2020年11月29日

天体望遠鏡、再デビュー。






今年に入ってカメラを新調してから、天の川撮影に目覚め、何度もトライしましたが、やはり天の川の場合は、「光害」が少ない場所で、且つ「気象条件」も揃ったタイミングでないと、まともに撮ることはできないということがよく分かりました。。

天の川の中で最も見応えがあるのは、いわゆる”夏の天の川”と呼ばれる、「いて座」付近の位置が最も明るくて見応えがありますが、その”夏の天の川”も、時期的にそろそろ見えなくなってきており、、また来年の春まで待つことになります。。


となると、これからの冬〜春にかけては何を撮ろうか?ということになるのですが、”夏の天の川”のように、デカくてダイナミックなものは無いので、「星座」とか、一つ一つの「星単体」ということになってくるかと思います。

自分の場合、レンズは、

 ・24〜105mm(ズーム)
 ・20mm(単焦点)

の2本しか持っていませんが、「星座」ならなんとかなりますが、「星単体」となると、105mmまで拡大しても、小さくしか写りません。。

なので、いわゆる「超望遠」的なレンズ(300mm以上)が欲しいんですが、超望遠クラスになると一気に、価格がめちゃくちゃ高くなるんですよね。。

もう何ヶ月も、ネットで色々と物色はしているのですが、やはり、一般的なレンズメーカーから販売されている超望遠レンズで、安価なものはありませんね。。




そんな中、一昨日の夜、ふと「そういえば、天体望遠鏡が自宅の倉庫に眠ったままだったなぁ・・」ということに気がつきました。

今から10年ほど前、うちの若旦那がまだ小学生だった頃、爺ちゃん婆ちゃんが、若旦那の誕生日祝いか何かでプレゼントしてくれたモノです。

が、、よくあることですが、物珍しさに、最初だけ少し使ってはみたものの、小学生(低学年)が扱うには、ややハードルが高かったようで、且つ、手伝って操作していた当方も同様に「なんか難しいな〜」みたいな感じで、程なくして使わなくなり、以降、長年ずーっと倉庫に眠ったままだったのです。

天体望遠鏡単体はカメラではないので、単体では「撮影」はできませんが、当然のことながら、”肉眼”で星を見るよりは、遥かにはっきりと見えるでしょうから、宝の持ち腐れにしたままにするのは勿体ないということで、昨日、倉庫で埃をかぶっていた天体望遠鏡を引っ張り出してきました。

IMG_7175.JPG


ビクセンの「スペースアイ 70M」という製品で、現在でもAmazonで15,000円程度で販売されてました。

初心者入門用のモデルですね。





なにせ10年前後も倉庫で埃をかぶった状態だったので、そもそも「まだ使えるのか?」という心配もありましたが、昨日の夕方、倉庫から出して、ファインダーを覗いてみたところ、きちんと写ることは写ってくれていることを確認しました。

ただし、望遠鏡(筒)の縦の角度を調整するツマミ(ネジ)が紛失しており、望遠鏡が固定できず、このままでは使い物になりません。

そこで、急ぎ、近所のホームセンターで、「ナット」を買ってきて、とりあえず凌ぐこととしました。

IMG_7179.jpg
(なんとかこれで使えるようになりました ↑)




そして、夜になり、あいにく雲がたくさんあって、星はほとんど見えてませんでしたが、幸い、月はなんとか見えていたので、早速天体望遠鏡を使用することに。

いや〜、それにしても、天体望遠鏡での、対象物”捕獲”(対象の星をファインダーの中に収める)って、めちゃくちゃ難しいですねぇ。。

付属のレンズは「20mm(35倍)」と「4mm(175倍)」の2種類があり、とりあえず、広角側の「20mm」のほうから使ってみましたが、、ほんの僅かに望遠鏡をずらしただけでも一瞬で、ファインダーから消えてしまい、そもそも「月」をファインダーの中にきちんと収めることだけでも相当時間がかかってしまいました。

そしてようやくファインダーの中に収まったので、次は「ピント」調整ですが、これも非常にシビアであり、何度もピントダイヤルを行ったり来たりの状態。(ただし、ファインダーに収めることに比べれば、ピント合わせのほうが楽でしたが・・)


格闘しながらようやく月が綺麗に写りました。

うん、かなり精細に写ってくれており、なかなか感動しました。


しかし、ここまで綺麗に見えるなら、やはり「写真」として記録に残したい衝動に駆られますよね・・(^^;

で、Google先生に聞いてみたところ、特に専用のアタッチメント等を使わずとも、スマホのカメラ部分を、望遠鏡の接眼部に押し当てて綺麗に撮影している方々がおられることが分かったため、当然、当方もiPhoneでトライしてみることに。


ただ、これまた、なかなか上手くいかなくて(iPhoneが少し動いただけで、ピントが合わなくなる)、何枚も撮影してみたところ、2枚だけ、なんとかまともに写ってくれた写真がありました。

そのうちの1枚がこちらです。↓

IMG_7082p.jpg


結構綺麗に撮れてますよね?

これまた感動しました。





これで調子に乗った当方は、レンズを「4mm(175mm)」に換えて、ちょうど雲の隙間から「火星」が見えていたため、火星の捕獲にチャレンジしたんですが、、、20mmでもかなり扱いが難しかったものの、当然と言えば当然ですがこの4mmは、難しいなんてもんじゃないくらい難しく、時間を置いてトータル30分ほど格闘したものの、結局、火星をファインダーにきっちりと収めることすらできず終いで、諦めました。。。









そして、、悔しいので、今日も先ほど、暗くなってから再び観測開始。

そして、偶然、と言っていいんですが、土星らしき星がファインダーに一瞬入り込んだため、緊張しながら慎重に微調整しながらピントを合わせたところ、やはり「土星」でした。

なぜ土星だと分かったというと、土星の「輪」を確認できたからです。ついにやりました☆☆☆

定倍率の20mmのほうのレンズで捕獲したため豆粒よりも小さい、”針の糸穴”と言っていいくらい小さい「点」のようにしか見えませんでしたが、それでも、わずかに、星と「輪」の間の隙間を確認することができました。


んでもって、当然「これは撮影しなければ!」とiPhoneを取り出し何度も撮影にトライしたのですが、、あまりにも見えている大きさがあまりにも小さ過ぎて、「手持ち」状態のiPhoneでは、常に”ブレている”状態となり、フォーカスを合わせることができず、結局10枚ほど撮りましたが、残念ながら、「リング」どころか、「土星」と判別できるような写真すら撮れませんでした。。。

一番まともだった写真ですら、こんな感じです。。(T_T)  ↓

IMG_7183 2.jpg


やはり専用のアタッチメントが無いと、「月」以外の星の撮影は無理っぽいですね。


ちなみに、その後、高倍率の「4mm」のほうのレンズに付け替えて土星の観測を試みましたが、ファインダーに捕獲することすらできず、諦めました。。

このクラスの天体望遠鏡で「4mm」のレンズを使いこなすには「神の手」的な、ミリ単位、いや、それ以下の微調整ができる人じゃないと無理なんじゃないかと思います。。








ということで、、、まぁ、高価な望遠鏡であれば、おそらく、架台の安定性もかなり強固なものになっているのだろうと思われますが、1〜2万円程度の天体望遠鏡で、「月」以外の天体を観測するのは、相当ハードルが高い、と思ったほうがよさそうです。。。

ただし、レビューでも多くの人が書かれているとおり、「『月』専用」と割り切るなら、この「スペースアイ 70M」のような、初心者入門用クラスの製品でも、十分、満足はできると思います。



それと、天体望遠鏡での「撮影」ですが、昨日、”ビギナーズラック”的に、なんとか「スマホ(iPhone)の手持ち」で撮影することはできましたが、今日、あらためて、「月」を撮ろうとトライしたところ、ブレブレで全然満足に捕獲できず、むしろ昨日のほうが上手に撮れたので、、専用のアタッチメントは必須だと思いますね。。

IMG_7228p.jpg
(今日iPhoneを介して撮った月 ↑)


ちなみに、「Tリング」というものを使えば、一眼カメラでも撮影が可能なようですが、重量的に、かなりバランスが悪くなるでしょうから、Tリングを使うなら、もっとクラスが上の天体望遠鏡で使ったほうがいいような気がします。。









ということで、、久方ぶりに天体望遠鏡を触ってみましたが、初心者入門クラスの天体望遠鏡では、「月」なら大丈夫ですが、それ以外の通常の星を綺麗に見ようと思うと、なかなかハードルが高いというか、そもそもファインダーの中に捕獲すること自体が難しい、ということがよく分かりました。

趣味全般に言えることですが、何事も、ハマりだすと、どんどん”上位機種”が欲しくなってくるのがもどかしいですね・・(^^;



















posted by Joy at 19:19| Comment(0) | Star | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月19日

ネオワイズ、見れず終いか。。。





今、天文ファンの間で最も話題になっているネタといえば、おそらく「ネオワイズ彗星」かと思います。

 <AstroArts: 2020年7月 ネオワイズ彗星が3等前後



当方も先週から毎日、チャンスを狙っているのですが、曇りや雨ばかりで、全くダメな状態が続いていましたが、今日の比企地方は朝から良い天気で、予報では夜までずっと晴れ。

しかも、夕方にはこんな記事も出され、いやがうえにも期待が高まります。

 <ウェザーニュース: 今夜は関東などで「ネオワイズ彗星」観測チャンス



しかし、夕方になり、だんだんと雲が多くなってきて、19時過ぎには、ほぼ全天が雲で覆い尽くされた感じになってしまいました(>_<)


ネオワイズ彗星が見れる時間帯は、20時〜21時とのことで、当方、まずは20時過ぎに、外に出てみましたが、雲だらけで全然ダメ。。


で、20:30過ぎにもう一度、出てみたところ、ネオワイズ彗星を見つける目印となる、北斗七星が完全に見えているではないですか☆

しかし、、まさに意地悪をするかのように、ネオワイズ彗星がいるはずの北斗七星の真下部分は、全て雲で覆われた状態。。。


そして、時間が経つに連れ、雲はどんどん増えていき、21時には、北斗七星まで見えなくなってしまいました。万事休す。。(T_T)

(ちなみに、今夜、館山辺りでは、見えたそうです。羨ましい〜)



今後は、日が経つ毎に、ネオワイズ彗星の「高度」は上がっていくので、位置的には見えやすくなるのですが、、逆に、明るさは、どんどん暗くなっていくらしいので、、肉眼で見るには、今日が最大のチャンスだったと思われます。。

まぁ、明日以降も、チャンスは窺おうと思ってますが。。



ちなみに、今回を逃すと、次に見れるのは「5000年後」らしいので、万年生きる「亀」なら可能ですが、千年生きる「鶴」でも無理ですね(笑)




ということで、最大のチャンスと思われた「今日」を逃したので、あとはあまり期待せず、明日以降も、一応、チャンスを窺ってみようと思います。。











posted by Joy at 23:02| Comment(0) | Star | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月20日

ベテルギウスがやっぱり暗い。






先々週のブログで、「ベテルギウスが暗い」ことについて取り上げました。

 <ナショナル ジオグラフィック: オリオン座の巨星に異変、超新星爆発が近い?
 
で、上記ナショジオの記事では、先々週の時点で「今週中(つまり先々週中)には暗い期間が終わり、徐々に明るくなるはずであり、もしこのままさらに暗くなり続けるとしたら、過去の知見を超えた状態になる」と書かれていたんですが、つい先ほどもオリオン座を眺めてみたところ、なんだか、先々週より更に暗くなり続けているような気がします。


オリオン座の隣にある「おうし座」の中の一等星で、ベテルギウスと同じような赤い色をしたアルデバランは、本来、ベテルギウスよりも暗いはずですが、現在はどう見ても、アルデバランのほうが明るく見えます。



そして、一昨日にはこんな記事も報道されています。

 <朝日新聞: オリオン座が崩れる? ベテルギウスに異変

 <東京新聞: ベテルギウス、爆発迫る? オリオン座、減光で話題に



超新星爆発、一度でいいから見てみたいですねぇ。













posted by Joy at 23:05| Comment(0) | Star | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月08日

ベテルギウス。






当方、天文学や地学等には全くと言っていいほど疎いですが(^^;、、小さい頃から星を見るのが大好きで、今でも毎晩、風呂上りや就寝前に、玄関の外でタバコを一服しながら星を見るのがルーティンになっています。
(先日も、そのルーティンのおかげで「ふたご座流星群」に気づくことができました)


んでもって、数ある星座の中で最も好きな星座の一つは、べたではありますが、やはり「オリオン座」です。

今まで、十数年続けてきたブログの中でも、オリオン座について何度か取り上げてきました



そんな中、一昨日のネットニュースを見ていたところ「やっぱり!」と思える記事がありました。

それがこちら、ナショジオの記事です。

 <ナショナル ジオグラフィック: オリオン座の巨星に異変、超新星爆発が近い?



秋から春にかけての晴れた日の夜は、毎回、必ずオリオン座を眺めますが、どうも最近、ベテルギウスがなんとなく暗いなぁ、と思っていたのです。


ベテルギウスは、オリオン座を形成する中で最も有名な星だと思いますが、同時に、これまた私も大好きな「冬の大三角」を成す一つでもあるので、シリウスプロキオンとともに、常に注目している星なのですが、以前から、「近々、超新星爆発するのではないか」と言われているので、いつも眺める時は、「もしかしたら、今、爆発するかも??」と思いながら見ています(^^;



そして一昨日、冒頭の記事を見つけたので、見出しを見た時は「ついに、その時が来るのか!?」と色めきましたが、ベテルギウスは変光星とのことで、暗くなること自体は珍しいことではないんですね(変光星であることは、知りませんでした)。



ベテルギウスは、地球から約642光年の距離にあるとのことですが、質量が太陽の20倍もある巨大な星なので、もし超新星爆発を起こしたら、満月よりも明るくなる、と言われています。

想像しただけでも凄いですね。


冒頭の記事を読む限り、過去の変光データからすると、「今週中には暗い期間が終わり、徐々に明るくなる」とのことで、もしこのままさらに暗くなり続けるとしたら、過去の知見を超えた状態になる、とのことです。

果たして、どうなるでしょうか・・・













posted by Joy at 23:13| Comment(0) | Star | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする