2008年02月03日

本日の試乗 「マツダ 新型アテンザ」

今朝起きると、我が家の周りも"白"一色になっており、ブレラもコペンもこんな感じでした(^^;
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(↑コペンはほとんど雪に埋もれてます(^^;)
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そんな雪降る中、本日は、1月29日(火)に発売されたばかりの、マツダの新型アテンザに試乗して参りました。


本日お邪魔したマツダ・ディーラーに用意されていた新型アテンザの試乗車は、「スポーツワゴン25X」という、6種類のモデルがあるステーションワゴンの最上級モデルでした。



まず、そのエクステリア・デザインですが、ワイドなフェンダー等により、旧モデルに比べ、迫力が出ましたね。全幅は1800mmも無いのに、非常に大きく見えます。
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エクステリア・デザインそのものについては、個人的には70点くらいでしょうか(^^;
同クラスの輸入車勢に比べると、カッコ良さ、あるいはセンスの良さ、という点で、どうしても、劣って見えるのが残念です。。。

ただし、「質感」という点では、明らかに同等もしくはそれ以上のレベルまで来たと思います。

それと、もう1つ残念なのは、ドアの軽さ。
これだけレベルの高い質感を持てるようになったのだから、輸入車のように、ドアの重さも、もう少し「ドスっ」と感じるような重厚さがあれば、もっとワクワクするのですが・・・



次にインテリア・デザインに関しては、カームホワイトという素敵なの内装だったせいもありますが、これまた、非常に質感の高さを感じます☆
ドアの内側のデザインなど、輸入車と言ってもバレないような、センスの良さも感じます。
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唯一、ATのシフトノブが、もうちょっとカッコよくなればいいのに、と思いましたが、全体的には、かなり質感の高いインテリアだと思います。
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そして、スタートボタンを押し、エンジン始動。

「ん?エンジンかかったの?」と思えるほど、アイドリングは静かです。
音も小さく、振動も少ない、まるでトヨタの高級車と勘違いするような静寂でした。


ちなみに、オドメーターを見ると、まだ32km
聞くと、今朝、おろしたばかりの試乗車でした(^^;
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ということで、アクセルを踏み込み、発進。

この25EXというグレードは、2.5リッターNAエンジンを積んでいますが、まさにNAらしく、ナチュラルなフィーリングのまま回転数が上がっていき、しかも、エンジンサウンドは、静かだけど回せばしっかりと聞こえてくれるので、ドライバーズカーとして十分楽しめます☆
同じ2.5リッターNAのBMW325のような官能性はありませんが、それでも、この新型アテンザの2.5リッターの回り方は、非常に「心地良さ」を感じされてくれる、そんなエンジンです。



加速感は、十分速いです。
発進時、グっと強めにアクセルを踏むと、路面が濡れてるせいもあるでしょうが、ホイールスピンしました(^^;



トランスミッションは、ATでしたが、マニュアルモードは、シフトチェンジのレスポンスがよく、結構楽しめました。
このマニュアルモードは、BMW等と同様、シフトアップは手前に引くタイプなので、余計にスポーティに感じます。
(シフトアップが、手前ではなく、前方に押すタイプは、どうも鈍臭く感じますよね。。。(^^; )
唯一、このATは、6速ではなく5速であることが残念です。

いずれにしても、ATモデルで、これだけ楽しいのだから、MTは相当楽しいはずです。
乗ったら、ヤバいかも(^^;



そして、ボディの剛性感は、素晴らしいです☆
いわゆる、「足回りだけをがっちり固めました」というようなガッチリ感ではなく、まさに、クルマ全体の一塊としての剛性感が、メチャメチャ高く感じます。



このボディ剛性感がかなり好影響しているのだと思いますが、ハンドリングも絶品です☆
試乗したコースは、ちょっとしたワインディングがあり、クルマの量も少なく、そして、雪も上がって小雨程度になっていたので、かなり良い条件で試乗できたのですが、FFを感じさせない、クルマとの一体感を感じさせてくれる、素晴らしいものでした。

その場で乗り比べれば、FR3シリーズCクラスには負けるのかもしれませんが、少なくとも、この新型アテンザを運転している限りでは、不満は全くなく、逆に、絶品のハンドリングだと思いました。

しかも試乗車は、ステーションワゴンでしたから、セダンのハンドリングは、もっと絶品なのでしょうね☆




足回りも、これまた絶妙なセッティングだと思います。
月並みな表現ですが、硬すぎず、柔らかすぎず、乗っていて「足回り」の不満は、全く感じませんでした。




そして、しばらく試乗を続けているうちに、「これはもはや日本車ではない!」と感じるようになりました。
「俺は今、ドイツ車に乗っているのか?」と錯覚させられます。
感覚的には、私がブレラの前に乗っていた、E90 320ツーリングと、以前試乗したことのある現行型Cクラス足して2で割ったような、それほどレベルの高い乗り味に感じました。

乗り味がとても上質なのに、ちゃんとスポーツドライビングも楽しめる、極めて完成度の高いクルマに仕上がったと思います。

比べるのは申し訳ないのですが、このクラスで個人的にもっとも好感を持っていた日本車は、レガシーでしたが、今回の新型アテンザは、クルマ全体としての完成度という点で、完全にレガシーを超えたと思います。(特にハンドリングやクルマ全体の剛性感)

このアテンザのほうが後発ですので、当然と言えば当然かもしれませんが、とはいえ、あのレガシーだって、今まで、3シリーズやCクラスのライバルになれる日本車として筆頭と言われているクルマですから、そのレガシーを上回るということは、もはや、クルマの完成度という点で、(ドアの軽さ等、重箱の隅をつつきたいところはありますが)新型アテンザは、個人的には、完全にドイツ車と並んだと言っていいと思います。



そして、真の意味で、ドイツ車と同等となるために必要なのは、残るは「デザインのみ」と言っていいのではないかと思います。
ドイツ車あるいはイタ車のように、運転せずとも、停まっているクルマを眺めているだけで欲しくなるようなデザインか?と聞かれると、新型アテンザは、残念ながら、そこまでのレベルには達していないと思います。

逆に言えば、欧州車が高いのは、「デザイン料」だと思えばいいのかもしれません。
やはり欧州車には総じて、日本車とは次元の違う、デザインセンスの素晴らしさを感じます。

この新型アテンザのようなクルマが、デザイン面でも欧州車好きを納得させるデザインになったとき、本当の意味で、日本車が欧州車と並ぶ、もしくは欧州車を超えることができると思います。



ということで、新型アテンザ、クルマの完成度としては、「素晴らしい!」と拍手したくなるクルマでした。
マツダだけを贔屓するつもりはないのですが、それにしても、マツダのクルマは、国産メーカーとしては、素晴らしいと思います。

ロードスターRX-8は絶品のドライビングプレジャーを持ったクルマですが、この新型アテンザも、相当次元の高い、素晴らしいドライバーズカーだと思いました。



ところで・・・待てば、いずれ、この新型アテンザにも「マツダ・スピード」モデルが出るのでしょうか。
発売されて、もし試乗したら、ヤバいことになりそうです(^^;









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2008年01月26日

本日の試乗 「レクサス IS-F」

今日は念願の、レクサスIS-Fに試乗することができました。

いつも書いているとおり、日常の公道での運転で、このような「化け物スペック」を持ったクルマは私には必要ありませんが、もし宝くじにでも当たって、サーキットなどを走るためのクルマを買うことができるなら、という「妄想」のもとであれば、興味のあるクルマがいくつかあります(^^;

現時点で国産車において、その筆頭に挙げられるのが、日産GT-RとレクサスIS-Fの2台です。


特にIS-Fに関しては、モータージャーナリスト達が、揃って「レクサスの中で、初めて本気で欲しいと思った」というような表現で、軒並み高い評価をしているので、是非試乗してみたいと思っておりました。



いずれにせよ、GT-RそしてIS-F、どちらもレアなクルマなので、当分試乗の機会は無いものと思っていたのですが、IS-Fについて、昨日、担当のレクサス営業員さんから連絡をいただき、急遽本日試乗させていただくことができました☆





ショールームに着き、試乗車用パーキングを見ると、ISシリーズ3台並んで停まっていました。


しかし、パッと見ただけで、このIS-Fは異彩を放っています(^^;

ノーマルのIS(250と350)も、単独で眺めれば、十分迫力を持ったカッコよさがありますが、そのノーマルのISが、大人しくマジメなクルマに見えてしまうほど、IS-Fは迫力があります☆
(この迫力なのに、実は私のブレラより全幅で1cm以上、IS-Fの方が小さいので驚きです(^^;)
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サイドに回って、ホイールは19インチ、キャリパーはブレンボ、そして極めつけは、リアの縦に並んだ4本出しマフラー(^^;
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しかし、これだけ迫力があっても、エクステリア・デザイン全体としての上品さを失っていません。(まぁ、マフラーだけは、ちょっとやり過ぎかもしれないですけど(^^; )

個人的に、少なくとも、日産GT-Rのデザインに関しては、「上品」とか「センス良い」という言葉は当てはまらないと思うのですが、そのあたりは、さすがレクサスの面目躍如といったところでしょうか☆

個人的に、デザインなら迷うことなくこのIS-Fを選びます☆




そしていよいよコクピットに乗り込みます。

基本的なインテリアデザインはノーマルのISの延長線上にありますが、細部までスポーティ化されており、ノーマルのISは私にはちょっと落ち着き過ぎてれかなぁという印象でしたが、このIS-Fはストライクゾーンに入ってます。
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強いて挙げれば、シフトノブがもうちょっとスポーティだといいのと、パーキングブレーキは、ペダル式でなくハンドブレーキタイプの方がカッコいい、と思いました。

運転席のシートに関しては、ストレートアームにしないと、常に肘が干渉しそうなほど両サイドの張り出しの大きなバケットシートです。

そんなやる気のでるバケットシートに座り、プッシュ式スタートボタンを押し、いよいよエンジン始動。

ここで「軽く」K.O.しかかりました(^^;アセ

従来のレクサスでは聞いたことの無い、「ん?M3か?」と勘違いしそうな、迫力のアイドリング・サウンドです。


そしてアクセルを丁寧に踏み、いよいよ発進。

ん?予想外に静かです(^^;
ネットに流れているIS-Fの映像とか見てると、もっと勇ましい官能的なサウンドしてましたけど・・(^^;

そんな話を助手席に乗ってる営業さんに伝えたところ、「遠慮せずアクセル踏んでみてください。レッドまで回していただいて構いません。ただし、この辺りに時々白バイいますんで、それだけは気を付けてください(^^;」とのこと。


ということでお言葉に甘えアクセルをベタ踏みしたところ・・・









K.O.されました(^^;

あまりにも分かりやすい演出なのですが、4000回転を超えた瞬間、エンジン+排気サウンドの音色が豹変し、今までの日本車では聞いたことの無いような、官能的なサウンドが聞こえて来ました!

日本車のエンジンで過去にK.O.されたのは、RX-8ロータリー(全域)とS2000VTECのレッドゾーン付近ぐらいだと思います。

そのRX-8ともS2000とも全く違う、太いのに軽快に轟くそのサウンドは、私の記憶で一番近いのは、アウディRS4のエンジンあたりだと思います。

ただし、RS4の場合は、踏み込んだ瞬間から「その音」が聞こえるのに対し、このIS-Fは、明らかに4000回転までは静かで、それを超えると「その音」がいきなり聞こえ出します。

このIS-Fの演出を「過剰演出」と感じる人もいるかもしれませんが、レクサスというブランドの性格を考えると、私はまさに「これぞレクサスらしいハイスペック・スポーツセダン」だと思いました。

まさに4000回転を境に、「オン=4000回転以下=日常」と「オフ=4000回転以上=非日常」というふうに、2つに明確に分けているところが、レクサスらしいと思います。



加速感も、5リッターV8ということで、私には非現実的な速さでした(^^;
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焦ったのは、営業さんのおっしゃるとおり、しばらく走っていると、案の定、白バイに捕まっているクルマがありました(^^;
しかも、試乗を終えるまでに、合計3台も白バイがキップを切ってました。
危ない危ない(^^;
やはりこういうクルマを公道で走ってると、捕まるのは時間の問題かと(笑)。




そしてハンドリングに関しては、それほど「試せる」場所が無かったのですが、最初にハンドルを少し切ったときに「オっ、これはノーマルのISと明らかに違うソリッド感がある!」と思わせられました。
間違いなく、ノーマルのISより楽しさは上です(当たり前ですが(^^; )
これは、サーキット等を走らせると、かなり楽しそうな予感がします☆



乗り心地も、「これぞがレクサスの作るスポーツセダンなんだよ」と思わせる、絶妙なセッティングに感じました。
つまり、快適性とスポーツ性を絶妙にバランスさせており、硬すぎず柔らかすぎず、非常に心地よい乗り心地でした。



トランスミッションは、8速オートマです。
0.1秒のクイックレスポンスを売りにしているようですが、若干、シフトショックが「ガクっ」と強めに感じることがあるのが少し気になりました。
シフトダウン時のブリッピングも売りにしているようですが、さすがにアルファ・セレスピードのブリッピングに慣れてしまうと、ちょっと物足りないかな・・(^^;
(おそらくサーキットなどで全開走行させると、ブリッピングが本領を発揮するのかもしれません。公道ではあまり変化が感じられなかったです)


それと、このオートマをDレンジからM(おそらく「マニュアル」のM)モードにすると、スピード&タコメーターの間のパネルの表示が「F」に変わります(^^;
これもレクサス流の演出なのでしょう(^^;
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(↑通常時)

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(↑「Mモード」時)



例によって、オーディオに関しては、マークレビンソンがオプション設定されてますが、今回の試乗車には、ついてました。
でも、今回はあくまでもドライビングが目的だったので、オーディオの音は試しませんでした。




ということで、実際の試乗時間は30分弱ほどの試乗でしたが、私的には、このレクサスIS-F、結論としては、「お金さえあれば」、サーキット用に欲しいです(笑)。

もちろん、本来であればMTにしか興味が無いワタシですが、今回のIS-Fは、レクサスがこういうクルマを作った、ということに敬意を表する意味で、「欲しい」と思えました。


今まで試乗したクルマで、総合的に一番近い乗り味は?と聞かれれば、おそらく、アウディRS4あたりだと思います。
RS4がオートマになって、且つ、乗り心地もよくなった、そんな感じです。

私は、現行M3にはまだ試乗したことが無いのですが、少なくとも先代M3(E46世代)とは、乗り味は、かけ離れてます。
現行M3は、多くのモータージャーナリストの方々が、「今までのM3(E30〜E46)のように楽しくない」と言ってますから、このIS-Fと比べてどのような乗り味の差があるのか興味があるところです。



最後に、このIS-Fが欲しい人にお知らせですが、今から注文すると、納車はなんと2年後だそうです、マジで(^^;
2年待たされる、というのは相当長いですが、逆に言えば、「今はお金が無くても2年あれば貯めれるぜ!」という人もいるでしょうから、そういう人は、とりあえず今から予約しておいた方がいいかもしれません(私には、2年どころか、10年貯めても無理ですが(^^; )。



いずれにしても、日本人として、日本を代表するブランドのレクサスが、このようなドライビングプレジャーを持ったクルマを作ったことに素直に歓びを感じています。

つきましては、レクサスには是非、このIS-Fを大きさも重さもダウンサイジングし、価格もIS250と同等までに抑え、しかしドライビングプレジャーはIS-F同等もしくはそれ以上の官能性をもった、FRの「リトルIS-F」的スポーツカーを是非作ってほしいと、強く思います☆
IS-Fを作る技術力があるのだから、きっとできるでしょ、レクサスさん(^^)
そして、できればそのクルマは、敢えてMTのみの設定にするとかしてくれたら、私は喜んでレクサスに乗っちゃいます(^^;


以上、本日の試乗はIS-Fでした。

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IS-Fの基本スペックはこちら




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(↑五つ星ホテルの一室?と間違えそうなレクサスの応接室
  ここで美味しい珈琲をいただきました。客は私一人(^^; )

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(↑トイレも高級ホテル同等)
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2008年01月19日

プチオフ in Audi Forum Tokyo & イタ雑

今日は、北海道から、みんカラお友達のNew Orderさんが来京されたため、同じく、みんカラお友達のロマンNEOさんも交え、都内でプチオフ開催となりました。



まず向かった先は、表参道Audi Forum Tokyo
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New OrderさんとロマンNEOさんにとっては、これが初めてのAudi Forum Tokyoということでした。

私に関しては、Audi Forum Tokyoに入るのは今日が4度目ですが、何度入っても、凄まじいまでの洗練された雰囲気に圧倒されます。

今日は土曜日だというのに、客は、私たち以外に、2組くらいしか来てませんでした(^^;
やはり、かなり入店し難いオーラを放っているのだと思います(^^;


そして、2階にある「Audi Café」にて、ティータイム♪
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私は前回同様、「Café HORCH(カフェ・ホルヒ)」をいただきました(^^;
(これ、とても美味しい珈琲です♪)
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ショールーム内には期間限定特別展示車として、1938年のグランプリで活躍したType Dが展示されています(3日前から展示開始されたばかりです)。
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その他、ショールーム内には、RS4、S6、S8、そしてR8などが展示してありましたが、やはりR8のカッコ良さは群を抜いてますね☆
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Audi Forum Tokyoを後にし、ランチを食べに霞ヶ関に昨年10月に新しく誕生した霞ダイニングに行き、3階の頤和園(いわえん)
で、私は、名物の坦々麺と一口杏仁豆腐をいただきました♪
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その後、今度は四谷に足を運び、イタ車オーナーの聖地(^^;、イタ雑へ、イタ車オーナーではないNew Orderさんを無理矢理、連行しました(笑)。

ロマンNEOさんは衣類を、私はFIATのキャップ、アルファのマウスパッド、魔性の香りシート(笑)など、小物系を衝動買いしました(^^;
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(↑アルファ魔性の香りシート(笑))




New Orderさん、本日は遠いところ、大変お疲れ様でした☆
また、イタ雑に、長時間、監禁しまして申し訳ございませんでした(^^;
ロマンNEOさん、次回は、シフトノブ、いっちゃいましょう(^^;












 
posted by Joy at 23:49| Comment(8) | TrackBack(0) | Car | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月18日

マジですか。。。

今夜、帰宅すると、私宛の一通の白い封筒が。

差出人名を見ると、BMWディーラーの東邦モーターズさん。

それにしても、何で、こんな真っ白な封筒なの?
なんとなくイヤな予感。。。(^^;


そして予感は的中しました。


自動車部門閉業だそうです・・・

つまり「来月2月末を以って、BMW及びMINIに関する正規ディーラー契約終了」ということです。。。
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何を隠そう、私にとって、ブレラの前の前のクルマである、E46 330i M-sportは、このお店で買ったのです



う〜ん・・・
残念です。


今でこそ、手放してしまった330iですが、実は、この東邦モーターズさん、うちの家から距離にして70kmほどもある、目黒にあるディーラーなのですが、なんでそんなに遠いディーラーで買ったかというと、担当の営業さんが、メチャメチャ感じの良い方だったからです。



今でも、もしこの先、またBMWのクルマを買うなら、その方から買いたいと思っていました。

ですので、そういう営業さんがおられた東邦モーターズさんにも、私は好感を持っておりました。


いろいろな理由があるのだと思いますが、自分が世話になったディーラーさんが無くなってしまうのはとても残念ですね。


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(↑東邦モーターズでのE46 330納車時の思い出の写真。上記の営業さんも写ってます☆
(私から言わなくても、この営業さんの配慮で、わざわざ前車120と330を並べて写真を撮らせてくれました!))



短い期間でしたが、東邦モーターズさん、そして素晴らしい営業員だった○○◯さん、本当にありがとうございました。

この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。




追伸:ワタクシ、330納車時のブログに「7年 10万キロ乗ります」と宣言してますね(恥)(^^;

posted by Joy at 23:58| Comment(2) | TrackBack(0) | Car | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月16日

日本に導入してほしいクルマ☆

私のような素人の域を脱しない自称「クルマ好き&ドライビング好き」にとっては、現在の日本では、乗りたくても日本に正規輸入されていない、きっと「素晴らしい」はずのクルマが意外に多いと、最近いつも思っていますが、そう思うのは私だけでしょうか。

というのも、その代表的な例として、単純にブランドイメージだけで見れば、私はアウディのモダンでクールなイメージが大好きです。

今でこそ、クルマ自体の楽しさも加味し、トータルとしては、もちろんアルファロメオに最も惚れていますが、単純にブランドイメージだけで見れば、一番好きなブランドはアウディかもしれません。

だからこそ、以前、アウディ A4アバントに乗っていました。

しかし私がA4を選んだときは、まだ、現在のように「エンジンフィール」や「ハンドリング」等、いわゆるスポーツドライビングエモーショナルドライビングという点はほとんど重要視しておらず(というか、「分かっていなかった」というほうが適切でしょう)、「クルマのカッコ良さ」と「直進安定性の凄さ」みたいな要素でクルマを選んでいました。

その点、A4アバントは、完璧と言っていいクルマでした。
鬼のような直進安定性や、個人的に「完璧」と思えるクールな内外装のデザインも持っていましたし。


しかし、それ以降、素人ながらも「ドライビング」というものに、ドップリはまってしまった今、残念ながら現在日本で正規輸入されているアウディの中で、心から欲しいと思えるクルマが無いのです。。。

「ブランド」としては惚れているのに、欲しいクルマが無い・・・
これってとても悲しいことですよね。。。(゚ー゚;

強いて挙げれば、現在日本に正規輸入されている唯一のMTモデルと言っていい、RS4は面白いクルマだと感じましたが、あれほど暴力的な加速は自分には不要ですし、しかも、そもそもあんなに値段の高いクルマは買いたくても絶対に買えません。

しかし、上記で「現在日本で正規輸入されているアウディ」と表現したとおり、海外に目を向ければ、「きっと試乗したら、絶対に欲しくなるアウディのクルマはあるに違いない!」と確信しています。

その筆頭が、現行S3です。
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昨年のAUTOCAR(←私が自動車雑誌の中で、「インプレッション記事」に関して、最も信用している雑誌(笑))で、ホットハッチワールドグランプリみたいな特集を組んだとき、並み居る競合を抑え、確か1位になったのがS3だったと記憶しています。

ちなみに、2位か3位に、私が昨年の試乗車第一位に挙げたフォーカスSTも入っていました。

おそらく、S3に関しては、試乗すれば一発で欲しくなるだろう、という確信があります。

もちろん、S3に関しては、スペック的にはRS4ほどじゃないにしても、私には過剰スペックであることは間違い無さそうですし、価格的にも新車ですと恐らく手が出ない価格設定になると思いますが、「無理してでも欲しい!」と思えるような、そんなオーラをS3には感じます。


同じくアウディでは、TTクーペマニュアル

なんで日本に入れてくれないの〜、という感じです。

TTクーペは、一般的な見方では、非のつけどころのない素晴らしく優等生なクルマだと思いますが、正直、私としては、「速い! & 運転しやすい! 以上。」という印象のクルマです。(もちろん、そういう「楽チンで飛ばせるテイスト」が好きな方には、たまらないクルマだと思います)

しかし、MTで操るTTクーペは、きっと楽しいだろう、という、これまた確信があります。




そして、FMC目前のA4についても、MTになっただけで、「かなり面白いスポーツセダン」と呼べるのではないかと思っています。




以前、私が、とあるアウディディーラーの店長さんに「なぜS3を日本に入れないのですか?」と問うたところ、「日本市場は馬鹿にされてるんですよ」と吐き捨てるようにおっしゃっていたのが印象的でした・・・

店長さんのこの言葉は、おそらく本音でしょうし、店長さん自身、内心、忸怩たる思いがあるに違いないと感じました。







同様の理由で、BMWに関しても、以前乗っていた120iに、もし日本でもMTモデルがあれば、今でもBMWに乗っている可能性が大です。

というのも、BMWの場合、120や320で感じた素晴らしいハンドリングが、3リッターモデルになるとかなりスポイルされていると、330や130に乗って実感したからです。

116や120にMTモデルがあれば、さぞかし楽しいだろうと思います。
(願わくは、直6同様に直4エンジンにも、もうちょい官能性があるといいのですが(^^;)あれば)

あるいは、Mモデルを除いたZ4にもMTモデルが無いのは寂しい限りですね・・







そして今、アルファロメオに関しても、現在のアウディのようにMTモデルがほとんどゼロ、とまでは行かないまでも、BMWと同じくらい、MTモデルが減ってしまうのではないか、という恐れが出てきました。

というのも、本来セダンよりもドライビングを楽しんで然るべきはずの、ブレラ、スパイダー、つまりクーペやオープンのMTモデルの輸入を止めてしまったからです(T_T)


そして、間もなく輸入が始まるチンクにしても、一説によると、アバルト以外のMTモデルは輸入しないのではないか、と言われています。
もしそれが本当だとしたら、悲し過ぎますね・・






とはいえ、これだけ各社が、日本への、MTモデルの導入を見送っているのは、当然、ひとえに、日本では「MTは売れない」から以外の何物でも無いでしょうし、私のような要望(「MTモデルじゃなきゃイヤだぁ〜」と駄々をこねること(笑))を持った人間は、現在の日本では、極めてマイノリティになってしまったのでしょうね・・


お金さえ持っていれば、女性も大勢ポルシェ(もちろん、ティプトロの(^^; )に乗ってる時代になってしまいましたし・・






ということで、私のような素人が吠えたところで何の影響も無いとは思いますが、現在新車として販売されているクルマのうち、日本に正規輸入されていないクルマの中で、是非とも日本に導入してほしいモデルを以下の通り挙げ、本日のブログを終えたいと思います。


・アウディ S3

・アウディ TTクーペ(MT)

・ 〃 ロードスター(MT)

・BMW 120(MT)

・BMW 116(MT)

・BMW Z4 2.5i(MT)

・アルファ ブレラ ※MTモデル輸入再開希望

・アルファ スパイダー ※MTモデル輸入再開希望

・アルファGT2.0JTS(MT)

・フィアット グランデプント・アバルト

・フィアット 500(MT) 

・フィアット パンダ100HP ※輸入継続希望

・フィアット パンダ4×4 ※輸入再開希望

・フォード フォーカスST ※輸入再開希望

・フォード フィエスタST ※輸入再開希望

・ランチア・イプシロン(正規輸入されていないので)

インフィニティ FX45(ドライビングプレジャーというよりも、単純にかなりカッコいい四駆なので)

ホンダ シビック・タイプR(英国製)
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posted by Joy at 23:42| Comment(18) | TrackBack(0) | Car | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月07日

本日の試座 「MG TF135 80th Anniversary SE」

一昨日、以前から気になっていた、うちの近所にある英国車系ディーラーにお邪魔し、これまた以前から気になっていたMG TFの実車を見て参りました。

展示してあった2台のMG-TFは、いずれもアニバーサリーモデルの「TF135 80th Anniversary SE」☆
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全世界限定1600台で全てシリアルナンバープレート付き、日本に入って来ている台数もわずか60台という、レア度の高い、ヒジョ〜に美味しそうな2シーター・オープンです(^^)

このディーラーには、全く同じグレードで同じカラーのTF135 80th Anniversary SEが2台展示してありました。
(実は、日本への割り当の60台の内訳は、2グレード、3色がそれぞれ10台ずつなので、その10台のうちの2台が、このディーラーにあるということになります!)

