5月も既に半ばを過ぎましたが、令和になってから、今日が初めてのブログです。
というのも、先のG.W.に入るちょっと前くらいから、色々と考え事をしておりました。
当方、あと数ヶ月でついに五十路を迎えるため、色々な事を考えてしまいます。
一番大きいトピックは、やはり「仕事」ですね。
今の仕事のままでいいのか。今の会社のままでいいのか。10年後はどんな仕事をしているのか。等々。。
まぁ、こんな固い話は、このブログではネタにしたくありませんが(^^;、、プライベートについても色々と考えてしまいます。
最近、高齢ドライバーによる痛ましい事故が連日のようにニュースになっていますが、当方もここ2〜3年で、自分の「運転中」における「運動神経」や「反射神経」的な部分の衰えを如実に感じるようになってきました。
最も感じるのは、「スピードに対する恐怖感」が大きくなったことです。
なので、クルマを運転する際、ここ2〜3年で、いわゆる「飛ばす」ような走り方をほとんどしなくなりました。
「スピード」に加えて、もう一つ感じるのは「車体の大きさ」に対する億劫さ、的なものです。
ズバリ、「ブレラ」は自分にとって、車体の大きさや重さが「デカ過ぎる(重過ぎる)」と急速に感じるようになってきたのです。
元々、
2007年に、最初のブレラを買った時 から、「随分とデカい&重いクルマだなぁ」と思いながら運転してましたけど、世の中にはもっとデカいクルマがゴマンとありますし、「この程度の大きさで、音を上げるようではいかん」と思いながら乗ってました。
くわえて、一昨年、
2台目のブレラ(=現在のブレラ) を購入する際も、デカさのことは多少気になったものの「まぁ、まだまだなんとなるだろう(使いこなせるだろう)」と思って購入しました。
それに、そういう「デカさ」や「重さ」などが、むしろ、ちっぽけなことに感じるくらい、私は「ブレラ」というクルマに惚れ込んでいるので、60歳くらまでなら十分、使いこなすことができるだろうと、高を括っていました。
が、特にここ1年くらいの間で、急に、ブレラのデカさや重さが負担になってきて、、例えばかみさんがハスラーで出かけているような時、今まであれば、近所のコンビニ等にも、躊躇なくブレラにチョイ乗りして出かけていたのですが、最近は、「う〜ん、やっぱり、かみさんが帰って来てから、かみさんのハスラーで行こう(^^;」みたいな感じで、ブレラを運転するのが億劫になってきていたのです。。
あるいは、狭い道を走ったり、1台当たりの駐車スペースの狭い駐車場に停めたりするのも、非常に苦痛になってきました。
ブレラの場合、クーペなので、ドアがデカくて長く、しかもめちゃ重いんですが、以前なら、その重さはむしろ「この重厚感がいいんだよな(笑)」ぐらいに思っていたものの、最近は、ドアの開け閉めの際のその「重さ」が非常に負担になってきました。
「運動神経」や「反射神経」に加え、「体力」自体も確実に衰えてきているようです。。
そして今年に入り、「五十路」という節目を迎えたことで、且つ、来月にはブレラの車検時期を迎えることから、、
・「(ブレラというクルマそのものには、今でも惚れ込んでいるので)当初の予定どおり、このままブレラに乗り続ける」べきなのか、
はたまた、
・「もっと気軽に乗れるクルマに乗り換える」べきなのか、
ということを、ちょうど4月に入ったあたりから、ずっと考えていました。
自分としては、
2006年にBMW 120iに乗り換えて 以降、ご存知のとおり、狂ったように(笑)、短期間で
色々なクルマ に乗り換えてきて、「どうせJoyは、『今度こそ長く乗る』とか言っておきながら、またすぐ乗り換えるんだろう」と思われても仕方ない状況でしたが(苦笑);、、、今回のブレラ(2台目)に関しては、「ようやく、これで(壊れさえしなければ)10年乗れるだろう」と、何かこう「達観」した感じで、ブレラに乗り換えることができました。
しかも、今回のブレラは、前オーナーさんが、高価なオプションも複数装着してくださっていたこともあり(加えて、クルマの「程度」も非常に良かった)、、簡単に手放すのは勿体なさ過ぎる、そんな個体でした。
去年は、これからも長く乗り続けることを念頭に、念願の
Apple CarPlay対応のヘッドユニット も付けたりしましたしね。。
が、、運転することに億劫になってしまっては、クルマが「置き物」になってしまいかねなく、、そのために、毎年(or 隔年)、高価な「自動車税」や「車検代」を払い続けるのも勿体ないです。
できることならいっそのこと、クルマ自体を手放してしまうのが、家計のことを考えても、最も良い選択であるのは間違いないのですが、まぁ、以前に比べれば少し”クルマへの熱”は冷めたかもしれませんが、それでも、自分にとってクルマは最大の「趣味」というか「好きな対象」の一つであることに変わりはないので、やはりクルマ自体を手放してしまうのは、ちょっと辛いですね。。
そんなこんなで、苦渋の決断ではありましたが、来月、車検を迎えるというこのタイミングで、ブレラから別のクルマに乗り換えることを決意し、本日、次なるクルマの契約書にハンコを押してまいりました。
と同時に、本日を以って、ブレラそのもの(実車)ともお別れをしてまいりました(T_T)(T_T)
(価格的に手の届く範囲での)クルマを一つの「芸術作品」として見たとき、私にとって「ブレラ」は、過去最高のクルマであり、恐らく今後も、芸術作品という観点でブレラを超えるクルマは、まず出てこないと思っています。
2005年の東京モーターショーで初めてブレラの実車を見て、そのあまりのカッコよさにK.O.された時のことは今でも忘れません。
( ↑ 2005年の東京モーターショーで私が撮ったブレラの写真) もちろん、他にもカッコいいクルマは少なからずありますが、ブレラの「内外装トータルとしての芸術的なカッコ」よさは、群を抜いていると思っています。
そして、そんな憧れのブレラ(1台目)を2007年に初めて手にし、納車を終えてディーラーからブレラを運転しながら自宅に向かった時の、気持ちの”高揚感”たるや、恐らく私のクルマ人生の中で、最もアドレナリンが流れた瞬間だと思います。
なので、そんなブレラを、またしても短いタイミング(2年)で降りてしまうのは、非常に残念ですし、ブレラにも申し訳ないと思うのですが、余程お金持ちのコレクターでもない限り、クルマはやはり「乗ってなんぼ」だと思いますので、「もっと気軽に乗れそうな」クルマに乗り換えることを決意した次第です。
ほんとなら、今度こそ”三度目の正直”ということで、「またいつかブレラに乗りたい。いや、きっとブレラに戻ってくる」と書きたいところですが、今回、ブレラの「デカさや重さ」がしんどくなって手放すに至ったことを考えれば、これからますます自分の「運動神経」等も衰えてくるわけですし、、おそらく宝くじでも当たって、「コレクション」として所有でもできない限り、ブレラに乗るのは今回が最後なんだろうと思います。。。
ということで、ブレラ。エクステリア・インテリア共に、いつまででも眺めていたくなる本当に素晴らしいクルマでした☆☆☆
ありがとう、ブレラ。
( ↑ 今朝自宅前で撮った最後のブレラの写真) VIDEO
追伸: ブレラに代わって今度やってくるクルマは、今回ブレラを降りる理由からも分かるとおり、ブレラよりも小さくて軽い、いや、「かなり」小さくて軽いクルマです(^^; 納車は、恐らく今月末か来月初頭あたりになりそうです。