昨夜、
ゴルフ 7.5 Rとさよならし、後釜となる「
アバルト 595 コンペティツィオーネ」が、遠路はるばる陸送で納車されました。
自身、
28台目となるクルマですw

当方、アバルトに初めて乗ったのは、今から35年前の18歳。
当時、浪人生だった当方は、地元の青森から大阪に移り住み、親戚の家に居候させてもらい予備校に通っていたのですが、その親戚の家に住んでいた、私より5歳ほど年上の従兄弟が、黒の
アウトビアンキ A112 アバルトに乗っていたのです。
その頃はまだ当方は運転免許を持っていなかったので運転はできなかったものの、よく従兄弟のアウトビアンキの助手席に乗せてもらって買い物などに連れていってもらいました。
幼少期をスーパーカーブームとともに過ごした当方でも、さすがに「アバルト」というブランド名は聞いたことがなかったのですが、当時、街中で見かけることは皆無だったこのアバルトという名の付くクルマに乗っている従兄弟が随分とカッコよく見えたものです(笑)
あ、もちろん、アウトビアンキ A112 アバルトそのものも非常にカッコよく、いかにも硬派というか、”通(ツウ)が乗るクルマ”的な雰囲気がプンプンとしており、この従兄弟のアウトビアンキがきっかけとなって、私の中で「いつか自分もアバルトに乗りたい・・」と思うようになりました。
(ちなみに、その従兄弟はアウトビアンキを何年か所有した後、アルファロメオ スパイダー(二代目)に乗り換えました。今思えば、私のクルマ人生の中で、その従兄弟は私に最も影響を与えた人と言っても過言ではないですね・・)さて、話をアバルトに戻しますが、、、その従兄弟の影響で「アバルトに乗りたい」と思っていたものの、その後、新車でアバルトの名の付いたクルマが発売されることはなく、アバルトへの想いも徐々に薄れてきていたのですが、2007年、ついに「アバルト」が復活し、第1弾として
アバルト グランデプントが発売され、翌2008年にはアバルト500も発売され、翌年の2009年には日本にも導入されました。
この2007年のアバルト復活に伴い、現在に至るまで、常に私の中で、アバルトは購入候補に挙がっていました。
当時書いた、これらのブログ(↓)が、その証拠たちです(笑)
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いよいよサソリが☆>
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サソリと対面☆>
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伝説のアバルト、華麗なる復活。>
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本日の試乗 「ABARTH 500」>
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本日の試乗 「ABARTH GRANDE PUNTO」>
また、特に近年では、
・2019年6月
アルファロメオ ブレラから
MINI JCW GP2に乗り換える際
・2021年12月
MINI JCW GP2から
VW ゴルフ 7.5 Rに乗り換える際
と、直近の2回の乗り換えの際は、いずれも、”
アバルト 595を買う寸前”まで行っていたのです。
というのも、ブレラからGP2に乗り換える際は、実は、ショップさんに対して、中古車のオーダーをする際、「595コンペかGP2で、程度の良い個体で、且つ、自分の予算や希望スペックに合う個体が先に見つかったほうを買う」という注文をしており、結果、GP2のほうが先に見つかったため、GP2を選びました。
また、昨年、GP2からゴルフ 7.5 Rに乗り換える際は、実は元々595コンペを買うことしか考えておらず、複数のショップさんで大詰めの商談までしていたのですが、最後の最後の土壇場でゴルフ 7.5 Rに翻意してしまった経緯がありました。
そんなわけで、、さすがにゴルフ 7.5 Rを1年弱で乗り換えることになるとは思っていなかったものの、いずれゴルフ 7.5 Rを手放す時が来たら、おそらく今度こそ595を買うことになる可能性が少なからずあるとは思っていましたが、、予想よりも大幅に早く、今回、ゴルフ 7.5 Rを降りることになったことで、念のため今回、595以外にも色々なクルマを検討したものの、やはり行き着くべき所(595)に行き着いた、、、という感があります。。
ただし、「595」を買うことにはほぼほぼ迷いませんでしたが、「どのグレードにするか」、あるいは、「どのボディカラーにするか」、ということには相当迷いました。
まず障壁となったのは、想像以上に中古車市場に出回っている595は「右ハンドルばかり」ということでした。
というのも、今回、595に行くなら「2019年式以降、且つ、低走行距離」ということを前提とするとともに、もう一点、「左ハンドル一択」ということも前提に考えていたのですが、前述のような程度の良い個体は圧倒的に「右ハンドル車」ばかりであり、自分が希望するボディカラーの個体はほとんど見つかりませんでした。
なので、「右ハンドル車」に妥協することも考えたのですが、、595の右ハンドル車と左ハンドル車とでは、フットスペースに大きな違いがあるのと、ブーストメーターの位置にも大きな違いがあり、その2点から自分としては、どうしても左ハンドル車がよかったんですよね。。
しかも「希少性」という意味でも、やはり「左ハンドル車」のほうが希少なので、妥協せず、自分好みの個体が見つかるまで、左ハンドル車を探すこととしました。
そして最終的に決めたのが、今回納車した個体です。
長年憧れた”マットカラー”の個体です。
年式は今年(2022年式)で、走行距離もわずか300kmなので、ほとんど新車ですね。
その分、お値段はかなり高かったですが、長年憧れ続けた595ということもあり、程度やスペックについても可能な限り妥協したくなかったため、思い切って清水の舞台から飛び降りました(^^;
ちなみに当方、アバルト創始者である
カルロ・アバルトさんと同じく「11月生まれ」なので「蠍座」です。
しかも、当方がアバルトを知るきっかけとなったクルマは、従兄弟が乗っていた「
アウトビアンキ A112 アバルト」ですが、そのネーミング(表記)にある「112」という数字。実は当方、11月2日生まれなので、まさに「112」なのです。
くわえて、、これは全く狙ったわけではないのですが、今回595コンペを納車したのが、昨日、つまり11月22日でしたが、数字を並べると「1122
(「良い夫婦」とは関係ありません(笑))」となり、アウトビアンキの「112」を含んだ数字なんですよね。
よって、自分は、アバルトに乗る運命だったのだと思います(笑)
それと、昨日の11月22日は、アバルトの電気自動車がワールドプレミアで発表された日でもありました。
アバルト&フィアットもこれからは一気にEV化が進んでいく模様です。。
そんなワールドプレミアが行われた日に、敢えて、時代に逆行するかのような、内燃機関且つ、もはや付いていないほうが珍しい?自動運転機能も何もない原始的な595コンペを購入するのも、私らしくてイイのではないかと思いました(^^;
あいにく、昨日の納車時は既に陽が暮れてしまった後であり、老眼が進行した当方には、クルマが暗くてよく見えないため、納車と同時にそのまま自宅駐車場に入れてしまい、初ドライブは祝日で仕事が休みである本日にとっておきました。
が、しかし、今日は朝からうちの近所は、強い雨が一度も止むことなく夜まで降り続けたため、せっかく納車したばかりのクルマの車内を汚したくなかったこともあり、これまたせっかく楽しみにしていた休日でしたが、残念ながら、一度も595に触れることなく、傘をさしながら眺めるだけで一日が終わってしまいましたw
明日はなんとか天気は持ち直しそう、且つ、明日は在宅勤務なので、昼休憩の時間、余裕があれば少しだけ、近所を初ドライブしたいと思っていますが、行けるとしても、近所のコンビニくらいしか時間が無いと思うので(笑)、、、きちんと運転できるのは、週末の土日になりそうです。
ということで、35年間想い続けたアバルト君が、ついに私の元へやってきました。
もう、今までクルマを乗り換えるたびに何十回も書いた気がしますが、”今度こそ”長く乗れると思いたい・・・(^^;
(本日の土砂降りの中、傘をさして撮影。。。)