駆動方式はMR☆

トランスミッションは当然マニュアル♪

車重は1120kgと、めちゃくちゃライトウェイトという訳ではありませんが、十分ライトウェイトであり、それに、とにかく、このクルマなら、街中で、まず同じクルマに出会うことは無いだろう、というレア度が魅力です♪


アルカンターラ+レザーのコンビの特別なシートに座らせていただきましたが、「やる気」と「開放感」が程よくブレンドされた、かなりイイ雰囲気のコクピットです☆

小径ステアリングや、シフトノブもカッコよく、「このまま今すぐ走り出したい!」そんな気分にさせてくれました(^^)
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(↑写真ではわかりにくいかもしれませんが、小径ステアリング、マジでカッコイイです☆)





このクルマで気になるのは、やはり買った後のメンテナンスですが、ディーラーさんの話を聞く限り、恐れるほどのことでは無さそうです(^^;


ということで、MG TF135 80th Anniversary SE。試乗してみないことにはワカリマセンが、かなりソソられるクルマでした☆

試乗したらK.O.されるかもしれません・・・(^^;


いずれにしましても、こんなレアで、カッコいいクルマを所有できる人が羨ましいデス☆

posted by Joy at 23:21| Comment(10) | TrackBack(0) | Car | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月06日

本日の試乗 「BMW MINI One」

昨年、かみさん用のクルマを選定する際、軽自動車以外で最有力候補だったクルマが、MINI Oneです。
かみさん自身、自分専用のクルマが持てるなら一番欲しいのがMINI(BMW)と言ってましたし、私自身も、一度はMINIを所有してみたいという思いは、以前からありました(ただし私の場合は、BMW MINIだけでなくBMWではない初代MINIも興味ありますが(^^;)。

MINI(BMW)にする場合、グレードに関して、買えるものならもちろんCooper Sが魅力的でしたが、さすがに、かみさん用ということもあり、しかも2台所有ということになるため、予算的に、頑張ってもOneが精一杯というところでした。(もっと言えば、割高感があるのは承知で、Oneの中古車を予定していました)

もちろんOneと言っても、「MINI通」な方じゃない限り、パッと見、どれがCooper S、Cooper、Oneかの違いはほとんどわからないでしょうし、そもそもグレードを問わず、MINI自体のデザインが完成しきっていると思うので、かみさん用として買うなら、Oneでも全く問題無い、否、2台目のクルマとしては、むしろ贅沢なクルマだと考えていました。


しかしながら、軽自動車の、【購入諸費用、税、保険等の安さ、車庫証明不要】等に惹かれ、結果的に、MINI等の「普通車」はあきらめ、コペンを購入することになった、というのがコペン購入に伴う経緯です。




ということで、前置きが長くなりましたが、上記のとおり、一度は、購入を強く考えたMINI Oneですが、実は、私としては今までCooper S、CooperCOOPER CONVERTIBLEには全て試乗してきたのですが、唯一、Oneには試乗したことがありませんでした。

よって、以前購入を考えたOneにも一度は試乗しておきたい、という思いが強く、今回の試乗と相成りました。




試乗車は惜しくもATモデルでしたが、だいたいのフィーリングは掴めると思うので、もちろん喜んで試乗させていただきました☆
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以前、現行Cooper S(MT)を試乗した際は、かなり良い印象を持ったのですが、現行Cooperに試乗した際は、試乗車がATモデルだったせいもあると思いますが、Cooper Sに比べ、ちょっと中途半端な印象があり、Cooper SとCooperなら、値段が高くでも、迷わずCooper Sを選ぶ、と思いました。
(ただし、同じCooperでも、COOPER CONVERTIBLEは良かったですが)


よって、前回のCooperがちょっと中途半端な印象があったため、今回のOneについては、しかもAT車ということもあり、あまり期待しないで試乗したのです。

ただ、その「あまり期待しなかった」というのが、良かったのかもしれません(^^;


今回Oneを試乗した感想を、結論から申し上げますと、一言「欲しい!」です(^^;



確かに、出だしの加速は、Cooper SやCooperに比べると当然遅いですが、心配していたほどでもなく、いわゆる「必要にして十分」のレベルであり、しかも、ちょっと強めにアクセルを踏んでいれば、すぐにヤバい速度まで達してしまいます(^^;

エンジンフィーリングもさすがBMW製だけあって、1.4直4としては、かなり上質だと思いました。

今回の試乗車はATでしたが、いっちょまえに、このOneですらパドルシフトもついています(^^;


ハンドリングについても、今まで運転したMINIの中で、最も楽しく感じました☆

やはりMINIの中で、鼻先も含めた車重が一番軽いことが良い影響を与えているのだと思います。
(ちなみに車重は、同じMTモデルのCooperに比べ40kg軽い1130kgです)


そして、足回りに関しても、素晴らしく上質ですネ☆
ソフト、且つ、粘り強い」という、昔のフランス車の猫足を彷彿させるもので、ボディ剛性の良さも寄与していると思いますが、完全に、このクラスを超えた上質な乗り心地になっていると思います。


デザイン
については、エクステリア・インテリア共に、今更語るまでもない、このMINIでしか味わえない非の打ち所の無い、素晴らしいデザインだと思います☆

最低グレードのOneであっても、できればホイールを替えたほうがいいかな、と思う程度で、エクステリア・インテリア共に満足度は、上級モデルとほとんど変わらないでしょう。


居住性については、さすがにMINIに関しては、居住性を語るクルマではないと思いますので、やはり二人乗りをメインとして考えられたクルマだと思いますが、後ろの席も、特に小さい子供であれば十分使えるでしょう。
(ただし、居住性といえば、CLUBMANがいよいよ発売間近ですが・・(^^; )




ということで、MINI One。
当初、試乗する前は「どうせ非力で、それほど大したクルマではないだろう」と予想していたのですが、見事にそれを裏切る、素晴らしいクルマでした☆


これでMTであれば、間違いなく「相当楽しい」クルマに違いありません☆

実はMINIって、OneをMTで駆るのが、一番オシャレかもしれない、と、今回の試乗をして、思うようになりました☆

正直言って、かみさん用ではなく、自分用のクルマとして、MINI OneのMTモデル、欲しくなりましたよ・・・(^^;



最後に1つ、それでもやっぱり、値段がちょっと高いかな・・(^^;

Oneの車両本体が\2,180,000。
ただし、個人的には、やはりホイールデザインがちょっと安っぽいので、替えたいと思いましたし、キセノンもついていないのでつけたいし、加えて、ミラー等小物系も、替えたいなぁ、などちょこちょこ「自分色」を出すためにオプションつけると、支払い総額300万円にすぐ届いてしまうんですよね・・・(^^;


いくら良いクルマでも、1.4リッターのクルマに300万円はちょっとなぁ、と思ってしまいます。。。
(とはいえ、同じ1.4リッターのゴルフGT TSIはツインチャージャーとはいえ、車両本体ですでに300万円超えてるから、それを考えれば安いかな(^^; )


う〜ん、クルマ選びって、やはり難しいですね(笑)。


以上、MINI Oneの巻、でした☆



(↓MINI One(MT)の基本スペック)
全長 (mm) 3700
全幅 (mm) 1685
全高 (mm) 1430
エンジン 1.4リッター直4 DOHC
最高出力 (ps/rpm) 95 / 6000
最大トルク (kgm/rpm) 14.3 / 4000
トランスミッション 6MT
車両本体価格 \2,180,000



追伸:これは紛れも無く本当のことなのですが、上記のブログを書き終え、一度ブログをアップした後、今、ネットでMINI Oneのインプレッション記事を読んでいたら、なんと、私と全く同じく、このMINI Oneのことを生方聡さんが「猫足」と評していました
しかも、「猫足」以外の内容も、「できれば6MTを選んで楽しみたいなぁ」という文章も書いてあり、総じて、私が書いた試乗記の内容と極めて似てます☆
こんな有名な評論家の方と同じような感想を持てて、我ながら嬉しい限りです(^^)






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2008年01月05日

本日の試乗 「スバル 新型フォレスター」

今日は、昨年12月25日に3代目にFMCされたばかりの、新型フォレスターに試乗して参りました。

ドライビングプレジャーだけを目指すなら、当然SUVは候補には入ってこないですが、昨年BMW 320iツーリングMスポーツを購入する際、実は、最後の最後まで悩んだのが同じBMWのX3でした。

なぜかというと、かみさん用にコペンを購入したところ、予想以上にコペンがドライビングプレジャーに満ちたクルマだったため、メインカーについては、生活スタイルの気分転換も含め、SUVでもいいかな、と思ったためです。


結局、320iツーリングMスポーツのハンドリングの良さと、リアデザインに惚れ、X3は却下となりましたが、2台体制を維持できるのであれば、うち1台はSUVでもいいかなぁ、という気持ちは今でもあります。


そんなわけで、気になるSUVがあるときは、これからも試乗しようと思っております。










そして、今日試乗したのが、発売されて間もない新型フォレスターです。

お邪魔したディーラーには、ノンターボとターボの2台の試乗車が置いてありましたが、せっかくですので、ターボである「2.0XT」に試乗させていただくことに。


まずパッと見の印象は、「デカい」です。
実際、カタログスペックで比較してませんのでわかりませんが、旧型フォレスターに比べて、格段にデカくなった印象です。



今回は、試乗したインプレッションの結論から申し上げたいと思います。

一言で言えば、「デザイン以外は素晴らしい☆」という印象でした(^^;


デザイン、特にエクステリアデザインに関しては、現行インプレッサが出たときも同じ思いでしたが、「もうちょっとなんとかならないのかなぁ・・・」という印象です。

恐らく、デザインセンスの良い人達が見て、この新型フォレスターのデザインを「イケてる!」と言う人は、残念ながらほとんどいないのではないか、と勝手に想像してます。

しかも、なんだかパジェロにそっくりだと思うのは私だけでしょうか(^^;
まだパジェロのほうが、完成されたデザインに感じますが、この新型フォレスターは、それに比べ、中途半端というか。。。


それと、インテリアデザインに関しては、まぁフツウという感じです。
特別ワクワクもしませんが、まぁ、SUVとしては、どちらかというとスポーティだと思います。
forefront.jpg forerear.jpg

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(↑試乗車のオドは86km。本日、おろしたての試乗車でした(^^;)






と、デザインに関しては、かなりネガティブに書きましたが、一方、クルマとしては、かなり質の高いSUVに仕上がっていると感じました。


まず、SUVらしからぬ、「身軽さ」を感じました☆
とにかく、この2.0XTでも十分過ぎるほど速いです。
特に、この新型フォレスターにも、例のSI-DRIVEが搭載されてますので、スポーツシャープモードにすれば、街を走っている大抵のクルマより速く走れるのではないでしょうか(^^;
(ちなみに、私のブレラよりも明らかに速いです(笑))

この辺りは、さすがスバル十八番の水平対向2.0リッターターボエンジンの底力でしょう。

この2.0XTでもこれだけ速いのだから、そのうち発売されるであろうSTIが出たら、凄いのでしょうね(^^;


また、ターボ、ノンターボ全3グレード全てにMTモデルを設定しているところも、さすがスバル!という感じで好感が持てます☆





それと、ハンドリングも、SUVにしては、かなりシャープな印象です。

これは、今まで試乗したSUVの中では、BMW X3の次くらいに位置づけされるという感じです。

また、試乗途中でUターンをしたのですが、これまたSUVらしからぬ小回りの良さも見せてくれました。


そして、何と言っても印象的だったのは、足回りのしなやかさ
とにかく乗り心地が良いです。
試乗途中で、路面状態の悪い道がありましたが、まるで高級セダンに乗っているかのように走り抜けていきました。
もちろん、ソフトだからといっても、ヤワヤワという印象ではなく、しっかりとタイヤが路面を捉えている印象もあるので、素晴らしいです。
これは、現行インプレッサが出たときと全く同じ印象であり、スバルの目指す乗り味が「硬め」から「しなやか」に方向転換してるのは、間違い無さそうです。



ということで、トータルとしての印象は、かなり質の高いSUVだと思いました。

これだけSUVを意識させない、セダン的な乗り味に感じたのは、X3以来です。

X3が圧倒的に勝っているのは、エンジンフィーリングの素晴らしさですが、それ以外の部分では、この新型フォレスターもかなりイイ線行ってると思います。

いわゆる「都会使いメインのオールラウンドSUV」としては、かなり高いレベルだと思います。




ということで、また最初に戻るのですが、これだけ中身は良いクルマなのに、デザインが悔やまれるところです。
もちろん、デザインほど各人の「好み」が分かれるものは無い、ということは承知の上で書いているのですが、インプレッサもそうですが、正直、このエクステリア・デザインでは、世界では戦えないと思います。

日本人として、スバルのクルマを応援したいと思ってますが、せっかく質の高いクルマを作っているのだから、その素晴らしい「質」をより光らせるような、デザインセンスの良いクルマを作ってもらいたいと思ってます。まぁ、スバル以外の日本車メーカーにも総じて言えることなんですが。。。
(変な話、この新型フォレスターの中身と値段が現在のまま、エクステリアデザインがX3やトゥアレグ等と張り合えるデザインになれば、私はかなり欲しくなると思います(^^; )


ということで、今回、新型フォレスターが、なかなか素晴らしいSUVでしたので、CX-7デュアリスあたりにも一度試乗してみたいと思うようになりました。(デュアリスに関しても、デザインはイマイチ好みでは無いのですが・・(^^; )


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2008年01月03日

レクサス川越

今月25日に、レクサス店としては埼玉県内9店舗目となる「レクサス川越」がオープンするそうです。

それを告知するDMが本日届きました。
lexuskawagoe.jpg

川越といえば、そこそこいろんなディーラーが揃っていますが、そういえばレクサスはまだありませんでしたもんね。。。

メジャーどころで川越にまだ無いディーラーといえば、あとは、アウディプジョーぐらいでしょうか。(ちなみにアルファも無いです(笑))。
アウディは川越に出店を予定している、という噂を聞いたこともありますが、実際はどうなんでしょうねぇ・・・



ということで、レクサス川越。
完成したら一度はお邪魔したいと思っております(^^;



 
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2008年01月02日

本日の試乗 「FIAT Panda 100HP」

昨年発売されたクルマの中で、試乗したかったのに試乗できなかったクルマの筆頭に挙げられるクルマがFIAT Panda 100HPでした。

全国限定130台という貴重なクルマなので、展示車は見れたものの、試乗車には巡り会えず、しかももうほとんど売り切れ状態ということもあり、きっとこのまま試乗できず終いだろう、と諦めてきました。。。


そんな中、私のクルマ仲間が、このPanda 100HPを購入したため、幸運にも、本日試乗させていただくことができました☆


さて、仲間が購入したPanda 100HPの外装色は、ブラック(正式名称は「ダークウェーブ ブラック」)。全部で5色ある中でも、このダークウェーブ ブラックが、個人的にも一番カッコイイと思います♪
1002shot11.jpg 1002shot22.jpg
(↑我が家のコペンとの2ショット)

100front.jpg 100hplogo.jpg
(このPanda100HPは後期型なのでFIATエンブレムが、新デザイン(赤)になっているのがポイント☆)


デザイン的に、エクステリアに関しては、ノーマルのPandaが多少、女性的な優しさを持ったデザインに感じるのに対し、Panda 100HPは格段に男らしくカッコイイです(ボディカラーが黒ということもかなり影響してると思いますが)。

シルバーのミラーもワンポイントになっていてイイですね☆

内装は、至ってシンプルですが、そこはやはりイタ車ということで、質素な中にもセンスの良さを感じさせてくれるところがさすがです。
100naisou.jpg fiatkey.jpg
     (キーホルダーもオシャレ♪↑)



しかも、このPanda 100HP、3日前の12月30日に納車されたばかり、というまさにピカピカの新車です☆

オドメーターも、まだ160kmという状態でしたので、オーナーの好意で試乗させていただけることにはなったものの、さすがに、こちらも3000回転以上は回さないよう、慎重に試乗させていただきました(^^;


そんなわけで、もう少し元気に走らせないことには、正確なインプレッションも書けませんので、オーナーさんの慣らし運転が完了しましたら、改めて試乗させていただきたいと思ってますが、今日の試乗で、Panda 100HPの面白さを一瞬ではありますが垣間見ることができました。

というのも、やはり鼻先が軽く、自分の意思通りにスーっと曲がっていく気持ち良さを感じました。


そしてエンジンの吹き上がりもとても気持ちよく、わずかに踏み込んだだけでもすぐに3000回転まで回ってしまうので、これは、高回転まで回せば、さぞかし気持ちが良いだろう、と想像させます☆

というか、あまりにも気持ちよく回るので、慣らし運転中は、かなりストレスが溜まることと思います(^^;


このPanda 100HPは、当然のことながら「MT専用モデル」ですが、ギヤは6速ありますし、クラッチも軽過ぎず重過ぎずちょうど良い踏み応えがあり、好印象でした(その点で、同じホットハッチであるシトロエンC2マーチ12SRはちょっと残念でした)。


今日の試乗で感じたインプレッションは、こんな感じですが、このPanda 100HPが、「通」を唸らせるいかに素晴らしいクルマであるかは、自動車雑誌等の特集記事を見ていただければ分かると思います。

私は、今月号のAUTOCARル・ボランTipoなどを読みましたが、いずれも「絶賛」していると言っていいと思います。
AUTOCARについては、記事のタイトルが、確か「ミニ・フォードST」でした☆
フォードSTといえば、まさに、私が先日のブログで、昨年の試乗車年間ランキングとして1位・2位に挙げたフォーカスSTおよびフィエスタSTのことです!

それだけでも、このPanda 100HPがいかに面白いクルマであるかが分かるかと思います。



それから、もう1点楽しみなのは、今日試乗させてくれたオーナー自身も、まだ慣らし途中ということで未経験である「スポーツスイッチ」の存在です☆
このスポーツスイッチに関しては、上記の雑誌の記事によれば「まるでドーピングしたかのような面白さ」がある、とのことですので、是非私も、一度体験させてもらいたいと思ってます♪



ということで、このFIAT Panda 100HPは、昨今のGT-RやM3といったようなクルマとは対極的な、まさに「クルマの楽しさはスペックではない」という言葉を表す典型的なクルマだということを本日の試乗で垣間見ました。


こういうFIAT Panda 100HPのようなクルマを選ぶ人って、本当のクルマを楽しさを分かっている、本当の意味での「オシャレ」な人だと思います。

それに比べると、一般の公道で大排気量のハイスペックなクルマを走らせているのを見ると、なんだかクルマが可愛そうに見えてきますね。。。




てなわけで、2008年初の試乗がこんな貴重なクルマからスタートし、正月早々から、良いお年玉となりました(^^)



Panda 100HPの基本スペックはこちら


(↓コペンのサイドミラーに映るPanda 100HP。
  まじ、カッコイイです☆)
100cope1.jpg




 
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2007年12月31日

本日の試乗 2007年度 年間総合ランキング☆

今年も今日で最後、ということで、今年は上半期下半期、合わせて113車種ほど試乗いたしました。

いつも申し上げているとおり、「冷やかし」での試乗はせず、全て、事前に「欲しい」と思ったクルマばかり試乗しているところが、自分なりの拘りです。
(ただし、その中には、いくら欲しくても予算的に絶対に買えないクルマも含まれていますが、それに関しては『宝くじが当たったら』ということを視野に入れて試乗しております(笑))


ということで、今年試乗した113車種に、勝手ながらランキングをつけさせていただきます。

評価基準につきましては、一言で言えば、「ドライビングプレジャー」もしくは「エモーショナルなドライビング」をどれだけ味わえたか、ということです。

その他、基準の補足として

 ・ドライビングプレジャーもしくはエモーショナルな
  ドライビングにおいて、個人的に最も重要だと思う
  要素は「エンジンフィーリング」と「ハンドリング」。

 ・クルマが「自分の手足」のように動くことが重要。

 ・「速さ」に関しては、あくまでも「体感的な速さ」が
  重要。60kmしか出ていなくても、それが体感的に楽し
  ければ評価は高い(=楽しいクルマ)。逆に単に
  実際の速度が「速い」だけのクルマは評価は低い。

 ・あくまでも「公道」を運転して「楽しさ」を味わえる
  こと。
  よって、サーキットや高速道を走らないと楽しめない
  ようなクルマは×。

 ・私のような素人が運転して楽しめるクルマであること。
  いくら「通好み」のクルマでも、「緊張」を強いられる
  ようでは「楽しい」とは言えない。
 
 ・自分がクルマを購入するに際して、外装・内装「デザ
  イン」は、超重要であるが、本ランキングにおいては、
  デザインの要素は、かなりウェイトは低いです。
  つまりデザイン的に好みではなくても、ドラインビング
  プレジャーやエモーショナルさを感じれば、そのまま
  ランクインさせてます。

以上です。

なお、公正を期すため、自分の愛車である、コペンとブレラは除外します(^^;



では、ランキングを発表します。

【2007年度 試乗車ベスト10】

第1位 Ford Focus ST(MT)

第2位 Ford Fiesta ST(MT)

第3位 ロータス エリーゼS(MT)

第4位 マツダ ロードスター(MT)

第5位 Alfa 147 GTA(MT)

第6位 ホンダ アコード Euro R(MT)

第7位 ポルシェ ケイマン(MT)

第8位 ホンダ S2000(MT)

第9位 ポルシェ ボクスター(MT)

第10位 Alfa 147 2.0TS(セレスピード)

  

以上です。

なんと、ヨーロッパ・フォードのSTシリーズがトップ2を独占しました!
フォーカスSTとフィエスタSTは、甲乙つけ難いほど悩みましたが、自分にとっては、フォーカスSTのほうが「気持ち良さ度」でわずかながらフィエスタSTに勝ったので、フォーカスSTを年間第1位にしました。

STシリーズ、本当に素晴らしいクルマです。
現時点で、アルファロメオの次に欲しいクルマであることには間違いありません☆

それにしても、こんなに面白いクルマが、日本には台数制限でしか入って来ず、しかも、すでに販売終了しており、今後販売予定は今のところ「無い」とのことですので、寂しい限りです。。。

新型フォーカスSTや新型フィエスタの記事も、AUTOCAR等の雑誌に載ってることですし、フォードさん、是非、STシリーズをもっと日本で販売してください!
きっとフォードブランド価値も、より向上すると思います。
SThip2.jpg


そして3位には、やはりロータス・エリーゼが来ました。

純粋にドライビングということだけを考えれば、このクルマが間違いなく1位だと思います。
ただ、どうしてもあまりにも「非日常」過ぎるクルマですので、やはりちょっと疲れるかな。。。
eli20m1ain.jpg



ということで、10位までに入ったクルマの中で、MTじゃないのは、アルファ147 2.0TSセレスピードのみ。

そして、10位中、5台が2シーターとなりました。






次に、今年は【特別賞】を作ってみました(^^;

今回評価したドライビングプレジャーやエモーションみたいなものとは違う路線のクルマですが、感銘を受けたクルマがあります。

それは・・・

【2007年度 試乗車 特別賞】

Citroen C4 2.0 Exclusive

とにかく、このクルマは「上質な走り」をしてくれます☆

以前、フランス車の猫足に惚れていた私は、プジョー406Breakを2台、シトロエン・エグザンティアBreak(ハイドロ搭載)を1台の合計3台続けてフランス車を所有していましたが、このCitroen C4 2.0 Exclusiveに乗ってみて、ハイドロを積んでいないにも関わらず、あまりの「癒し系」の上質な走りに感銘を受けました。

高速域は試していないので分かりませんが、試乗した限りでは、ハイドロを積んだ私のエグザンティアよりも、上質な走りだと思いました。

ちなみにCitroen C4は、以前で言うところの、エグザンティアの1つ下のグレードにあたりクサラの後継車にあたります。

同じく、C4ピカソも素晴らしいクルマでしたし、C6も素晴らしかったので、シトロエンが復活してきたように感じます☆

しかしながら、それと反比例するが如く、近いうちに、日本のシトロエンディーラーは、プジョーディーラーに吸収される、ということが決定したようですので、残念です。
(ここ数年では、プジョーよりシトロエンの方が、全然面白いクルマを作っていると思うのですが、販売面ではプジョーに大きく離されているようですので、まさに皮肉ですね。。。)

とにかく、元オーナーとしても、個人的に、シトロエンには頑張ってもらいたいです。






最後に、今年試乗したクルマの中で、「これはレアだった!」というクルマを紹介したいと思います。

【2007年度 試乗車 レアだったで賞】

第1位 ルノー メガーヌ ルノー・スポール

第2位 Ford Fiseta ST

第3位 Ford Focus ST

第4位 日産 マーチ 12SR

第5位 三菱 COLT Ralliart version-R

第6位 シトロエン C6

第7位 Audi RS4

第8位 Audi S6

第9位 Audi S8

第10位 
日産 マイクラC+C


第11位 メルセデス E63 AMG

第12位 クライスラー 300C 5.7HEMI

第13位 Saab 9-3 Cabriolet

第14位 日産 フェアレディZ Version NISMO

第15位 ALPINA B3 S Limousine


こんなところです。。。
どれも貴重なクルマばかりでした☆




というわけで、今年は昨年以上に、たくさんのクルマを試乗することができました。
おそらく、これほどたくさん試乗する年はもう無いと思います。

というのも、さすがにもう、試乗したいクルマの中で、まだ乗っていないクルマは、ほとんど無くなってきたからです(^^;


しかしながら、まだ「乗り尽くした」とは思っていないので、これからも興味のあるクルマには、機会があればどんどん試乗したいと思います(^^;


今年1年、これだけたくさんのクルマに試乗させていただいたディーラーの方に感謝申し上げたいと思います。

そして、こんな調子で好き放題書いている素人のブログを読んでくださった全ての皆様に感謝したいと思います。







では、最後に、今年試乗したクルマを、以下の通りおさらいして、今年度の試乗の締めくくり、としたいと思います。
ありがとうございました。


【以下、今年試乗した時系列順に掲載】
1.スマート・クーペ 

2.ロータス・エリーゼ 

3.日産 スカイライン 350GT(with 4WAS)

4.
日産 スカイライン 250GT・250GTfour


5.日産 フーガ 250XV 

6.スカイラインクーペ(350GT)6MT

7.ルノー メガーヌ ルノー・スポール 

8.VW EOS V6 

9.Alfaromeo Alfa 159 2.2JTS Selespeed

10.Peugeot 307CC 

11.Peugeot 407 SW 2.2

12.VW Polo GTI

13.マツダ・ロードスター

14.VOLVO S60

15.Golf GT TSI

16.Saab 9-3 Cabriolet

17.ポルシェ 911タルガ4

18.ロータス エリーゼ111R

19.メルセデス ML500 4MATIC

20.メルセデス E350 4MATIC

21.メルセデス CLS550

22.
SUBARU IMPREZA WRX STI


23.日産 New フェアレディZ

24.
メルセデス E63 AMG


25.メルセデス V350 AMBIENTE

26.レクサス SC430

27.VOLVO V50

28.ALPINA B3 3.0/1 limousine

29.
Ford マスタング V8 GT クーペ プレミアム


30.
Ford フォーカスST


31.BMW Z4Mロードスター

32.FIAT グランデプント

33.ダイハツ エッセ

34.スバル R2

35.ダイハツ コペン アルティメットエディション

36.ダイハツ コペン 4AT

37.MINI Cooper S(2回)

38.三菱 COLT Ralliart version-R

39.三菱 デリカ D-5

40.
VOLVO C70


41.BMW M3

42.Saab 9-3 Sport Estate Linear

43.新型MINI Cooper

44.Audi S4 AVANT

45.Peugeot 207 GT

46.ホンダ 新型シビック TYPE R(2回)

47.BMW 318i(E36)

48.Audi A8 4.2 FSI quattro

49.ポルシェ ケイマン (2回)

50.ポルシェ ボクスター(2回)

51.
BMW X3 2.5si


52.BMW 320iツーリング

53.Audi S6

54.Audi S8

55.ポルシェ 新型カイエン

56.Alfa Brera Q-Tronic

57.スバル インプレッサ S-GT

58.スバル インプレッサ 15S

59.日産 フェアレディZ Version NISMO

60.メルセデス C300 AVANTGARDE S

70.メルセデス C200 KOMPRESSOR AVANTGARDE

71.メルセデス C200 KOMPRESSOR ELEGANCE

72.Peugeot 207GTi

73.Peugeot 207CC

74.BMW 320iクーペMスポーツ

75.VW トゥアレグ 3.6リッター

76.トヨタ クラウン ロイヤルエクストラFour

77.マツダ デミオ 13C

78.シトロエン C4 ピカソ2.0エクスクルーシブ

79.BMW New X5

80.Honda S2000

81.日産 エルグランド Rider S VQ35DE

82.スズキ SWIFT SPORT

83.ロータス エリーゼS

84.BMW 525i

85.BMW Z3ロードスター 2.2i

86.ダッジ キャリバーSE

87.クライスラー 300C 5.7HEMI

88.日産 マイクラC+C

89.ALPINA B3 S Limousine

90.BMW 318ci

91.VOLVO C30 2.4i SE

92.Audi RS4

93.Alfa 147 1.6TS

94.Alfa 147 2.0TS

95.Alfa 147 GTA

96.スカイライン クーペ

97.アウディ TTロードスター

98.VW ゴルフ R32

99.ランサーエボリューションX

100.FIAT PANDA

101.シトロエン C6

102.SUBARU インプレッサ WRX STI

103.Ford Fiesta ST

104.Citroen C4 2.0 Exclusive

105.Citroen C2 1.6 VTS

106.マツダ デミオ スポルト

107.ホンダ FIT RS

108.トヨタ ブレイド

109.トヨタ ブレイド・マスター

110.Ford Fiesta GHIA

111.ホンダ アコード Euro R

112.Audi S4

113.日産 マーチ 12SR

<以上>






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2007年12月30日

2007年下半期 試乗の総括【後編】☆試乗車・オブ・ザ・2007年下半期☆

昨日の日記に、「2007年下半期 試乗の総括【前編】」ということで、今年下半期に試乗した約50車種を挙げさせていただきましたが、今日は、その中で、最もドライビングプレジャーを感じた3台を選んでみました。
(なお、公正を期すため、愛車であるブレラは対象外としました(^^; )


【2007年下半期ドライビングプレジャー総合ベスト3】


第1位 Ford Fiesta ST

第2位 Alfa 147 GTA

第3位 ホンダ アコード Euro R



以上です。


正直言って、Fiesta ST断トツの1位です。

もし、これでもう少し、外観デザインや内装がカッコ良ければ、本気で買ってたかもしれません、それほどドライビングプレジャーに満ちたクルマでした☆

とにかく、Fiesta STを運転していると「自由自在に走れる」って、こういう感覚を言うんだろう、と実感させてくれます。
加えて、エンジンの官能性も高いので、申し分ありません。

後から分かったことですが、カーグラフィック誌(確か2007年10月号)で、このFiesta STの特集記事のタイトルが「FWD版エリーゼ」でしたので、自分が感じた感覚は間違っていなかったことを確認できました。
「FWD版エリーゼ」なんて、評論家にとっても、これ以上無いほど高い評価をしていることがよく分かりますね☆
fiest2.jpg



2位147GTAについては、ブレラを買う際、最後まで悩んだクルマでした。
やはりあの官能的なエンジンや、外装・内装のカッコよさは今でも十分魅力的です☆



そして国産勢で唯一3位に入ったのがアコード Euro Rです。
このクルマについては、完全に見くびっていました(^^;
「Euro R」という名前に、なんだか「Type R」の「誤摩化しバージョン」みたいな印象を持っていたので、元々眼中に無かったのですが、見くびっていた自分が馬鹿でした。
このクルマ、かなり面白いです。
MTしか設定が無いところも嬉しいですね。
しかもコストパフォーマンスがメチャメチャ高いです☆
euroRfronut.jpg



ということで、ベスト3は以上でした。
当然ながら、全てMTモデルです☆


その他、印象に残ったクルマの筆頭は、「Citroen C4 2.0 Exclusive」です。
価格からは考えられない、あまりの上質な走りに感動しました。
内装についても、これほど癒し系のデザインは無いと思います。
これなら無理してハイドロのC6を買わなくてもいい、と思いましたし、MTにしか興味の無い私でも、このクルマならたとえATであっても欲しいと思いました。


それと、Audi RS4については、想像通り「完璧」なクルマでした。
速さ、乗りやすさ、カッコよさ、全てが満点と言っていいでしょう。
ただ、ベスト3に挙げなかったのは、やはり、私のような素人には、あまりにも速過ぎます(^^;
このクルマで公道でプレジャーを感じようとすれば、免許がいくつあっても足りないでしょう(^^;


あと、日産 フェアレディZ Version NISMOは、エンジンがBMWのMシリーズに匹敵するほどかなり官能的だった印象があります。
エンジンフェチの私としては、かなりソソられました☆



いよいよ明日の大晦日は、今年度の試乗車総合ランキングを発表させていただきます☆
(完全な自己満足の世界ですが(笑))

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2007年12月29日

2007年下半期 試乗の総括【前編】

今年も残すところあと2日となりました。

今年の上半期は55車種に試乗しましたが、下半期についても、約50車種試乗しました(^^;

下半期の内訳は、以下のとおりです。

1.Alfa Brera Q-Tronic

2.スバル インプレッサ S-GT

3.スバル インプレッサ 15S

4.日産 フェアレディZ Version NISMO

5.メルセデス C300 AVANTGARDE S

6.メルセデス C200 KOMPRESSOR AVANTGARDE

7.メルセデス C200 KOMPRESSOR ELEGANCE

8.Peugeot 207GTi

9.Peugeot 207CC

10.BMW 320iクーペMスポーツ

11.VW トゥアレグ 3.6リッター

12.トヨタ クラウン ロイヤルエクストラFour

13.マツダ デミオ 13C

14.シトロエン C4 ピカソ2.0エクスクルーシブ

15.BMW New X5

16.Honda S2000

17.日産 エルグランド Rider S VQ35DE

18.スズキ SWIFT SPORT

19.ロータス エリーゼS

20.BMW 525i

21.BMW Z3ロードスター 2.2i

22.ダッジ キャリバーSE

23.クライスラー 300C 5.7HEMI

24.日産 マイクラC+C

25.ALPINA B3 S Limousine

26.BMW 318ci

27.VOLVO C30 2.4i SE

28.Audi RS4

29.Alfa 147 1.6TS

30.Alfa 147 2.0TS

31.Alfa 147 GTA

32.スカイライン クーペ

33.アウディ TTロードスター

34.VW ゴルフ R32

35.ランサーエボリューションX

36.FIAT PANDA

37.シトロエン C6

38.SUBARU インプレッサ WRX STI

39.Ford Fiesta ST

40.Citroen C4 2.0 Exclusive

41.Citroen C2 1.6 VTS

42.マツダ デミオ スポルト

43.ホンダ FIT RS

44.トヨタ ブレイド

45.トヨタ ブレイド・マスター

46.Ford Fiesta GHIA

47.ホンダ アコード Euro R

48.Audi S4

49.日産 マーチ 12SR

以上、覚えているだけで49車種です。

もちろん"冷やかし"で試乗したクルマは1台も無く、どれも事前に「欲しい」と思ったクルマばかり試乗しました。


今はもう、基本的にMT(マニュアルトランスミッション)のクルマしか、「面白い」と思えなくなってしまった私ですが、今期は、ATでも「これなら本気で欲しい」と思えるクルマにも巡り会えたことが収穫かな。。
(ただし、個人的に、スポーツカー&スポーティカーは、やっぱりMTに乗らなきゃ、面白さは半減すると思います)


ということで、明日は、下半期の試乗車ランキングを発表したいと思います☆

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2007年12月22日

Season's Greetings from Audi.

今日、アウディジャパンより、2008年卓上カレンダーとクリスマスカードが届きました。

audikara1.jpg audikara2.jpg

audikara3.jpg

天然のツリーが輝く雪山をクワトロで駆けぬけてゆく、そのあたりのセンスには脱帽ですネ。

しかも、このデザインのセンスの良さも、他メーカーを寄せ付けませんね。

さすがアウディ☆

ところでアルファからは今のところ何も送られてきませんが(^^;
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2007年12月16日

本日の試乗 「日産 マーチ 12SR」

今日は、かねてから試乗したいとずっと思っていたマーチ12SRに念願叶い試乗することができました。

クルマ好きの方ならこのマーチ12SRのことをご存知の方も多いと思いますが、このマーチ12SRとは、ノーマルのマーチを、オーテックがチューニングした、知る人ぞ知る、隠れた名車と言われているクルマで、そのキャッチコピーは「クルマを操る楽しさを提供するエントリースポーツカー」です☆
トランスミッションは、もちろんマニュアルのみ(^^)


オーテックによりチューニングされたエンジンフィーリングや、ボディ剛性などが楽しみです♪



ということで試乗車とご対面。

うん、やっぱりノーマルの女性っぽい雰囲気のマーチに比べ、スポーティでカッコイイですネ☆
ボディカラーはパシフィックブルー。イイ色です。
12srfront.jpg 12srrear.jpg
 
エクステリアデザインに関して、正直、ノーマルのマーチに乗るのはちょっと恥ずかしいですが、この12SRなら、十分「これなら乗ってみたい」と思えました。
主張し過ぎないエアロや、迫力のマフラー、エンケイのアルミ、そしてタイヤはポテンザRE-01履いてるところがイイですね☆


インテリアデザインに関しては、ドアを開けてすぐ目に入るのが、ボディカラーとお揃いの鮮やかなブルーと黒のツートンのスポーツシート。オシャレでイイと思います。
アルミペダルもやる気を感じさせてくれます。
インパネ周りは、まぁフツウという感じでしょうか。
12srinpane.jpg 12srkey.jpg

12srseat.jpg


そしてコクピットに座り、シートポジションを合わせ、エンジン始動。

以前試乗したマイクラC+Cとは明らかに異なった、少し唸る感じのアイドリング音が聞こえてきます。


そしていよいよ発進です。


まず感じたのが、クラッチペダルの踏みしろが、今まで乗ったクルマの中で一番狭いかも、ということです。

ノーマルでこれだけ狭いのだとすると、スポーティといえばスポーティかもしれませんが、個人的にはもう少し間があってもいいと思いました。


それと、シフトフィールがいまいち、ユルイというか、スコッあるいはゴクッというようなカッチリ感にちょいと欠けるかな、という印象です。


そしてメインディッシュの1つであるエンジンフィールに関しては、確かに吹け上がりは気持ちよく7000回転超えまで回ってくれますが、エモーショナルなフィーリングには、これまたちょいと欠けるかな。。。

というか期待が大きすぎたのかもしれません。
いくらかなりのチューンを施したといっても、やはりそもそも1.2リッターなので、「エモーショナル」という領域に持っていくのはちょっと厳しかったかもしれません。


と、若干ネガ面から書きましたが、そもそもこの12SRには期待がかなり大きかったので、変な期待を抱かないで乗れば(特に国産車しか乗ったことの無い人であれば)、きっと、このエンジンには十分満足すると思います☆


そして素晴らしい印象だったのが、ボディ剛性ハンドリングです。

短い試乗時間だったので、あまり試せませんでしたが、この、ボディ剛性とハンドリングに関しては、欧州車の同クラス車と比較しても引けを取らないと思いました。

とにかくボディ全体がカッチリとした乗り味で、しかもハンドリングもFF車にしては見事なニュートラルステアに近い感覚でした☆


吹け上がりの良いエンジンと相まって、きっとこの12SRで峠あたりを攻めれば、かなり楽しいのではないかと想像できます。

それを伺わせるかの如く、オーテックのHPにも、12SRについて、こんな心憎い宣伝フレーズが使われています。

 「キーをひねり郊外へと走らせる。シャープに吹け上がるエンジン、BGMと化すエギゾーストサウンド。高速は果てしなく続く長いブレーキランプの列。そんな時は迷うことなく山越えの道へルート変更。
空と雲に近づきながら、つづれおるコーナーを駆けあがる。
右足の要求に、車がダイレクトに反応する。ライントレースも思いのままに、絶対的な速さよりもスポーツドライビングが楽しめるハンドリングと軽快なフットワーク。「12SR」を冠したクルマにのみ与えられたこのポテンシャル。峠道を走りながらふと思う「次のコーナーが待ち遠しい」と・・・」


価格(1,782,900円)を考えれば、この12SRは、素晴らしいクルマだと実感しました。

願わくば、もう少しエンジンフィールがエモーショナルであれば、高いお金をかけて輸入車に乗るよりも、このクルマをメインカーにしてもよい、とさえ思える、そんな好印象のクルマでした。


ライバルは、国産では、やはりスイスポでしょう☆

価格も見事にカブってます(^^;
エンジンはマーチの方が非力ですが、その分、オーテックによるチューンと、希少性が魅力ですね。

自分ならどっちを取るか・・・

希少性で12SR、運転の面白さは僅差でスイスポかな☆


いずれにしても、この12SR、間違いなく隠れた名車だと実感しました☆☆


(↓以下、マーチ12SRの基本スペック)
全長×全幅×全高  mm  3735×1670×1505
車両重量 kg 960
駆動方式 前輪駆動
エンジン 1.2リッターDOHC 直列4気筒
最高出力 kW(PS)/rpm 81(110)/6900
最大トルク N・m(kgm)/rpm 134(13.7)/3600
トランスミッション 5速マニュアル
車両本体価格 1,782,900円


なお、12SRのスペシャルサイトには、清水和夫氏による筑波でのタイムアタックの車載映像も載っています。面白いです☆







 
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2007年12月10日

本日の試乗 「Audi S4」

昨日は、アウディ S4B7)に試乗して参りました。

以前、B6のS4には試乗したことがあったのですが、知人のクルマだったため、正直、遠慮した運転しかできず、イマイチ、印象が薄かったので、今回のB7のS4に改めて試乗してみました。
B7S4front.jpg B7S4rear.jpg

B7S4side.jpg


感想は、「メチャ速いですね〜!」ということと「凄いエンジン+排気サウンドですね〜!」ということ程度ですかね。。。


これでまだマニュアルだったらRS4のような面白さも感じたかもしれませんが、誰でも乗れるオートマですし、アクセル踏めば、免許取りたての初心者でも、"直線番長"になれます(^^;


エンジン+排気サウンドは、さすが4.2リッターだけあって、「ドロロロ」という、恐らく目隠しして乗れば、誰しも「これってアメ車?」みたいなサウンドがします。



個人的感想ですが、このクルマを楽しむには、公道では、法定速度を大幅に超えない限り、プレジャーはほとんど感じないと思いました。

とにかくアクセルを強く踏むのが恐いです(-。−;)
まさに「化け物」のようなクルマですね。。。

自分のような素人には、ここまでハイパワーなクルマでは、プレジャーはほとんど感じず、「恐怖感」ばかりが先行してしまいます。。。




今回S4を試乗してみて、改めて先日試乗したフィエスタSTが、いかに面白いクルマか、ということを実感しました。

フィエスタSTは、エンジンは2リッターしかないですが、ハンドリングも含め、とにかく自分の体そのものがクルマになったかのような、自由自在に操ることができ、そしてエンジンもリニアに、思うがままに加速してくれる感覚があり、エンジンサウンドも最高、ということで、やはり自分のような素人には、小排気量でマニュアル、という組み合わせが最高だと、改めて認識しました。

キーワードは「法定速度内で十分楽しめるクルマ」です☆

自分の腕に見合ったクルマが、やっぱり最高ですね☆




ということで、今回アウディS4に試乗して、改めて自分のドライビングの好み、というのが分かりました。

S4、確かにメチャ速いクルマですし、外観もほとんどA4と変わらない「羊の革を被った狼」なところが控えめでイイと思いますが、自分としては、それくらいしか印象が残りませんでした。

というか、常に緊張を強いられ、恐かったです。


仮に、S4を買えるお金があったとしても、自分は小排気量の、エリーゼとかに行っちゃうだろうなぁ、そして余ったお金で、もう1台、フィエスタSTもしくはアルファ147の1.6リッターあたりを買うだろうなぁ、とありもしない夢を見たりしています(笑)


最後に1つ、アウディさんにお願い。是非もっとマニュアル車を日本にも導入してください!

特にS3TTのマニュアル車を☆




 


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2007年12月09日

本日の試座 「日産 GT-R」

本日は、遅ればせながらようやく、日産GT-Rの実車を見て参りました。

日産ディーラーに到着し、まず、お客様用駐車場に着いて異変に気付いたのは、多くの1000万円超えの高級輸入車(例えば、BMW650iメルセデスGクラス等)が停まっていることです。

恐らく日産ディーラーの駐車場に過去、これほどの数の、客の高級輸入車が一度に停まったことって無いんじゃないでしょうか(^^;

改めてGT-Rの注目度の高さが伺えますね。

しかも、今日お邪魔したディーラーには、贅沢にもGT-Rの実車が2台も展示してありましたので、余計に注目度が高かったのかもしれません。




ということで、ショールームの中に入ると、一番奥に2台のGT-Rが鎮座しておりました☆
gtr2shot.jpg
(↑2台のGT-R)



やはり凄い迫力ですね(^^;

正直言って、海外勢に比べ、エクステリアデザイン的に優れている(=洗練されているorセンスが良い)とは思えず、「やっぱり日本が作ったクルマだなぁ・・(特に、冷静に見ると、フロントマスクは、個人的にはカッコいいとは思えません(^^; )」 という感は否めないのですが、とにかく「迫力」や「威圧感」みたいなものは凄いですね(^^;

特にリアの、お尻の厚さやマフラーのデカさには、圧倒されますね(^^;

こんなクルマが自宅ガレージに停まってると、近所から怖がられるでしょうね・・・(^^;
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インテリアデザイン的にも、「洗練」とか「かっこいい!」というような感じではなく、結構フツウっぽいです。

価格を考えると、もう少し洗練されててもいいような気がしますが、この辺りは、ポルシェのインパネの質素なデザインあたりを意識してるのかな、と思いました。
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ということでこのGT-R、とにかくどのインプレッション記事を見ても、とんでもなく速い、ということが伺えますが、技術力の高さ、という点では、やはり「日本の誇り」と言っていいクルマなんでしょうね☆
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でもこのクルマ、公道でフツウに運転すると、ストレスたまりまくりでしょうね。

RS4M3のような「羊の皮を被った狼」系と違い、GT-Rはどうしても見た目に迫力があり過ぎるクルマなので、運転してるとつい、前を走るクルマに対して、「どけぇ! 俺様のお通りだ!」みたいな気持ちになっちゃいそうです(^^;



ということで、ネガな文章が多かったですけど、要は、こんなに高いクルマは、買いたくても買えない、貧乏人の僻み&やっかみということで何卒お許しいただければと存じます(爆)


まぁクルマは乗らなきゃわからない、ということで、とりあえず一度試乗はしてみたいです、GT-R☆
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追伸:今日、日産ディーラーに行く途中、初めて、新型M3が公道を走っているのを見かけたので、おもわずパシャリ☆
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2007年11月25日

本日の試乗 「ホンダ アコード Euro R」






モデル末期にさしかかった現行アコードですが、FMCする前に、どうしても一度乗っておきたかったモデルがありました。

そのクルマとは「アコード Euro R

「Euro R」という名前からして、今までは、なんだかType Rの「ごまかしバージョン」みたいなイメージがしていたので、ほとんど眼中に無かったのですが、先日読んだ自動車雑誌(確かMotorMagazineだったかな?)で、我らがアルファ159と、このアコード Euro Rの比較記事が載っており、全ての項目でアコード Euro Rが勝利していたのです(^^;

まぁ、アルファは「スペックで乗るクルマ」ではないので、比較記事で負けるのはよくあることですが、とはいえ、今まで眼中に無かったアコード Euro Rに159が完敗、という記事を見てしまうと、さすがに「アコード Euro Rのお手並みを拝見したい!」という想いが嫌が応でも高まります(^^;


ということで、アコード Euro Rの試乗車を探しましたが、なんと関東には1台も無いらしいのです(^^;

そして本日、幸運にも中古車のアコード Euro Rを試乗させていただくことができました。

ちなみにこのアコード Euro Rは、6速マニュアルシフトのみであり、オートマの設定が無い、というところにも非常に惹かれます☆



てなことで、試乗車とご対面。


まずそのエクステリアデザインから。
euroRfront.jpg euroRrear.jpg

euroRlogo.jpg
黒いボディカラーも手伝って、地味な中にも迫力を感じるデザインですネ。
質感もなかなか高いです。
ちなみにフロントデザインに関しては、よく言われたことですが、僕の乗っていたA4(B6)にどことなく似てますよね(^^;


次にインテリア
euroRmeter.jpg euroRnaisou2.jpg
これは僕が以前乗っていたE46の質感をアップさせたような、シンプルで嫌味の無いインテリアデザインですね。

特に大人っぽデザインのレカロシートがイイ感じです☆
euroRnaisou.jpg
アルミ製シフトノブに関しては、インテリア全体のデザインからすると、ちょっと形的に違和感があります(^^;

いずれにしても、インテリアデザインは、大人っぽい落ち着いた構成ですが、要所要所に、シートとかステアリングとかペダルとか、やる気を感じさせてくれるので、個人的には好感が持てました。




さて、コクピットに乗り込み、エンジンを始動すると、なかなか迫力のあるアイドリング音がマフラーから聞こえてきました。


少し重めのクラッチペダルを踏み、ギアを1速に入れ、いよいよ発進。
感想は・・・

速っ(^^; 

さすが、かつてインテRに積んでいたものとベースが同じエンジンを積んでいるだけあります。

2リッター直4で220馬力をたたき出すi-VTECエンジンは、官能的なサウンドともに、あっという間に、凄いスピード領域に達します。

特に8000回転あたりのサウンドは、S2000のそれを多少大人しくしたような、まさに「雄叫び」という感じで、痺れます☆

S2000で感じたような、低速域でのモッサリ感も、なぜかこのアコード Euro Rでは感じませんでした。


そして、レカロのフロントバケットシートが、イイ感じに体をホールドしてくれて、やる気を一層高めてくれます。


足回りは、かなり硬めの印象です。

といっても、ドスドスとお腹に響くような硬さではなく、いわゆる「カッチリ」というキビキビとした硬さであり、シビックType Rあたりに比べるとファミリーカーとしてもなんとか問題無いと思います。


ボディ剛性もドイツ車と比較してもほとんど遜色無いと思います。


ハンドリングは、結構重く、それでいてキビキビ動くという、ちょっと緊張を強いられるものでした。


シフトフィーリングに関しては、ショートストロークなのはいいのですが、若干、節度が無いというか、ユルさも感じましたので、もう少し硬めにピシピシと入ってもいいような気がします。



ということで、このアコード Euro Rを運転し終えての感想は、かなり良いクルマ!という印象です☆

確かにシビックType Rに比べると刺激は少ないですが、「比べれば」、という話であって、そもそもシビックType Rは刺激が強過ぎる、とも言えるわけで、このアコード Euro Rは、ワタシには十分過ぎるほど刺激に満ちた、純粋に「スポーツカー」と呼べるクルマだと思いました。

ていうか、サーキットをガンガン走れる「腕」を持った人ならシビックType Rでいいと思いますが、普通の素人では、このアコード Euro Rでも持て余すと思います。

それくらい、刺激に満ちた走りを見せてくれました。

それと、ランエボインプSTI、あるいはシビックType R等、「あそこまではちょっと・・・(^^;」と思われている、大人にもピッタリのクルマだと思います☆


しかもびっくりするのが、このお値段。2,656,500円(税込)。ホンダさん、素晴らしい(笑)。

これだけの走りの気持ちよさと質感を持ったクルマがこのお値段とは、長く輸入車に乗り慣れてきたワタシにとっては、驚きであります☆

いくら良いクルマだからと言って、M3RS4が、このアコード Euro Rの3倍以上も高い、ということを考えると、「いくらなんでも、そこまでの価格差は無いだろう・・・」と思ってしまいました。


間違いなくこのアコード Euro Rは「買い」と思われます。
想像してたよりも遥かに「硬派」なセダンでした。
159が完敗したのも分かる気がしました(^^;

個人的には、エクステリア・デザインがもうちょっと好みのデザインだったら、真剣に欲しくなったかもしれません。


モデル末期にさしかかっているアコードですが、このEuro Rは、まさに隠れた名車と言っていいと思います☆
(なんか、「Euro R」というネーミングで損してるような気がします(^^; )



なお、「FF」および「マニュアル車」ということで、このアコード Euro Rの比較対象として159に白羽の矢が立ったのだと思いますが、走りのテイストは159とはかなり異なり、むしろ同じDセグであれば、現行アウディA4 2.0TFSIクワトロあたりが最も近いと思います。

残念ながら日本には、A4 2.0TFSIクワトロのマニュアル車はありませんが、恐らくA4 2.0TFSIクワトロのマニュアル車は、アコード Euro Rに近いテイストだと想像します。
もっと言えば、A4 2.0TFSIクワトロのマニュアル車をさらに刺激的にしたのが、アコード Euro Rなのではないかと思っています。






ということで、アコード Euro Rが素晴らしかったため、帰りに159の双子車と言っていい、ワタシのブレラを運転するのが少し怖かったのですが、おかげさまでなんとか杞憂に終わりました(^^;


というのも、確かにアコード Euro R、素晴らしいんですが、かなり運転に緊張を強いられます。

まさに「プチS2000」という感じで、ゆったりと乗るのは難しいかもしれないと思いました。

その点、ブレラは正に自分のような素人には、正に自分が要求したとおりにクルマが動いてくれる「身の丈に合った」スペックという印象で、緊張度の少ない、純粋な気持ちよさを感じることができました。

もちろん、アコード Euro Rに比べれば全然遅いブレラですが、それでも、強めにアクセルを踏み込めば、十分、かなりの緊張を必要とする加速も見せてくれます。

そして、やはりエンジンサウンドに関しても、確かにアコード Euro Rのi-VTECも素晴らしかったですが、ブレラ(=159)の直4は、低回転から、より情緒的なサウンドを聞かせてくれることも、改めて分かりました。
(刺激的≠情緒的)

ハンドリングも、正直言って、アコード Euro Rよりもブレラのほうが、遥かに楽しく感じました。

やはり「性能」と「楽しさ」は別問題であることをまざまざと感じます。

価格を考えると、アコード Euro Rのコストパフォーマンスの素晴らしさに圧倒されますし、確かに雑誌でも159が完敗してしまいましたが、たからといって、個人的には、やっぱりアルファからは離れられないなぁ、と帰りの運転でつくづく感じました(^^;



(とはいえ、あの価格を考えると、やっぱりアコード Euro Rって素晴らしいです(笑))



アコード Euro Rの基本スペックはこちら







- - - - - - - - - -

なお、本日、アコード Euro Rを試乗した後、試乗はできませんでしたが、初代シビックType Rの運転席に座り、エンジンをかけ、アクセルを踏ませていただくことができました。

やはり初代とはいえ、凄まじい刺激的なエンジンですね!

ちなみに、シビックType Rについては、この「初代」のデザインが一番好きです☆
typeRfront.jpg typeRhandle.jpg 

typeRseat.jpg typeRmeter.jpg




   





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2007年11月18日

本日の試乗 「Ford Fiesta GHIA」

今日は、先日試乗してかなり好印象だったフィエスタSTのベースグレードとなるフィエスタGHIAに試乗して参りました。


エクステリア、インテリアともに基本はフィエスタSTが少し大人しめになった感じで、あっさりとまとめられているという印象です。
GHIAfront.jpg GHIArear.jpg

GHIAnaisou.jpg




乗り味は、一言で言って、素晴らしかったです☆


特に感心したのが、足回りの上質さ
まるで一クラスどころか二クラス上のクルマに乗っているかのような、硬すぎず、かといって柔らかすぎず、しっかりと大地を踏みしめている感じの、素晴らしい乗り心地でした。

フランス車の猫足と、ドイツ車のカッチリ感の、ちょうど中間という感じで、個人的には理想的な足でした☆

この足回りの素晴らしさは、同じクラスの日本車では味わえないものだと思うので、是非体感されてみることをオススメします。


エンジンに関しては、さすがにSTのような感動は無かったですが、とはいえ、なかなか気持ちよい吹き上がりを見せてくれ、1.6リッターの実用車としては、全く問題無いと思います。


ハンドリングについても非常に気持ちの良い安定感があり、スピードを出して多少クイックな操作をしても、安心して走れました。


また、室内の居住性に関しても、このクラスにしては後席も含め、見事に広い空間となっており、大人4人なら問題無く座れます☆

そして、トランクも十分の広さを持っており、素晴らしいパッケージだと思いました。



このフィエスタGHIAに乗ってみて、フィエスタSTが素晴らしい理由が改めて分かりました。

やはりベース車のデキが素晴らしいからこそ、STのようなクルマが作れるのでしょう。


ヨーロッパフォードってイイですネ☆



追伸:実は、このGHIAのデキの良さに感心したため、その足で、本日再度、STにまた試乗して参りました(^^;
やっぱ、素晴らしいです、ST
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2007年11月13日

ベントレーとマイルドセブン??

今日、仕事を終え、会社を出たところ、近所のビルの敷地内で、マイルドセブンのイベントをやっており、そこに、ベントレー コンチネンタル GTと思しきクルマが2台展示してありました。
dspec.jpg
乗せてもらおうと近づきましたが、残念ながら報道陣しか入れなかったようです・・・


2台とも、マイルドセブンのロゴが施されています。

う〜ん、マイルドセブンというタバコのイメージにベントレーって、ちょっとイメージが乖離し過ぎてるというか、無理し過ぎてるというか・・・(^^;


マイルドセブンなら、ちょうどゴルフあたりがイメージに合うと思うんですがね。
「大衆的だけど、ダサくはなく、それなりにスマートなイメージ」、みたいな☆


どのクルマに、どんなタバコの銘柄が似合うか、っていうことを考えると、結構面白いかもしれないですネ。

僕の乗ってる、アルファもしくはブレラに似合うタバコって何でしょうね?(笑)

posted by Joy at 22:50| Comment(2) | TrackBack(1) | Car | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月12日

本日の試乗 「トヨタ ブレイド&ブレイド・マスター」

昨日、フィットRSとともに、遅ればせながらトヨタのブレイド・マスターにも試乗して参りました。

ハッチバック好きのワタシにとって、ハッチバックボディに、世界最大排気量といっていい3.5リッターエンジンを積んだブレイド・マスターは、一度は体験しておきたいと思っていました。

ライバルは、BMW 130iゴルフR32、国産だと排気量は全然違いますが、マツダ・スピード・アクセラあたりでしょうか。


写真は撮りませんでしたが、まずブレイド・マスターに試乗する前に、比較のため、2.4リッターのノーマルのブレイドにも試乗させていただきました。


ということで、まずは2.4リッターのブレイドから簡単に感想をば。

エクステリア・デザインインテリア・デザインともに、可もなく不可もなく、といった印象でしょうか。
まさにトヨタが作ったハッチバック、ということで、ダサくもなければ、特別カッコイイという感じもなく、優等生的なマジメなデザインという印象です。

そして実際に運転してみると、これまた可もなく不可もなく、という印象でした。
エンジンは2.4リッターということで、確かに僕が以前所有していたBMW 120iよりは直線ダッシュは速い印象がありましたが、それ以外の部分で、120iを上回るようなエモーションは感じませんでした。

キビキビ感よりも、ゆったりと余裕を持った走り、という印象です。

正直言って、個人的には、わざわざハッチバックにこのような乗り味を求める必要があるのか?と疑問符がつく乗り味でした。





ということで、本日の真打ち、ブレイド・マスターに乗り換え、試乗開始です。

改めて申し上げますが、充分過ぎるほど速いBMW 130iやゴルフのR32よりもデカい、3.5リッターエンジンをハッチバックボディに詰め込んだのだから、常識的に考えれば、とてつもない「怪物ハッチバック」というスペックだと思われます。


最初にエクステリア&インテリア・デザインですが、エクステリアに関しては、グリルがブレイド・マスターだとメッシュタイプになるところが最も大きな差でしょうか。
それとインテリアは、試乗車に関してはどちらも同じデザインでした。
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さて、まずブレイド・マスターのエンジンをかけると、確かに、2.4リッターのブレイドよりは野太いアイドリングサウンドが聞こえてきますが、130iやR32と比べると大人しい印象です。

そして、走り始めると、その差はもっと大きかったです。

加速時には、130i、R32、ともに、素晴らしく官能的なエンジン+排気サウンドが聞こえてきますが、このブレイド・マスターに関しては、その2台に比べると、かなり大人しいサウンドです。

ただ、もちろん、2.4リッターのブレイドと比べると、明らかに良い音です☆
この音の差を聞いてしまうと、やはり文句無く2.4リッターのブレイドよりもブレイド・マスターを選んでしまいたくなりますね。


加速感に関しても、実測値はわかりませんが、体感的には、ブレイド・マスターよりも、130iやR32のほうが、全然速い印象がありました。

これまた、2.4リッターのブレイドと比べると、明らかにブレイド・マスターの方が速いです☆



ハンドリングに関しては、130iが頭1つ抜けて楽しい、という印象でした。R32とブレイド・マスターは、意外とハンドリングについては近い印象がありましたが、R32の方が若干素直という印象がしました。

そして、このハンドリングについては、2.4リッターのブレイド、そしてブレイド・マスターともに、それほどの違いは感じませんでした。



最後に乗り心地ですが、これはさすがに130iやR32に比べ、ブレイド・マスターが最も快適な印象がありました☆



そういえば、冒頭に挙げた、日本が誇るもう1つのスーパーハッチであるマツダスピード・アクセラとブレイド・マスターとの比較については、運転して楽しいのは断然マツダスピード・アクセラだと思いました。



ということで、ブレイド&ブレイド・マスターですが、ともに決して性能的にケチをつけたくなる悪い点は無いと思うのですが、ドライビングプレジャーに関してはあまり感じられませんでした。

運転する楽しみ、というよりも、同乗者も含めて「快適にそして速く乗れる大人のハッチバック」という印象です。


ただ、3.5リッターであるブレイド・マスターのエンジン音はさすがに結構イイ音しますので、もしブレイドとブレイド・マスターを比べるなら、迷わずブレイド・マスターを選ぶと思います。


いずれにせよ、正に「いかにもトヨタが作ったハッチバック」というイメージ通りのクルマでした。


ブレイド&ブレイド・マスターの基本スペックはこちら
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2007年11月11日

本日の試乗 「ホンダ FIT RS」

今日も、昨日ほどではなかったものの、曇時々雨、というパっとしない天気でしたが、そんな中、先ごろフルモデルチェンジしたフィットのRSを試乗して参りました。

ホットハッチ好きなワタシにとって、このフィットRSは、ネーミングからしても興味あります。

しか〜し、このRS、名前からして「レーシングスポーツ?」などと思ってしまいますが、実は「ロードセイリング」の略です(^^;
普通「RS」とくれば誰でも、レーシングなイメージを想像してしまうと思うので、なんか騙されたような感もありますが(^^;、ロードセイリングということで、まぁ、略せば確かに「RS」であることに変わりないので、その実力をとくと拝見したいと思います。

このフィットRSのライバルは、まさに昨日試乗したデミオ・スポルトスイフト・スポーツあたりだと思われますので、それらとの比較も楽しみです。



ということで試乗車とご対面。
昨日のデミオ・スポルト同様、残念ながら試乗車はマニュアルトランスミッションではなく7速CVT車でした。。。


エクステリア・デザインに関しては、いかにも先代フィットからの正常進化、という感じで、先代のフィットのオーナーでなければ、一瞬、見間違えてしまうかもしれませんね。
fitrsfront.jpg fitrsrear.jpg
個人的に、このフィットのようなミニバン的デザインはどうしても好きになれないし、うちのかみさんも僕以上に、こういうミニバン的デザインはNGらしいのですが、それでも先代フィットの爆発的な人気を考えると、一般的日本人はこういうデザインを好むのでしょうね・・(^^;
fitrslogo.jpg



次にインテリア・デザインですが、これにはかなり好感が持てました。
というのも、スイスポやデミオに比べ、最も質感が高く、且つカッコいい印象がありました。(唯一、CVTの場合、シフトレバーが安っぽいかな。。。)

個人的に、このインテリア・デザインなら乗ってみたいと思いました☆
fitrshandle.jpg fitrsnaisou.jpg
それと、居住性はさすが!、という印象で、後席の足元も驚くほど広いです。

トランク容量もたっぷりです。




さて、エンジンをかけいよいよ試乗開始。

まず感じたのは、アイドリング音の静かさ。
そういえば、昨日のデミオ・スポルトもアイドリングが静かでしたが、このフィットRSは、まるで「エンジンかかってるの?」と言ってもいいような静かさです。


そして、アクセルを踏み、加速させると、さすがにCVTということで、これまた昨日のデミオ・スポルト同様、エンジン回転数と加速感の違和感を感じます。

加速感そのものについては、十分速く、気持ちがいいレベルです。

エンジン自体のフィーリングは、適度にイイ音、という感じで、新開発のi-VTECの面目躍如というところでしょうか。

それと、今回の試乗車は、7速CVTでパドル付、という、昨日のデミオ・スポルトと全く同じ仕様となりますが、これまたデミオ・スポルト同様、CVTでパドル操作しても、あまり面白さは感じないですね。。。





とまぁ、ここまでは、どちらかというとネガティブな面も多い書き方をしましたが、はっきり言って、総合的な乗り味は、かなり良いです!

というのも、確かに7速CVTというのは、ドライビングプレジャー的には、個人的には大きくマイナスですが、それを差し引けば、このフィットRSは、"ロードセイリング"という名前の通り、非常に上質な走りをしてくれます☆

恐らくこれは、第一に足回りのセッティングが効いているのだと思われます。
なんというか、プジョー猫足に近いレベルだと思います。
適度に硬く、且つ、しなやかでフラット」という感じです。


ハンドリングに関しては、ハイスピードコーナリングは、あまり試せませんでしたが、「素直」という印象です。





ということで、このフィットRS、具体的な言葉で表現するのが難しいのですが、前評判の高さ通り、かなりイイです☆

とにかく、全体の乗り味が上質で、適度にスポーティさも感じられるので、いつまででも運転していたい、と感じることができました☆

これでマニュアル・トランスミッションだったら、デザインということを除けば、文句無く「欲しい」と思えるクルマだと思います。

ちなみに、このフィットRS、実はマニュアル・トランスミッション車のほうが、CVT車よりも20万円以上高いんですよね。

内訳は、VSAやキセノン、リアディスクブレーキが標準装備だったり、アルミも16インチだったり、ということで、これで分かるとおり、明らかに、マニュアル・トランスミッション車の方が、走りを重視していることが伺えます。


最初は「ロードセイリングでRS? 何それ?」みたいなネガな印象を持ってしまったネーミングでしたが、乗ってみて、ロードセイリングという名に恥じない、素晴らしいコンパクトカーに仕上がっていると思いました☆

このクラスの国産車では、正直スイフト・スポーツぐらいしか欲しいクルマが無かったのですが、このフィットRS、急浮上です。
どちらも、性格は違えど、かなり"イイ味"を持ってます。


是非、フィットRSのマニュアル車にも試乗してみたいです。
試乗したら、本気で欲しくなるかも(^^;
(ただ、デザインがなぁ・・(^^; )



(↓以下、フィットRS(CVT)の基本スペック)
 全長(mm) 3920
 全幅(mm) 1695
 全高(mm) 1625
 車両重量(kg) 1080
 駆動方式 FF
 エンジン 直4 1.5リッターSOHC
 最高出力(kW〈PS〉/rpm) 88〈120〉/6600
 最大トルク(N・m〈kg-m〉/rpm) 145〈14.8〉/4800
 車両本体価格 1,575,000円(税込)
        (MT車だと1,785,000円)


(↓ディーラーにあったアクティブプラス仕様の試乗車(1.3リッター))
fitfront.jpg fitrear.jpg



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本日の試乗 「マツダ デミオ スポルト」

今日は1日中、雨が降ったり止んだりの天気でしたが、以前から気になっていた「マツダNew デミオ スポルト」の試乗に行って参りました。

このデミオ・スポルトは「SPORT」と書いて「スポルト」と読みます。
うっかり「スポーツ」と呼んではいけません(笑)。


さて、今夏デビューしたばかりの、マツダの新型デミオですが、ノーマルの1.3リッター・ミラーサイクルエンジンを積んだ「13C-V」には、既に試乗済みなのですが、やはり個人的に一番興味があったのは、今回の「スポルト」です。

このスポルトは、名前のとおり、デミオのスポーティバージョンという位置づけで、1.5リッターDOHCエンジンを積んだ「15C」を足回り等さらにチューンナップし、エアロ系装備を充実させたものです。

スイスポあたりとの比較も楽しみです。




ということで試乗車とご対面。ちょうど一時的に雨が止み、ラッキーでした。

ボディカラーは、ホワイト。
先日試乗したフィエスタST同様、小型ハッチなので、ホワイトだとボディが大きく見えるのがイイですね。
demispofront.jpg demisposide.jpg

demisporear.jpg
エアロ系が充実したこのスポルトですが、マフラーだけは「これ、ホントにスポーツモデル?」と言いたくなるようなフツウのマフラーなのがイタイです(^^;

その他エクステリアデザイン全般に関しては、ノーマルと比べると、さすがにカッコイイですね。


インテリアに関しては、メーター周辺やパドルシフトあたりが、ノーマルとの主な違いでしょうか。
demisponinpane.jpg
まぁ、正直言って「SPORT」と呼ぶには、もうちょっと全体的に「やる気」になるようなインテリアデザインのほうがいいと思いました。。。

それと、今回の試乗車は、前述の「パドルシフト」からもわかるとおり、マニュアルトランスミッションではなく、7速CVTでした。
マニュアルじゃないのがちょっと残念ですが、「7速」のお手並みを拝見したいと思います(^^;



ということでエンジンを始動し、いざ発進。

想像通り、CVTということで、エンジン回転の高まりと、実際の加速感との「ズレ」が、個人的には、どうしてもドライビングプレジャーを削がれる感があり、辛いところですが、加速そのものについては、気持ち良いレベルだと思います。

7速CVT、ということで、とりあえず7速まで入れてみましたが、まぁ、一般道で7速を使うことはほとんど無いでしょう(^^;

CVTだからなのか、4→3→2と、シフトダウンしていっても、エンブレの気持ちよさ、みたいな感覚がほとんど無いのも、個人的にはちょっと淋しいです。

エンジン+排気サウンドについては、このクラスということで考えると「フツウ」という印象です。


ハンドリングについても、スポーツモデルということから言えば、「フツウ」かなぁ、という印象です。


乗り心地は、凄くイイです☆





・・・ということで、このデミオ・スポルト。

個人的に「仮想ライバル」と位置づけていたスイフト・スポーツに比べると、ドライビングプレジャー的には、かなりを感じました。

申し訳ないですが、スイスポの方が「断然楽しい」という印象です。
ブログにも書いたとおり、スイスポは、当時僕が乗っていたBMW 320iツーリングMスポから乗り換えてもいい、くらい素晴らしい印象を持ったのですが、今回のデミオ・スポルトは、「欲しい」という気持ちにはほとんどなれませんでした。。。

個人的に「国産車の中で最高評価」をあげてもいいと思っているロードスター、あるいは、同じくロードスターに負けないくらいの面白さと言っていいRX-8を作っているマツダなのだから、このデミオ・スポルトに関しては、もうちょっと「SPORT」を名乗るだけのクルマに仕立てることができると思うのですが。



ただ、今回のデミオ・スポルトに関しては、マニュアルではなく7速CVTということが、個人的には、ドライビングプレジャーを削がれた大きな要因の1つと考えるので、マニュアルトランスミッション車で、もう一度「リベンジ試乗」してみたいですね☆


(↓以下、デミオ・スポルトの基本スペック)
 全長(mm) 3895
 全幅(mm) 1695
 全高(mm) 1475
 車両重量(kg) 1020
 駆動方式 FF
 エンジン 1.5リッターDOHC
 最高出力(kW〈PS〉/rpm) 83〈113〉/6000
 最大トルク(N・m〈kg-m〉/rpm) 140〈14.3〉/4000
 車両本体価格 1,580,000円(税込)
posted by Joy at 01:41| Comment(4) | TrackBack(0) | Car | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月05日

本日の試乗 「Citroen C2 1.6 VTS」

昨日のブログで、「C4」を取り上げましたが、C4に試乗した日に「C2」も試乗することができました。

ホットハッチ好きな私にとって、現在日本で新車で購入することができる世界のホットハッチの中で、C2は、まだ乗ったことのない残された最後の1台と言ってもいいクルマです。

C2は3グレードありますが、乗ってみたいのは、もちろんトップグレードで唯一マニュアルトランスミッションを搭載した「1.6 VTS」です。

幸いにもその1.6 VTSに試乗することができました。

ちょうど同日、同じく素晴らしいホットハッチのFiesta STにも試乗したので、それとの比較も楽しみです。






ということで、試乗車とご対面。
c2front.jpg c2side.jpg

c2rear.jpg

エクステリアデザインに関して、個人的には、この類のコンパクトカーにしてはかなり好感のもてるデザインです。
フランス車らしい上品さがありながら、男性が乗ってもおかしくないスポーティさも兼ね備えた、バランスの取れたデザインだと思います。


インテリアデザインに関しては、基本的に地味ですが、安っぽさがなく、VTSだけのクローム仕上げのシフトノブとアルミペダルが、控えめな中にもやる気を主張しています。


ということで、デザインに関しては、トータル的に「欲しい」と思えるものでした。


さて、エンジンを始動すると、このクラスのクルマとは思えない、いい感じの重低音がマフラーから聞こえてきました。

ギアを1速に入れ、いよいよ発進。

クラッチのミートは、かなり高めの位置で繋がるので、多少コツが要ります。

アクセルを強めに踏んで加速させると、予想とおり、官能的なエンジン+排気サウンドが聞こえてきました。

エンジンの吹き上がりも良いです。

加速感に関しては、飛び抜けて速い、という感はしないまでも、アクセルを踏めば踏んだ分、という素直で気持ちの良い加速感が楽しめました。


ハンドリングに関しては、「フツウに楽しい」という印象でした。
試乗コースの関係で、イマイチ試せなかったので、本当はもっと楽しいかもしれません。


ちょっと残念だったのは、シフトストロークにフニャフニャ感があったことと、クラッチペダルの感触もフニャフニャ感があったことの2点です。

せっかくのスポーツモデルなのに、この2点は、やる気を削がれます。



ということで、シトロエンC2 1.6 VTS、ちょっと期待が大き過ぎたかな・・・(^^;

これで、前述のシフトストロークやクラッチがもうちょっと硬派な印象があれば、当然、クルマ全体の印象ももっと良かったと思うのですが、正直、試乗する前は、「もしかしたらコペンから乗り換えたくなるくらい気に入るかも・・・」という予想を立てていたのですが、結果は、そこまでのレベルには行きませんでした(^^;

それと、同じ日にFiesta STに試乗した影響も大きいです。
エンジンが、C2 1.6 VTSは1.6リッター、Fiesta STは2リッターという違いはあれど、総合的には、Fiesta STの方が遥かに楽しい、という印象が残りました。

ただ、デザインは圧倒的にC2のほうが好みなので、このC2のエクステリア&インテリアデザインに、走りはFiesta STみたいな組み合わせなら、速攻で「買い!」なのですが・・・(^^;

やはり両方(「デザイン」と「走りのエモーション」)を高いレベルで兼ね備えたクルマって、なかなか無いですよね〜。


それと、今回C2 1.6 VTSに乗ってみて、シトロエンに関しては、スポーツモデルよりも、やはりC4 2.0 Exclusiveのような、「癒し系」の走りの方が、断然得意なのだという印象を改めて持ちました。


ということで、週末は、Fiesta ST、C4 2.0 Exclusive、C2 1.6 VTSの3台に試乗しましたが、とにかく、クルマはやっぱり乗ってみないと分からないものですね。。。


(↓以下、C2 1.6 VTSの基本スペック)

 全長 mm 3,670
 全幅 mm 1,660
 全高 mm 1,460
 車両重量 kg 1,100
 エンジン 1.6リッター直4 DOHC
 最高出力 kw(ps)/rpm 90(125)/6,500
 最大トルク Nm(kgm)/rpm 143(14.6)/3,750
 車両本体価格 \2,360,000(税込)
posted by Joy at 22:20| Comment(4) | TrackBack(0) | Car | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月04日

本日の試乗 「Citroen C4 2.0 Exclusive」

先日、C6の試乗をし、数ヶ月前に試乗したC4ピカソと合わせ、改めてシトロエン車の良さを味わいました。

自身、もともと欧州車好きになったきっかけフランス車でしたし、そこから3台続けてフランス車を乗り継いだことからも分かる通り、フランス車の足回りは本能的に「好み」のようです。(逆に、ドイツ車から入った人は、フランス車の足回りは柔らか過ぎてどうも苦手、と言う人も多いと思いますが(^^; )


目下、気になっている(現在新車で買える)フランス車の中で、まだ乗ったことの無いクルマが「C4」と「C2」です。

そんな訳で、今回は「C4」を試乗して参りました。

C4には「サルーン」と呼ばれる4ドア・バージョンと、「クーペ」と呼ばれる2ドア・バージョンがありますが、僕が興味を持っているのは、「クーペ」の、しかも断然、唯一マニュアルトランスミッションが用意されている「C4 2.0 VTS」というモデルです。
c4katarogu.jpg
(↑上がクーペ。下がサルーン)

基本的に、C4といっても、この「C4 2.0 VTS」しか興味は無かったのですが、しかしながら、この「C4 2.0 VTS」の試乗車はなかなか無いようで、試乗は諦めていました。

そんな中、シトロエン・ディーラーさんでそういう話をしていたら、「他のグレードならC4の試乗車があるので、せっかくですから乗ってみませんか?」というお言葉があったので、4ドアの「C4 2.0 Exclusive」に試乗させていただくことに。

ちなみに、C4とは、僕が所有していたエグザンティアの弟分である、クサラの後継車にあたります。




ということで、試乗車とご対面。

エクステリアデザインは、クーペよりも大人しい印象で、どことなく日本の某ミニバンに似ている雰囲気もあります(^^;
この4ドアのC4のエクステリアデザインも悪くはないですが、やはり僕は2枚ドアのクーペの方が好みです。
ただ、このC4、4枚ドアのサルーン、2枚ドアのクーペともに、エクステリアの「質感」はとても高く、僕が昔所有していたエグザンティアの頃に比べると、正に隔世の感があります。
c4front.jpg c4rear.jpg


次にインテリアデザイン
これまた、エグザンティアの頃のシトロエンとは比べ物にならないほど、質感が上がった印象です。
(同じことは、兄弟車であるプジョーにも言えますね)
C6同様、とにかく「癒し系」のデザインです。
スポーツカー的な「やる気系」のデザインも好きですが、一方で、こういう品の良い「癒し系」のデザインも、「これはこれでいいよなぁ」と思います。
c4naisou.jpg

気に入ったのが「透過式デジタルディスプレイ」。
自然光を透過させディスプレイのコントラストを調整する、という見た目にも優しく、且つ、エコな方式で、しかもデザインも良い感じです☆
c4stairing.jpg
固定式センターパッド部を採用したステアリングはちょっと違和感を感じますが、これも近未来的なシトロエンらしいイメージと合うので、僕はいいんじゃないかと思いました。

それと、シートの座り心地もいいですネ☆
厚手のソファという感じで、シトロエン伝統の座り心地は健在だと思いました(エグザンティアのシートも素晴らしかったので)。





さて、試乗車のエンジンを始動し、いよいよ発進します。
スルスルと動き出したところで、すぐに感じたのは「おぉ、フラット! 」。

そして速度が乗ってくるに連れて・・・

K.O.されました(^^;

何ですか、このフラット感は!
素晴らしいです☆☆

700万円近くするハイドロサスのC6が素晴らしいフラット感なのはある意味当然ですが、このC4は、ハイドロじゃないのに、まるでハイドロのような素晴らしいフラット感です。
路面のうねりや段差も、軽くいなして、それでいてフワフワではなく安定感があるのだから凄いです。

前モデルである、クサラ(=ハイドロではない)と、その兄貴分のエグザンティア(=ハイドロ)に、以前乗比べたときは、さすがにハイドロのエグザンティアのほうが、遥かに素晴らしいフラット感だったのですが、このC4のフラット感は、ハイドロのエグザンティアを超えていると思いました。凄いです。

この「ハイドロじゃないのにハイドロのようなフラット感」については、個人的には、ボディ剛性がエグザンティアやクサラの世代に比べ大幅に向上したことが、好影響を与えているのではないかと思いました。


加速感に関しては、このC4 2.0 Exclusiveは143psの2リッターエンジンを積んでおり、車重が1350kgのため、必要にして十分の加速を見せてくれます。

オートマが4速なのがちょっと辛いですが、まぁ、そもそも峠を走るようなクルマではないので、4速でいいのかもしれません。

それと、予想に反して、このオートマのマニュアルモードを試してみたところ、シフトストロークが超短く、且つシフトチェンジ自体もかなり素早いので、びっくりしました。
マニュアルモード、結構使えますヨ。
ですので、これで5速だったら、かなり面白かったと思います。。。
c4AT.jpg

それとエンジンの静粛性も素晴らしく、まさにこのC4の素晴らしい乗り心地にイメージが合ってます。


ハンドリングについては、特にコレという印象が残っていないのですが、悪い印象を感じていたならきっと覚えているはずなので、そうではないということは、ハンドリングも自然なタッチだったのだと思います。


唯一ケチをつけたくなるのは、フランス車特有のスイッチ的なブレーキのタッチ。
これは、昔からあまり変わってません(^^;


この試乗車のC4 2.0 Exclusiveには僕のブレラと同じようなパノラミックガラスルーフがついており、これもC4の癒し系の走りによく似合っています。


ということで、このC4 2.0 Exclusive、素晴らしい乗り味です!!完全に見くびっていました、ゴメンナサイ(^^;

クサラからは、相当進化したと思います。

これだけ素晴らしい乗り味で、且つ、インテリアのデザインもチープじゃないし、これだと、無理してC6は要らないな、と思ってしまいました。

いやぁ、久々に感激したクルマです♪
前述のとおり、峠を走ったり、とか、スポーツドライビングするような性格のクルマではないと思いますが、とにかく乗っていて気持ちがよく、「どこまででも運転し続けたい」と久々に思えるクルマでした☆


そこでますます気になるのが、僕の本命である「C4 2.0 VTS」。
これだけ癒し系の走りを見せてくれたC4 2.0 Exclusiveに対して、どこまでスポーティになっているのか、興味津々であります(^^)

気になる決め手はやはりエンジンでしょう。
C4 2.0 Exclusiveのエンジンフィーリングは、静かで快適過ぎるので、C4 2.0 VTSはC4 2.0
Exclusiveよりも一回りと言わず二回り以上元気なサウンドを聞かせてほしいものです。
それと、マニュアルシフトがどのようなフィーリングなのかも気になります(正直、あまり評判良くありません・・(^^; )

(32台限定のローブ仕様は、もう売り切れたかな・・・?(^^; )

それにしてもC4 2.0 Exclusive、期待を大きく超える、素晴らしいクルマでした☆
正にフランス車の真骨頂と言えるクルマだと思います

好き嫌いは分かれると思いますし、特にドイツ車的な硬めの足が好きな人にはオススメできないですが、興味がある人は是非一度試乗されてみることをオススメします。
ハマれば、きっと離れられなくなります、この乗り心地(笑)。

今回、Fiesta ST、そしてC4 2.0 Exclusiveに乗ってみて、改めて「クルマは乗らなきゃ分からない」ということを実感しました☆

(以下、C4 2.0 Exclusiveの基本スペック)
 全長 mm 4,260
 全幅 mm 1,775
 全高 mm 1,480
 車両重量 kg 1,350
 エンジン 2リッター直4DOHC
 最高出力 kw(ps)/rpm 103(143)/6,000
 最大トルク Nm(kgm)/rpm 200(20.8)/4,000
 トランスミッション 4速オートマチック
 車両本体価格 \2,990,000(税込)


(↓ディーラーに展示してあったC6。この色もいいですネ☆)
c6bezyu.jpg
posted by Joy at 21:54| Comment(4) | TrackBack(0) | Car | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

本日の試乗 「Ford Fiesta ST」

今日は念願叶い、FordのFiesta STに試乗することができました。

このFiesta STの兄貴分にあたる、以前試乗したFocus STが素晴らしかったので、Fiesta STもきっと素晴らしいクルマに違いない、と、ホットハッチ好きな僕は、かなり大きな興味を抱いていました。
(ちなみに、兄貴分のFocus STは、今年上半期の僕の「試乗車・オブ・ザ・2007年上半期」の第1位に輝いています!)


ということでFiesta ST。

ディーラーさんに着いたときには既に日が暮れていたため、ロクな写真が撮れませんでしたが、試乗車は、ボディカラーが「ダイヤモンドホワイト」でした。コレ、結構カッコイイです☆

こういう小さいクルマは、ボディカラーが白だと、大きく見えるのがイイですネ。
fie1.jpg fie2.jpg

それと、ノーマルのFiestaに比べ、エアロパーツが纏ってあり、それだけで随分と印象も変わり、精悍な印象になります。


次に内装ですが、これはFocus STと同様、いかんともし難い印象です(^^;
スポーツシートやアルミペダル等、所々頑張ってはいるのですが、全体としては、正直、日本の軽自動車的な印象です。。。

ただ、シートに関しては、座った感じは、しっかりサポートしてくれるのに硬すぎず、イイ感じでした☆
fienaisou.jpg




ということで、エンジンを始動し、ギアを1速に入れ、いよいよスタート。

まず感じたのは、エンジンの吹き上がりの気持ちよさ
正に「意のままに」踏めば踏んだ分回る、という感じで、こういうエンジンを知ってしまうと、やっぱり「NAっていいなぁ☆」とつくづく感じてしまい、先日試乗したインプSTI等のターボエンジンがかなりぎこちなく思えてしまいます。


そして最も素晴らしかったのが、エンジン+排気のサウンド☆☆☆
これは文句無く官能的です!

例えるなら、シビックType Rのサウンドが上品になった、とでもいう感じでしょうか。
シビックType Rのサウンドも素晴らしく官能的ですが、ただ、Type Rの場合、四六時中緊張を強いられるサウンドどいう印象なのですが、このFiesta STの場合、抑えて走る分には、大人しく走ることもでき、一方、ちょっと踏み込めば素晴らしい官能的なサウンドに痺れることができる二面性を持ったところが最高です☆

Focus STのエンジン(排気)サウンドもかなり良かった印象がありますが、恐らくこのFiesta STの方が、さらに官能性が高いと思います。


加速感に関しても、エンジンの吹き上がりとサウンドに比例し、正に「意のまま」に加速してくれる印象があり、これもNAの良さを実感できます。


足回りに関しても、「適度な硬め」という印象で、日常使いするにも問題無く使えると思います。


そしてハンドリングですが、これについては、ちょっとだけフロントヘビーという印象でした。

さすがにこのサイズのクルマに2リッターエンジンを積んでいるので、仕方ないかもしれません。

ハンドリングに関しては、Focus STに軍配が上がると思いました。

しかしながら、Fiesta STも十分楽しいハンドリングと呼べるレベルにあると思います。


シフトフィーリングクラッチの重さも、「ちょうど良い」という印象で、ストレスを感じることなく操れます。
特に僕のような、素人でもヒール&トゥがやりやすいので、とにかくスポーツドライビングさせるのが楽しいです♪



ということでこのFiesta ST。

これだけ楽しいドライビングができて2,490,000円という価格は、かなりお買い得だと思いました☆

このクラスだと、ライバル車は、POLO GTIスイフトスポーツコルト・バージョンRあたりが挙げられると思いますが、全て試乗しましたが、個人的にはこのFiesta STがイチ押しです☆


兄貴分のFocus STと比べると・・・

総合的にはFocus STに軍配を上げたいと思います。
というのもFocus STの方が、重いエンジンを積んでいて、車重もFiesta STよりちょうど300kgも重いのですが、「意のままに操れつれる」という印象は、Focus STの方が総合的に上だったからです。
特にFocus STのハンドリングが素晴らしかったです。


とはいえ、比べればFocus STの方が少し上かな、という程度で、Fiesta STも相当楽しいクルマであることに変わりはありません。

特にエンジンの官能性は、Focus ST以上でしたし、何より、たった1130kgのボディの中に2リッターエンジンを積んでいる、「正真正銘のホットハッチ」と呼べるところがイイですね☆


ということで、ヨーロッパFordSTモデル、かなり素晴らしいクルマです。

Focus ST、Fiesta STともに、とにかく、運転全体のフィーリングが「ナチュラル」ということです。
言い換えれば「意のままに操れる」ということであり、こういうクルマに乗ってると、運転が上手くなるだろうなぁ、と思います。
それでいて官能的なので、素晴らしいですね、STモデル☆

残るはモンデオSTのみ(^^;

(↓以下、Fiesta STの基本スペック)
 全長 3920mm
 全幅 1680mm
 全高 1445mm
 車重 1130kg
 エンジン 2リッター直4 DOHC
 最高出力 150ps/6000rpm 
 最大トルク 19.4kg-m/4500rpm
トランスミッション 5速マニュアル
 駆動方式 FF
 車両本体価格 2,490,000円(税込)

Fiesta STインプレッション
 ・大井こずゑ 氏 ←エンジンに対する印象が、僕の想いと全く同じ表現だったので驚きました。
 ・光貞秀俊 氏 その1
 ・光貞秀俊 氏 その2
 ・松田秀士 氏

 


ところで、本日Breraの走行距離がようやく800kmを超えました(^^;
brera800km.jpg
Breraでたくさん走り回りたいのはヤマヤマなのですが、最近とにかくガソリン高くて閉口してしまいますね。。。
posted by Joy at 00:28| Comment(9) | TrackBack(0) | Car | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月26日

当選 TMSの・・・

久しぶりに当選しました。
tousengtr.jpg

TMSにおけるNISSAN GT-Rの「コクピット乗車体験」が☆

かなりの確率で当選すると思いますので、まだの方は、是非応募してみてください。

でも、これ、乗車時間わずか1分(^^;




てか、せっかく当選しましたが、今、TMSに行くか、迷ってます。

というのも、前回に比べ、今回のTMSは、かなり面白みに欠ける、というのが個人的印象なんですよね。。。

正直、今回のTMSで見たいクルマって、新型アウディA4とA5くらいです。。。


前回は、まさにBreraとの運命的な初対面をはじめ、見たいクルマが目白押しで、とても楽しめました☆

それに、Audiのシューティングブレークのコクピットに乗れたことも大変ラッキーでした。



どうしよう、行こうか、行くまいか、誰か決めてください(爆)


posted by Joy at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | Car | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月23日

マイバッハ(^^;

最近、勤務先がある霞ヶ関周辺を歩いていると、よくマイバッハを見かけます。

今朝も通勤時、会社に到着する直前に見かけたためケータイカメラでパシャリ☆
maybach.jpg
モデル名がよく見えなかったのですが、これは「57S」というモデルですかね?

マイバッハは、一番安くても車両本体価格が4,400万円以上する、恐ろしいクルマです(^^;
(なんやかんやオプションつけてたら、桁がもう1つ増えそうですね(恐))



ところで、ここ霞ヶ関や赤坂周辺を歩いていて感じるのは、お世辞抜きに、通るクルマの半分以上はガイシャかも?って思うことが度々あることです。

しかも、それもただのガイシャじゃなく、上記のマイバッハのように、ガイシャの中でもさらに上級なモデルばかり走っている印象があります。

メルセデスならほとんどがAMGモデル、と言っても過言ではなく、正直言って、Cクラス、あるいはポルシェならボクスターあたりでは、返って恥ずかしい感じがするほどで、それなら国産車で走ったほうがまだマシかも、とすら思えるほどです(^^;


そういえば先週、ブログ仲間のMackeyさんが、同じく霞ヶ関交差点近くで、もうR8も見かけたそうですし・・・


こういう「AMGが当たり前」みたいな"異常な光景"に慣れてしまうのは、精神衛生上、あまりよろしくないような気もしますが、まぁ、毎日の通勤路が「モーターショー状態」なので、これはこれで楽しいのでヨシとしましょう(^^;


http://jp.youtube.com/watch?v=4_1yqejylMc
posted by Joy at 22:22| Comment(12) | TrackBack(1) | Car | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月14日

本日の試乗 「ランサーエボリューションX」

今月からいよいよ発売が開始されたランサーエボリューションXに、昨日、試乗して参りました。

実は恥ずかしながら、過去モデルも含めランエボに乗るのは、これが初めて(^^;

今年に入ってからインプSTIシビック・タイプRと試乗したので、その辺りのクルマとの違いも気になるところです(インプSTIはもうすぐFMCしますが)。


ところで、既にいろいろ言われていることですが、1つのほぼ共通した車体なのに、ギャランという名前とランサーという名前を混在させた、今回の三菱のやり方には、「なんだかなぁ・・・」という中途半端な印象があります。
ブランド価値って、そういうところから崩れていくような気がするんですが、余計なおせっかいでしょうか(^^;



さてさて、いずれにしても、エボXに関しては、とても期待が大きいため、三菱ディーラーさんにお邪魔し、試乗車とご対面。

試乗車は、グリルのメッキ化やエアインテーク部のボディ同色化が施された「スタイリッシュエクステリア」パッケージ付きのモデルでした。

このスタイリッシュエクステリアパッケージは、個人的にはかなりオススメアイテムだと思いました。



試乗車と対面し、まずそのエクステリアから感想をば。

evoxfront.jpg evoxside2.jpg

evoxside.jpg evoxrear.jpg

デザインは個々人の好みの問題なので、あくまで僕の個人的な趣味から言えば、今まで写真で見ている限り、この「エボX」、正直いかにも日本車メーカーが作ったという感の、少々ダサさを感じていました(^^;

しかし、実物を見たら、結構「精悍」な印象があり、「ある種のカッコ良さ」みたいなモノは感じました(^^;

ただ、いたるところで言われているように、我らがアルファ159のモノマネと言ってもいいリアデザインはいただけません(^^;

それと、「ある種のカッコ良さ」は感じましたが、この類の「メチャ速セダン」として考えたとき、欧州車だと、それなりにオシャレさを持ったデザインなのですが(特にアウディRS4やBMW M3等)、そういう意味では、エボXにはオシャレな感じは全く抱かないので、その辺りは、欧州車の洗練されたデザインにはまだまだ遠いなぁ、という印象です。
(もちろん、三菱はエボXに関して、そもそも「オシャレ感」など一切求めていないのかもしれないですが・・・(^^;)


次にインテリアデザインですが、これに関しては、エクステリアデザイン以上に、ちょっと辛いモノを感じます(^^;
「洗練」や「オシャレ」という言葉は連想されません・・・

それと、エクステリアデザイン同様、メーターパネルデザインまで、アルファ159をパクってるんじゃないの?と言いたくなるデザインです。。。
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ということで、デザインに関してはかなり厳しめに書きましたが、あくまでも個人的趣味での話ですし、それと、やはり日本人として、もっと欧州車と互角に戦えるデザインのクルマを出してほしい、という思いが強いので。。。




ところで、この試乗車は、5速マニュアルでした。
evoxshift.jpg
個人的には圧倒的にマニュアル車の方が好きなので、それはそれでいいんですが、今回のエボXの目玉の1として、「ツインクラッチSST」が挙げられると思うのですが、正直、このツインクラッチSSTを試してみたかったのでちょっと残念でした。
ご存知の方も多いと思いますが、このゲトラグ製ツインクラッチSSTはいわゆるVWのDSGと基本的に同じメカニズムと考えてよいと思います。
(ちなみに、ツインクラッチSSTは6速で、マニュアルは5速なので、明らかにツインクラッチSSTを売りたい、という戦略が分かりますね(^^; → 営業さんも否定してませんでした(^^;)




さて、いよいよ待望のエボXのコクピットに座り、エンジン始動。
野太い排気音が伝わってきます。


1速に関しては、普通ですが、2速からは、まさにロケットのような加速を見せてくれました。

そして、何より感じたのは、ボディ剛性のしっかり感
これは凄いと思いました。
ドイツ車と比べても、全く遜色ないのではないでしょうか☆
このボディ剛性のしっかり感は、以前試乗した、インプSTIやシビックタイプRにも、勝っていると思います。

ボディ剛性がしっかりしていると、それだけで、「走り」全体の質感が大幅にアップすると思います。

よって、インプSTIやシビックタイプRに比べ、走りの「上質感」の高さを実感したのは言うまでもありません。
(ただし、FMC後のインプSTIも、かなり走りの上質感が向上するものと予想しています)


ハンドリングも、個人的には、かなり楽しめました。

というのも、試乗に出発する前に、同乗の営業さんに「Joyさんは、『高速安定性』と、『ハンドリング』のどちらを重視されますか?」と聞かれたので、「最近の日本車は高速安定性もかなり良くなってきてると思うので、僕はハンドリングを重視します」と答えたら、ほとんど「ハンドリング」と答えるお客さんはいないようで、「わかりました。では、試乗コースを通常のコースとは変えますので」とおっしゃって、コーナーが多いコースに案内してくれたので、高速コーナリングも体験することができました。

やはりこれだけ速いクルマだと、このエボXのように4WDのほうが安定していて、それが返って楽しさを演出していると思いました。
(先日のTTロードスターもそうでしたが、これだけ速いと2輪駆動では、素人には扱いきれないと思います)


エンジンフィーリングについては、「普通」でした。
もうちょっと官能的なフィーリングでもイイと思います。
(この点では、シビック・タイプRのエンジンが、極上フィーリングでした)





ということで、このランサーエボリューションX。
「かっ飛びセダン」なのに、かなり上質な走りをする、という印象です。
前述のとおり、剛性感が素晴らしく、それだけで「良いクルマに乗っている」という印象があります。
シビックタイプRやインプSTIは、乗り心地的に、あまりにも硬派な印象が強く、家族持ちにはちょっと辛い印象がありましたが、このエボXなら、十分家族持ちでもイケると思います☆

家族に優しいおっとりとした走りをしようと思えばできるし、しかしながら、いざとなると狼のように豹変する、そんな印象です。


最近乗ったクルマで、一番イメージが近かったのは、アウディRS4です。

もちろんRS4のほうが値段がはるかに高いので当然といえば当然ですが、比べると、ほとんど全ての点で、RS4の方が勝っていると思いました。
デザインの質感やセンスは、比較するまでもありませんし、走りのほうも、速さに関しても、どちらもメチャ速なクルマであることに変わりはないとはいえ、さすがにRS4は4.2リッターなので、エボXに比べ、RS4の速さには、明らかに「余裕」や「圧倒感」を感じました。

ハンドリングも、4.2リッターというヘビー級のエンジンを積んでいるにも関わらず40:60のクワトロが効いているのか、RS4のほうが楽しかったです。

かといって、エボXの車両本体価格が400万円弱で、RS4が約1000万円ですから、その差が600万円以上あるわけですが、さすがにそこまでの差は無いだろう、というのが素人ながらの実感です。
個人的には、200万円から300万円くらいの差が妥当なのでは、という達観です。

そういう意味では、このエボXのような凄いクルマが400万円以下で売ってる日本は幸せだと思えましたし、そもそもRS4のようなむちゃくちゃ高いクルマとライバルとして同じ土俵で比べようと思えるところも、このエボXの凄いところだと思います。


個人的には、もう少し、外装・内装のデザインが洗練されると、結構欲しくなるかもしれません☆

evoxcatalogue.jpg

追伸:エボXを試乗した後、帰りに、自分のブレラを運転して、どのように感じるか、少し怖かったのですが(^^;、杞憂に終わりました。
自分には、やっぱりアルファのエモーショナルな走りとデザインが好みのようです(^^;


(↓以下、エボXの基本スペック)
 駆動方式 4WD
 全長 (mm) 4495
 全幅 (mm) 1810
 全高 (mm) 1480
 車両重量 (kg) 1540(SST)
 エンジン MIVECインタークーラーターボ 直列4気筒 DOHC
 総排気量 (L) 1.998
 最高出力(PS / rpm) 280 / 6500
 最大トルク(kg・m / rpm) 43.0 / 3500
 車両本体価格 3,750,600円(GSR SST)




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2007年10月09日

本日の試乗 「ゴルフ R32」

遅ればせながら、昨日、ようやくゴルフ R32に試乗することができました。

R32が発売開始になったのは、昨年(2006年)2月ということなので、本当に「ようやく」試乗できた、という感があります。

乗ってもいないうちからナンですが、正直言って、VWのクルマの中で、現時点において、本音の部分で「ソソられる」クルマは、このR32だけです。

というのも、以前試乗したゴルフGTIは、文句無く「楽しい」クルマでした。
キビキビと走り、とにかく気持ちがイイ。
正に、アウディTT 2.0TFSIに肉薄する気持ちよさです。
というのも、TTの場合スペースフレームを使っていますが、その点を除けば、TTとGTIは、積んでるエンジン(2.0TFSI)も駆動方式(FF)も同じだから、走りのテイストはかなり似てます

しかもお値段もTTに比べ、GTIは100万円近く安い、ということで、かなりコストパフォーマンスも高く、正に優等生的なクルマと言えるでしょう。

ということで、今回のブレラ購入の際、実はGTIも少し候補に上がったことがあるのは事実なのですが(ただし、選ぶとすれば、DSGではなくマニュアルですが)、正直言って、最近、GTI乗ってる人、かなり増えた感があります。
しかも乗ってる人を見ると、必ずしも「クルマ好きそうな兄ちゃん」というわけでもなく、どちらかというと年配の人が目立ってきたような気がするのです(^^;

しかも、決定打となったのは、ちょうどブレラを契約する2週間ほど前に、近所のスーパーの駐車場で、赤いGTIが停まっているのを見かけたのですが、ダッシュボードの上に、可愛いぬいぐるみの人形が端から端までズラリと飾ってありました・・・(^^;
恐らく若い女性がオーナーさんのクルマだと思いますが、そのGTIを見たとき、僕の中で、GTIが候補から消えました。。(^^;
「GTIはもはや、通(ツウ)が選ぶクルマでは無くなってしまっている・・・」と。
(後から、僕のGTIに関するこの印象をVWディーラーの営業さんに言ったら、認めていました・・(^^; )

ということで、クルマのデキとしては素晴らしいGTIですが、乗ってる人がかなり増えてしまったので、僕の選択肢の中からは消えたのでした。。。





というわけで、前置きがヒジョーに長くなりましたが、上記の理由からGTIが消え、僕の中で、VWとして残るは、ゴルフの頂点、R32だけになったわけです。

前置きが長くなり過ぎたので、試乗インプレッションはコンパクトにします(笑)
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いろんな人が語っているように、このR32、「楽しさ」からいけば、GTIには劣ると思いました。

試乗車はDSGでしたが、DSGの楽しさも、GTIの方が上だと思いました。


しかし、このR32の「売り」は、なんと言っても、3.2リッター V6エンジンでしょう。
アイドリング時や、低速時は、コクピットに座っている限りは、意外なほど静かなエンジンですが、ひとたびアクセルを踏み込むと、BMWの直6に勝るとも劣らない、官能的な素晴らしい音色を奏でてくれます(やればできるじゃん、VW(^^;)。
以前、このR32の兄弟車と言えるアウディA3 3.2Qに試乗したことがあるのですが、明らかにA3よりも、このR32の方が官能的に感じましたので、恐らく、排気系のチューンなどが影響してると思われます。


それとこのR32は、4WDなので、まさに「地に足がついた走り」という感じで、走りにドッシリとした安定感があります。


あとは、やはり「俺のクルマはそんじょそこらのゴルフとは違うんだよ」という「R32に乗ってるんだ!」みたいなプレミアムな気持ちになれるところが、このR32の良さではないかと思います。



結論的には、多くの人が言われているように、「峠を走るならGTI、高速道路をぶっ飛ばすならR32」、そんな印象がしました。




では最後に、このR32、欲しいと思ったか、と言いますと、ビミョ〜ですね・・・(^^;
確かにエンジンは素晴らしいですが、自分としては、今回の試乗では、それ以上のエモーショナルな部分が伝わってこず、加えて、やはりGTIのほうがクルマとしては遥かに楽しい、というのが正直なところでした。。。
(MTだったらもう少し好印象だったかもしれません・・)


ただ、このR32は、恐らく、世界のハッチバック車の中では最も走行安定性が高く、且つ、めちゃくちゃ速いという印象がありますが、カタチや内装はあくまでも"ゴルフ"ですから、そういう意味では、世界で最も「羊の皮をまとった狼」なクルマと言えるかもしれませんネ(^^)
そういうクルマが好きな人には、たまらないでしょう☆


今回のR32の試乗で、クルマ選びは難しいなぁ、と改めて実感しました(^^;



(↓以下、R32の基本スペック)
全長×全幅×全高(mm) 4250×1760×1505
ホイールベース (mm) 2575
車両重量(kg) 1590
エンジン種類 V型6気筒DOHC(4バルブ)
総排気量 (cc) 3188
最高出力(SAE NET)
(kW[ps]/rpm) 184(250)/6300
最大トルク(SAE NET)
(N・m[kg-m]/rpm) 320(32.6)/2,500-3,000
燃料タンク容量(L) 60
サスペンション(F/R) マクファーソンストラット/4リンク
主ブレーキ ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ(F/R) 225/40R18
価格(万円)※消費税込 439.0

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2007年10月08日

本日の試乗 「アウディ TTロードスター」

昨日は新型スカイライン クーペを試乗した後、以前から気になっていたアウディTTロードスターを試乗して参りました。

ドイツ本国等では、3.2リッターの設定もあるようですが、日本には、2リッターTFSIモデルのみの設定となります。

TTクーペ2.0TFSIには、既に何度も試乗しましたが、「とにかく速くてよく曲がり、そして運転しやすい」そういう印象があるクルマです。
(ちなみに、ブレラ購入の際、TTクーペも検討しましたが、マニュアルモデルが無く誰でも簡単に運転できてしまうところと、後席が狭すぎること等により候補から外しました)

そのTTクーペ2.0TFSIのオープンバージョンともいうべきTTロードスターが、どの程度クーペの俊敏さや剛性感を維持できているのか、そしてオープンならではの快感をどの程度感じられるか、そのあたりが気になるところです。


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エクステリアデザインに関しては、オープン状態も幌を閉じた状態もTTクーペ同様、上手くまとまっていて且つ洗練されていてカッコイイと思います。


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インテリアデザインは、TTクーペとほとんど同じです。
アウディらしくクールで知的なところがイイですネ。



さて、まずはオープン状態にして試乗することに。

最初に感じたのは、想像してた以上に排気音が大きく聞こえてくるということです。
音質自体は、それほど良いわけではありませんが、音量という点ではTTクーペのそれをかなり凌ぐものがあり、迫力があって、純粋に楽しく感じられます。
ただ、シフトチェンジの度にマフラーから「ボッ」というオナラのような音がするのが少し興ざめしますが(^^;


挙動については、確かにTTクーペ2.0TFSIに比べると、少しモッサリ感を感じますが、あくまでも「比べれば」という感じのレベルであり、加速もハンドリングも、自由自在というレベルに達していると思います。

ボディの剛性感もオープンモデルということで考えれば、相当高いレベルにあると思います。

ただ、これはTTクーペ2.0TFSIのときもそうだったのですが、急加速をする際には、トルクステアが強すぎてちょっと怖いです。


Sトロニックは、相変わらず、"ゲーム感覚"で楽しいですネ(^^;
これに慣れてしまうと、他のオートマモデルが、かったるく感じてしまいますね。


風の巻き込みは結構多いです。
ウィンド・ディフレクターがスイッチで自動昇降するのがカッコイイですが、このディフレクターを上げても、風の巻き込みはそれほど減らない印象があり、サイドウィンドーを上げるとようやく巻き込みが減る、と実感できました。
試乗に出かける前に、営業さんが、「風が巻き込む場合は、サイドウィンドーも上げると効果ありますよ」とおっしゃっていたので、恐らく、風の巻き込みは最近のオープンモデルに比べて多いことを自覚しているのでしょう。
思うに、最近のオープンモデル(Eos307CCC70等。全て試乗済み)に比べ、フロントウィンドーが小さく感じられたので、風の巻き込みが多いのはそれが原因だと思っています。
アウディのブランドイメージからすると、風の巻き込みはサイドウィンドーを上げなくても済むレベルにしたほうがいいかもしれませんね。
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電動ソフトトップは、速度が50km以下なら走行時も開閉が可能なので、これは便利です。
しかも開閉にかかる時間も約13秒ということで、まさに一瞬ですね。
僕も試乗中、走行しながら、何度か開閉をやってみましたが、本当に便利でした。
ttrodoswitch.jpg
(↑電動ソフトトップ&ディフレクターのスイッチ)


次に、電動ソフトトップを閉じて運転してみましたが、さすがにオープン状態に比べると、排気音は少し静かになります。
オープン時と違うのは、この排気音が少し静かになることぐらいでしょうか。

やはりTTロードスターは、できる限りオープンで乗りたいと思いました。
ttrodo2.jpg ttrodo4.jpg





ということで、TTロードスター。
試乗し終えての感想は、TTクーペ2.0TFSIとTTロードスターのどっちを選ぶかと聞かれれば、僕は迷わず、ロードスターと答えます。

なぜなら、TTクーペを選んでも、後席は子供すら座るのは厳しく、実質2シーターと言っていいレベルなので、それなら、もう後席については「不要」と割り切って、且つ、TTクーペよりも断然迫力のある排気音が聞け、オープンを楽しめるロードスターの方が、自分にとっては楽しめると思ったからです。

この辺りの悩みは、ポルシェのボクスターを選ぶかケイマンを選ぶか、ということにかなり似てますね。
過去にボクスターもケイマンも試乗しましたが、やはりスポーツドライビングということに拘るなら、ケイマンだと思いましたし、優雅なオープンドライブを楽しむならボクスターって感じでしたから。


ただし、1つ思ったのは、これは僕のドライビングテクニックが甘いからなのかもしれませんが、前述のとおり、このTTの場合、ロードスターまたはクーペどちらにも言えますが、2.0TFSIモデル、つまりFFモデルについては、トルクステアが強すぎて、急加速させた場合、フロントが暴れ出し、これが結構怖いのです。

だから、自分はTTに乗るなら、3.2リッター・クワトロの方を選びたいです。

そういう意味では、TTロードスターは、日本で買えるのは2.0TFSI(FF)の1グレードだけなので、悩ましいですね。。。

理想は、現行のA4のように、2.0TFSI+クワトロの組み合わせです(その分、車両重量は重くなってしまいますが)。





さて、そういえば、アルファ・ブレラが販売開始されたときに、広報のメッセージの中で「ブレラのライバルは、TTクーペ」と明言していました(^^;
一方、アウディ側から、「ライバルはブレラ」というのは聞いたことがありません(笑)
恐らく、アウディ側から見れば「ブレラなど敵じゃない」という感じでしょうかね・・・(^^;


でも実際、そう思います(笑)
というか、僕は、TTとブレラはライバルというより、別次元のクルマだと思ってます。
というのも、「走る・曲がる・快適性」等、クルマの基本的性能項目のほとんど全てにおいて、TTはブレラよりも、遥かに優秀で、言い換えれば「欠点らしい欠点が見当たらないクルマ」だと思います。

一方ブレラは、以前のアルファに比べれば格段に質感は高くなったものの、それでもTTにはかなわないし、それにTTと比べると、遅いし、重いし、重箱の隅をつつけば欠点がいろいろ出てきそう、みたいな・・・(^^;

でも、ブレラには正に言葉では表しにくい、エモーショナル・情緒性という言葉が似合う雰囲気や乗り味があり、スペックでは勝負しない(できない?(笑))ということがアリアリと伺えます。

ですので、「速い」とか「先進性」とか「質感の高さ」とか「運転のしやすさ」みたいな部分を気にする人は、素直にTTクーペを選んでおいたほうが無難でしょう。


僕はまだ、現行アルファ・スパイダーには試乗したことが無いのですが、今回のTTロードスターとスパイダーの関係は、恐らく、上記のTTクーペとブレラのような関係なのだろうと思いました。






ところで、昨日アウディディーラーに行って、試乗が終わり、ショールーム内のテーブルに案内されたので座ったのですが、営業さんは忙しかったらしく、立ったまま話をされてました。

こっちは座ってるのに営業さんが立って話していると、なんだか「貴方と話している暇は無いから早く帰って」って言われてるような感じがしますよね(^^;

いつも心地よいアウディディーラーですが、昨日は、お客さんがたくさん来ていたのか忙しかったようで、出された飲み物も飲み干さず、そそくさとお店から出て来ました(^^;





(↓以下、TTロードスターの基本スペック)
 全長 (mm) 4180
 全幅 (mm) 1840
 全高 (mm) 1365
 車両重量 (kg) 1410
 駆動方式 FF
 エンジン 直4 2リッターDOHCターボ
 最高出力 (ps/rpm) 200 / 5,100-6,000rpm
 最大トルク (kgm/rpm) 28.5 / 1,800-5,000
 車両本体価格 ¥4,840,000


ttrodogasorin.jpg
(↑こういう写真も絵になるところがさすがTTですね)
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2007年10月07日

本日の試乗 「新型スカイライン クーペ」

先日のブログにも書いたとおり、ブレラには自分の求めていたクルマの1つのゴールと言えるほど今のところ満足しているので、ブレラ納車後は、それまでの狂ったような試乗が嘘のように「試乗欲」がかなり減退してしまったのが正直なところなのですが(^^;、とはいえ、何年先の話になるかは分からないにしても、またいつの日か、ブレラから乗り換える日も来るでしょうから、その時に備え、そろそろ試乗を復活させるべく、本日から再始動しました(^^;





ということで、まず選んだのは10月2日に発売開始になったばかりの「新型スカイラインクーペ」。


試乗車は、真っ赤なボディカラーでした。
sukaku1.jpg sukaku2.jpg

まず外観ですが、正面から見ると、セダンのスカイラインとそれほど変わりない印象ですが、クーペボディということでさすがにサイドラインと、後ろから見た眺めは流麗ですね。

ボディサイズはセダンよりもさらにデカく感じますが、実際には、全長はセダンより10cm短く、全幅はセダンより逆に5cm長く、全幅はセダンより6cm低いです。
(ちなみに、スカイライン クーペの全幅は182cmですが、実はブレラの方が1cm長いです(^^;)


内装デザインは、セダンとほとんど同じ、という印象です。
つまり、若者向けというよりは、中高年向け、という感じですね。


居住性は、前席についてはもちろん何の問題もなく、後席もクーペにしてはかなりゆったりしているほうでしょう。(セダンよりも少しだけ窮屈という印象です)


さて、今日の試乗車は嬉しいことにマニュアルトランスミッション(6速)でした。
sukaku3.jpg

コクピットに座り、クラッチを踏んで、スタートボタンを押しエンジン始動。

なかなか勇ましい重低音でエンジンが目覚めます。

ちなみに、クラッチは、自分のブレラに比べ、かなり重いです。
正直、これは渋滞ではかなり辛いと思いました。


さて、加速に関して、最も「加速感」を感じたのは、自分は「3速」のときでした。
この「3速」での加速は、まさに3.7リッター!という感じで、かなりの速さを感じました。

「3速」以外は、確かに速いですが、3.7リッター、ということを考えると、それほど速いとは感じませんでした。
もちろん、短い街乗りだけだったので、4速から上については、ほとんど、踏み込めなかったせいもありますが。。。


そして、セダンには搭載されない、このクーペだけの「VQ37VHR」エンジンのフィーリングですが、アメ車のようなドロドロ感のある迫力の重低音を聞かせてくれます。
もちろん排気系のチューンなども影響しているでしょうが、セダンの3.5リッターとは明らかに違う音色に感じました。
回り方も、かなり気持ちよく回ってくれます。

ただ、個人的には、「音色」「回り方」ともに、セダンに積まれている3.5リッター(VQ35HR)の方が、好みです。
(3.5リッターのほうが、BMWの直6の音色に近く、官能性を感じました。)


ボディ剛性は、街乗りレベルでは、全く問題無いと思いました。
ドイツ車あたりと比べても遜色無いのではないでしょうか。


ハンドリングは、すいません、ほとんど試すチャンスが無かったので、気持ち良いかどうかは、よくわかりませんでした(^^;



ということで、試乗を終えた感想は、このクルマは、マニュアルでスポーツドライビングを楽しむ、というよりは、ATでゆったりとグランドツーリング的に乗ったほうが似合うような気がしました。


ご存知のとおり、新型スカイライン クーペのキャッチコピーは、セダンのときの「ときめき」という言葉を受け継いで「日本に、クーペのときめきを。」(ちょっと赤面してしまう言い回しですね(^^;)。

セダンのときもそうでしたが、正直、「ときめき」という言葉にはちょっと違和感を覚えますが(^^;、とはいえ、全くと言っていいほど、クーペ・モデルの無い現在の日本車市場の中で、こういう質の高いクーペを作ることについては、敬意を表したいと思います☆


それと、1つ感じたのは、グレードが多すぎて、ちょっと分かりづらいです(全部で6グレードもあり、且つ、その他オプションもいろいろ)。。。
エンジンも駆動方式も全て同じ組み合わせ(VQ37VHR & FR)なのだから、唯一異なるトランスミッションの違い(AT or MT)だけで分けて、それ以外は、オプションにしてしまったほうが、スッキリしていて良いと思いました。


価格はかなり高いですね(^^;
6グレードのうち、車両本体価格が300万円台は、1種類だけ。。。
デザインも含め、いろんな意味で、若者にはちょっと手が出しにくいクルマですね。
まぁ、最初から、中高年をターゲットにしているのであればノープロブレムだと思います。

ただ、ドイツ車あたりと比べると、かなりお買い得だと思います。
これだけの質のクルマをドイツ車ブランドで売れば、プラス200万円以上するのではないでしょうか。
ですので、デザインさえ気に入れば、買って後悔はしないと思います☆


(↓以下、スカイライン クーペの基本スペック)
 全長 4655mm
 全幅 1820mm
 全高 1390mm
 車両重量 1650kg(Type S)
 駆動方式 FR
 エンジン V6 3.7リッター DOHC
 最高出力 333ps/7000rpm
 最大トルク 37.0kgm/5200rpm
車両本体価格 4,179,000円(Type S)
posted by Joy at 21:53| Comment(12) | TrackBack(0) | Car | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月13日

<回想>BMWとの日々 (5)






さて、前回までのブログのとおり、2006年1月に120iに乗ってから、同年7月に330i Mスポーツに、そして今年5月に320iツーリングMスポーツに乗り、トータル約1年8ヶ月、BMWに乗ることができました。

今の自分があるのは、やはり120iに乗れたことが、非常に大きいです。
120iに乗る以前からも、自分は、「クルマ、そして運転ということにコダワリを持っている」と思っていましたが、いかにそれが、まだまだ「浅い」コダワリだったか、ということを痛感しています。
特に「ハンドリングが良い、とはこういうことだったのか」と実感できたことが一番大きいです。

次に乗った330iのおかげででエンジンフィーリングを味わう感覚も、大いに刺激されたと思います。
それと、今思えば、このE46型は、BMW以外も含めた今まで乗ったクルマの中で、おそらくベストパッケージングのクルマだと思います。
運転しやすいサイズ。取り回しに困ったことは皆無でした。
それでいて室内は、以前乗っていたFFのアウディA4より広く感じられたのだから、スゴイです。
そして完成されたエクステリアデザインといい、本当に素晴らしいパッケージングでした。
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そして、320iツーリングのおかげで、3シリーズがベースグレードでもいかに実力が高いか、ということを改めて実感させてもらいました。
この「良さ」を味わってしまうと、なかなか他のドイツのライバル車には乗り換えられなくなってしまいます。。。(^^;





加えて、BMWの駆けぬける歓びに、深く感銘を受けたからこそ、BMWを超える楽しさを持ったクルマを探すべく、鬼のような試乗を繰り返しました。


もちろん、それぞれのメーカーのそれぞれのクルマが、それぞれの良さを持っているので、単純比較というものはできませんが、BMWというブランドは、どのクルマに乗ってもBMWらしい「駆けぬける歓び」がしっかりと味わえるところがスゴイと思いました。


2006年の僕の試乗したクルマの中で、トップに挙げたのがZ4M ロードスターです。
コペンの楽しさを知ってしまったので、現在の僕の感覚では、Z4M ロードスターは、正直、ちょっとオーバースペック過ぎるかなぁ、という思いがありますが、もうちょっと自分の「腕」を磨いて、いつかZ4Mロードスターで箱根など走ってみたいなぁ、という妄想もあります(^^;
まぁ、どっちにしても高すぎて買えるわけもないんですが(笑)


ということで、ドライビングに関する感覚をここまで成長させてくれたBMWには本当に感謝しています。


hhh.jpg
320iツーリングと過ごせる日々がいよいよ残りわずかとなってきました。
下取りに出すので、距離は走れませんが、ラストドライブはどこに行こうかなぁ、と考え中です。
(おそらく、隣町の ときがわ町あたりを、軽く流そうと思ってます)











posted by Joy at 22:18| Comment(5) | TrackBack(0) | Car | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月12日

<回想>BMWとの日々 (4)






前回のブログのとおり、120iを手にしてから、「ドライビング」というものを今までとは比べ物にならないほど深く追求するようになりましたが、「BMWといえば直6エンジン」という言葉に象徴されるように、徐々に、「直6を体験してみたい」という誘惑にかられるようになりました・・・(^^;

そして、ある日、BMWのAカーセンターに行ったところ「Z4、乗ってみます?」という悪魔の囁きが・・・(笑)

もちろん二つ返事で試乗させていただくことにし、早速オープンにしてもらい、運転してみたところ、案の定K.O.されました。

120iは、素晴らしいドライビングプレジャーを持ったクルマですが、Z4(2.2i)に乗ってみて、やはり「直4」と「直6」のフィーリングの差は、予想以上に大きいことがわかりました。
もちろん、そのときはZ4をオープンにして運転したので、余計に気持ちよかったことは間違いないですが、それにしても、BMWの「直6」のフィーリングは、ゾクゾクするほど気持ち良いデス☆

てなわけで、「直6に乗り換えたい病」が発症したのは、言うまでもありません(笑)。




その後、いろいろと検討を重ね、昨年7月、「どうせなら最高の直6を☆」、ということで、且つ、予算的にもなんとかなりそうな、AカーのE46 330i Mスポーツに乗り換えることにしました。(真の、最高の直6はもちろん『M3』ですが、E46系は中古でも高すぎて手が出ません・・(^^;。E36系だと故障が心配ですし・・)

120iはちょうど半年間乗りましたが、まさに僕のクルマ生活の中で、エポックメイキングな一台となりました☆
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さて、そういうわけでE46 330i Mスポに乗り換えたわけですが、この330に積んでいる直6エンジンのM54は、期待通りの素晴らしい官能性を持ったエンジンでした。
最初にエンジンをかけた瞬間から、周囲の空気がピーンと張り詰めたような迫力があり、アイドリング音を聴いているだけでも、ワクワクするエンジンでした☆

3リッターエンジンということで、僕の腕では持て余すほど加速も良く、自制心が必要なクルマでした(^^;
(もちろん、現在の335あたりに比べると、その差は歴然ですが・・・)

120iのときから、オーディオを聴かないで運転するようになりましたが、この330iに関しては、まさに、エンジン+排気サウンドが、極上のBGMだったため、この330iで初めて迎えた冬の真っ只中でも、エンジン+排気サウンドを聴くために、いつも窓を全開にして、ブルブル震えながら運転していました(^^;


そしてデザインに関しても、このE46のMスポは、セダンとしては、歴代BMWの中でもE39のMスポとともに、もっとも好きなエクステリア・デザインでした☆
ただ、内装に関しては、デザインそのものはそれほど悪いとは思いませんでしたが、質感に関しては、かなり古さを感じました。

それと、最も気になったのは、ハンドリングです。

120iの場合、その素晴らしいハンドリングに一発K.O.されて購入したのですが、この330iは、まさにエンジンに一発K.O.されて購入したものの、さすがにフロントが重いせいなのか、120iのような切れ味鋭いハンドリングには程遠いものがありました。
どうしても、ハンドリングに関して、120iで感じたような、自分を中心にして回る、というクルマとの一体感に欠けました。

最初のうちは、そのエンジン官能性の素晴らしさのおかげで、ハンドリングについてはそれほど気にならなかったものの、時が経つにつれ、120iのハンドリングが懐かしくなり、このまま330iに乗り続けるべきかどうか、悩むようになりました。


そんな中、これまた我が家にエポックメイキングなクルマが仲間入りしました。
それが、ダイハツ コペンです☆
rancope5s.jpg

購入前は、FFということで、少し馬鹿にしていたのですが、いざ試乗してみると、FFということなどどうでもよくなるほど、ドライビングが楽しめるクルマだということが分かり、たまたま、かみさん用のクルマを購入することになったため、コペンを購入することができました。

コペンについては、乗れば乗るほど、その走りの面白さに虜になっていき、本来かみさんのクルマですが、気がつけば、僕に関しても330iよりコペンを運転しがちになりました(^^;

コペンに乗ることによって、「自分の腕に見合ったクルマに乗ることが一番楽しいし、最もスマートな選択である」と思えるようになりました。
コペンはたった660CCのクルマですが、まさにそのスペックを使いきる楽しさを堪能できる、そんな感覚が分かり始めてきました。

ですので、コペンに乗るようになってからは、日に日に、330iが自分にはオーバースペックであると感じるようになり、もう少し小排気量の、フロントが軽快なクルマに戻りたいと思うようになりました。



そして330iに乗り始めてから約10ヶ月近く経った今年の5月、敢えて3シリーズとしては最も排気量の小さい、現行型E91 320iツーリングに乗り換える決意をしたのです。

ワゴンとはいえ、ハンドリングの良さは、120iを彷彿させるほど惚れ惚れとした良さがあり、そして家族がゆったり座れ、且つ荷物もたくさん積める、というところが気に入りました。
それと、E46に比べ、内装の質感の高さも、やはり「新車はいいなぁ」と思わせてくれます。
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コペンと組み合わせるには、ちょうど良い選択だと、その時は思えたのでした。



〜続く〜










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2007年09月11日

<回想>BMWとの日々 (3)






前回までのブログのとおり、純粋な輸入車に関しては、プジョー→シトロエン→プジョー→アウディと来て、(一番下のグレードである1シリーズとはいえ)ついにバイエルンまで到達しました。
syomaru.jpg


ちなみに、僕のHNである「Joy」の由来は、1シリーズにあります。
というのも、1シリの発売開始当初、広告のキャッチコピーが「One Joy」だったからです。
この「One Joy」の「One」とはおわかりのとおり「1シリ」の「One」をかけていると思われます。

この「Joy」というHNは気に入っているので、1シリーズを降りた今でも、そのまま使っている次第です。


さて、この120iを手にしてから、それまでの僕のドライビングスタイルが、従来から大きく変わったことがいくつもあります。

その代表的なのは、まず1つ目は、運転中、オーディオを聴かなくなった、ということです。
アウディに乗っているときまでは、クルマの運転中、オーディオ(CD、FM等)を聴かずに運転する、ということは、まずありませんでした。
特に、ホームオーディオには昔から結構こだわっていたので、クルマのオーディオも、だいたいスピーカーやヘッドユニットは、いつでも換えていました。
ただ、アウディA4の純正オーディオの音質が、想像以上に良かったため、純正のまま聴いていました。

そして120iに乗り換えたわけですが、「BMWといえば直6」と言われるものの、120iのエンジンは直4でしたが、それでも気持ちよく吹き上がる素晴らしいエンジンでしたので、ついつい、運転中は、窓を開け、オーディオのスイッチを切って、エンジン+排気音をBGMで乗るようになりました。
よって、120iの純正オーディオがどんな音質だったか、ほとんど覚えてません(笑)


さて、「ドライビングスタイルが、従来から大きく変わった点」の2つ目です。
それは、ドライビンググローブを買ったことです。
従来までは、単なる街乗りのくせにドライビンググローブをつけて運転してるオヤジなどを見かけると、正直、「ダサイなぁ〜!」みたいな冷ややかな目で見ていたのですが(笑)、120iの素晴らしい操縦性を実感するようになり、とうとう僕も「グローブ族」の仲間入りを果たすことになりました・・(^^;
しかも、以前から特に馬鹿にしていた、指の先端部が無いタイプのものです(^^;

このドライビンググローブを購入して以降、よほど短い距離を乗る場合以外は、ほとんどグローブを着けて運転するようになりました。
家族からの評判は極めて悪く(笑)、特に息子からは「お父さん、カッコ悪い」とズバっと言われてしまいました(^^;
いいんです、自分が楽しければ(笑)



ということで、120iに乗るようになってからは、「運転中オーディオを聴かなくなり、代わりにエンジン+排気サウンドをBGMにして走るようになった」ことと「街乗りでもドライビンググローブを着けるようになった」という、かなり「ドライビング」に集中するスタイルへと変わっていきました。

その後、以前からずっと憧れていた「箱根ターンパイク」にも、この120iでついに初めて足を踏み入れることができました。
想像通り、ターンパイクは、僕にとって、今までのクルマ生活の中で、史上最高のドライビングの面白さを感じることができました☆☆
hakonet.jpg


そういうわけで、120iの素晴らしいドライビングに夢中になっていたわけですが、しばらくすると自分の中で「一度は直6を運転してみたい」という欲望が忍び寄ってきたのです・・・(^^;


そして、ついに直6モデルに初めて試乗する機会が訪れたのです。



〜続く〜










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2007年09月09日

「ブランド」と「ディーラー」

昨夜は、S4にお乗りのブログ仲間であり私にとって師匠的存在のMOMIJI先輩とプチオフを敢行しました。

鶴ヶ島のスタバに20:30に集合し、気がつけばAM2:00(^^;
男二人で、喋ること5時間半(^^;
クルマ談義に終わりはありません(笑)
(というか、MOMIJI先輩には、いつも一方的に、僕の話の聞き役になっていただいております。
この場を借りてお詫び申し上げます(^^;)
S4&copen.jpg
(↑S4 & Copen。こんな写真しか撮れなかった(^^;)





ところで、昨夜のプチオフでのメインテーマの1つに挙ったのが、「良いディーラーの選び方」みたいな話。



今回僕が、ブレラへの乗り換えを決意したのは、ディーラーの存在が非常に大きいです。

ブレラを契約したディーラーさんには、今回の商談を開始するまでに、かれこれ10回ほどお邪魔し、その度にいろんな車種を試乗させていただき、そして試乗が終わった後もそのまま「バイバイ」ではなく、ショールームに戻り、いろんな相談に乗っていただいたりしましたが、その度に、嫌な顔ひとつせず丁寧に対応していただきました。

しかも僕の担当の営業さん(営業さんと言いつつ、実はかなり偉かったりするのですが)は、僕らぐらいの年齢の人間からすれば「頼れるお兄さん」といった感じの、非常に頼もしい方で、今回ブレラに乗り換えるにあたっても、とにかく親身に、そしてフランクに相談に乗っていただきました。


そういう中で、僕は「ブレラ」というクルマはもちろん、「アルファロメオ」というブランドそのものに、心底惹かれていきました。
みんカラ時代からの、過去の僕のブログをご覧いただければわかるとおり、元々僕はアルファというブランドにはかなり好感をもっていたのですが、今回、そのディーラーさんとのいろいろなやりとりの中で、"アルファへの想い"は、揺るぎないものになりつつあります。

「なりつつある」と書いたのは、もちろん、ディーラーさんとのお付き合いというのは、クルマを買ってからが本当のお付き合いの始まりですので、何年かして、そのクルマを手放すときに「あぁ、このディーラーさんでクルマを買って良かった。次のクルマもこのディーラーさんで。」と後から思えることがベストです。
でも、きっと、今回契約したディーラーさんとは、そういうお付き合いができると思っています。


当たり前ですが、1つのクルマに惚れて長く乗るためには、そのクルマだけでなく、そのクルマのブランド(メーカー)トータルに心底惚れることがとても重要だと思います。

ブランドそのものに惚れるためには、クルマという個体だけでなく、ディーラーの存在というものが非常に大きく影響すると思ってます。


アルファとは、とにかく末永く付き合っていきたいと思っています☆

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2007年09月06日

<回想>BMWとの日々 (2)






昨日のブログのとおり、2004年2月にアウディA4を買ったときは、僕はまだBMWの良さというものが、全くと言っていいほどわかっていませんでした。

内装
のクールでカッコイイところ、ワゴンボディを感じさせない洗練されたエクステリアデザイン、プジョーを思わせる「猫足」的な足回り、凄まじいまでのクルマ全体の剛性感、高速道路を矢のように走る直進安定性、そして純正オーディオの音質の良さ、等々、当時の僕のクルマ選びの基準となる評価要素において、ほとんど全ての項目で、アウディの圧勝、という感じでした(^^;

それと、正直ブランドイメージにおいても、アウディの上品で洗練されたイメージ、且つ、(日本では)走っている台数がそれほど多くないところも含め、BMWよりもかなりアウディの方にブランドとしても好感を持っていました。


そんなこんなで、アウディA4にはかなり満足していたのですが、1年ほど乗ったところで、気になる点が出てきました。。。
というのも、前述のとおり、A4(2.0FF)は、高速道路等をハイスピードで走らせていると本当に快適&快感なのですが、一方で、山道等、カーブの多い道を走っていると、どうも「楽しくない」のです。
当時はまだ「ハンドリング」のフィーリングの良し悪しについて特別に自分から意識したことは無かったんですが、それでも、山道等を走っていると、どうも、「自分のイメージ通りにクルマが曲がってくれない」という感覚を感じるようになりました。




<2005年12月>
そんな中、A4がマイナーチェンジされ、現行のB7になって間もなく、代車でB7の2.0
TFSIクワトロを10日間ほどお借りする機会
がありましたが、自分のA4との、あまりのスピードの違いに愕然としてしまい、それ以来、「乗り換えたい病」が発症しました(^^;
a4b7y.jpg

当初は、代車でお借りしたB7の2.0
TFSIクワトロ
への乗り換えを考えましたが、新車は高過ぎて手が出ず、かといって、発売されたばかりのため中古も皆無に近い状況でした。

そしてターゲットを、自分のA4と同じB6の1.8Tクワトロに変え、かなり程度の良いタマが見つかったんですが、いまいち、踏ん切りがつかないでいるところで、ふらっとBMWディーラーに立ち寄り、1シリーズ(120i)を試乗させていただいたところ、最初のコーナーで・・・





K.O.されました(^^;

生まれて初めて、自分が頭の中で描いたイメージ通りにクルマが曲がってくれたのです。
目から鱗が落ちました☆
このとき初めて、僕は、「BMWのハンドリングが良い、というのは、このことだったのか!」と気付いたわけです。

ハンドリングだけでなく、120iは他の同じようなクルマよりも「クルマとの一体感」もより強く感じられ、まさに「操縦している」という感覚が味わえました。

ということで120iに完全K.O.された私は、ついにBMWの世界へ飛び込むことを決意したのです。


ただ、そこから大変だったのか家族の説得です(^^;

それまで、USアコードワゴンからアウディA4 アバントまで、ステーションワゴンばかり続けて5台乗ってきました。
且つ、子供もできて家族も増えたのに、「なぜ今更(狭い)ハッチバックなのか」ということで、かみさんのかなり強い抵抗に遭いました(^^;
(まぁ、かみさんが怒るのも当然だと思いますが(笑))

僕の粘り強い説得に、遂にかみさんも観念したのか、なんとか120iに乗り換えることができました・・・(^^;

上記のとおり、ブランドイメージ的には、BMWよりもアウディの方が遥かに好きな僕でしたが、とはいえ、心のどこかで、やはり潜在的に「BMWへの憧れ」も持っていたようで、120iが納車されたときは「遂にBMWまでたどり着いたか」という充実感がありました☆

自分で手にしてみて、やはりBMWというブランドは偉大なブランドである、ということをヒシヒシと感じました。
e87p.jpg

という訳で、120iを手にしたわけですが、120iのおかげで、僕の「ドライビング」ということに対する考え方は、それまでとは比べ物にならないほど、深く拘るようになり、まさに「駆けぬける歓び」の世界へとハマってゆくのでした。
と同時にそれは、「試乗魔」になってゆく序曲でもありました(^^;


〜続く〜










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2007年09月05日

<回想>BMWとの日々 (1)






徐々に320ツーリングとお別れの日が近づいてきました。
それはつまりBMWとのお別れでもあります。

ということで、今日はBMWとの思い出を振り返ってみたいと思います。
Et91myokaku.jpg





<1995年>
今でこそ「試乗魔」となったワタシですが(笑)、初めてBMWを運転したのは、おそらく1995年(もしくはその前後)のことです。
大学時代の友人が、当時のE36 318isクーペ左ハンドル+MT)を購入し、そのクルマを一度だけ運転させてもらいました。
(ちなみに、その頃僕は、USアコードワゴンに乗っていました)

友人の318isクーペは、僕にとって、初めて運転する「純粋な」輸入車であり、且つ、初めての左ハンドルでした。
おまけにMTだっため、色んな意味で緊張し過ぎて、もう何がなんだか分からない錯乱した状態で運転したことを今でも覚えています。
当然、ウィンカーとワイパーを間違え、助手席の友人がケラケラ笑っていたことも覚えています(^^;
(USアコードワゴンは一応「輸入車」ですが、いわゆる「逆輸入」ですし、しかもワイパーやウィンカーの位置も普通の日本車と何ら変わりありません)

おそらく時間にして5分程度の試乗でしたが、とにかくクルマを走らせることで精一杯で、正直BMWの「良さ」というものは、全然わかりませんでした(笑)。
強いてあげれば、内装が「ガイシャ」って感じでイイなぁ、という程度でした。







<1998年>
それから約3年後の1998年。
USアコードワゴンから乗り換えよう、ということになり、ターゲットを「純粋な」輸入車にほぼ絞りました。
候補車は以下のとおりでした。
・アウディ A4 1.8T(B5)
・BMW 318i (E36)
・プジョー 406 Break
・シトロエン エグザンティア Break
・ボルボ V70 2.5
・アルファロメオ Alfa155 2.0TS
・(なぜか)トヨタ アリスト V300(^^;

以上のクルマ、全て試乗をしに行きましたが、Alfa155だけは試乗車がなく、展示車を見ただけでした。

僕は当時からアルファには惚れていたらしく、Alfa155の実車を見て、むちゃくちゃ欲しくなったのですが、見積を出してもらったら、諸経費が異常に高かったため断念した記憶があります。

Alfa155以外のクルマには全て試乗したのですが、正直言って、個人的に一番得点が低かったのがBMW 318iでした(笑)。

当時の僕が一番重視していたのは「乗り心地の良さ」でした。
と言っても、単なる「フワフワ」ではダメで、「しっかりとした剛性感があるのに、乗り心地が良い」そんな乗り味を一番重視していました。
それと、当時は、スキー等、よく高速道路を使って遠出していたので、「直進安定性」も非常に重視していました。

そういう「評価軸」の中で、318iに乗った印象は、「ロードノイズをガンガン拾っていて、乗り心地が全然よくない」でした(^^;
クルマの内装やデザインに関しても、他の候補車より落ちるような気がしました。

デザインは抜きにしても、今思えば、路面状況をしっかりとステアリングに伝えるのがBMWの良さなのに、当時の僕は、まだそういう部分を理解するには至っていなかったのだと思います。
それと、「ハンドリング」ということについても、ほとんど重要視はしていませんでした(^^;
(ていうか、ハンドリングの善し悪しの違いが分からなかったのだと思います(^^;)

そうした中で、エグザンティア Break406 Breakが、自分が求める乗り味にズバ抜けて近い、という印象だっため、どちらにするかかなり悩みましたが、総合的に考えプジョー 406 Breakに決めました。
(406 Break、エグザンティア Breakの次に好印象だったのが、アウディ A4
1.8T(B5)でしたが、値段が高かったことと、営業さんが「故障ははっきり言って多いです(笑)」っと正直におっしゃっていただいたことが決め手になり、候補から外しました(^^;)



その後、フランス車の良さに魅了され、406 Breakの後は、エグザンティア Breakを所有し、その後も、406の良さが忘れられず、また406 Breakを買ってしまいました。
都合、3台続けて、フランス車を乗り継ぎました
xanti.jpg 406406.jpg







<2004年>
そんな中、そろそろドイツ車に乗りたくなり、ターゲットを
・BMW 318iツーリング(E46)
・アウディ A4 2.0 アバント(B6)
・アウディA3(グレードは忘れました(笑))
の3車に絞り、まずは318iツーリング(E46)に試乗しましたが、この時の印象も「う〜ん、これが400万超えのクルマですか・・・?」という印象でした。
どうしても走り全体に、自分の求める「走りの高級感」みたいなものが感じられないんですよね・・・
デザインにしか興味の無いかみさんに至っても、「内装が全然ダメ」の一言(笑)。

その後、予算的にはアウディ A3が一番現実的だったのですが、一応A4も乗ってみよう、ということでA4 2.0アバント(B6)に試乗したところ、あまりにクールでカッコイイ内装、そして同じくステキなエクステリアデザイン、そしてまるでプジョー 406 Breakを彷彿させる「猫足」的な足回りと、恐ろしいまでのクルマ全体の剛性感、そして素晴らしい直進安定性、等に惚れて、結局、A3を試乗しないまま、A4を契約してしまいました。
A4b6.jpg


やはり、まだこの時点でも、僕は、BMWの「良さ」を理解するまでには至ってなかったようです。
つまり「ハンドリング」や「エンジンフィーリング」などは、僕が「走り」に求める重要要素には、まだ、なっていなかったのです。



〜続く〜









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2007年09月04日

carview初期画面

ブレラに乗り換えようと検討し出す以前から気にはしていたのですが、カービュー初期画面を開くと、何回かに1回は、右上の広告スペースにブレラが現れるんですよネ(^^;
carviewbrera.jpg

数え切れないほどあるクルマの中から、ブレラが選ばれた理由は何なんだろう、と最近ふと気になります(^^;

カービューの加藤編集長さん、是非その理由をお教えください、な〜んちゃって(笑)


 
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2007年09月01日

さらばバイエルン☆






突然ですが、320iツーリングを手放すことにしました。

120iから330iMスポに乗り換えるときも、そして330iMスポから現在の320iツーリングに乗り換えるときも、「5年は乗る」と公言してはばからなかったワタシですので、弁解の余地はありません。
が、この2ヶ月ほど、いろいろと悩みぬいた末の結論です。

BMWのドライビングフィールは、今でも大のお気に入りです。
ポルシェなどを除いた、世界の「一般的な」乗用車の中で、最も操縦性に優れていると思っていますし、BMWのおかげで、BMWを乗る前とは比較にならないほど、「ドライビング」というものを深く考えることができました。
BMWに乗れば、きっと誰もが、それまでよりも運転が上手くなると思います。


しかし、BMWをいったん降りることにしました。
理由はたくさんありますが、また追々、書かせていただければと・・・


そして次なるクルマは・・・・・



































Alfa Breraです。
brecar.jpg
(↑carview掲載画像より引用)


自分の中で何かが吹っ切れました。

今まで潜在的に、自分の心の奥底で最も求めていたブランドがアルファロメオだとわかりました。


BMWに乗ったおかげで、「(ドライビング・プレジャーを語る上で)表面上のスペックがいかに当てにならないか」ということを学ばせてもらいました。

そしてBMWのとき以上に、「スペック」や「動力性能」よりも、もっと大切なモノがあることに気づきました。

生粋のアルフィスタにすれば、このブレラ159は「本物のアルファロメオじゃない!」と言われるかもしれませんが、でも、私にとっては十分、アルファロメオです☆




「三度目の正直」という言葉がありますが、今度こそ5年、いや、致命的故障や法外なメンテ費がかからない限り10年でも乗れると思っています。(誰も信用してくれないでしょうけど(笑))


ディーラーさんの計らいで、希望通りの新古車が見つかりました。

納車は9月中旬には完了すると思います。



ということで、これから残された納車日までの間、320iツーリングの素敵なハンドリングを堪能させてもらうつもりです。

(最近、私のブログが「イタ車」ネタ続きになっていたので、勘のイイ方は、気づいておられてたかもしれませんね(^^;)



ブレラ Promotion Movie
ブレラ CM 1
ブレラ CM 2
ブレラ CM 3



  


  










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2007年08月30日

159☆






先日イタリア自動車雑貨店に行った勢いで、昨日、みんカラ友達でイタ車オーナーのfukaさんを夕方、ダメ元でお呼び出ししたところ、なんと約1時間半かけて、東京西部から、ボクの勤務先のある港区まではるばる出てきてくださいました(^^;


納車されてまだ2ヶ月も経っていない、fukaさんのAlfa 159を初めて生で見せていただきましたが、それにしても惚れ惚れするカッコ良さですネ〜☆
159fuka.jpg

そしてなんと、fukaさんの159で、ほとんど群馬県に近い我が家までそのまま送っていただきました(^^)

159には何度か試乗したことがあるのですが、助手席に乗るのは初めて☆

こうやってじっくりと助手席に乗せていただいて、いかに159が上質なクルマかが、改めてよくわかりました。

ビクともしない剛性感。普通にクルージングしてる限りは室内は超静か。それでいてアクセルをちょっと強めに踏み込めば素晴らしいエンジンサウンドが☆

そして、他のライバル車とは一線を画した、カッコよすぎるエクステリア&インテリアデザイン☆

まさにドライバーもパッセンジャーも気持ちよくなれるクルマです♪

fukaさんの華麗な右手のシフトワーク(左ハンドル+MTのため)を拝見しながら、約2時間の助手席ドライブを堪能させていただきました。

それにしても159、カッコ良かったです。
fukaさん、今度はボクにも運転させてくださいね(笑)










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2007年08月27日

イタリア自動車雑貨店






itazatu.jpg
今日は仕事帰り、会社からそれほど遠くないこのお店に寄ってみました。

四谷にあるイタリア自動車雑貨店

その名のとおり、店内には、イタ車オーナーならたまらないであろう、生唾もののグッズがズラリと並んでいます☆
itazatu2.jpg

オーナーさんは、元NAVI誌の編集員をされていたようで、さすが!と感じられる品揃えです☆

一人で行ったのに、ついつい長居してしまいました(^^;

こういう「自動車雑貨」を専門としたお店って、イイですネ〜。




ボクの知る限り、ドイツ車に関して、こういう大規模な雑貨「専門」のお店って聞いたことが無いので、是非作ってほしいですネ(^^;











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2007年08月19日

本日の試乗 「Audi RS4」






さて、今から遡ること約10日前の8月11日、念願叶い、RS4の試乗をして参りました。

1日も早くブログにアップしたい思いがありましたが、ディーラーさんに試乗目的の客が殺到してしまったりするといけないと思い(笑)、今日までネタを温めていた次第です(^^;


ということで、RS4。
今まで数え切れないほど、いろんなクルマを試乗してきましたが、まさに、「残された最後のクルマ」と言っても言い過ぎではないクルマです。

今まで展示車両には、3,4回お目にかかったので、そのたびに、コクピットに座ることはできましたが、実際に運転できる機会は、正真正銘これが初めて。(且つ、たぶん、これが「最後」でしょう(笑))


rs4 front.jpg rs4 rear1.jpg

rs4 rear2.jpg rs4 wheel.jpg

試乗車に対面し、はやる気持ちを抑え、まずはシートに座り、入念にドライビングポジションをチェック。
シートはかなり固めで、すっぽりと体を包み込み、まさに「戦闘モード」という感じです(^^;

rs4 cokpit.jpg rs4 seat.jpg

rs4 meter.jpg rs4 logo.jpg

rs4 shift.jpg

そしていよいよ、アクセルを踏み込み、クラッチを繋ぎ、加速開始。
そして・・・
K.O.されました(^^;

惚れ惚れするようなスピードと、エンジンフィーリングですネ☆

それと足回りに関しても、フツウのクルマと大差ないですネ。
もちろん硬めではありますが、ガチガチではなく、これなら同乗者も不快感は無いのではないでしょうか。


次に、いつもの調子で、若干スピード速めでコーナーに進入しハンドリングを確かめたところ・・・
K.O.されました(^^;

これが噂の40:60のクワトロですか!
言われなければ、FRだと勘違いするほど、素晴らしいハンドリングです☆


そして、フツウのA4と変わらぬ居住性、そして他ドイツ車とは格の違うクールなデザインを持っているのですから、スゴイです☆

まぁ、燃費は、オンボードコンピュータを見る限り、4〜5kmといった感じですが、これは仕方ないでしょうね・・・(^^;



ということで、遂にRS4、試乗できたわけですが、上記のとおり、K.O.マークを2回も出してしまいました。
恐らく、今まで多くのアウディ車に乗ってきましたが「K.O.」マークを使ったのは、これが初めてのことです。

本音を言えば、過去にA4を所有していたこともあり、アウディというブランド自体は大好きなボクですが、「デザインの良さ」「鬼のような高速安定性」「作りこみの良さ(完成度の高さ)」等、良い点は多々あるものの、今までアウディのクルマでは、「官能性」や「これぞドライビング・ファン!」みたいな、K.O.されるドライビングプレジャーは感じたことがありませんでした。
(今まで一番、K.O.されかかったアウディ車は、新型TTクーペ(2.0T)ですが、正直、運転しやす過ぎて、スポーツカーというよりは、気楽に飛ばす、スポーティクーペという印象です)

しかし、とうとう、アウディ車で、自分にとって真のドライビングプレジャーを感じることができました。


さて、ここからは勝手な意見なのですが、BMWの場合、どんなに安いベースグレードに乗っても、BMWらしさ、つまり「駆けぬける歓び」を感じることができるところが素晴らしいと思っています。

例えばBMWの場合、現在・過去を問わず、ベースグレードの318320に乗っても、素晴らしいハンドリングやエンジンフィーリングが味わえます。
E36 318i、E90 320i、E87 116i、いずれもベースグレードですが、どれも素晴らしいハンドリングとエンジンフィーリングです)


確かにアウディにおいても、下位グレードであっても、「造りこみの良さ」「素晴らしい剛性感」「デザインの良さ」「総じて速い」等は、一貫して感じられますが、是非今回RS4で感じたような「ドライビングプレジャーの『質』」を下位グレードでも上手く感じさせるようなクルマ作りをしてくれると、喜んでボクもアウディに戻ろうと思います。

せっかくドライビングに感動しても、それが1000万円前後するトップグレードのRS4であっては、庶民にはとても手が届きません。
(上記の話は、実は、とある自動車評論家が言っていたこととほとんど同じ内容なのですが、全く同感のため・・・(^^;)




ということで、RS4、期待どおり、とても素晴らしかったです!
一言で言えば、今まで乗ったクルマの中で、最も全てを兼ね備えた「完璧」という言葉が似合うクルマかもしれまえん。
(もちろん、「完璧」であることが「BEST」であるとは限りませんが(^^;)

誰か、知り合いが買わないかなぁ。
そしたら、借りまくるんですが・・・(^^;


RS4の基本スペックはこちら



S5 catalog.jpg
(↑ディーラーさんで見せていただいたA5&S5のカタログ)










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2007年08月17日

本日の試乗 「VOLVO C30 2.4i SE」






夏休みも実質今日で終了となりました。
今日になってようやくまともに動ける ようになったため、早速今日は試乗に出かけました。


というのも、楽しみにしていたボルボのニューモデル「C30」の試乗ができるからです。

このサイズの2ボックスカーといえば、言うまでもなくVWのゴルフを筆頭に、BMW 1シリーズ、アウディ A3、アルファ147、プジョー307など魅力的な欧州車が出揃っていますが、そこにボルボが新たに参入してきました。

後発なだけに、当然、それらライバルに負けず劣らずのクルマのはずですし、ハッチバック好きのボクにとっては、試乗がとても楽しみでした。


さて、ブラック色の試乗車にご対面。
ちなみに、この試乗車は、2.4iSEという、3グレードのうちの真ん中のグレードです。

まずそのデザインを観察。
斜め前から見ると、若干、ずんぐりむっくりした形に見えてしまいますが、やはりこのクルマは、リアデザインが決め手ですネ☆

リアデザインは、ついつい見入ってしまうような斬新さがあって、グッドだと思います☆
C30 front.jpg C30 rear.jpg

ちなみに、このC30のトランクは、ガラスハッチしか開ける部分がありません。
正にデザイン重視の結果であり、実用性に欠ける部分はありますが、ボクは、これはこれでアリだと思います。
トランクに実用性を望む人には、このクルマは向いてないでしょう。
C30 trunk.jpg


さて、鬼のように重くて頑丈そうなドアを開け、コクピットへ。
内装は、今までのボルボが、よりモダンになった感じで、イイですネ☆
とてもリラックスした気持ちになれます。
いやでも「上品な運転」を心がけたくなる、そんな癒し系のデザインです。
C30 cokpit.jpg


そして驚いたのが、後席のシート。
これはもはやハッチバック車の領域を超えています。
恐らく、世界のハッチバック車の中で、最もゆったりとして且つ質感の高いシートではないかと思います。

実際に座ってみましたが、本当に、超高級車に乗っているような感じでした。
C30 rearseat.jpg


さて、エンジンを始動し、いざ発進。

車重約1.4トンのハッチバックに、2.4リッターNAエンジンを積んでいるので、加速に関しては十分ですね。

ただ、ボクの320ツーリングに比べて、「劇的に速い」という感じはしませんでした。

恐らく、パンチの効いた加速を望む人は、上級グレードで2.5Lターボエンジンを積んだT-5を選んだほうが良さそうです。

乗り味に関しては、ボルボにしては多少硬めの足かもしれませんが、他のライバルメーカーのクルマと比べると、やはり、しなやかで気持ちのいい足回りだと思います。


ハンドリングは、フツウに運転してる限り、FF車っぽい頭の重さも感じさせず、良いほうだと思います。


不思議なのは、以前試乗した、V50の方が、キビキビとした走りに感じたことです。
(C30とV50、車重はほぼ同じです)

ハンドリングも、このC30は、FFにしてはかなりイイほうだと思うのですが、V50のほうが、さらにクイックなハンドリングだったような気がします。(この辺りについては、V50を試乗してから、しばらく経っているので定かではありませんが・・・)


途中からマニュアルモードで運転してみましたが、やはりこのクルマは、マニュアルモードで運転するよりも、通常のオートマモードで、ゆったりと運転する方が似合う気がします。
それと、マニュアルモードの「−(マイナス)」レバーがに、イマイチ入りにくい印象がありました。



さて、試乗を終えてディーラーに戻ってくると、幸運なことに、現在インターネットでしか申込を受け付けていない、Web特別限定車(70台限定)の実物が置いてあり、見せていただくことができました☆


いやぁ、やはり、実際にこの限定車を見てしまうと、こっちの方がイイですね〜(笑)

エアロの色については好みが分かれそうですが、でも、エアロがついているのとついていないのとでは、かなり印象が変わりますし、ホイールやマフラー等、やはり特別限定車には惹かれます。
C30 gentei1.jpg C30 gentei2.jpg

ということで、このC30、他の独・伊・仏のライバル車とは違った、さすがボルボのハッチバックという、独特の上品でゆったりとした価値観をもった、なかなかの出来映えの2ボックスだと思います☆

特に女性受けがイイと思いますので、是非、ご家族で試乗されてみてはいいかと思います。

C30の基本スペックはこちら




spider blue.jpg
(↑ボルボの帰りによったアルファにて。カッコイイですね、スパイダー!)










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2007年08月13日

本日の試乗 「BMW 318ci」






一昨日、ALPINA B3Sを試乗した後、以前から気になっていたBMW 318ciを試乗しました。

元々ボクは、3シリーズのエクステリアデザインに関して、特にセダン/クーペに関しては、現行のE90系よりもE46系のほうが、はるかに好みなので、一度は、ciに乗ってみたい思いがありました。
(前車E46 330iについても、本当はciが欲しかったのですが、予算的に合うタマが無かったのでセダンとなりました(^^;)


それと、先日試乗した、現行型の320iクーペに、若干失望したので、先代モデルである318ciとの比較もしてみたかったのです。


318 front.jpg 318 rear.jpg
ということで、318ciとご対面。
距離もほとんど走ってなく、外装・内装ともにまだ新車同様と言っていい極上モデルでした。
(ボクが買った330が、いかにヤレていたか分かりました(^^;)

設計自体にはかなり古さを感じるE46系ですが、これだけ新しいと、個人的には今から買っても全然大丈夫、という印象でした。


さて、コクピットに乗り込み、エンジンを始動。
ちなみに、この318ciはMスポーツですが、クーペといえども、さすがに、前車330iMスポーツの内装と、全くと言っていいほど、同じデザインの内装です(^^;
318cokpit.jpg

エンジンをかけた瞬間や、アイドリング時のサウンドは、ボクの320iツーリングとほとんど同じような感じです。
(従って、直6モデルに比べると、かなり迫力には欠けます(^^;)


そしてアクセルを踏み込み走り始めると、エンジンの出だしのトルク感は、ボクの320の方が、速いような気がしました。

しかし、出だしこそ現行モデルより遅さを感じるものの、数秒すれば、この318ciの方が、走り全体の軽快さを感じました。
もちろん、ボクの減車はツーリングなので、そもそも車重が重いですが、以前、現行型320iセダンにも2度ほど試乗したことがあるので、だいたい感触は覚えているのですが、この318ciの方が、ボディがコンパクトであるというイメージも手伝ってか、軽快に感じます。

この点は、先日試乗した、現行型320iクーペが、かなりかったるく感じ、クルマのデザインのイメージから違和感を感じたので、318ciの方が、クルマのデザインと一致していて好感が持てました☆


それと、エンジンフィーリングについても、現行型320の直4のフィーリングとほとんど大差無いものの、どちらが官能的か、と聞かれれば、318ciの方が官能的に思えました。


ハンドリングに関しても、現行E90系より、軽快な印象です。
少なくとも、前車330iと同じE46系のクルマとは思えないほど、ハンドリングは気持ちイイです。
やはり、フロントの重量は、ハンドリングに多大な影響を与えることが、改めて分かります。


居住性に関して、ciは2枚ドアですが、後部座席自体の広さについては、E46のセダンと、ほとんど変わりないと感じました。


ということで、この318ci。
とても良かったです。
クルマの完成度としては、現行E90系のほうが優れているのは分かるのですが、「運転する楽しさ」に関しては、未だにE46系のクルマは、E90系を凌ぐ面白さをもっていると思います。
デザイン的にもかなり好みなので、正直、現車320iツーリングを買う前に試乗してたら、かなり悩んだかも・・・(^^;

願わくば、個人的にクーペはマニュアルで乗りたいので、これでマニュアル車だったら最高だと思いました。
(318ci、マニュアル車もありますが、ほとんどタマが無いのが実情です。ちなみに、マニュアルモデルは、左ハンドルです)












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2007年08月12日

本日の試乗 「ALPINA B3 S Limousine」






昨日、ブログ仲間のモミジパパさんと、試乗プチオフを行いました。

BMWディーラーに赴き、営業さんと談笑していたところ、モミジパパさんが「M3に興味がある」と話したのを受けて、「『ALPINA B3 S』なら試乗できるクルマがあるので是非いかがですか?」と、営業さんの方から、ご提案。

モミジパパさんは、恐縮されていましたが、ボクが横から「試乗しちゃいましょうよ〜」と無理矢理背中を押し、試乗することになりました。

しかも、本来モミジパパさんに対して、営業さんからご提案があったのに、ちゃっかりボクも、途中でドライバーチェンジし、試乗させていただきました(^^;

B3といえば、以前、E36ベースのB3には、同じくブログ仲間のがんきちさんの愛車を試乗させていただき、特にエンジンの素晴らしい官能性に惚れ惚れしたことを記憶していますが、E46ベースのB3に試乗するのは、これが初めてです☆


B3 front.jpg B3 rear.jpg
さて、試乗させていただくクルマのエンジンをかけてもらいましたが、ブォン!という凄い音で、エンジンが目覚めました(^^;
やはり、エンジンが暖まってない状態では、アイドリングも凄い迫力ですが、そのままアイドリングを続けて、回転数が下がってくると、かなり大人しくなります(^^;

それにしても、BMWの直6で3リッター超えると、本当に素晴らしいサウンドですネ☆
前車の330を思い出してしまいました(^^;



ということで、まずはモミジパパさんの運転で、試乗開始。助手席に営業さんが座り、ボクは後席に座りました。
B3 cokpit.jpg

意外にも、後席は、ボクが前に乗っていたE46 330iよりも静かです(^^;

そしてとにかく乗り心地がいいですネ。モンスターマシンとは思えません(^^)

それと、クルマとは関係ないのですが、モミジパパさんが運転してるとこ、初めて拝見したのですが、めちゃくちゃ運転上手いです!
さすが元S2000乗りBMWドライバー・トレーニングも受講されているだけあって、左ハンドル+MTの、このB3をいとも簡単に、且つ、華麗なハンドルさばきで運転されていました☆



さて、今度はあつかましくも、ボクが運転させていただく番です(^^;

以前乗っていた330に比べて、確実に速い加速です(当たり前ですが(^^;)
それと、やはり回すと、このエンジンの官能性は、クセになりますネ☆

とはいえ、そこはアルピナ。やはり、運転していても、乗り心地の良さを実感します。

以前試乗した、同じE46系のM3とは、比べ物にならないほど、リラックスして運転でき、悪く言えば「フツウのクルマ」という印象です。
もちろん、そこがアルピナの良さですよネ☆


ハンドリングに関しては、以前乗っていた330iより、良い印象がありました。エンジンは330よりB3の方がデカいんですがね・・・(^^;


あと、内装については、これはALPINA全般に言えることですが、もうちょっと質感が高いといいんですが・・・(^^;
今回乗ったB3も、とても800万オーバーのクルマとは思えない内装です(^^;

まぁ、もちろん、駆けぬける歓びの追求が最重要のBMW系のクルマに対して、「走り」ということの本質とは離れる、内装の質やオーディオの音質の文句を言うことはご法度かもしれませんが、やっぱり1000万近いクルマに関しては、もうちょっと質感高くてもいいかもしれません。



ということで、やはりALPINAは、「M」とは目指す方向が、明確に異なると、改めて今回の試乗で感じました。


モミジパパさん、昨日はボクにまでB3の試乗の機会を与えてくださり、ありがとうございました!



ALPINA B3 S Limousineの基本スペックはこちら











posted by Joy at 21:21| Comment(10) | TrackBack(0) | Car | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月08日

車歴。

【最初に買ったクルマ】ホンダ シティ・ターボU

【2台目】VW ジェッタ(初代)

【3台目】三菱 FTO

【4台目】ダイハツ Copen




さて、上記は、ある人の車歴ですが、なかなか"通"な車歴だと思いませんか?






実は、かみさんの車歴です(笑)

正直、シティ・ターボUも、初代ジェッタも、そしてFTOも、ボクがかつて乗りたかったクルマばかりです(^^;





この中で特に興味深いのは、シティ・ターボUです。
city2.gif

通称"ブルドッグ"と言われたシティ・ターボUは、その名のとおり、「元祖リトル・ダイナマイト」と言っていい、735kgの車重に対し1.2リッターの110馬力という、リッター100馬力近くを誇ったエンジンを積んだ、とってもとっても魅力的なクルマです☆

ホイールベースも2220mmと、超ショートですから、FFとはいえ、かなり刺激的なハンドリングだったのではないでしょうか!

エクステリアに関しても、今見てもシンプルでカワイくて、且つカッコイイ、そんなデザインだと思います。

しかも嬉しいことに、シティ・ターボUをネットで検索してたら、ホンダのサイトには、今でもちゃんとシティ・ターボUについて詳しく掲載されているじゃあありませんか!!


ということで、初めてのクルマにシティ・ターボUを選ぶなんて、憎いですよね〜(笑)
ボクなんて、中古で20万円弱のカローラUだったんですから・・・(^^;





それと、FTOに関しても、ボクも一時期かなり欲しかったクルマです。
fto.jpg

今でもFTOが走っているのをたまに見かけると、カッコいいですよね〜☆

FTOが発売開始された1994年といえば、その頃は、ボクもまだまだ「ドライビング・プレジャー」だぁ、「ハンドリング」だぁ、「エンジンフィーリング」だぁ、そういうことには目覚めておらず、ほとんどデザインだけでクルマを選んでたんですが、とにかくFTOはカッコよく見えました。

しかも、このFTO、そのデザインだけでなく、日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したように、クルマそのものとしても、かなり良かったみたいですネ。
日本車で初めてATにマニュアルモードを入れたのも、このFTOだったんですネ!
FF車とは思えないほどよく曲がるコーナリングマシンだったようですし☆






初代ジェッタに関しても、ゴルフではなく敢えてジェッタにしたところが、これまたニクいですよね〜(^^;
jetta.jpg

しかも、ジェッタは去年復活しましたもんネ!
ジェッタが名車だったからこそ、ベントボーラときて、またジェッタに戻したのでしょうネ☆





そして、現在はコペン、ということで、所有したクルマはたった4台でも、その全てが「"通"好み」と言えるクルマを選んでおり、正直、「やられた〜」という気持ちです(笑)。
cope.jpg

しかも、一般人にとっては乗り心地が良いとはとても言えないコペンの走りについて「カートに乗ってるみたいで楽しい!
今まで運転したクルマの中で一番運転が楽しい!
」といつも言ってますから、やはり、最初のクルマがシティ・ターボUだったり、FTOを乗って来たことで、ドライビンプレジャーを感じ取る感覚が、相当研ぎ澄まされたのだと思います。恐るべし・・・(^^;



冒頭で述べたとおり、特にシティ・ターボUについては、是非一度、ボクもそのステアリングを握ってみたいと思ってます。
きっと、今どきのクルマでは得られないプレジャーがあるに違いないと思ってます☆

そしてボクも負けないよう、これからもドライビング・プレジャーを感じ取る感覚を鍛えて行きたいと思います(笑)
posted by Joy at 22:42| Comment(8) | TrackBack(0) | Car | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月05日

レーシングカート、デビュー。

昨日は、マイクラC+Cを試乗した後、家族を連れて、飯能にある「F1カート宮沢湖」へ行ってきました。
f1 uketuke.jpg f1 circuit.jpg

目的は、うちの若旦那(6歳)を、レーシングカート・デビューさせるためです(笑)。

出かける前は、「乗ってみたい!」とニコニコしていたうちの若旦那ですが、いざ、カート場に着いて、お客さんがビュンビュン、カートで走っているところを見ると、急に、表情が曇ってきました(^^;
どうやら、怖くなってきたようです・・・(^^;

ちなみに、うちの若旦那は、今まで、遊園地のゴーカートすら一人で乗ったことがありません(^^;


そんな若旦那に構うことなく、受付で会計を済ませ、強引にピットへ連れていき、スタッフの方から、カートの説明を受けていると、途中で若旦那は「お腹痛い〜。やっぱり家に帰る〜。
出ました! 仮病の決まり文句(笑)


でもここまで来たら、こちらも引き下がれません。
心を鬼にし(笑)、スタッフの方に、「うちの子、よろしくお願いします」と伝え、ボクとかみさんは、その場を離れ、無理矢理一人にしました(^^;
f1 setumei.jpg
(↑スタッフのお兄さんから、運転方法の説明を受ける若旦那。
  体が小さすぎるので、シートと背中の間に、ウレタンの板を何枚も重ねてます(^^;)




そして、若旦那がコクピットに座り、スタッフの方がエンジンをスタートし、いよいよスタート。

正直、こちらも、「大丈夫かなぁ・・・」と、気が気ではありません。
かみさんに至っては顔は笑ってるけど涙ぐんでしまう始末(^^;


そんな私達の心配をよそに、若旦那号が、超低速ながらも発進し、サーキットに飛び込んで行きました。


ちなみに、今日がカート・デビューのうちの若旦那を、さすがにスタッフの方も心配したのか、他の走行車は走らせず、若旦那がサーキットを独占できたことが、唯一、安心材料でした。

このF1カート宮沢湖、だいたい1周、26秒程度のコースだそうですが、恐らくうちの若旦那は、1分以上は確実にかかっていました。
(おかげで、たくさんのお客さんを待たせてしまいました。すいませんでした(^^;)


わずか3周でしたが、最後の方は、慣れてきたのか、コーナリングスピードも多少速くなり、なんとか無事に、3周を終え、ピットに戻ってきました(^^;
f1 incorner.jpg f1 incorner2.jpg
(↑ なかなかのハンドルさばき(笑))
f1 corner up.jpg





本人に、「走り終えた感想は?」と尋ねると「面白かった」と一言(^^;

まぁ、「虜になった」とまではいかなかったようですが、「また来たい?」と聞くと「うん」と言ってたので、なんとか安心しました(^^;


最初は、ボク自身「どうなることやら・・・」と、正直かなり心配もしていたのですが、ロクに一人で留守番もまだ満足にできないような小さい子が、サーキットという大海原にノロノロとしたスピードで一人で飛び込んでいく瞬間は、非常に感動的でありました☆
f1 pit 1.jpg f1 pit 2.jpg
(↑ 3周走り終え、ピットロードに帰還。
   横には、待ちくたびれた他のお客さんがスタートを待っています(^^;))




ところで、このF1カート宮沢湖には、キッズ用のカートがあるので、うちのような6歳の子でも、ある程度安心して乗せることができます。(身長100cm以上から乗れます)

ただ、キッズ用といっても内容は本格的で、イタリアの「ピレル」製で、エンジンは100cc/4ストロークを積んでます☆


それと、スタッフのお兄さんも、とても親切に教えてくれます。
「お腹痛い〜」とグズるうちの若旦那(^^;にも、丁寧に指導してくださり、ありがとうございました(^^)





ということで、ボクがレーシングカート・デビューしたのは21歳のときでしたから、ボクの記録を、15年分も塗り替えてくれました(^^;

将来の佐藤琢磨目指して頑張ってくれるでしょうか・・・(笑)
(本人は、昆虫博士になると言ってます(^^;)


posted by Joy at 20:28| Comment(8) | TrackBack(0) | Car | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月04日

本日の試乗 「日産 マイクラC+C」






今日は、幸運にもマイクラC+Cに試乗することができました。

先日、日産本社で見た展示車は、内装がブラックでしたが、今日の試乗車は、アイスブルー
これは派手すぎずとってもキレイですネ。女性に喜ばれそうな色です☆
(手入れは大変そうですが(^^;)
mic naisou1.jpg mic naisou2.jpg

mic handle.jpg



エクステリアデザインに関しては、正直、クーペ時のスタイルが、マーチのイメージからすると、もうちょっと可愛い感じのスタイルにした方がよかったのでは?という気がしました。
mic close front.jpg mic close rear.jpg

mic open front.jpg mic open rear.jpg

前回も書きましたが、どうしても、ビートルカブリオレと比較してしまうんですよネ・・・(^^;



マイクラ最大のポイント、と言っていい、カルマン社製ガラスルーフは、さすがに質感が高いです。
ただ、ガラスの面積がかなり狭く、「開放感抜群!」というところまではいきません。
やはり、このクルマは、できる限りオープンで乗る方がいいかもしれませんネ。
mic open1.jpg mic open2.jpg

mic kalmann garasu.jpg mic kalmann.jpg
(     カルマンのロゴがカッコイイですネ☆↑)





さて、まずはオープン状態にして、コクピットに座り、エンジンを始動し、いざ発進。

普段コペンに乗り慣れたボクがまず感じたのは、「おぉ、速い」(^^;

車重1.2トンで、エンジンが1.6リッター直4だから、十分ですネ。
mic engine.jpg


そして次に感じたのが、足回りのシッカリ感
これは、さすが欧州車!という印象です。
結構「硬め」の足回りですが、同じクラスのドイツ車と比較しても、ほとんど遜色ないんじゃないでしょうか。

ちなみにボクは、普通のマーチには試乗したことが無いのですが、普通のマーチの足回りがどんな感じなのか、今回のマイクラに乗ってみて興味が湧きました。
もし、マイクラと同じレベルだとしたら、かなり凄いと思います(^^;


ちなみに、今日試乗したのは、ATだったのですが、最近は当たり前のように付いてくるようになったマニュアルモードはありません
マニュアル感覚で走りたい人には、純粋なMTモデルもあります(^^;
車両価格はATとMTモデルはどちらも同じです。


着座位置は、ボクはどんなクルマでも、だいたいいつも一番低くして乗るのですが、このマーチは、かなり着座位置が高く感じました。
今まで乗ったオープンカーの中では、ダントツで一番高い、という印象です(^^;

この辺りは、やはりターゲット層を女性にしているというところでしょうか。。。




途中でオープンから、クーペ状態にさせていただき、試乗を続けました。

やはり、このガラスルーフは、見た目だけでなく、中に乗っていても質感が高い、という感覚を受けます☆
ルーフ自体が、とてもしっかりとした造りになっているというか。

ルーフを閉じると、室内は、かなり静かになりますが、エンジン音は結構イイ音が入ってきます。


最後に居住性に関してですが、このマイクラ、一応「4人乗り」ということになってますが、実際は、後ろの席に大人はおろか、子供でも長時間座るのは、至難の業です(^^;
mic koubuzaseki.jpg

後席は、荷物置き場と割り切って考えたほうが間違いないと思います。
ただ、ホントの2シーターに比べれば、この荷物置き場があると、かなり重宝すると思います。

それとトランクの広さも、オープン状態にしていても、結構広く確保されているので、グッドだと思いました☆
mic trunk.jpg




ということで、このマイクラC+C。
乗ってみた感想は、やはりイメージ通り、「女性がオシャレに快適にオープンカーを楽しむ」みたいなところがメイン・コンセプトだとボクなりに感じました。

いくらATモデルがある、と言っても、マツダ・ロードスターは、ボクからすると、玄人でも満足できるスポーツカーだと思ってますし、かといって、軽のコペンじゃちょっと・・・(笑)という貴女にはピッタリのクルマだと思います(^^)

(ただ、このマイクラ、MTモデルだと結構走り自体も楽しめるかもしれないと思いました(^^;)











posted by Joy at 21:53| Comment(8) | TrackBack(0) | Car | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月03日

ハイビームで視界3倍

自分ブログを書く際、特にメインテーマであるクルマスイーツ等に関して、あくまでも「自分が実際にやったこと・経験したこと・自分の身の回りで起きたこと」を「自分が撮った写真を使って」ブログにしようと極力、心がけてます。(=つまり、実際に見たり聞いたり経験していないことを推測で書いたり、他のサイトの情報をそのまま持って来ることはしない)

ネットの記事や画像を単純に自分のブログに持って来るのは、なんか安っぽい感じがするので・・・


ですが、今日に関しては、ネットのニュース記事でたまたま興味深い記事を見つけたので、それをそのままネタにしようと思いました。

beam.jpg
その記事は、産経新聞サイトに載っていた記事で、要旨は「夜間に運転の際、ハイビームにすると、ロービーム時よりも約3倍、視認性があがる」という記事です。

別に自慢でも何でもないんですが、ボクの場合、免許を取って間もない頃から、夜間に運転する際は、こまめにハイビームにするのは当たり前のようにやっていました。

なぜなら、今回の産経新聞の記事にあるとおり、その方が、遥かに前方がよく見え、運転しやすいからです。


でも、こういうことが記事になるだけあって、思い返してみれば、確かに、他人が運転するクルマに同乗した際、夜間、自分のように、こまめにハイビームにする人って、あんまり居なかった気がします。
みんな暗闇をずっとロービームのままで運転してて、怖くないのかなぁ?と思います。


もちろん、いちいちハイビームとロービームを切り替えるのは面倒だし、ライトの寿命も縮むでしょうし、それに、対向車や歩行者がいるのにハイビームのまま走り続けるクルマほど迷惑なクルマも無いですが、しかし、安全のためには、例え面倒でも、ハイビームへのこまめな切替は、とても大切なことだと思っています。


そういうボクも、たまたま、ハイビームへのこまめな切替はできていますが、その他安全運転のためには、もっともっと改善すべきところもあると思うので、これからも安全運転あっての「駆けぬける歓び」を味わいたいと思います。


以上、ちょっと優等生的日記でした(笑)





posted by Joy at 22:37| Comment(6) | TrackBack(0) | Car | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする