンサー」の効果が実感できました。

これはかなりイイです☆

マツダ・ロードスターは、個人的に、国産車の中では、間違いなく、トップクラスのドライビングプレジャーを持ったクルマの1つだと思っていますが、唯一、エンジンの官能性みたいなものが、今ひとつ不足している感がありました。

しかし、今回のこのインダクションサウンドエンハンサーのおかげで、エンジンサウンドの迫力が非常に増し、官能性が数段アップしたと思います。

エンジンサウンドの質そのものは、もう一歩という印象はあるものの、インダクションサウンドエンハンサーは、ロードスターを買うなら、個人的には必須だと感じました。



そして、試乗コースの折り返し地点で、屋根を降ろし、寒い中オープンにして運転しました(私は防寒万全でしたが、同乗された営業さんは、かなり寒かったと思います。スミマセン(^^; )。
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オープンにすると、ロードスターは本当に、ますます水を得た魚のように面白く走ってくれますネ☆

とにかく運転が楽しくて仕方が無い、そんな印象です。

例のインダクションサウンドエンハンサーのおかげで、オープンにした時のドライビングプレジャーも間違いなく向上しています。


ハンドリングは相変わらず、自分にとって理想的な人馬一体感を届けてくれます。




ということで、新型ロードスター。

やっぱり、ロードスターは素晴らしく運転が楽しいクルマだと、つくづく実感しました。



このロードスターといい、RXー8といい、マツダのクルマづくりは、本当に素晴らしいと思います。




ということで、本年最後の試乗は、このロードスターで幕を閉じました。


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2008年12月28日

本日の試乗 「ポルシェ 911カレラ(997)」

昨日は、久方ぶりにポルシェ・ディーラーにお邪魔し、憧れの911カレラ(997)を試乗して参りました。
carrerafront.jpg carreraside.jpg

carrerasta.JPG



911カレラ自体、初めて運転しますが、今回は、従来のティプトロに変わるツインクラッチのPDK(ポルシェ・ドッペルクップルング)も初体験です。

今回の試乗車には、オプションのスポーツクロノパッケージもついていました。
ノーマル、スポーツに加えて、スポーツプラスというモードが選択できます。

carreraPDK.JPG
(↑PDKレバーの左奥に見えるのが、スポーツボタンとスポーツプラスボタン)


今回は比較的短い試乗でしたが、一応、このノーマル、スポーツ、スポーツプラスの全てを試すことができました。

ノーマルでも、私には十分速いと感じますが、さすがにスポーツプラスにすると、レーシングカーそのものという印象ですね。



PDKに関しては、さすがにシフトショックは皆無という印象でした。



全体の乗り味については、さすがポルシェと改めて感じさせる、洗練された素晴らしいナチュラルなドライビングを久しぶりに感じることができました。

ただ、自分にとって、一般公道を走るうえで、純粋にドライビングとして面白かったのは、以前試乗したケイマンの方が上かな、という印象です。




まぁ、いずれにしても私のような素人が911について色々語るのは911に失礼かと存じますので、多くを語るのは控えたいと存じます(^^;


とにかく、ポルシェの絹のように洗練されたスポーツドライビング性は凄い、と改めて感じた、本日の911カレラでした。

carreraprice.JPG












posted by Joy at 18:31| Comment(7) | TrackBack(0) | Car | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする